目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

罪を憎んで美としての此の世を憎まず

本質的に文明ー社會ーは抽象的利益の為の奴隷であり最終的に其れは自己矛盾をなし崩壊して行くものだ。 其れをなるべく被害が少なくする即ちソフトランディングして行く為には地産地消での限定的経済活動をして行く他は無ひことだらう。 其のやうにまさにみ…

藝術としての天恵を授かりし本日

藝術としての天恵を授かりし本日 先の水曜日に東山へまた石英の採集に出かけた。 其の折にたまたま岳見の豪邸街を抜け八事表山の近辺へと至ったのだった。プールと能舞台 岳見町は豪邸が連なることで有名であるが其れもわたくし達にとっては幼き頃より八事の…

「人類生存の持続可能性」より

ー開発に当たる技術者は、技術が不可避的に有するトレードオフ関係から目を逸らしてはならない。と同時に、気候変動問題のように科学的知見が決定的でない際には、予防原則(precautionary に基づいて「早期の対策」 (early を取ることを怠ってはならない。最…

「持続可能な開発」とは、其のみんなの頭の中の洗脳を解くことのことだ

サステイナビリティに関して論ずるにあたり、まずは其処でもってわたくしが取る立場が特殊なものであることをまずはお伝へしてして置く必要があらう。 先に述べたやうにわたくしは其の社會的危機に関してもう長く學び且つ其れに関して思考を進めて来た者であ…

矛盾した科学にて文明を収束させて行かねばならぬと云ふことのディレンマ

ある問題に対して2つの選択肢が存在し、そのどちらを選んでも何らかの不利益があり、態度を決めかねる状態。葛藤。 哲学や議論、修辞学の分野において前提を受け入れると2つの選択肢の導く結論がともに受け入れがたいものになることを示す論法。日本語では両…

藝術家とされる分からず屋の世の中に對する不屈の闘ひ

美しひものが好きな我は美しひものと心中するなら其れも本望だと日頃からさう思はぬでも無ひのだけれど、だが美しひものには大抵の場合毒が潜み其れも良く良く観察してみるに美しひものが其の侭に美しひのは其れは自然界に於ける美だけなのであり、対して所…

梅原 猛先生の文明に対する悲しみ ー思うままに 人類が存続する道はーより

最終的にわたくしが此処にてやりたかったのは文明に対する全的で且つ根本的な批判である。 何故文明を批判するのかと言へば、結局大元での社会システムの方が悪ければ其の体制の枠内の中で何を言ってもまた何をやっても徒労に終はって仕舞ふからなのだ。 ま…

生命の秘密としての対義性ー生命の本質に居座る弐元的構造ー

ー遺伝子は親から子に受け継がれ、生物の形質(性質)を決定するものだが、遺伝子はDNA上にある。 イメージとしては、DNA上にちらほらと点在している。 遺伝子の正体(本体)がDNAと言われるのもこれが理由である。 全ての生物はこの遺伝子を元に、タンパク質を…

文明の「破滅」を描く『2030 未来への分岐点』より

2030 未来への分岐点 (1)「暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦」 2030 未来への分岐点 (2)「飽食の悪夢〜水・食料クライシス〜」 まずは此れ等の番組こそが事の眞相、人類の未来に於ける眞實の姿を描くものであることをこそ述べておきたひ。 此の番組から現在…

創発ー複雑系ーとしての秩序による文明のリスク・コントロールー世界は元々複雑なものであるー

NHK大河「麒麟がくる」架空キャラ批判を一蹴した「本能寺の変」の新解釈 元より過去を取り扱ふ歴史物語とはフィクションの世界のものであることを免れ得ず、よって基本的に其れは想像上の物語なのですが此の「麒麟がくる」はまさに良く出来た大河ドラマだ…

かうして常にわたくしを悩まさせる自民党とわたくしを癒す石の趣味と

ー麻生太郎財務相も、「(給付金で)当然、貯金は減ると思ったらとんでもない。その分だけ貯金は増えた」「お金に困っている方の数は少ない」などと述べて否定を重ねている。ー ーその株高を買い支えるのが日銀と国民の年金資金を預かるGPIF(年金積立金管理…

コロナ下での尾張の御寺巡りー笠寺観音の節分会に出向くー

此の処兎に角寒く寒ひのが苦手なわたくしはつひに風邪を引ひて仕舞ったやうだった。 さう熱は出ぬのでコロナでは無く風邪である。 昔から馬鹿は風邪を引かぬと云ふがわたくしに限り昔から大変風邪を引き易ひ体質なので自分で言ふのも何だが屹度馬鹿では無ひ…

宗教より紐解く文明の持続不可能性ー人間の内部でのみ完結して仕舞ふ進歩と云ふ危険な物語ー

其れでは何故文明世界には持続可能性が無ひのかと云ふことにつき今此処で考へてみませう。 わたくしは其れを社会的に齎される欲望の肥大化ー抽象化ーによるものだとさう結論付けて来て居る。 さう其れは個としての問題では無くあくまで社會の営為としての問…