目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

日記

翡翠の価値、自然の価値。

自然と云ふものは究極の価値である、と云ふことにつき誤解乃至はまるで分かって居なひ現代人がおそらくは大半です。 即ち現代人が寄って立つところでの其の価値ヒエラルキーにつき誤解して仕舞って居る。 近現代の価値とはズバリ言へば須らく合理化されし価…

男の彼=男のライスカレー

先にも述べたやうにカレー好きのわたくしはほぼ毎日ライスカリーを食って御座る。 其れも朝食に食ってる、即ちかってのイチローと同じく朝カレー派なのだ。 どんなレトルトカレーを食って居るかと云ふに咖喱屋カレーのしかも<大辛>を日々好んで食っておる…

夏休みの終わりにJOYTECさんの動画でもって翡翠を学ぼう

夏休みの終わりには決まって自由研究での宿題をやらねばならぬものだが、其処でもって鉱物趣味さへやっておればそんなものはすぐさま片付くものだ。 即ち鉱物関連の課題を毎年出しておけば宜しひ。 事実行きつけの処方箋薬局の薬剤師の小学生の息子は石が好…

三河のパイロクスマンガン鉱万歳!

石と言へば其れ即ち輝きの申し子だとも言へやうがわたくしに限りさうは捉へて居らず其の本質は色の違ひにこそある、とさう捉へるのだ。 勿論生命にも各々色があるのだし人工物にも色は溢れて居る。 なのだけれどもどうも石の色と云ふものはもっと厳密に決め…

愛と癒しと魅惑の鉱物ショー

じぶんの鉱物趣味は最近頓に限定されて来て居り、つまりはオパール原石と翡翠原石ばかりに興味があり其ればかりをむしろ探し求めて居ると言っても過言では無ひ。 何故原石なのかと云ふに、其れ即ち根本的に人嫌ひなものだから磨ひただの妙にテカって居るだの…

仏教詩人による辻説法ー釈尊による説法ー

輪廻転生の有無や死後の世界の有無は相対的規定ー論理的判断ーであるが故に一方の結論に傾くことが無意味なこととなります。 即ち輪廻転生を有無と云う絶対的価値観で肯定または否定することがそも出来なひのであります。 また死後の世界の有無も同様に絶対…

武士のタマシヒ

ー此の夏人間は一度位どーぶつに喰われてみるべきなのではなひか!ー さて、アマゾンプライムヴィデオでは他に時代劇、極道モノの映画などが楽しく視聴出来る。 特に時代劇は素晴らしひ。 「武士の一分」「たそがれ清兵衛」「雨あがる」「壬生義士伝」など、…

仏教詩人による辻説法ー絶対的絶対 壱ー

十一、「絶対的絶対」について 人間は普通「絶対」としての領域を生きて居る。 其の「絶対」とは現象としてのじぶんの限定性=瑕疵性、負債を打ち消すやうな働きのことだ。 其れを我がものとしやうとして観念的にもがくのだ。 何故観念的にもがくのかと言へ…

お盆特集 仏教詩人による辻説法ー禅即観念ー

尚此の度は大島 真寿美氏の直木賞受賞お目出度う御座ります。 大島 真寿美氏はわたくしの母校萩山中学校の後輩でしかも弟と同学年だったとのことです。 また昭和高等学校を出て居られますが此処はわたくしが受験していやうとして居た高校で家から自転車で十…

お盆特集 仏教詩人による辻説法ー禅即本ー

尚本日は朝一番に墓参りにて家の先祖代々の墓にて手を合わせて参りました。ー形だけー 其処で浄土真宗の僧侶が読経して下さいましたが其の様を一メートル横で聞ひて居りました。 言ふまでもなく僧侶は皆読経が上手で中にはまさに感動する場合さへあります。 …

お盆特集 仏教詩人による辻説法ー理知的に二元を見詰めるー

さて釈迦の説く仏教の教へがむしろ究極的に合理的なものであることにつき先にわたくしは述べた。 釈迦は高度に理知的な人でありむしろ究極としての合理化過程としての此の世からの人間の消滅として=成仏の価値を説ひた。 しかしながら其れは文明の価値、子…

お盆特集 仏教詩人による辻説法 ー煩悩即菩提ー

いざ相対分別の認識に陥れば其処にはどんな幸福も無ひ。 あくまで本質的には。 事実此の世で得られる幸せ♡=価値には限りがあります。 でも逆に限りがある価値であるからこそ其れがひと時の充足でもあり得るのだ。 ひと時の充足は劣化しやがて消え去るものだ…

安ひウナギとマンゴーを皆がたらふく食へるやうにするのが政治家の仕事だ

其のうな富士のウナギは幻ともされて居る靑ウナギを使って居るとのこと。 なのでウナギの身自体に臭みが無くしかも肉厚である。 当店では幻の≪青鰻≫を味わえます こちらはうな富士から暖簾分けされたおか富士の店主のブログの内容。 さて靑ウナギとは一体何…

夏に菴羅(マンゴー)を喰らふ

元より常に夏は我我に語りかけて居る。 何を? 煩悩と云ふ其の欲を。 左様に夏は欲望の権化であり如何にも暑苦しひ。 其処へさらに地球温暖化による物理的な暑苦しさが加わり實は二重に今暑苦しひ。 だが我に限れば其の暑苦しひ夏こそが好き♡だ。 対して寒ひ…

夏にウナギを食らふ

一色産ウナギ IKEA長久手店の近くの人と数週間前に知り合ひとなり、無論のこと面白ひ人だからこそ知り合ったのであり、そんなこんなでむしろ普通の人にはほとんど興味が無ひわたくしである。 八歳年下なのだが兎に角面白ひ奴で亡くなった浅田 真央の母親…

ゲージツかワイセツか

【奇策】セクシーなイケメン偉人達が女性本能を刺激!本堂の壁を覆う巨大『イケメン官能絵巻』公開 「イケメン官能絵巻」の新潟・国上寺、「当局と対立しているわけではない」 芸術関係者からはエールも 【超セクシー】新潟のお寺に「イケメン官能絵巻」が登…

永遠なるルドン -Ⅴ ルドンの靑-

ルドンの絵画では靑色の使ひ方が他とは異なる。 ルドンの絵画は本質的に靑と通じて居る。 が、其の靑はたとへばシャガール作品解説「枝」 「青い花瓶」が描くやうな、また松本 竣介《街》1938年が描くやうな青とは異なる。 かうしたべたっとした靑では無く何…

永遠なるルドン -Ⅳ ルドンを観る-

ルドンの絵画にはまた完全性があります。 几帳面乃至は真面目の極としての其の完全性です。 表現する対象を的確にいや的確過ぎる程に捉へ其れを極めて高いレヴェルにて絵画と成して居る。 其処では線又は面の造作が人間技では無ひ程に洗練されて居やう。 其…

永遠なるルドン -Ⅲ-

孤高の幻想画家オディロン・ルドンの人生とは こんな風にルドンは屡孤高の其れも幻想の画家だとされて居ることがほとんどです。 其れも確かにさうなのでせうが、逆にわたくしは結構ルドンは下品でもって俗物だったのではないかとさう考へて来て居ました。し…

永遠なるルドン -Ⅱ-

オディロン・ルドン「モローとともに象徴主義絵画を牽引」 ルドンの描く色彩は自然の描く色彩の如くに完全に調和して居る! わたくしにはまさに其のことこそが不可思議な出来事だった。 さう自然の描く色彩は常に調和して居る。 丁度今ならば海や川の青と山…

永遠なるルドン -Ⅰ-

"Ars longa, vīta brevis." -藝術は長し、されど命は短し- かくして社会は信頼に足るべきものではなく且つ又生は其れ自体で矛盾の檻を形成して仕舞ふものだ。 なので其処で生を認めるか其れとも認めぬかと云ふ選択が常に人間には突き付けられて居やう。 謂わ…

直観されし陰陽

【参院選】元モー娘・市井紗耶香氏落選 元SPEED今井絵理子議員との“差” 元より政治家が元アイドルではダメなのであるしたとへば障碍者であることを売りにして国会議員にならうなんてのもダメ。 政治の劣化はかようなポピュリズムから生まれ其処で民主制…

ディカプリオの博愛に涙す

ブラッド・ダイヤモンドと云ふ、かのディカプリオ主演で評価の高い作品をDVDにて視聴したが、此れは今プライム・ヴィデオの方でも視聴することが可能だ。 其れでは何故其のが血に染まって居るのかと云ふことであるが、どだい其れも超高価なダイヤモンドと…

『デビルマン』に於ける明の選択

ギリシャの小説家であり詩人でもあったニコス・カザンザキスは、かって『最後の誘惑』の冒頭部でイエス・キリストにみられる顕著な二元的な心理の対立、又は葛藤の様を挙げ、さらに其のことこそが自分自身の追求する人間としてのテーマであった旨をも述べて…

リョコウバトの絶滅こそが肉体の破壊と文明の途絶を暗示するものだ

さてリョコウバトは廿世紀初頭に米国で人間の活動ー乱獲や環境破壊ーにより絶滅に追いやられた種だ。 劇的な絶滅をとげた鳥-リョコウバト(ハト目ハト科)- ー今回まさに此の標本を観て来た。- 此のやうに人間の欲望には限りがなくまさに種を食ひ尽くすと…

プライムヴィデオで宗教的な映画を視る

プライムヴィデオで視聴可能な宗教関連での映画は、結局我にとり一番面白く視られる。 『コンスタンティン (映画)2005』 かのキアヌ・リーヴスが悪魔祓ひを生業とする探偵を演じる。 尚現在キアヌ・リーヴスは仏教には関心があるものの仏教徒ではないと公言…

「絶滅動物研究所」を観て

さて此の度早速に絶滅動物研究所へ行って来た。 ちなみにわたくしはかねてより其の絶滅ヲタクで、特に夏場に暑過ぎて運動したりすることに適さぬ日にはエアコンの効ひた自室で日がな一日絶滅に関する本を読むことが常であった。 其れで、特に今絶滅と云ふ現…

映画「空海」よりーⅠ ー密教に救われたひのはむしろじぶんだー

アマゾンプライムヴィデオで今「空海」を視聴することが可能だ。空海 空海 (映画) 此の映画は35年も前の映画で当時は結構話題となって居た映画であった。 が、わたくしに限り初めて視た。 「弘法大師空海入定1150年を記念して全真言宗青年連盟映画(以下、…

プライムヴィデオ鑑賞の日々ー最近のSF映画にも嵌るー

思ふにSF映画と云ふものはひとつの現実としての可能性の開示である。 実現可能な世界の開示そのものが其のSF映画なのだ。 SF映画からインスパイアされることが実は意外と多ひ。 むしろSF以外の映画から影響を受けることよりも其れが屡なのだ。 SF…

ルソーの考へが好きなのでこの際近代も認めますールソーの悲観論より學びし楽観的な近代主義解釈ー

其の保守としての守り、其の護りこそが結果的に何かを破壊に至らしめると云ふことがあらう。 また其の何かとは何かと云ふ問題も同時に其処に生じやう。 即ち人間とは何か? さらに其の人間が何を護り生きていくのか? 其処でまずは個と社会に於ける守りの対…