2014-01-01から1年間の記事一覧
愛の本質的な意味とは、生の維持にこそ存する。 然しながら其れは同時に自己矛盾性に捉えられて居るものである。 対して多くの宗教は其の自己矛盾性を緩和してエゴイズムの発現を抑えていこうという、其れ自体が其のまさに自己矛盾的な行為なのであろう。 …
ろくでなし子さん再逮捕、北原みのりさんも 「女性と性」の論客2氏を相次ぎ逮捕 弁護士「不当逮捕だ」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141203-00010003-withnews-soci 個人的に女性は男性よりも自らの肉体性により強くとらわれて居る分、観念的に飛躍…
本当の本当はこんな観念上の追求も全ては所謂幻想の泡の中でのこと。 本質的には其処には何らの意味合いも無くまた何かを変えていくだけに足る力もまた無い。 本当の本当は所謂愛、恋愛にしたってそうで其れも全て幻想である。 親兄弟も妻も子も恋人も全て…
今回は全体主義と全体論は全く違うということをまず述べておきます。 全体の為に規定されるということは、個を呑み込むことであろう国家という概念の為にそうなるということではない。 もしそうなるのであれば、其の規定は不純かつ不当なものです。 全体と…
先日以下の特別展をみて参りました。 名古屋市博物館 特別展 中国王朝の至宝 http://china-ocho.jp/ 東京、神戸、名古屋、福岡で開かれる特別展のようですが、今は丁度此処名古屋で行われて居ます。 この催しは兎に角素晴らしいものです。 私にとって、そし…
私は科学其れも自然科学による世界解釈にはそも心の部分が欠けて居るのではないかということを常に問題として捉えて来て居るのではある。 ただし、だからと言って私が極端な非合理主義者であるかと云えば決してそうではなく元々かなりに合理的な思考を行う…
現代文明に於ける問題点の第一にそも其処で何故人間のみが元気に而して自然を克服しながら生きて来て居るのだろうという部分が存する。 其の元気さというものは所謂自然な元気さ、神や佛が与えたもうた自然の因果関係の内側つまり必然の元気さなのではなし…
昨日所用ー研修ーで市の中心部へ出かけた我は、昼休みに丸善へ寄り一冊の本を求めて来た。 而して帰りの地下鉄の車内で其の本を読み我は驚いた。 何故なら其処には私の考え方とほとんど同じものが細かく書かれて居たからなのである。 其の本の題名は「本質…
其の文明が壊れるということの具体的な形としては、 1.物理的な意味での崩壊 2.精神的な意味での崩壊 という側面に大きく分かれるものと思われます。 ちなみに私は科学者ではないので、1.については良く分からず、従って2.の方を主に考えて来て居る…
次は自分? 「黒字なのに2割クビ」納得できるか http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140926-00013511-president-bus_all 今は本当に厳しい世相でたとえ大企業に勤めるサラリーマンでも今後はウカウカして居られないという部分が確かにあります。 ま…
地元のTV局が制作した古田 織部に関する番組を視た。 ここからも、文化力とは矢張り幻想である。 所詮は文化力も其の幻想の域を出ないものである。 何故ならそもそも文化とは余剰である。 科学的に記載される人間の生存の要件が充たされて初めて実現出来得…
何でもそうなのですがやり過ぎない方が物事の維持存続の為にはより良いことのようです。 ただしそうは言っても変化することこそがこの世界を貫く実相ですので変化する時には自ずと変化が生じます。 対しての恒久不変の世界と云うのは非存在性の支配する世界…
さて近代科学の成立は確かに近代以降の人類の可能性を拡げ我々庶民に夢を与え続けて呉れました。 と書けばまるで科学はすべて良いもののようですが実は自然科学とは怖いもので外界ー自然界ーを破壊する作用を必然的に持って居るものなので結果的に至極危な…
過去にとある掲示板で二、三回、共感覚のことを取り上げたことがあった。 Wikipedia-共感覚 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E6%84%9F%E8%A6%9A 何故取り上げたのかというと、私自身が其の共感覚者だからなのである。 私には文字または数字に色が見…
現在宗教関係の機関紙で私が良いと思って愛読して居るのは「倫風」誌であり、それからたまにポストの中へ投函されて居る諸のものをたまに読んだりしては居るのですが其れ等は本当に良いと思って読んで居るのではない。 「倫風」誌は二年程前にたまたま一冊…
警告!ー巨大災害 MEGA DISASTER 地球大変動の衝撃 第一集 http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0830/ 第二集 http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0831/ 以上はNHKが制作した災害に対する啓蒙番組ですが、この種の番組も次第に本当のことを語る…
元より金や宝石は有るところには有るもので、そして無いところには無いものと相場が決まって居る。 尤も批判精神や詩心といったものでも、其れは矢張り在るところには在り無いところには無いものである。 そうかと言って一般に観念的には成り難い性質の人に…
人間というものは元々限定されし存在なので其の儘では其処に永続的なもの、実体的なものは無く同時に其れは普遍化することも出来ずで、要するにそれは闇の中に閉じ込められし迷える魂を持って世に出て来て居るだけの存在なのである。 かってナーガールジュ…
科学技術が生み出す快適さや便利さの中にずっとひたり続けて居るとどうも人間存在自体がおかしな方向性に向かって飼育されていくのではないだろうかというのが今の私の考えなのである。 然しもしそうではあっても実際には近代以降の人間存在は皆知的水準が…
理研の笹井氏は大変優秀な研究者で再生医療にお ける日本最高の研究者の一人であったとされて居る。 其の優秀な自然科学者の一人が何故死を選ばなければならなかったのだろうか。 思うに死を選ぶということは、其れは内面の否定であり同時に外面の否定でも…
宗教というものは其のように規定なのであるから、人間存在にとって其れは本質的に必要なものだ。 なぜなら人間存在というものはそのままでは根の方が馬鹿ばかりなので望むこと、やりたいと思って居ることがすべからく低級である。 もっとも現代人はそう思っ…
Wikipedia-七つの大罪 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E3%81%A4%E3%81%AE%E5%A4%A7%E7%BD%AA 所謂キリスト教で云うところの罪という概念につき屡考察を進めて来て居るここ数年来の私である。 私がキリスト教に興味があるのだとすれば、まさに此の…
名古屋市博物館 特別展 福岡市博物館所蔵 幽霊妖怪画大全集 http://yurei-yokai-nagoya.com/ 名古屋市博物館 特別展 福岡市博物館所蔵 幽霊妖怪画大全集ー展覧会概要 http://yurei-yokai-nagoya.com/outline/ さて本日私はこのような催しを観て参りました。 …
コラム 暴走老人の決意 http://sensenfukoku.net/column/2.php 『この国のかく醜くもなりぬれば、捧げし命ただ惜しまるる』 上記サイトより引用 確かに、私にとってもかってこの歌ほど心苦しく感じられたものはなかった。 一体何の為に、かっての日本人は必…
石原慎太郎 地球は滅びるだろう (産経新聞エッセイ[日本よ]より) http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/717.html 『世界中の氷は溶け続け、NASAのハンセン教授の予測通り北極海の 氷も後十年わずかで消滅するだろう。』 『そして、今まで何度と…
詩集 ギタンジャリ(GITANJALI) ラビンドラナート・タゴール(Rabindranath Tagore) 訳:高良とみ http://linden.main.jp/tagore/gitanjali.html 90 死が お前の扉を 叩く時 お前は 何をささげるのか? おお 私はそのお客の前に わたしの生命をみたした器…
タゴールは私が青年期に愛読して居た詩人の一人である。 他に特に好きだったのはリルケの詩だったが、それでも今思い返せば一時期はタゴールばかり読んで居たこともあったのだった。 タゴールは詩聖とされている、かってアジア人初でのノーベル文学賞をとっ…
現代という時代の価値観は一言で云うと人間存在の持って居るもともとの精神性のようなものを解体していき、物質的な領域ー即物的な力ーやシンボル化された領域ー言語による規格化された象徴性による力ーにのみ価値観を置いて推進されたところでの非精神的な…
NHKスペシャルーシリーズ エネルギーの奔流 第一回 http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0524/ NHKスペシャルーシリーズ エネルギーの奔流 第二回 http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0525/ 今後間違いなく危機にまみえることとなるだろう文明…
病の起源 第1集 がん ~人類進化が生んだ病~ http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0519/ 今夜上記の番組をTVの方で視聴したのだったが、これは非常に為になる内容のものであった。 大変勉強になり、大変面白かった。 科学がここまでがんのメカニズム…