目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

日本人はもう合理主義を止めよ


わたくしの場合は何かにつけて文句たらたらなのではありますが日本を離れて生きたいなどとはつゆほども思わない。


事実此処日本程良い処はありません。




然し其の利口であることから離れ日本人を辞めたいと思ふことはある。


或いは潔癖なのはもうよして、たとへば伊太利亜人のやうに適当に生きられたらなあと思うことがある。




しかしながら事実伊太利亜ではとんでもないことが往々にして起こり得る。



たとへば十年程前のある時突然家に十萬位の限定万年筆が送られて来たのだったが結局其れはローマの万年筆屋の若き店主が間違えて送りつけて来た物だった。


ただし其処は懇意にして居た店だった為怒る事無く返送してやったやうにも覚えて居る。





でも彼等は陽気なのか付き合い易い。


要するに楽天的なのかもしれない。



そう言えばユダヤ人のことをつひ忘れて居たがユダヤ人も勿論優秀である。


ただしユダヤ人と独逸人は仲が悪そうだ。



ユダヤ人は皆が利口だということではなく天才が生まれる確率の高い民族だと言える。


対して独逸人の頭脳が優等なのはコレはもうハッキリして居ることで第一近代的な工業製品のほとんどは独逸で発明、実用化されたものばかりである。



ドイツ人ってこんな人達。性格、行動


「ドイツ人は統率されるのもするのも上手い


自己中心、だから他人をあまり考慮する事は少ない。


自分が一番と自惚れているので、他人に対するけなし言葉が圧倒的に多い。自分が一番大事、他人への考慮は殆どない、だから友人も少ない。


団体行動が不得意


彼らは何かにつけ文句を言ったり、批判したりする傾向がある。物事を肯定的にとらえないで、難癖をつける人が圧倒的に多い。



ドイツ人は批判精神を持つ


衣服、住居、車など常にきれいにしてある



ー日本人とドイツ人のー共通点は、まじめ、勤勉、よく働く 規則や法律を良く守る、汚職、ワイロが少ない、科学技術、工業技術が世界の中でも発展している。」





ついでに調べてみた。



フランス人ってこんな人達。性格、行動


「人の話を聞くよりも、まず自己主張が優先


フランス人というのはいつも言われたことと反対のことをする国民。わが道行く個人主義。ちょっとひねくれていそう


みんなが知らないようなことに対して価値を見出す国民性。



はっきりものを言い過ぎるフランス人


フランス人は合理的


悲観的思想観


批評家体質なんですかねー?アラを見つけるのが得意!!!



いつも文句をたらたら言う。今日一日の出来事から政治まで、とにかくぶ〜ぶ〜文句いう。気に入らなければ速攻スト!


よく聞く「個人主義」とは“自分勝手”の意味ではなく、まさに日本でも言う十人十色のこと」





ほー、そうするとわたくしの場合はまさに独逸人と仏蘭西人を足して二で割ったかのやうな性格なのであります。


つまり我に限れば余り日本人らしくない日本人なのではなかろうか。



第一わたくしは自分の意見といふものがハッキリとして居りしかも其れを周りに吹聴しつつ生きて来て居る。


そして兎に角文句が多い。


即ち批判精神のカタマリである。



そして組織や国家の齎す全体性にはほとんど興味が無い。


そしていつも解脱したいとそう願って居るので其処は明らかに印度思想即ち東洋思想にしかと捉えられて居る。


それとわたくしは人の話を良く聞く。



人の悩みに付き合ってあげたりすることが実は得意だ。


そうした意味では西洋人っぽくはない。


あくまで文化的にかって西洋の文化、文物にまみえる機会が多かったのだとも言える。



でも根の方は可成に合理的な人間なので兎に角トコトン何かを批判して仕舞うのである。


しがらみも何も全てかなぐり捨てて批判を行うことだけが実は楽しい。




兎に角此の合理性、合理精神の有無が独逸人ならびに仏蘭西人と日本人との大きな差を生んで居るのだろう。


日本人は必ずしも合理精神には培われて居らず、其れで屡サーヴィス残業だの育児休暇の取得率の低さなどといふ自己犠牲的な面を発揮するが其れも全体の為には個は抑えておかねばならないといふ一種の全体主義から齎されるものなのだろう。



其処からも戦前の軍国主義には合理的根拠が無かったとされる指摘は確かに当たって居てかっての日本人の精神論ー全体へのーに其の合理性が欠けて居たのは事実だ。


対して独逸人などは常に合理精神を高く掲げ持つ。



されど其の区別とは別に、日本も独逸も共に全体主義国家となったといふ其の歴史的な事実はどう解釈するべきなのだろうか。




どうも頭が良過ぎるとどうしてもそうなり易いやうな気がしないでもない。


頭が良いから潔癖で即ち理性がちである。


然し、日本も独逸もどうも全体になると抑制が効かない。


即ち其の理性が自己矛盾化ー反対化ーし易いのである。



其れでもってして共に戦後は凄い工業国となりまさに世界をリードするかのやうな技術力を身に付けた。


ところが其れもつひ気が狂ひ易いといふ、其の利口の病に実は刺し貫かれしものであり、特に日本国の場合は近年妙にふしだらな精神状況となりつつあるので注意が必要である。



技術力の高さと心的領域の能力の高さは言うまでもなく別物であり、また経済力と幸福度の高さとは別物である。





ちなみに以下に仏蘭西国の恥部を少々晒しておきます。

フランスの悪いところ。


文化レヴェルの高い同国ではありますが其の実態はかなりに酷いものです。



わたくしは仏蘭西へ行った訳ではないが若い頃は所謂御仏蘭西かぶれでしたのでかの国の文化より多大なる影響を受け今に至って居る。


然し仏蘭西は汚いし臭いしでもうロクでもないところのやうです。



第一近代主義は此の国で生まれた訳ですが其の結果仏蘭西の女は皆生意気となり何でもズカズカ意見をする実に嫌らしい性格の女共となりました。


また権利ばかり主張して働かない仏蘭西人は、ことあるごとにストを行いまたさらに夏は暑いから働けないよとばかりにバカンス遊びに打ち興じ、さらにフリーセックス化でもうふしだらなこと極まりない男女間の性の乱れを招き、しかも時間にルーズで真面目に仕事に取り組まない其の自由なありやうは家の中の物の何かが壊れると其れを直すだけで半年も一年もかかるといふそんな情けない状況さえ生み出して仕舞って居る。



さらに仏蘭西料理は言われる程に美味いものではないらしく、確かに三ツ星とかの高級料理店では何ぞ美味い物があるのやもしれぬが、普通に食われて居る庶民の為の食事に限れば其れはそう美味いものではないらしい。



独逸などは美味い物は何も無く、ただしビールとソーセージが確かに美味そうではあるがそんなものでも結局はたいしたものではないと思っておくべきである。


ちなみに仏蘭西煙草のゴロワーズは、確かにかって我が好んで吸って居りし煙草なれど、其れでも今思へば其れは妙に臭い煙草で、日本の煙草の方が余程に美味いといふか少なくともスッキリして居るのである。




第一米国圏の食い物などは異常にマズくそして量だけが多い。


尚コレは我が自ら体験したことであり真実である。


兎に角海外の食いものなど皆マズく、此の日本国の食いもの、其の真っ白な粒つぶの飯と味噌汁の温かさ、そして漬物のシャキシャキ感と梅干しのすっぱさ、其のやうに真に美味い飯を食わずして日本男児であることはあり得ない。




日本の男子はまず此の純白の飯と味噌汁を朝早うから女共に作らせ其れをたらふく食ってから出勤せよ。


さらに其処に付け加えメザシや煮物などあれば其れが最高のあさげである。


其のやうに朝から晩まで飯を食い炭水化物を取り過ぎて死んだとしてもわしゃ知らんが兎に角変なものを食わずに日本の飯のみを食うべきである。



さうしてこそ大和魂は涵養されるのである。



でもわたくしはそれこそピッツァと焼肉と中華だけは大好きだ。


それからカレースパゲティは最高に美味いよ。

此のレトルトカレースパゲティこそが最高である。

ちなみにカレー=印度=釈迦の食べ物。




かように飽食の日本には美味い物が沢山ある。



といふ訳で、まるで日本の批判が成り立たぬ。


それどころかナショナリズムの方へつひ来て仕舞った。


其れといふのも西洋近代はすでに行き詰まり其処からはどんな可能性、どんな未来も拓けて来ないからなのだ。



近代主義を奉じて進む欧米の諸国に於ける文明の腐れの度合いはすでに末期状態まで来て居る。


従って其の腐敗を止め文明の味付けを変えるのは東洋の叡智であり此処日本の飯に於ける料理の品々に見られることだろう知恵である。




よって日本の女共はまず女中奉公でもして夫への尽くし方、美味い日本の飯の作り方を徹底的に学んで来なくてどうする。


第一そんな仏蘭西女ばりに自己主張ばかりして、しかも海外だ京都だと旅行にばかりうつつを抜かし、其れでもって挙句の果てにコンビニの惣菜でチンだ、とばかりにそんな手抜き気抜きでふしだらな、実に実に淫蕩かつ嫌らしい性格の女ばかりが増え日本男児の精神を、其の潔癖なまさに塵ひとつ無い自決の精神をばグズグズにして仕舞うやうでは此の国の未来は無い、すでに日本の未来は破壊されて居やう。


第一そんな仏蘭西女ばりに偉そうにして、其れでもってつひ防衛大臣をやって仕舞ったり国会議員になり公用車で子供を幼稚園へ送ってみたりと、そんな偉そうな生活自体が嗚呼、嫌らしい、そんなのではなく是非女中奉公をやり或は尼僧となり、兎に角夫及び家に尽くし自分はもう飯も食わない、そのやうな殊勝な心掛けの女が増えればアラアラ不思議、此の国の全てがうまくいくやうになりアノダメ夫さえもが雄々しく立つこと必定である。



そして子供達が正しく育つ。


腐ったやうなAVゲームに打ち興ずることなどもはやなく、ただただ白い飯の上に真っ赤な梅干しをのせて、さらに味噌汁、其の母の味おっかさんのみそ汁の味に舌鼓を打つことで永遠に、永遠に其の子は日本男児としてしかと立つことが出来よう。



かような右の生活をわたくしは是非おススメしたい。




何故なら日本の飯は世界一美味いからである。


日本の水は世界一美味いからである。


日本人の理性は自己矛盾化するが白い飯と真っ赤な梅干し、そしておっかさんの拵えしみそ汁を毎日飲むことで其れは必ずや治る。



然し日本の女がふしだらになり、或は仏蘭西女よりもまたは独逸女よりもバカになり、掃除洗濯育児、爺ちゃん、婆ちゃんの世話、其の大基本としての女の仕事を忘れるやうでは此の国の未来はもうお先真っ暗だ。



従ってまず仏蘭西は町中も家の中も汚くて臭いといふ事実を知り、其れから独逸の主婦の完全な家事への仕事振りだけを是非見習ひたまへ。


さすればロボットなど、若しくは遺伝子工学など、リニヤカーなどもあえてつくらずとも何ら問題は無い。




野っぱらでのびのびと子等を遊ばせ、塾などといふ不健全なところへは行かせず、さらにスマフォと携帯の所持は禁止し、代わりにメンコとおはじきを与え、そして母よ、汝は強くあれ、忍従を重ねよ、くれぐれも、くれぐれもかの仏蘭西女のやうな合理主義の悪女になどなってはいけない。


尚最近ほんたうのほんたうにわたくしが心配して居るのがまさにこのことなのだ。



女が、此の日本の国の女が、まさに肩で風を切るかの如くに偉そうな、実に実に偉そうな歩き方でそこいらを自信たっぷりに歩んでいく。


だからそういうのはいけない。


間違いだ、君の頭の中身が全て間違いだ。


そうではなく、君は常に男性の後ろをコソコソと歩くべきである。



しかも君は合理主義ではいけない。


夫には影のやうにつき従いしかもしかと家に縛られたところでの最高の女としての生涯を是非全うして頂きたいものだ。