目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

井の中の蛙大海を知らず ただ天の広さを知るー井の中の蛙大海を知らず されど空の蒼さを知るー

井の中の蛙大海を知らず ただ天の広さを知るー井の中の蛙大海を知らず されど空の蒼さを知る

 

 

 

 

井の中の蛙大海を知らず」=狭い範囲でのことしか知らないこと

さて其の井の中の蛙」であることは悪いことなのか、其れとも逆に良いことなのか?

上での文脈ではどうも日本人が負け惜しみ的に語句を付け加え悪い意味では無く良い意味に変えて行ったやうです。

まず我が結論としては「良い」と云う風に意見が傾いて居ます。

何故良いのかと云うと日本は日本的な感性に寄り掛かり滅びて行けば其れで良いなどともまた考えて居るからなのだ。

要するに其の斜陽族としての壱等國日本はあえて其れが分かった上で没落して行けば良いのである。

但し其の「分かった上で」と云う部分こそが我が主張としてのミソの部分即ち核心部である。

壱言で言えば日本及び日本民族は壱等國としての誇りを保った形にて近代國家としての今後の運命に殉じて行くべきだらう。

さう云うのは結果的に可成に保守的な思想となる。

其れも體制批判では無く體制維持の方です。

其の根拠の壱つとしてかって徳川幕藩體制は鎖國主義により壱種の理想的な統治を實現して居たのだった。

しかも其処では江戸文化が花開き同時に経済的にも大いに繁栄して居たのである。

あえて其の體制に戻るのであれば其れは時代錯誤での非理性的選択とはならずむしろ理性的な限定的統治其のものです。

が、其の幕藩體制にもまた数数の問題が、即ちまさに井の中の蛙」的な認識上の限定性が其処には常に突き付けられて居たのだった。

故にかの幕末に日本人は大慌てで「日本を変えやう」と躍起となり奔走することとなった。

其の「日本を変えやう」と奔走したことは無意味だったのでは無く勿論其のお蔭で日本はかうして壱等國となれたのでした。

ですがすでにかの國は没落の途を辿るに及んで居る。

勿論とりあえずは保守派ならば其れを止めまた壱等國として復帰したいとさう思う事だらう。

ですが其の考えでは如何にも考えが浅いです。

我の場合は其の過去の栄光や伝統と云うものを見詰めつつ此の侭やって行くやり方の方が日本の實情には合って居るのだと思う。

と言うかむしろ其れしか出来ぬのだし此の弱り切った今に其れ以上のことを求められても困ると言うものだ。

ですが問題は其の其の過去の栄光や伝統と云うものを見詰める余裕其れ自體を自民党による壱党支配體制が奪いつつあることだ。

即ちむしろ彼等こそが其の保守體制を壊しにかかって居るのである。

つまりはまさに酷い搾取にて其処に國民の思考力すらをも奪いつつあるのだと言っても良い。

ですから、どうあらうがつまりは井の中の蛙」で良いのです。

但し自らの思考力をも奪うかのやうな酷い搾取を決して許して居てはならない。

何故なら其れは日本人としての誇りを失うことに等しい。

どだい若い方方の其れも多くがかうしてずっと派遣社員でもって金が無い。

まあ其れはわたくしも似たやうなものながらあくまで此れ迄自分はやりたいことをやり切り其の結果としてビンボーなので其のお若い方方とはまた違う訳だ。

またつまりは其れが社會的圧迫であり全體主義のことだらう。

自由民主党と云う政党はまさに其れが得意、つまりは其れだけが得意なのだ。

でもって腹が減って死にさうなのに憲法をも改正し「特攻させる」とさうも言うておる。

だから其れはまず論理的にオカシイ。

そんなに「特攻させたい」のであれば、まずはみんなに澤山お金を渡して元気にさせてから零戦でも戦艦大和でも造れば良い。ー例えばニューゼロファイターだとかニューヤマトだとかそんなものをまた創れば良いー

其の特攻も何も、其のうちに中國が例の中華思想を大発揮し日本を属國となす可能性がまた無いでも無い。

だがとりあえずは米國の軍事パワーが其れを阻止して居るのでヤッパリ当面は安保条約を破棄出来ない。ーが別に破棄するならまた其れでも良いー

故に壱つ良い方向に考えてみやうではないか。

其れも全てを肯定的に考えてみるべきなのだ。

其れも其の自民党以外はと云うことであるが。

まずは其の自民党だけは全否定して置かねばならぬ。

其れも石破がもし首相をやればまた話は別ながら…。


自民党以外はと云うことは、其の自民党の政治による洗脳を解き眞の意味での保守派に戻ると云うことだ。

或は保守派を辞め別に左派政権を成立させても良いのだ。

だが自民党壱党支配での全体主義による洗脳だけは決して受け容れてはならない。

自民党による政権運営は左様に日本人が日本人たり得る誇りを根こそぎ奪う。

其の誇りは政治思想に於ける右、左には関係無く先進國としての國民であれば誰しも持って居てしかるべきものなのだ。

さうして中國は中國人として、また露西亜露西亜人として其の國民としての誇り位は持って居やう。

ところが今其の最も大事な「國民としての誇り」を日本人はすでに失いつつあるのだ。

まずは其処こそが精神の破壊であり精神の没落としての本質的意味なのだ。

よって米國との同盟関係は維持しつつも例えば英國や独逸と何らかの同盟関係を結ぶなどして其処に日本人の精神をこそ守らうではないか。

尚、今年から始まったNHKの「世界のトップニュース」キャッチ!世界のトップニュース - NHKを視て居るとまずは驚かされることがある。

其れは世界が激動しつつ日日展開されて居ると云うことだ。

其れを屡視る今年と韓國ドラマばかりを視て居た昨年とでは明らかに自分に取っても世界認識のあり方が変わって来て居る。

但し我は今其の世界の有様を具に見て考え方を変えよとさう言うて居るのでは無い。

其処でもってむしろ日本の良い面に気付く方が結局は為になる。

なのだが日本は良い、良いとさう言って憚らぬ右翼馬鹿と我はまた違う。

また根本での問題とは其処では無く日本人としての誇りまでをも搾取するに至る自民党壱党支配體制に於けるまさに取り返しのつかぬ罪のことだらう。

だから無論のことまずは政権交代を目指した方が話は早い。

しかしながら其の全體主義による洗脳が進み意思決定までをも操られし國民が精神として選択すべき余地はもはや壱つしか無い。

其れは「過去の日本の歴史」を學ぶことでありまた其処に日本の國としての良さを見出すことである。

だが其れは天皇制が偉大であるとかそんなことでは無しに其れこそ宗教や文化の面で如何にかの國が充實した過去を成り立たせて来たかと云うことなのだ。

日本の歴史としての其の過去こそが眞の意味で學ぶに値する壱つの大いなる価値としての流れである。

さうして最も大事なこととは天皇制を護持するとかさうしたことでは無く其の日本の歴史其のものを保持し保存することである。

また其れは日本國が将來共産主義化されやうがどうしやうが果たして置かねばならぬ日本民族としての責務である。

左様にかうして我は共産主義だのアナキズムだのを礼賛する割にかうして壱途でもって其れも頑固な壱保守主義者である。

要するに其処がまさに弐極分化して居る訳だ。

また其のことは我が長年に亘り政治思想とかうして真摯に向き合って来たからなのだ。

其れも大學時代よりずっと其のことを考え続けて来て居る。