2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
「未来惑星ザルドス」で描かれて居るのは理性の限界であり人間存在の意義そのものなのかもしれません。 ただし、其れはあくまで70年代の段階での思考であり問いかけだった。 今や人間と云うか文明の抱える問題点は其れとは質的に異なるものを突き付けられて…
理性をとんでもないところに使うとまさにとんでもない結果ー現実ーを招きます。 即ち理性こそは諸刃の剣です。 まさに其れが善と悪のどちらの要素をも備えて居るのだと申せましょう。 重要なことは其れが善でもあり悪でもあると云う事だ。 人間存在が善でも…
社会と闘う大乗仏教の僧侶が居られた。 東京芸大を中退し高野山大學で学び直されたと云うインテリ僧侶である。福井)原発再稼働に断食抗議、住職中嶌哲演さんに聞く 此の方が原発稼働や原爆被災者の為に闘って居られて居る。中島哲演さん「あとからくる者の…
Trailer for Zardoz (1974) Vocal Beethoven Seventh in Zardoz Zardoz (1974) - The end (Beethoven's Seventh Symphony)
認識が世界を生じ認識が世界を閉じるつまりは破壊へと導く。 そも認識が誤りでありかつ永遠の錯誤である。 認識する精神自体が悪いのではなく誤った認識に寄りかかる精神こそが悪い。 悪いものは悪いものを呼び寄せ余計に悪くしていく。 近代世界は世界を良…
文明とは精神そのものの搾取形態のことであり同時に欲望の暴走としての歴史過程のことでもある。 故に文明が進めば進む程にまた時代が移り変われば移り変わる程に世の精神は乱れ欲望は噴出し社会は収拾のつかない羽目に陥ることだろう。 其の根本矛盾とは生…
精神の作用としての限定とは克己のことなのでしょうが近代と云う内在的な価値観の構築作業には其の要素に欠けて居ることが何より問題である。 欲望の成就を是とする近代の諸価値にそうした矛盾的な要素が色濃く組み込まれて居ることはもはや明らかなことだ。…
このやうに性欲の檻からは脱することが出来ずしかもいざ歯止めが効かなくなればどこまでも其れは堕落してゆくことだろう。 其れと同じやうに食欲の檻、また物欲の檻、さらにあらゆる欲の檻からは抜け出せないのが人間の性と云うものだ。 其れで、理性的な人…