目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

詩人の日本學ー日常性は空気を読み同時に空気を読まぬことでこそ保持されやうー

御三家筆頭尾張藩、将軍家に反抗!名古屋・河村市長「柔軟に考えたらどうか」 一転して卒業式「中止」から実施へ 加賀藩幕府裁定を拒否!首相の休校要請“金沢市が拒否” 市長「経済にも影響大き過ぎる 政治家として市民に説明できぬ」 紀州藩幕府の感染症対策…

詩人の日本學ー結局危機を齎したものとは「やり過ぎ」た文明だー

新型コロナ感染拡大でも、日本が「中国人」を受け入れ続ける理由 (2/6) なる程其の「前例踏襲主義」にて意思決定を行ふ官僚システムとは確かに前近代的な「伝統」を多分に引き摺るものでもまたある。 さうして結局其の意思決定にはグローバルに齎される危機…

詩人の日本學ー日本の組織による「一致団結」ではパンデミックは乗り越えられぬー

此の度の新型肺炎による感染症の罹患拡大に限らず、今後日本國の社会には其れこそ危険なことが一杯=大きくリスクがある、なのだから皆が一人一人ちゃんと考へて行動しておかなひともう大変なことになっちゃうんだよと云ふことにつきわたくしはずっと述べ続…

詩人の日本學ー果たして日本は大丈夫なのですか?ー

新型肺炎の感染拡大は我我日本人に「限定」し且つ「備へる」ことの大事さをどうやら教へて呉れて居るのではなひだらうか。 我我日本人は戦後の民主制や官僚制と云った統治システムに頼り切りまた安全保障の面でも米國の軍事力の傘の下にしかと入りまさに安全…

食ってナンボの命哉ー夢のパンのかけらー

昔ー半世紀程前の昭和四十年代までーは家の近所にもあちこちに駄菓子屋があり我我小学生は学校が終わると兎に角さうした店に入り浸って居たものでした。 其の駄菓子屋にも様々なタイプがあり其れこそ駄菓子専門の店から文房具やプラモデルまで扱ふ店、又は八…

食ってナンボの命哉ー何故か好きな仏蘭西パンー

尚わたくしは食べるのが好きですで色んなものを良く食べて居ます。 【2019最新】成城石井のパン*人気ランキング7選! 成城石井は五年程前だったかに我が区にも出来、とりあへずは自転車でもって廿分程で行けるやうになったので当初良く通って居ました。 成…

日本の将来は日本人自身でもって決めやう

ー日本が成長から取り残されたことによって、輸入品の価格が一方的に上がるという現象が発生している。ここ数年、価格を据え置いて内容量を減らすという、いわゆるステルス値上げが横行したが、このステルス値上げは、実はスタグフレーションの前兆かもしれ…

天網恢恢疎にして漏らさず

進歩の根底にあるのは文明による欲望の追求である。 元来其の欲望には常に理性による抑制が不可欠であったことだらう。 だが合理化と云ふ目的性が至上のものとなるにつれ其の理性はむしろ合理的に抑へられていった。 欲はバランスを失すると必ずや己へと突き…

わたくしの佛法解釈ー壱 非我と非常ー

結論としては人間の認識其れ自体が其の侭では世界を滅ぼすと云ふことが次第に分かって来た。 其れ故に宗教は人間の認識を正す為に我我の価値観をまずは全否定してかかる。 何故其れは全否定されねばならぬのか? 其れは人間の認識が偏り過ぎて居るからなのだ…

『暴走する文明 「進歩の罠」に落ちた人類の行方』よりー弐 抽象性こそが文明の危機を招くー

ーおよそ、人間が誕生して、どれくらいの歴史があるのかは知らないが、人間とチンパンジーは違っている。映画は、ある実験を見せる。黄色く塗られたL字型の積み木が2個。ひとつは、立てることができるが、もう一つには、重りが仕掛けられているのか、立て…

『暴走する文明 「進歩の罠」に落ちた人類の行方』よりー壱 現状を直視することの大事さー

暴走する文明 (字幕版) (3)1時間26分2015G ー人類の進歩は、多くの場合、進歩の速度で図られる。しかし、実は、進歩が下方へ、つまり崩壊へと向かって旋回していっているとしたら?ロナルド・ライトは、彼のベストセラー「A Short History Of Progress inspi…

日本人の馬鹿ー現世利益性ーを猛勉強にて治さう

ーキリスト教の原理を理解し守っていた日本人信者は実は現世や来世で単に幸せになりたいだけであり、キリスト教にとっての神の教えの真の尊さは関係がなかったのである。教義を理解していても真の信仰は無かったのである。 日本人は結局、個人もしくは(これ…

映画『沈黙ーサイレンスー』に思ふことー壱ー

沈黙 -サイレンス-(字幕版) 2時間40分 2017 此の度アマゾン プライム・ヴィデオにて此の映画を視たが此れこそがまさに凄まじき宣教の映画であった。 詳しくはまた次回に語らせて頂く予定なのだが、此の映画での大きなテーマとなって居ることが何故日本国では…

聖フランチェスコの「太陽の賛歌」より

ーフランチェスコはイスラーム世界への宣教にも意欲をもっていた。1209年から1212年のどこかで船に乗ってシリアに向かったが、船が難破してダルマチア沿岸に漂着して断念した[88]。1212年から1214年のどこかには殉教覚悟でモロッコを目指したが、途中のスペ…

聖フランチェスコの「平和の祈り」より

ー中世中期、荘園領主化した既存の修道会の腐敗に対する反省としてうまれた。元来は修道院が所属する教区内で、修道士が托鉢を行い、善意の施しによって生活して衣服以外には一切の財産をもたなかった。ー托鉢修道会より ー「フランシスコ」という教皇の名は…

「七つの社会的罪」(Seven Social Sins)

元より人間にとり最も難しひ課題が其の社会が抱へる病気である。 其れは誰も治せず本来ならば神や佛が人間に代わって何とかせねばならぬ病なのだ。 だが事実上すでに神仏は殺されて仕舞った。 今や神仏は現世利益の為の抽象的価値と化し縁結びだの安産だの学…

老耽の智慧ー弐 加島 祥造先生によるタオー

其れでは加島 祥造先生の詩の読解へと入らせて頂く。 馬鹿者はタオを大笑いする タオのひとは、前に進んでいるのに、 後戻りしているみたいに思われ、 タオの道はゆったりと平坦なのに、 そこへ入れば、もみくちゃにされると思う。 エナジーのいちばん、充実…

老耽の智慧ー壱 小国寡民ー

ー(古代や中世は旅をする人々の割合は少なかったが)現代では、人々の移動が盛んで、おまけに世界各国で、国内旅行だけでなく、航空機を用いた外国旅行も世界的に非常に盛んになっているので、国境を越えて世界規模のパンデミックが起きやすくなっている。…