目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

理知性は本能を規定し得るのか-2.本質的には規定し得ない本能

今回は全体主義と全体論は全く違うということをまず述べておきます。 全体の為に規定されるということは、個を呑み込むことであろう国家という概念の為にそうなるということではない。 もしそうなるのであれば、其の規定は不純かつ不当なものです。 全体と…

目覚めよ!19-亜細亜主義に就いて

先日以下の特別展をみて参りました。 名古屋市博物館 特別展 中国王朝の至宝 http://china-ocho.jp/ 東京、神戸、名古屋、福岡で開かれる特別展のようですが、今は丁度此処名古屋で行われて居ます。 この催しは兎に角素晴らしいものです。 私にとって、そし…

理知性は本能を規定し得るのか?ー1.脳科学が暴いた科学の限界

私は科学其れも自然科学による世界解釈にはそも心の部分が欠けて居るのではないかということを常に問題として捉えて来て居るのではある。 ただし、だからと言って私が極端な非合理主義者であるかと云えば決してそうではなく元々かなりに合理的な思考を行う…

規定されるべき小問題

現代文明に於ける問題点の第一にそも其処で何故人間のみが元気に而して自然を克服しながら生きて来て居るのだろうという部分が存する。 其の元気さというものは所謂自然な元気さ、神や佛が与えたもうた自然の因果関係の内側つまり必然の元気さなのではなし…

本質とは?

昨日所用ー研修ーで市の中心部へ出かけた我は、昼休みに丸善へ寄り一冊の本を求めて来た。 而して帰りの地下鉄の車内で其の本を読み我は驚いた。 何故なら其処には私の考え方とほとんど同じものが細かく書かれて居たからなのである。 其の本の題名は「本質…