目覚めよ!

文明批判と心の探求と

日本の将来は日本人自身でもって決めやう

ー日本が成長から取り残されたことによって、輸入品の価格が一方的に上がるという現象が発生している。ここ数年、価格を据え置いて内容量を減らすという、いわゆるステルス値上げが横行したが、このステルス値上げは、実はスタグフレーションの前兆かもしれない。

 庶民にとって、不況下でのインフレほど怖いものはない。日本は何としても諸外国並みの経済成長を実現し、輸入品の価格上昇による悪影響を受けないようにする必要がある。わたしたちが本当に恐れなければならないのは、デフレではなく、不況下のインフレである。ー日本が圧倒的に「低賃金の暮らしにくい国」に堕ちた真相 訪れる“最悪の未来”とは より

 

 

此の指摘はおそらくは基本的に正しひことであらう。

 

尤もわたくしの場合は基本的に文明を俯瞰しつつ全体論視して居るから文明を持続可能なものとする為には経済成長を止めるべきだとさう考へて居るのだ。

但し経済に関してはわたくしはあくまで素人の域を出なひ。

 

わたくしが大學で學んだのは体制史であり謂はば其れは近代以降の文明史だった訳だ。

 

故に経済又は金回りのことに関しては基本的に無関心でもってたとへば金など無くせなどと無茶苦茶を述べて来ても居るのだ。

 

 

だがさうして輸入品の価格が一方的に上がり自動車の価格が昔よりも妙に高くなり何だか経済的に余裕が感じられなくなりつつあるのが庶民の生活としての實情なのだ。

 

其ればかりでは無く労働の合理化即ち人的合理化により正社員が減り低賃金労働者ばかりともなって仕舞った。

 

其の癖七十歳位までは働けと云ふ。

 

だが其れでは如何にも無茶苦茶だ。

 

其れは小泉政権と安倍政権による米国追随の新自由主義政策が其の革新的人的合理化政策を伝統國家としての日本國に対し断行して来たからに他ならぬ。

 

 

左様に保守政党による極左政策が何故か断行される伝統的國家こそが今の日本國なのだ。

 

要するに其れは大矛盾の様其のものだ。

 

米國は露國に比せば保守の國だなどと勘違ひなどして居てはならずむしろ極左國家である。

 

米國と云ふ國は新しひ何か=進歩を是とすることでより一層の発展とより拡大されし自由を求めより一層世界への支配力を強めやうとしていく世界一の革新的進歩國家なのだ。

 

だから其れはそも伝統國家である日本國とはまるでそぐわぬ社会構造を持つ國だ。

 

 

ところが戦後体制は自由民主党主導の下一貫して其の世界一の革新國家である米國の國是としての影響下にこそあった。

 

 

自由民主党とは1955年(昭和30年)に自由党日本民主党保守合同により結成された保守政党であるがよーく見れば其処には「自由」と「民主」と云ふ党是が掲げられて居やう。

 

其の自由主義と民主主義が實は曲者なのだ。

 

自由主義と民主主義とは元々革命左派の政策論理なのだ。

 

 

色々と縛られ即ち不自由でもってして國王に従ふ他は無ひ國民がもういい加減にせよと立ち上がり其の仏蘭西革命が起きたのだった。

 

ところが英國ではあくまで清教徒革命➡名誉革命への流れに留まり其処に王権が剥奪された訳では無かった。

 

だから未だに英國は王室を存続させ伝統的國家としての体面を保っても居やう。

 

確かに色々と問題もまたあり或は英國王室も傾きかけては居るのではあるが其処は何とか踏みとどまって居るのだとも言へよう。

 

従って英國にはまだまだ保守的な地盤が色濃く残っても居やう。

 

 

さて其の自由の實現と民主主義の確立こそが近代國家としての基本原則である。

 

其れは所謂近代主義として仏蘭西革命後にさう規定されていくものだ。

 

ところが、實は自由と民主主義の「やり過ぎ」程怖ひこともまた無ひのだ。

 

 

自由なら援助交際もまた自由だ。

自由なら法律にさへ触れなければどんなに儲けてもまたどんなにアクドクても自由なのだ。

 

第一金さへあれば全てが自由だ!

 

愛さへも金でもって買へるぞ。

 

環境なんぞそんなもの金儲けの手段に過ぎぬわ。

 

 

第一神もクソもあるか、神はもう死んだぞ。

 

佛もクソも無ひわ、佛はもう何処にも居なひぞ。

 

 

 

何せ民主主義なのでオレの意見はもう絶対だ。

 

社会のテストではいつも廿点しか取れなかったが今のオレ様の意見こそが百点なのだぞよ。

 

正直さうして馬鹿の蔓延へと繋がり易ひのが其の自由の實現と民主主義の確立なのである。

 

 

 

よって自由民主党保守政党だとする根拠など元より何処にも無ひ。

 

ところが昔から爺ちゃん、婆ちゃんや田舎の人などは自由民主党こそが日本の伝統をしかと守る伝統の為の政党だと信じて疑はぬのだ。

 

だがわたくしに言はせれば戦後の自由民主党による一党独裁米國追従路線こそが全ての日本國の選択の誤りと矛盾の拡大との元凶である。

 

 

但し戦後の自由民主党による一党独裁米國追従路線こそが日本國の経済的発展を維持して来たであらうこともまた否めぬ事實なのだが。

 

特に国民皆保険制度並びに年金制度と云ふ左派政策を實現させた其の根性たるやまさに素晴らしき社会主義魂よ。

 

 

其のやうな社会主義國家でもある日本國でもって左派政党が政権を取れぬのは其れは当たり前のことなのだ。

 

つまり自由民主党による一党独裁米國追従路線は日本國を福祉の上では確かに民主化したが其れでも國民を自由とした訳では無ひ。

 

何故なら立憲君主制を採る不自由國家であることだけは伝統的なものであるからだ。

其の点だけは確かに自由民主党GHQーは変へることなどなかった。

 

だから戦後の自由民主党の政策はあながち全てが誤りなのでも無ひ。

 

但し橋本内閣以降の親米路線こそは明らかな誤りだ。

 

 

だから、親米路線での新自由主義的政策は日本國の伝統的國家体制にそぐわぬ急進的進歩主義其のものであるに過ぎぬ。

 

日本國の伝統的國家体制にとってはかの高度なる経済成長などもまるで見合ったものではなかった。

 

でも其の高度なる経済成長にて我我は何でも食へるやうになり世界の🚙等が買へるやうになりましたが。

 

 

そんな海外のマズひ飯など元より食ふ必要など無ひわ。

日本の産物が一番美味く何でも最高でもって世界一だ。

 

第一米國圏での飯は大抵がマズく即ち大味且つ量が多ひだけでまさにロクなものが無ひ。

 

第一🚙なんぞは信頼性のある日本車に優るものは無し。

 

但しわたくしの場合はかのプジョースポーツ車にだけは今いたく興味がある。

 

アレを後で詳しく調べてみやうかな。

 

 

兎に角日本國はさうした元々訳の分からぬ國家なのだ。

 

でも伝統國でせう?

 

ズバリ伝統的矛盾國家だ。

 

 

天皇制⇔戦後の親米寄りの革新的政策

文化的伝統⇔戦後の進歩的経済成長による技術立國化

利口⇔体制的には盲目=馬鹿

伝統的信仰心⇔無宗教

 

自由⇔不自由

金持ち⇔案外貧乏

男尊女卑⇔女尊男卑

民主制⇔事実上の自民党による一党独裁

非革命的体質⇔社会主義福祉國家

 

豊かな自然⇔災害國

豊かな産物⇔食料自給率の低さ

女好きー国民性としてのー⇔女嫌ひー精神性としてのー

年寄りだけが妙に元気⇔子供が少なひ

 

 

実際にもっと時間をかけて考へれば幾らでも出て来るのだぞよ。

 

此の矛盾國家としての日本國のことを皆様はしかと考へてみたことがおありだらうか?

 

わたくしが今かうして此処にて述べ初めてアレ?まさに其の通りだが果たして大丈夫なのか?などとさう思はれて居るのではなひか?

 

 

かうした経済評論家の指摘を待つまでもなく日本國が沈没する虞は以前から存して居た。

 

90年代以降より経済的に停滞し全てがダメになって行ったのでは無く戦後体制其のものに元々大きく矛盾が存して居たのだ。

 

もっと大きく捉へれば日本國の近代化其のものが其の矛盾其のものなのだった。

 

事此処に及びではどうしろと仰るので?

 

 

だから其処はもはや国是の訂正を為すこと其れしか無ひ。

 

憲法を改正したとへばこれからは環境立国として生きていきます、とさう明言されたし。

 

これからはもう誤った方向へは金輪際進みませんのでどうかどうか神様佛様に赦して頂きたく存じますが如何でせうか?

 

これからは何でも各地の産物を大事に獲りなるべく自給自足でもって生きて行かう。

 

石油と其れからダイヤモンドだけは採れぬので其れは大企業が金を出し海外より買っていかねばなりません。

 

 

これからはもう不純なる異性交遊を止め佛の道に邁進して行く所存です。

どうか、どうか、神様佛様、かの國をお助け下され。

 

 

だがもはや神も佛も音沙汰無しだ。

 

ではどうするのだ?

 

此れはもはや五木 寛之先生が述べられて居るやうに「下山」であらう。

 

下山しつつ風景を眺める心の余裕を持つことが實は一番大事なのだ。

 

 

経済では無ひとさう仰るので?

 

儲ければ儲ける程に時間的にも心理的にも余裕が無くなるものだ。

 

資本主義社会とは元々さうした原理にて行はれて居るものだ。

 

 

最低限日本産の美味ひものが食へれば後は家がボロだらうが🚙が無からうが構わぬではなひか。

 

🚙に乗り✈に乗りさうして瓦斯を撒き散らして地球をブチ壊して其れでもって人間は本質的に幸せだと言へるのだらうか。

 

電気なんぞ要らんぞ。

 

其れも太陽が照れば電気なんぞ要らぬ。

 

 

ビルの中では暗ひのでは?

 

ビルの中になんぞ好んで入るな。

 

さうして好んで街中へ出るな。

 

街中は悪魔の棲み家ぞ。

 

 

かうして全てを限定していくのだ。

 

其の日本人としての、或は日本國としてのどーしやうもなひ矛盾をなるべく小さくしていかうぞ。

 

もはや人生を引退したのですか?

 

 

半分引退。

 

65になったら完全に引退。

 

 

安倍氏が其の65ですが。

 

へー、存外若いんだねー。

 

安倍氏は日本國の抱へる問題のもっと根本のところを勉強し直すべきだ。

 

國会議員を止め大學へ行き直し体制史を根本から學び直すべきなのだ。

 

 

アンタは壱國の首相をコケにして居るんですか?

 

さうでは無ひ。

 

さうでは無く、日本國はこれから大変だと云ふことを述べておる。

 

 

ではどうしたら良ひのですか?

 

だから先程から何遍も述べておりますのですよ。

 

経済的には何とか食へるだけあればもう其れで良ひ。

 

高ひものは持つだけで苦痛なのでまるで要りませぬ。

 

 

結婚もしなくて良ひのですか?

 

わたくしの知り合ひは結婚して居なひ人もまた存外に多ひのです。

 

結婚して居なひ方が眞理を目指し易くはまずもってなりませう。

 

 

子供も居なくて良ひのですか?

 

もしも子供が居たら絶対に京大に入れるつもりでしたが何処にも居ませんのでねえ。

 

京大に入れずとも最低限早稲田には行かせやうとさう思っても居ましたのですが。

 

 

ところで日本の将来を真面目に論じておひでなのですか、其れとも不真面目に扱っておひでなのですか?

 

正直半分不真面目です。

 

何せデカひ問題は半分不真面目にもならざるを得ません。

 

 

子孫が居なひからこそ日本の将来などどうでも良ひのではありませんか?

 

正直半分どうでも良ひです。

 

但し日本の産物の素晴らしさに就ひてだけは至極真面目に論じて居ります。

 

 

其れから日本の文學や文化の素晴らしさに就ひてだけは。

 

 

 

かくして日本國の抱へる様々な根本での矛盾のやうなものが日本國の現在を形作って居る筈だとわたくしはあくまでさう捉へて居る。

 

故に其れは単なる経済上の政策では解決することが叶わぬ複雑で且つ根本としての大問題なのだ。

 

但し欧米諸國は欧米諸國でもってまた違ふ角度よりの大問題をそれぞれに抱へ込んでも居ることであらう。

 

其れは主に近代化ー合理化ーと自然との相性の悪さによる問題であり要するに近代化は自然破壊により成り立って居ると云った部分での文明にとっての根本での問題だらう。

 

 

然し日本國の抱へる大問題はさらに複雑なのだ。

 

其れこそ其処には日本の戦後体制への無知や日本の近代化に対する無知が存して居るのではなからうか。

 

どだひ戦後のものは全てが良くて戦前のものが全て悪ひなどとする考へ方は其れこそどう考へてもオカシヒ。

 

であるからこそ日本人はいま少し歴史や体制に対する疑問を抱き自分達の未来に危機を強ひるものに対しての警戒心を是非抱ひておかねばなるまひ。

 

 

さうして人が好くて何でも信じ込むのでは無く、大ひに文明や自國の体制につき疑ひ自己の価値判断にて其の危険度を把握出来るやうにせねばなるまひ。

 

ちなみに戦前の日本人には其れが出来たのである。

 

其処からも日本人は戦後欧米の文明に家畜化され自らの頭でもって危機を回避する力をいつの間にか失っていったのではなからうか。