目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

#文明論

進歩と云う名の下に行われし文明の仕業

ANA過去最大の赤字でも「宇宙事業」設置 「いずれ救世主に化ける」3人の熱き思い かうして長引くコロナ禍不況にて資本主義経済体制としての文明の価値が大きく揺さぶられて居ることもまた確かなことである。 コロナ禍其のものを具象的限定と捉える我はまさに…

社會による悪の合法化

社會がなかなか変われぬのは其れが其処に価値ヒエラルキーとして絶対的に構築して仕舞って居るからだ。 其れも観念的、抽象的に規定する価値を価値ヒエラルキーとして絶対的に構築して仕舞って居るからだ。 其の絶対的な価値の場はたとへば封建制の如き社會…

「人類生存の持続可能性」より

ー開発に当たる技術者は、技術が不可避的に有するトレードオフ関係から目を逸らしてはならない。と同時に、気候変動問題のように科学的知見が決定的でない際には、予防原則(precautionary に基づいて「早期の対策」 (early を取ることを怠ってはならない。最…

「持続可能な開発」とは、其のみんなの頭の中の洗脳を解くことのことだ

サステイナビリティに関して論ずるにあたり、まずは其処でもってわたくしが取る立場が特殊なものであることをまずはお伝へしてして置く必要があらう。 先に述べたやうにわたくしは其の社會的危機に関してもう長く學び且つ其れに関して思考を進めて来た者であ…

矛盾した科学にて文明を収束させて行かねばならぬと云ふことのディレンマ

ある問題に対して2つの選択肢が存在し、そのどちらを選んでも何らかの不利益があり、態度を決めかねる状態。葛藤。 哲学や議論、修辞学の分野において前提を受け入れると2つの選択肢の導く結論がともに受け入れがたいものになることを示す論法。日本語では両…

梅原 猛先生の文明に対する悲しみ ー思うままに 人類が存続する道はーより

最終的にわたくしが此処にてやりたかったのは文明に対する全的で且つ根本的な批判である。 何故文明を批判するのかと言へば、結局大元での社会システムの方が悪ければ其の体制の枠内の中で何を言ってもまた何をやっても徒労に終はって仕舞ふからなのだ。 ま…

文明の「破滅」を描く『2030 未来への分岐点』より

2030 未来への分岐点 (1)「暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦」 2030 未来への分岐点 (2)「飽食の悪夢〜水・食料クライシス〜」 まずは此れ等の番組こそが事の眞相、人類の未来に於ける眞實の姿を描くものであることをこそ述べておきたひ。 此の番組から現在…

創発ー複雑系ーとしての秩序による文明のリスク・コントロールー世界は元々複雑なものであるー

NHK大河「麒麟がくる」架空キャラ批判を一蹴した「本能寺の変」の新解釈 元より過去を取り扱ふ歴史物語とはフィクションの世界のものであることを免れ得ず、よって基本的に其れは想像上の物語なのですが此の「麒麟がくる」はまさに良く出来た大河ドラマだ…

田根 剛氏による目覚めた人間の為の建築ーサステイナブルな文明のあり方を模索する試みⅡー

田根 剛×齊藤太一 大地とつながるキッチン。 お手本は縄文の台所です。 其の番組中で最も驚ひたのがこちらの邸宅でした。 見た感じでは非常に洗練された空間でまさにお洒落なのですが、實は脱近代的な要素も其処には多分に盛り込まれて居る。 即ち土壁だのガ…

田根 剛氏による目覚めた人間の為の建築ーサステイナブルな文明のあり方を模索する試みⅠー

本日朝教育TVを視ていたら、たまたま凄ひ番組が流されて居り其れに釘付けとなりました。 一言で評せばまさに其れは眞の意味での文明の進歩のあり方を示すことだらう建築のことでした。 で、其れが或る建築家により東京にて行はれて居るものであることが分か…

権威主義の果ての文明の行方ーわたくしのポスト・コロナ論ー

おそらく此の世界は有機的な価値を有して居る。 其れを合理化にて抽象的無機的に変換するからこそかうした無理な力が自然にかかり揚句には具象的に限定されざるを得ぬ。 要するに其の具象的に齎される価値崩壊とはむしろ抽象的な価値を無制限に追ひ求めるこ…

ほんたうの意味での人類の進歩

此の世に於ける根本の成り立ちは二元対立=二項対立にこそあり其処をどう捉へて行くか、どう解決を図って行くかと云ふことこそが知性に与えられし究極の課題であり価値構築の契機たり得ることだとさうわたくしは此れ迄に述べた訳でしたが其処がお分かり頂け…

此の矛盾だけが實在するのか?

大阪のコロナ累計死者数が東京上回り全国最多714人 高齢者中心に感染が拡大 かうして何処が危なひのやらもはや分からぬやうになって仕舞った。 菅内閣支持率は崩壊寸前 近視眼的政策からコロナ対策に「全集中」できるか? 何で政治家がちゃんと政治をやれな…

本年度の総括

其れでは早速に本年度の総括をさせて頂きます。 尚個人としての総括なのでは無く無論のこと現代社会としての総括のことですよ。 1.合理化が生存権を脅かす 2.合理化が文化を脅かす 3.合理化が社会を破壊する 此の三点がまさに今文明を破壊しつつありま…

理性の自己矛盾とは?-自己矛盾化した理性による獣性の實行に就ひて及び年末年始の予定のことなど-

ー「労働も、生産も、医療も、防災も、防衛も、ありとあらゆるものが高度に理性化されている。にもかかわらずそこには意図せざる暴力がなぜか湧き出てくるのである」 「暴力とは一時の感情において、もしくは自分の利益のみを考慮して、他者の精神や身体を傷つ…

犀の角のようにただ独り歩めー『コロナの時代をよむ』の書評ー

さても詩人さんは今何をしておひでなのか? 詩人さんは今銀化ガラス片に光を当て其処より発せられる光彩にこそ酔ひ痴れて居りました。 其れも何と其の銀化ガラス片用の容器を入手致しましたのです。 エッ?さうだったのですか。 其れは一体どんな容器ですか…

認識ー相対分別ーとしてのディストピアーディストピアにつき考へる 弐ー

尚今回は一種難しひことだらう哲學的な論議を致します。 さて宗教をやってる人々が陥り易ひ価値観のひとつがまさに其の現世利益主義なのです。 また其れは現役の御坊様方や神父様方にせよ乗り越へ難ひまさに此の世での「欲望の壁」です。 「欲望の壁」=価値…

現世利益化することなど適はぬ不老不死ーディストピアにつき考へる 壱ー

其のそも変革出来ぬ社会をどう変革して行けば良ひのか? さう哲學的には滅びへと至る其の社会を一体どう変へて行けば良ひのか? まさに其のことを人文理性の立場より考へて行かうとしたのが此のブログの内容である。 其の変革の形にも様々があらうが、 1.…

文明崩壊は何故起こるのか?

「パンデミックは加速している。WHOは昨日(18日)、15万人以上の新規感を受けた。1日の人数としては過去最多だ」と述べた。コロナ流行「危険な新段階」とWHO 新規感染が過去最多により パンデミックが此の先数年続けば此れ迄の社会の枠組みー価値ヒエラルキ…

養老學説と地元の史跡巡り 壱

再燃する小池百合子の「学歴詐称」疑惑…首席も、卒業すらも嘘なのか まさに此れぞ大問題だ! こんな女はとても信用など出来ぬ。 養老孟司先生「森とは何か」-2020年1月- 養老孟司先生「森とは何か」(ダイジェスト版)--2020年1月- 丁度パンデミックの直前に…

人間にとっての具象的現在に立ち戻れ!

「地球よーごめんね」藤原紀香、謎の“コロナポエム”に集まった批判 こんな自然に寄り沿ふ紀香ちゃんのまさに正しひポエムが何故炎上するのか? コレでもって今の若ひ者共の気が狂って居ることがハッキリと分かった。 気が狂って居るからこそ此れからかうして…

どうも文明はウソコキだー「ほんたうへの幻想」=共同幻想=「ウソコキ」ー

さて、其れでは人間存在の抱へる自己矛盾的な精神のあり方に就き本日は考へて行くことと致してみませう。 さうして其れは此処一年程わたくしがことあることに述べて来た「価値観」の持ち方に於ける問題なのでもまたある。 まず人間とは何かと云ふ時代を超越…

ドキュメンタリー パンデミックのとある日ー文明としての抽象性への反省Ⅱー+美味しひステーキ🍱のこと

コロナが壊した「“そもそも限界”だった働き方」ウイルスと共生する未来 「不愉快な」現実、受け入れる時 コロナ禍への鋭ひ論点をも含む素晴らしひ社会時評だ。 其の「生物的な限界」を否定するシステムを抽象的に現代社会が成り立たせて来たことがまさに問題…

ドキュメンタリー パンデミックのとある日ー文明としての抽象性への反省 Ⅰー

尾木ママ 政府の3学年優先登校案を批判「成長に影響しかねません」 なんでも良ひのですが尾木さん、出来ればそんなところで急にまた憲法の話など持ち出さなひで頂きたひ。 まさにあんたも前回持ち出して居るのでは? わたくしのはちゃんと政治史を學んだ上…

ドキュメンタリー パンデミックのとある日 ー弐ー

諸価値は権威化すればする程に其の維持が難しくなりやがては崩壊の憂き目にも遭ふ。 だから諸価値は権威化し過ぎてはならなひ。 と云ふのが左派思想としての根底の価値観でもまたある訳だ。 だからこそ其処で仏蘭西革命により絶対王政の打倒が引き起こされた…

唯脳論から見る文明のリスクー抽象的進歩がコロナ禍を生む訳ー

「東京は手遅れに近い、検査抑制の限界を認めよ」WHO事務局長側近の医師が警鐘 確かに緊急事態宣言は効果が薄ひことだらう。 何故ならみんなが一斉に仕事を止められ無ひからだ。 つまりはみんなで行かう、地獄の底へ、だ。 経済の為にみんなで行かう、地獄の…

文明としての抽象的な幸福の形を捨て去り内面的に個として幸せにならう

文明が抱へる潜在的なリスクは今や大変大きなものとなって居ることだらう。 確かに其れは文明に崩壊の危機を齎すものなのやもしれぬ。 エネルギー資源確保ー原子力エネルギーをも含むーの課題、また環境破壊や地球温暖化の問題、さらに人心の荒廃ー大衆的な…