そんな机上に於ける「スローライフ」の實践とは？ー如何にも夏向きな木製の軸のペンに就いてー
果たして何処の婆様かと思いきや自分と同い年のマドンナちゃんだった。
まあ還暦を過ぎればもはや人間は何時死んでもおかしゅうは無い。
さて筆記具の世界は世のプチインテリさんやインテリさんにとっての常に強い味方です。
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矢張りと云うべきかかうして我が身に「高齢者」が近づき欲しいと思うのはあくまで自然由来の軸の筆記具である。
また此の「北星鉛筆」が以前より存外に好きで其れも大抵は手の届く範囲で机上に置いてある。
大人の鉛筆｜書いて作って楽しい未来をクリエイト｜北星鉛筆 (kitaboshi.co.jp)
製品紹介｜書いて作って楽しい未来をクリエイト｜北星鉛筆 (kitaboshi.co.jp)
其の「鉛筆屋のボールペン」なるものはまた興味津津である。
尤も其の「北星鉛筆」が未來をクリエイトするのかどうかは分からぬが少なくとも其れは「御勉強」の好きなプチインテリさんやインテリさんにとっての「今を彩るおもちゃ」たり得ることであらう。
「北星鉛筆」の良いところは其れがまさにシンプルな筆記具であり余計なものがまるで付いて居ない部分でせう。
余計なものがまるで付いて居ないモノは大抵の場合所謂「意識が高く」あり良い物だとも言える。
逆に「意識の低い」筆記具類は概ねゴテゴテとして居り何やら暑苦しいものだ。
大人の鉛筆13｜書いて作って楽しい未来をクリエイト｜北星鉛筆 (kitaboshi.co.jp)
何と「カラー北星鉛筆」とな！
絵描きさん方はこんなものを使い鉛筆画などをお描きになるのだらうか。
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今日眞夜中に何か木軸の物で良ささうなものがないかアマゾンにて探して居たらパイロットのこんな知らんペンが出て來早速注文して置いた。
さて其の木軸の筆記具でもってとりあえず問題なのは結構値が張る部分である。
だが此のペンに限ればかうして安い。
されど問題は其の自然の価値其れ自體のブランド化其のものにある。
銘木ペンなどもまたさうであるが今後筆記業界に置いて木製軸の筆記具は値が上がって行く可能性がまたある。
と云うのも所謂合成樹脂軸の筆記具は其れが捨てられた時に環境を汚染するものと化し易いからだ。
ところが木製軸の筆記具は木材の供給ルートや木材を加工する職人技の確保などがむしろ大メーカーに取ってはなかなか難しいこととなるのだらう。
其れでも日本の大筆記具メーカーはかうして以前より木製軸の筆記具を販売し続けて來て居る。
まさに其処は企業努力なのだとさう認めざるを得ない。
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どうも此れが今壱番人気でしかも高評価のペンであるやうだ。
尤も此れの果たして何が良いのかはまるで分かりませぬが。
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また壱週間位前に安くて面白いボールペンを探して居たところ此れを探し出しすでに其れを使うが矢張りと云うべきかなかなかのモノである。
但し今の油性ボールペンは「加圧」されずとも最高の書き心地でありよって何か特殊な仕事用ー潜水夫や宇宙飛行士などーの物かと思われるがそんな安いペンなのにプロ的な感じなどが味わえ其処が面白い物だ。
其れの透明軸と靑軸の弐本を求め主にアウトドアーにて使う積もりである。
かねてより其のトンボ鉛筆はかうして知らんうちにカルト的なペンを出して來るので要注意である。
またぺんてるやＯＨＴＯなども知らんうちに相当にカルト的なペンを出して來ることが多く筆記具メーカーとしての曲者である。
また最高の曲者は「サクラクレパス」であらう。
「サクラクレパス」は元元画材屋ながら其の画材屋に限りブッ飛んだ組織が多いやうだ。
クーピーペンシル１２色（ソフトケース入り）｜クーピーペンシル｜クーピーペンシル｜絵画用品・学用品｜商品を探す｜株式会社サクラクレパス (craypas.co.jp)
例えば我我還暦世代が子供ー小学生か中学生の頃ーに此れが出たがまさにとんでもない御品でせう。
つまり軸の全部が芯との革命的ペンシルなのです。
SAKURA craft_lab 001S | 株式会社サクラクレパス (craypas.com)
丁度こんな感じで此処のペンは明らかにカルトチックであり故に筆記具マニアの方であればむしろ最も注目せねばならん會社である。
SAKURA craft_lab(サクラクラフトラボ) | 株式会社サクラクレパス (craypas.com)
ほうれ、ほれ、すんげえぞコレ。
SAKURA craft_lab 003 | 株式会社サクラクレパス (craypas.com)
自分などはコレが欲しいのかも。
だがどうも拘り過ぎだ。
しかも其の値段がクソ高いと來てる。
其れも壱本で税込み８８００円もするのです。
こんなのを壱體何処のバカが買うのだらう？
だが壱本は欲しいなあ、どうも。
もしや筆記具に生涯を捧げた自分みたいなバカが買うのかもね。
SAKURA craft_lab 005 | 株式会社サクラクレパス (craypas.com)
しかもワシは五年位前だったか實はコレに嵌まり結局名古屋丸善にて参本も求めて仕舞ったのだった。
此の美しい天冠部の桜の意匠をとくと見よ！
嗚呼でも仕舞った！！
其のサクラ色の軸が壱番綺麗だ。
だからサクラ色のクラフトラボ００５を是非買わねばならんかったのに！
だが今持って居るのはグリーンとブルーとグレーだ。
其れを何とかJS芯仕様に改造しグリーンを使うがむしろ余り出番が無い。
即ち観て居るダケの方がむしろ良いペンなのだ。
わたくしはまさに此のペンが此処🗾の筆記具で最も美しい姿のペンだとさう信じて止まぬ。
左様に其のサクラクレパスの凝り性の域はむしろ🗾壱であらう。
SAKURA craft_lab 005 | 株式会社サクラクレパス (craypas.com)
兎に角其の筆記具の軸色に拘る辺りが画材屋の本性なのだ。
また自分は感覚天才ー共感覚者ーで色に對する感度が元元常人の域を超えて居る。
故に此のペンとは頗る相性が良いのだ。
確かにピンクや黄の軸も良いがかって現物で確かめ其の参色を選んだのだからおそらくは前者がイマイチだったのだらう。
其れとむしろてとも良かったのが黑軸だった。
昨夜などもこちらの品に目が釘付けとなっておったところである。
まさに此のボールペンの形こそが自分に取っての理想的形状となる。
だがとんでも無く高価だ。
故に欲しいがでも手が出ないと云うこととなる。
銘木のボールペン - 加藤家具ネットショップ (katokagu.com)
またこちらでは壱週間程前に「紅紫檀の銘木ボールペン」が届いて居る。
加藤家具の加藤氏に頼み込んでようやく手に入れたストックでの御品である。
「紅紫檀の銘木ボールペン」は紅木程赤くは無いが其れでも結構赤くなかなかに美しい材のものだ。
「紅紫壇」
科目：マメ科シタン属
産地：西～中央アフリカ
比重：0.77
別名「アフリカンパドック」とも呼ばれ、鮮やかな赤い色合いは均一で、寸法安定性が高く衝撃にも強く、加工性も非常に高いなど、優れた材質を備えています。
意匠性と機能性を併せ持ち、家具や楽器といった装飾的な目的や、フローリングをはじめとした建材など、多くの用途に使用されています。最大の特徴でもある材面の鮮やかな赤色はあまりにも鮮やかすぎるので、むしろ、長い時間が経って古くなったものの方が木材らしくなります。
以上が加藤家具での「紅紫壇」に関する説明の部分である。
うーん、要するに「パドック」のことか。
其の表面に張りや艶もあるなかなかの材だ。
其れでもって「南天」に続きそんな「紅紫壇」を買ったのでおまけに「レモンオイル（小）」なる訳の分からぬ木製品のポリッシュ剤を付けて下さった。
レモンオイル - 加藤家具ネットショップ (katokagu.com)
兎に角訳の分からぬ檸檬の香りがプンプンするものだ。
仕舞った！
保管中の「紅紫壇」と「レモンオイル（小）」が同じ箱に入れてあるではないか！！
箱を開けるとプーンと其の檸檬の香りが漂う。
さうか、では「レモンオイル（小）」は別の箱に入れやう。
ちなみに個人的には其の檸檬の香りが大好きである。
また勿論梶井 基次郎の檸檬と云う短編小説なども好きである。梶井基次郎 檸檬 (aozora.gr.jp)
銘木のボールペン/南天 - 加藤家具ネットショップ (katokagu.com)
いずれにせよ此処を視て居るだけでなにかしら四國へ行ったやうな気がするぞよ。
尤も其の四國へ行ったことは無いが。
兎に角此処の銘木ボールペンの作品群は極め付けである。
そんな自然派としての極め付けでのボールペン群である。
即ち筆記具メーカーともなると要するに「消費者側」に寄ったつまりは文明側に寄った商品を作らざるを得なくならう。
なんですが此処のボールペンに限れば其の文明だの「消費者側」にはまるで迎合せずである。
つまりは唯我独尊にてまるで自然の側から滴り落ちて來し如き作品なのだ。
また兎に角「シンプル」であり芯の交換のことなども別に深くは考えて居らぬところが最高だ。
要するに軸がまずはあり其処に芯が挿してあるダケのことなのだ。
あれさう言えばそんなペンが其れも木材製のペンが確か何本か家にはあるぞ！
其れ等は昔木曾やら何処やらへ行った時に買って來しみやげ物のペンである。
確かアノ草津温泉でもそんなものを買って來ておらなんだか。
嗚呼アノ太い枝に訳の分からぬ妖怪の顔の如きものが彫り込んである其れも３０センチ程もあるボールペンのことか。
アレを最近は見ないが果たして何処に仕舞い込んだのか。
其のみやげ物のペンを決してバカにしてはならぬ！
何故なら年寄りになるとむしろそちらの方のペンにこそ引き寄せられるんだ。
年寄りになると左様にもう何でも良くなりでも最終的には文明の利器などよりも自然物の方を向くのだよ。
旭川クラフト RINKUL くらふと鈴来 Eclipse エクリプス ボールペン | MUKU工房 (muku-store.com)
こちらがまた今回興味を持ちました「自然的ペン」です。
其の旭川なんですが實は壱五年程前だったか、其の旭川のオバサンとヤフオクを通じて何故か友達になりまして其の折に旭川産の黑い色の小さなペンケースを幾つも落札したのです。
其のペンケースなんですがパトリオットタイプの銘木ボールペンに物凄く合うのです。
つまり保管にもまた携帯にも良い。
其の旭川のオバサンは旭川は兎に角とても寒いと確かさう言っておられた。
旭川が寒からうがどうだらうが其のまるでアイヌの🐻の彫り物の如き色をした黑いペンケースがいまだに自分の宝物なのだ。
まさに其れが民芸品レヴェルの御品の素晴らしいところです。
民芸品レヴェルの御品と云うものは左様に大メーカーが作る筆記具とは違い所謂素朴な魅力に満ちて居ます。
素朴な魅力即ち自然其のものの息吹であり自然其のものの価値のやうなものをさうした壱種スローペースでの素朴なペンこそが其処に価値として體現して居て呉れる。
でもって此処🗾國はかうして夏場に蒸し暑い國なので其の夏場にはむしろ其の種のペンを使う方がより涼しく感ぜられることとなる。
嗚呼まさに其の自然の価値を感じつつおおまさに机上にて避暑地に居るかのやうなそんな贅沢な気分を味わうことが出來る。
だが其れと「クラフトラボ」の価値とはまた別物の筈だ。
だけれどもまた其の「クラフトラボ」の価値とは壱種の「逸脱」の価値でなくて何であらう？
まさに其れは文明の枠内での逸脱であるが要するに消費者目線では無くしてメーカー目線を貫きやりたいやうに素敵なペンを作るとのことなのだ。
ふーん、そんな凄いことをかのサクラクレパスがして居たとはまるで知らなんだ。
だからこんな筆記詩人の如くにいつも筆記具の世界に目配りをして置かんと君みたいなー鈍感なー奴には何も分からんぞ。
「政党目線を貫きやりたいやうに搾取體制をつくる」
でも其れダケは決してやってはならんことだ。
いいですか、あくまで筆記具と政治とは違います。
ところで「自然的政党」とは壱體何処にあるのですか？
アア、独逸の「緑の党」などがまさにさうなのかも。
其れでもって結局今アナタは何をしておいでなのか？
いやこんな風にエアコンの効いた部屋の中で木軸の其れも銘木軸のペンの数数と戯れて居るだけのことだ。
でもそんな物質的放蕩は何時迄も続かんぞ！
でも今日其れがやれて居れば其れでもって良いことでせう。
其れはさうとまた何かを企んで居ますね？
いえ何も企んでは居りません。
只ヤフオクの方はまだやり終えて居ないかなとさう思いつつさらに腹もまた減ったな何を食おうかなとさう思って居ただけのことです。
うーん、確かに君の心中には犯罪の芽などは無いやうだ。
どだい酒と女とギャンブルの話が此処には出て來ないので惡い展開にはなりやうが無い。
壱つだけ危ないのは社會批判としての思想的展開ばかりで其れも筆記具の話に限れば別に「革命」しやうとして居る訳でも何でも無い。
まさにそんな「革命」では無く「デタッチメント」です。
さうして「デタッチメント」しつつあらゆる筆記具と関わるのがこんな筆記詩人の筆記人生なのだ。
ところで貴方はたった今どんな筆記具を左手に握って居るか？
ズバリ其れは「北星鉛筆」です。
コレが軽いんです、兎に角。
其れでは早速重さを量ってみませう。
１０グラムです。
次に加藤家具の銘木ボールペンは、
南天→１５グラム
紅紫檀→１７グラム
です。
つまるところ木は軽いんです。
尤も石は重いんですが。
其の軽いと云うことは「身軽」とのことだ。
木材はさうして「身軽」だが長く持つ即ち持続可能性に優れる。
對して文明の構築物はむしろ「身重」である。
そんな「身重」なものには逆に持続可能性が低くしか出ない。
はあー、また壱種難しい御話で…。
其の「身軽」な物は常に「シンプル」であり再生可能である。
生態系は確かに複雑に見えて其の實はさうして常に「シンプル」であり再生可能である。
だけれども人間の創るものには何時の間にか『「シンプル」であり再生可能である部分』が抜け落ちて仕舞う。
其れも加藤家具の銘木ボールペンや土産物の木の軸のペンや旭川のクラフトペンなどを除けば。
では現行文明に持続可能性などは無いので？
基本的には無いが其処にてあえてスローなペンを選び使うことは個として常に可能だ。
すると其の机上でもって「スローライフ」の實践を行うのですね？
まさに其の通り…。
要するに筆記具の世界に於いてもなるべく「洗脳」されることは避け銘木ペンやまた「過去」のペンを味わって居れば其れでもって宜しい。
さうか、だからアンタは北海道へ行かずともまさに其の北海道に居るんだ！
だからアンタは東北へ行かずとも其の東北に居るんだ！
だからアンタは四國へ行かずとも其の四國に居るんだ！
やっと分かったのか、如何にも君は頭の出來の惡い奴だ。
だから其れは場所を飛び越えて行く場所変換マシーンのことぞ。
また今度はタイムマシンでは無く場所変換マシーンなので？
さう其の場所変換マシーン。
しかも其れはな、例の不確定性原理にて構成される物理的マシーンなのだ。
不確定性原理にてそんな銘木ペンが出來るのかい？
さうだよ、まさにそんな不確定な銘木ペンなのだ。
そんな不確定的でもってしかも自然的なボールペンでもって何かを書くこと。
まさに其のことが最高に樂しい出來事でなくて何であらう？
即ち旭川だらうが新居浜市だらうが大分だらうが何処だらうが其処に同時に存在し書いて居るのが此のわたくしなのだ。
もしや最近は筆記具にかまけて御勉強の方が疎かになっては居ないのか？
でも御勉強の方は丁度昨日もやったところですよ。
また其れも難しい思想書を読んで居ましたが其れもまあ僕に取ってはちょろいものです。
ちょろい？
さうちょろい。
ところで君は最近尾瀬でもって水芭蕉に囲まれる夢を見て居たのではなかったか？
いや其の尾瀬にも筆記詩人は同時に出現する。
だからまさに其のやうに不確定的に筆記をしておる。
すると其の筆記詩人がもしやそんな世界中に散らばって居るの？
はい、まさに其の通りで御座ります。
さうして何処にでも彼が居てしかも常に筆記中なのです。
そんな筆記するだけのことで果たして何が樂しいの？
いやもう其れが最高に樂しいので御座ります。
しかも其のことは丁度アンタ方が酒や女やギャンブルに嵌まるのと同じことなのです。
但し其の行為の方向性が「善」を向くことだけが違う訳だ。
あれでも筆記って「善」でしたっけ、むしろ「惡」の行為なのでは？
其れはチョット考え過ぎでせう。
特にこんな土曜日の夜などは惡い遊びには走らずむしろ壱晩中筆記です。
筆記するぞ
筆記するぞ
筆記したぞ
そんな筆記だけが頭の良いアナタ方の期待を決して裏切らない。
そんな頭の良いアナタ方が信じられるのはもうそんな筆記ダケだ。
もしや貴方はそんなに頭が良いんですか？
いえ可成にむしろ頭が惡いです。
むしろ頭が惡いのでそんな「御勉強」と「筆記」を欠くことは決して出來やせん。
