目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

目にて愉しむ紅葉

香嵐渓 ライトアップ【足助】歴史ある町並みと香嵐渓の大自然を楽しもう! 元より紅葉は、自然が織り成す美の饗宴です。 美は、其れも物質が織り成す美とは其れ即ち光の饗宴のことだ。 最終的には美は光へと還元されていかう。 どんなに優美なる形も皆其の光…

『ホモ・デウス』を読み解くーⅣ 幸福はバランスにより齎されやうー

命題5 『人類の次なる課題リストの二つ目は「幸福の追求」である。 様々な考え方が幸福の追求をしてきた。』 命題6 『どんなに経済成長しても幸福度には限界見えない天井があるようだ。 あらゆる指標が経済成長だけでは幸福度につながらないことを示している…

其の優等生でもってして勝ち組のホモ・サピエンスに対しあへて小言を言ふ

『絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか』 と云ふ本を今読んでおりますがコレがなかなか面白ひ内容のものです。 本屋で立ち読みしたところネアンデルタール人のことがあれこれと書ひてあり、個人的にネアンデルタール人の性質と云ふか気性の部分を強…

食われることにより崩壊する人間の抽象性

三毛別羆事件復元現地に再現された巨羆の姿 山に入ると、こんなに食ひ殺される虞が多分にあらう。 とは生易しひものでは無く生きたまま人間の内臓や手足などを貪り食ふ。 其の折にはバリバリと骨の砕ける大きな音がする。 其処ではは人間を獲物としか見て居…

『ホモ・デウス』を読み解くーⅢ 不死を求める意味を問ふー

命題4 飢餓、伝染病、戦争の3つを克服した結果、人類の平均寿命は大幅に伸び、寿命を目いっぱい享受できるようになった。今では、人類の次なる課題の一つ目として不死を目指す動きが出始めた。寿命は十分延びた。次は不死だ。 さて此の不死であることが善な…

神光あれと言たまひければ光ありき

ー 神光あれと言たまひければ光ありき ー 創世記(文語訳)より 「再結合によって自由電子が減っていくことで光子は散乱される相手を失い物質の束縛から解放されていく。宇宙の温度が3000度程度になった時点で自由電子はほとんど原子核に束縛される。これを電…

侍JAPANよお目出度う。

侍JAPANよお目出度う。 さうして勇気を呉れて有難う。 其の闘いの様の多くを視られほんに幸せであった。 矢張り野球は最高だなあ。 然し其のお陰でヤフオクでの大事な応札をひとつ忘れて仕舞った。 兎に角野球こそがドラマだ、戦闘だ、さうして藝術だ。 さう…

詩人は何故薄幸なのか?

ランボーから金子みすゞまで!「詩人」を描いたおすすめ映画 正直言へば自称の詩人のじぶんをも含めて詩人とは謂わば常にどうしやうもなひ奴の別称でありむしろ居なひ方が良ひ奴等ばかりです。 其の所謂詩的なタマシヒが常に放蕩と美への耽溺を強ひて来るの…

藝術家が受け持つべき戦闘はランボーに於ける戦闘とまるで変わらぬ

シルベスター・スタローン絵を愛するスーパースター 元々内向的だったかのシルヴェスター・スタローンはかように絵なども好きで自分でも絵を描き小説なども書ひて居たのだと云ふ。 内向的なこと、たとへば絵を描ひたり詩や小説を書くことはとても静かな行為…

シルヴェスター・スタローンの反骨精神とランボーのナイフと

昔は大俳優であるかのシルヴェスター・スタローンのことが余り好きでは無かったのだが今はとても好きなのである。 今はより胸毛が濃ひと云ふか女々しくは無ひ男性のことが好みなので無論のこと藤岡 弘や三島先生のやうなキャラが濃ひ感じの男性が兎に角好き…

神の御怒りは此処日本國に届くのか

おそらくは文明の価値観其のものに誤謬があり、其の誤りとはかって釈迦やキリストが指摘して居たものであった可能性が高ひ。 即ち其の価値観の誤りにて人類は崩落する。 尤も其れも昔から言はれて居たことであるが、此処に至り初めて現実味を帯びて来たと云…

百年後に生き残るのは植物か其れとも人間か?

ズバリ言って文明がとても大事なものである、其れは何か高等なものである、と云った認識は生命の負の側面を見詰めて居なひ認識であり謂わば其れは片手落ちでのものです。 まず何が平和だと言って石や植物程平和なものもまたありません。 但し植物は生命体で…

矢張り🍛は銀座のナイルか

尚わたくしは菓子が好きである。 菓子が好きなのは人間としては多分邪道なのであらう。 が、兎に角菓子が好きなのだ。 かように酒飲みは酒に走り愛煙家は煙に走り菓子好きは菓子に走る。 では菓子は甘ひのと辛ひのとがあるがどちらが好きか? 残念ながら全部…

石拾ひもまた思想の発露

昨日、五月の採集以来の採集を隣の区の相生山にて行って来た。 相生山はあくまで都市部の山なので大した山では無ひが雑木林やらツツジの群落やら大きな竹林などがあり我我市民にはまさに憩ひの場となって居る場所だ。 わたくしは此処に小学生の頃から屡通ひ…

キリストの究極としての観念的営為

元よりキリスト教に就ひてはわたくしの場合正式に學んだ訳でも無く其の種の団体に入り活動した訳でも無ひ。 よってあくまで文化的な側面から其れを理解し論じていくのだと言ふ他は無ひ。 但し父がミッション系の学校の出身者だったこともあり昔わたくしは英…