目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

日記

化け物屋敷としての浄土宗と浄土真宗

元より全ての仏教宗派と其れに類する新宗教の各派による仏法の保持ほど有り難いものはない。 此の世の諸価値の中で最高の価値であるものこそが仏法と其れに基づき得られることだらう信仰である。 仏教徒にとってはあくまでさうだ。 何故なら其れはまさに真理…

画僧月僊-弐-

月僊「朱衣達磨図」=部分 達磨 梁の武帝は仏教を厚く信仰しており、天竺から来た高僧を喜んで迎えた。武帝は達磨に質問をする。 帝問曰 朕即位已來 造寺寫經度僧不可勝紀 有何功德 師曰 並無功德 帝曰 何以無功德 師曰 此但人天小果有漏之因 如影隨形雖有非…

画僧月僊ー壱ー

風邪が治らずで相変わらず免疫力の弱い自称の詩人ですがそんな中藝術に対する思ひばかりは純粋で久々の美術鑑賞に行って参りました。 元より詩人と云うからには古今東西の文化的要素につき悉く精通しておかねばならなひ。 わたくしは象徴主義の絵画が大好き…

虚構としての未来が人類を滅ぼす

一般向けの歴史書として世界的なベストセラーとなった『サピエンス全史』の著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏は文明は「虚構」の上に成り立っているとそう述べられて居る。 『サピエンス全史』の著者に聞く「人類滅亡」の現実的シナリオ そして其の虚構からは幸…

衝撃の未来予測『ホモ・デウス』

衝撃の書が語る人類の未来ホモ・デウス 人類にとり未来があるのかそれともないのかと云う問いに関しては、其れを理性的に判断する限りはあくまでない、とさう判断せざるを得ない。 感情的にどうのこうのではなく、また物理的にもどうのこうのではなくもはや…

悩めさうして死んでから理智の園へ入ろう

宗派超え心のケア、重機で家解体…大災害寄り添う宗教者 偉ひ。流石は宗教団体としての各派だ。 悩む力 逆に悩みがあるからこそ救われて居り、救われた者は死んでから良いところへ行けるのだ。 確かに生きて居るうちに其処へ行けば良いやうなものだが、アノ「…

信仰のありかを誰も貶せない

元より宗教は人間の欲望のあり方と真正面から取り組んで来たものである。 無論のこと其の試みには倫理や道徳と云った理性による枠組みがあるのだが宗教はもっと大きく人間の精神そのものを規定していくものだ。 ところが、其処で勘違ひをして居るべきではな…

梅原 猛先生を追悼して

このほど哲學者の梅原 猛先生がお亡くなりになられたとのことで心よりお悔やみ申し上げます。梅原猛 わたくしは40代の頃先生の思想に傾倒して居りまして、其れでもって先生がこちらの方へ帰られた折に行われる講演会にも二度程参加して参りました。 元より…

たとへ悪魔に心を売り渡したにせよ何も得られずそのまま地獄行きだ。

ギガス写本 彼は神ではなく堕天使ルシファーに語りかけ、自身の魂と引き換えに本を完成させてほしいと願った。悪魔は写本を完成させ、その修道僧は感謝の意を表すために悪魔の絵を追加した。以上より引用 悪魔の絵 此の悪魔の姿は所謂鬼に近いものにも見える…

悪は美しき堕天使ルシファーを信仰して居る

【同意】小林よりのり氏がグローバリズムによる貧富の格差やマスコミ洗脳を批判!「新自由主義を善、保護主義を悪と報じるのはおかしい」 逆に其のグロ―バリズムこそが悪の思想そのものだ。 グロ―バリズムこそが究極の搾取形態であり世界の破壊思想である。 …

世界はあるのかそれともないのかⅠー実在論的転回ー

西欧の齎したところでの近代の価値観が至上のものであるとはなかなか考えられないものです。 特に東洋の思想に精通すればする程にさうも思われて来よう筈。 なのではあるが、所詮は近代の枠組みから何事も考えていかざるを得ない点こそが近代の齎したところ…

現象界には全てがある

昨年の大晦日に放送されたN饗の第九演奏会程素晴らしいものはなかった。 尤もわたくしはベートーヴェンの交響曲を専門に聴いて来た訳ではない。 専門に聴いて来たのはピアノ・ソナタの方だ。 ゆえにピアノ・ソナタの方の出来は分かっても交響曲に関しては甚…

メラメラと燃え盛る焔でもって元気にならう

このまま進んだら文明は或は人類はどうなりますか? と云う事を多角的な視点から論じていくことが元より此のブログの目的なのだ。 しかも其の危惧、危機感の持ちように関しては一切妥協して居ないつもりだ。 其れこそ愛やらしがらみやらを排除する形で其れは…

カアーンカアーンと教会の鐘の音が

此の聖なる日に十字架を謗るつもりなど毛頭御座らぬ。 されど近代はキリスト教から生まれキリスト教と共に終焉を迎へることであらう。 だからと云ってキリスト教自体が悪いとは言えぬ。 何故ならむしろキリスト教が文明を存続させて来た。 こんな風にわたく…

此の殺伐とした世界は善と悪との戦場です

元より人間には様々な心の側面があり概ね其の心のあり様は間違って居ります。 其れは間違って居るから間違って居るのでありたとへば自称詩人がさう誤って世を捉へて居るだのと思わぬ方が良い。 多くの人間が仕出かすであらう心の傾向をしかと見詰めてみると…

信ずる者のみが救われよう

ちなみにわたくしはバカが世界を惑わしさうして最終的には世を滅ぼすとさう捉えて居るのである。 つまり外部としての因、社会因たる社会的因果関係なるものを批判の対象として考えて来た。 されど仏法では実はさうは捉へぬ。 仏法では自らの心が悪いつまり未…

当時久保田 早紀と結婚したかったのだった

大學生の頃はかの久保田 早紀を嫁さんにしたいと常に思って居たのである。 もう兎に角久保田 早紀が大好きだったのだ。 高画質】 久保田早紀 - 異邦人 (シルクロードのテーマ) 【夜のヒットスタジオ 生演奏】 当時は母方の叔父が岐阜県に別荘を持って居り夏…

食わなきゃ死ぬだけー肉のパワーで老いに打ち克てー

健康診断の結果が出て健康、とのことでした。 が、無論変だと思ふところはあります。 まず右足が変。 また特に歯及び歯茎はいけません。 其れと頭頂部の薄毛も。 が、頭は全体的にまだまだ黒く我は見た感じで大体45歳位です。 人間は見た感じが若いと実際に…

「歓喜に寄せて」を批判する

ー年末年始は大掃除にてお休みしますので今書いておきます。ー 其れでは本日はまたベートーヴェンのことにつき述べます。 1824年のベートーヴェン さてベートーヴェンってヤッパリ気難しかったのでせうね。 が、彼の其の気難しさが何故かわたくしには普通に…

年末年始こそが女の修行だ

かように日本の女がふしだらになったばかりに日本国は未来を閉ざされ滅亡する他ない。 現役女子大生が明かす「パパ活」の内情 「実際はコスパ良くない」 合理化により日本の女の頭の中身が破壊され「貞操」だの「節操」だのと云う言葉が死語となりつつある。…

社会と闘うー禁煙ではなくまさに断酒すべきだー

其れでは本日は簡単では御座いますが飲酒の習慣につき批判させて頂きます。 まず喫煙と飲酒はどちらがより悪かと云う問題で御座いますが、コレはもう確実に飲酒の方がより悪う御座います。 なんとなれば喫煙は気を付けて嗜めば人に迷惑をかけませんが飲酒は…

食わなきゃ死ぬだけーチョコ食へば長生き出来る日頃からー

無論のこと代謝の機能が落ちて来て居る年寄りが菓子をバクバク食ふと確かに体には良くない。 即ち腹が出て太って仕舞ふのだ。 また糖尿にもなり易い。 然し体組織の上での筋肉量が多く運動量も多いわたくしのやうなタイプは其処まで気にしなくても良い。 多…

全ての問題の元に限定の解除と云う思想がある

1.願わくば安易に人間を合理化すること勿れ。「ゴーン」だけではない「強欲経営者」列伝 フォーサイト-新潮社ニュースマガジン 2.願わくば安易に離婚すること勿れ。元貴乃花親方離婚に心配の声 すべて失い「静かに暮らしたい」 3.淫行すること勿れ。教…

食わなきゃ死ぬだけー北海道の菓子に嵌るー

兎に角食べないと死にますよ。 何でも良いから食って居れば死にゃあしなひ。 たとへ菓子だらうが食っていいんです。 砂糖が悪いなどとも云いますが其れが実は頭にとっては必需品です。 アノ漱石などは饅頭や大福ばかりを食べて先生をしたり小説家をしたりし…

70年代こそがSFとエロの宝庫だった

70年代とは或は最後の詩の時代であったのかもしれない。 詩の時代即ち光と影が交錯する時代である。 どうも其処が人間の精神に於ける分岐点だったのかもしれない。 人間の精神に於ける合理化としての分岐点だったのかもしれない。 80年代に入ると途端に妙な…

70年代のますむら ひろしが描いて居た反骨のファンタジー

ちなみに感性とは鋭い批判を含むものでもある。 特に男性の感性には其れがあります。 対して女性の感性はどんなに鋭いものでも批判的かつ破壊的ではないんです。 むしろ愛ですね、愛、まさに其れは愛だ。 愛とは子宮でもって生を包むことです。 ところが男性…

70年代に活躍した吾妻 ひでおはキチガヒ漫画家だ

松任谷由実 - 青いエアメイル ちなみにこちらも名曲だと思います。 青いエアメイル 歌詞 いやあ、流石に詩人だなあ、詩人。 「五年、いえ八年たってたずねたなら 声もかけれぬほどに輝く人でいてほしい」 うーむ、素敵な表現であり願望ですが男性はこういう…

「雨の街を」に見る70年代の感性

片山さつき地方創生担当大臣に100万円国税口利き疑惑 同ひ年ながら何やらこんなに汚ならしく見える女も居ない。 顔も汚いが兎に角心が醜ひ。 幼い頃より神童だったさうだが利口かどうかは別としてどうも嫌みのある女だ。 女はまず清く正しく美しくあらねばな…

社会と闘うー限定せずば即悪魔化するだけー

尚わたくしは社会としての人間の思想のあり方を批判して居るのであり人間の心そのものを批判して居るのではない。 あくまで思想としての人間の心が悪い、悪過ぎると云うことを述べて居るのであり其れは理性と云う名の元に築き上げられて来た価値観の誤りから…

内面と闘うー禅即女の再教育ー

今私が禅を評価するのはまずは其れが規定であり作法であると云った部分からです。 作法とは何かと云うと其れは形つまり形式です。 わたくしは其の形式こそが禅の奥義だと考えて居ります。 あくまで禅の奥義だとさう考えると云う事であり実際に其れが禅の奥義…