目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

2018-01-01から1年間の記事一覧

社会と闘うー爺ちゃん、どうかお助け下さいー

以前にも申しましたが此処を覘いて下さって居るのは九割方六十代のしかも男性の方々です。 まあ謂わば社会での現役生活を引退された方々がほとんどでせう。 それもおそらくは60歳から65歳位までの方々が多いことでせう。 でも団塊の世代がもしもインターネッ…

社会と闘うーきーみーがーあーよーおーはー♪ー

貴重映像 軍艦行進曲 指揮・三島由紀夫 演奏・読売日本交響楽団 軍艦行進曲 歌詞 壱 守るも攻むるも黒鐵の 浮かべる城ぞ頼みなる 浮かべるその城日の本の 皇國の四方を守るべし 眞鐵のその艦日の本に 仇なす國を攻めよかし 弐 石炭の煙は大洋の 龍かとばかり…

社会と闘うー悪ひ父ちゃんとしてのルソーー

近代思想が開いたものとはおそらくは禁断の扉である。 禁断の扉はかねてより長きに亘り重要な何かを護って居たが其れをあへて開かざるを得なくなった。 おそらくは其れが悪を閉じ込めて居た扉なのである。 尤もより本質的にはかの楽園追放の折にすでに人間は…

社会と闘うールソーの人間不平等起源論ー

さてかのジャン=ジャック・ルソーこそは並大抵の人ではない。 彼はハンサムで女にはモテたらしいのではあるが露出狂でもってしかもマゾヒストと云う異常な性癖の持ち主でもあった。ルソーの肖像 フランソワーズ=ルイーズ・ド・ラ・トゥール・ド・ヴァランス…

さらに哲學する

有限のなかに無限の何かを詰め込もうとする働きが生命としての本義であるのならば畢竟其の性欲及び食欲は其の無限としての有限性を成り立たせる為の手段である。 対して有限の中に有限の何かを詰め込もうとする働きは生命を生じさせないのでありつまりは死ん…

食わなきゃ死ぬだけー食を哲學するー

元より食ふと云う事は何か余計なことであるのやもしれぬ。 だからむしろ食わないことの方が精神的な営為には結び付き易い。 即ち精神論の方で云えば食わない方がむしろ戦闘や神仏の世界やらに通じて居らう。 食ふと云うのは左様に非精神的な営為のことで煎じ…

食わなきゃ死ぬだけーでも思い出話ー

GAURES 此のゴーフルが好きである。 元よりたかが菓子の話ではあるが、いざ菓子を食ふのであれば由緒正しき菓子を口に入れなばなるまひ。 此のやうな伝統に培われし正統の菓子をこそ我は欲してやまぬ。ゴーフル物語 其のやうな菓子を食ってこそ其処で高等な…

食わなきゃ死ぬだけー壱ー

尚わたくしは元々モノマニアですので近代特に21世紀は物の楽園であると常にさう捉へて来て居ります。 何故なら昭和四十五年-1970年、あの大阪万博の頃は今の二分の一か或は三分の一位しか物がありませんでした。 其の後高度経済成長を終え80年代に入ると質…

社会と闘う-Ⅳ-貴乃花親方の爆死

今まさに世間を騒がして居る貴乃花親方の問題ですが実はコレが根深い問題を孕んで居りませう。 即ち伝統的価値観と近代革新思想の対立の問題です。 または伝統、慣習を維持したい保守的社会とリベラル思想としての個の尊厳を維持したい世界観との対立の構図…

社会と闘うーⅢー悪としての詩人

尤も仏教の方がより根源的な罪に向き合って居るのだとも云えやう。 本来の仏教とはまさに究極的な人間の救いを目指し消滅=無になることを其の修行の目的となしていくのである。 だが実は其れは究極的に潔癖な人間の心の領域でのお話しなので普通俗人には理…

社会と闘う-Ⅱ-

もんぺ もんぺは良いぞよ、其のモンペこそは。 其は一面では大日本帝国による支配の象徴でもある。 ところで大日本帝国は今何処へ行ったのだ? 三島先生はあの世の大日本帝国でもって女共に是非モンペを穿くやう指導を為されて居ることであらう。 ちなみにわ…

社会と闘うーⅠー

今社会が様々な言葉を用いて自らを正当化していやうとして来て居る。 おそらくは自らの立場の保身を図る為にさうして居るのだ。 曰く多様な働き方だの、また多様な性のあり方によるジェンダー社会の推進だの。 多様と云っても給料をちゃんと出さない会社では…

社会の罪は免れ得ぬ

ヒエロニムス・ボスの『七つの大罪と四終』(Table of the Mortal Sins / The Seven Deadly Sins and the Four Last Things)。1485年 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/03/Hieronymus_Bosch-_The_Seven_Deadly_Sins_and_the_Four_Last_Thi…

この上なく正しひムスリムの女性観

イスラム教の女性の特徴・性格|服装・ファッション・性・恋愛 (人間は時に意思が弱るという考えです。このことから、女性の服装の特徴は顔と手以外を隠したスタイルになります。 「性犯罪を防ぐためには、ヒジャブが必要だ。肌を出すなんてはしたない」 …

女人禁制ー四ー

変成男子 古来、女子(女性)は成仏することか非常に難しいとされ、いったん男子(男性)に成ることで、成仏することができるようになるとした思想。法華経提婆達多品で、8歳の竜女が成仏する場面を由来とする。 初期の経典にはこのような男尊女卑とも受け取…

女人禁制ー参ー

其の潔癖と潔癖でないかが生自体の認否の分かれ目でありかつ性の認否の分かれ目であり+思考か-思考かの分かれ目でありまた死んで生きるか生きて死ぬかの分かれ目なのです。 生きて死ぬ? そりゃ当たり前のことだ。 いや、当たり前では御座らぬ。 あくまで…

女人禁制ー弐ー

ところで近代的な価値観が其の子宮思考により概ね規定され切って居る可能性が高く存する。 近代的な価値観に於いては其処でただひたすらに生への肯定乃至は崇拝が行われて居やう。 しかれども其の様自体が実は子宮の欲望そのものなのである。 つまり近代以降…

女人禁制ー壱ー

そも女と云うのは究極の謎なのであり謂わば高くて低い存在なのです。 即ち生ー性ーに対しては高く聳え立ち逆に死に関してはまるで無力な存在なのだとでも申せませう。 しかも本能的にさう規定される所が大で精神と云っても女の精神は死なり破壊なり消滅なり…

北海道へ行きたい

おおーコレぞまさしく神の怒りぞ! 大水害に大地震さうして大停電に大弱り。 まさしくこれぞ神の御心による現代文明崩壊の様よ! 瞋り狂う神のとめどない攻撃が文明の弱点を悉く突き全てを崩壊させるぞよ! 嗚呼おそろしや、おそろしや。 何が怖いと云って神…

聖フランチェスコに學ぶ清貧の思想

此の世界はどうも価値観の持ち方次第でどのやうにでも変わり得る世界なのではなかろうか。 ただし普通にして居れば其れは劣化乃至は悪魔化して行かざるを得ない世界なのである。 其れは何故か? まさしく子宮思考こそが此の世界を支配する原理だからだ。 子…

地球が壊れる前に-Ⅲ-とこしえの神の怒りぞー

ところでレオナルド・ディカプリオ氏は少年の頃より此の絵を眺めつつ育ったのだと云う。 『快楽の園』 ヒエロニムス・ボス 1490-1510 祭壇画 其れこそがヒエロニムス・ボスによる祭壇画『快楽の園』である。 祭壇画とは祭壇飾りとしてのキリスト教美術のこと…

禁欲の真の意義

ところで其の価値ヒエラルキー自体の解体が宗教の役割なのでありまして。 だからバイ菌だの何だのと酷いことを言われても人類は文句を言えない訳なのでもありまして。 宗教は究極としての普遍性を追い求める精神の領域ですので其の価値観自体が俗世間のもの…

〈月に吠える〉より

詩集〈月に吠える〉全篇 序より 「詩とは感情の神経を掴んだものである。生きて働く心理学である。 すべてのよい叙情詩には、理屈や言葉で説明することの出来ない一種の美感が伴ふ。これを詩のにほひといふ。(人によつては気韻とか気稟とかいふ)にほひは詩…

いつか虫を食わねばならなくなる我我

人間を=善なるものとして規定し保護するか又は増殖させるのが文明の目的です。 ですが其処には思想的な誤謬による自己矛盾が常に突き付けられて居ます。 文明は常に人間を善きものとして解釈したいのですが、其れが何にとってかと云うとあくまで人間にとっ…

性の乱れでもってして日本国は滅びる

価値観の喪失や破壊が精神の問題、精神的な崩壊や堕落を招くだらうことは明らかなことです。 勿論其の価値の喪失=ニヒリズムの蔓延は今世界的な規模で拡がりつつある。 が、此処日本国に於ける其の価値の喪失乃至崩壊は甚だしいものがあるのではないか。 ど…

夏休みの石の祭典ー壱ー

さて石マニアの祭典である鉱物ショーに行って参りました。 ちなみにわたくしは精神的にはあくまで詩人と云う事にして居りますが物質的にはむしろ俗物ですのでコレクター即ちマニアとしての側面を強く持って居りとりあえずはそちらの方面でも色々と活躍して来…

地球が壊れる前に-Ⅱ-

環境問題に関して最近のわたくしは其処でむしろ人間の心のあり方を考えるやうにして来て居る。 何故なら人間にとっての環境とは常に人間の心と自然の関係性でしかあり得ないからだ。 人間が生きるのは自然そのものではなく其の心と自然の関係性のみである。 …

地球が壊れる前に-Ⅰ-

地球が壊れる前に 地球が壊れる前に (字幕版) 『地球が壊れる前に』原題:Before The Flood-内容の紹介- 「レオナルド・ディカプリオと共に、オバマ大統領、 ローマ法王フランシスコ、Sunita Narain、ジョン・ケリー、イーロン・マスク、地球環境学者ヨハン…

文學と科学の闘ひ

悪魔は仏教でもキリスト教でも兎に角悪魔である。 生命とは悪魔であり悪魔だからこそ生命である。 だがさう考えて仕舞ってはまさに身も蓋もない。 正しくは生命とは悪魔なのであるからこそむしろ其の故に神仏がおわすのである。 悪魔ではない生命は何処にも…

文學と科学の闘ひ

科学正論:人間は自然を破壊する(エントロピーを増大する)ために生まれてきた. 「人間は自然を破壊するために,もう少し科学的に言えば, エントロピーを増大するために生まれてきた」以上より引用 人間は何の為に生きて居るのかと云えば矢張り破壊の為の破…