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文明批判と美と心の探求と

そんな綺麗な石はいっつも綺麗だわー「中宇利石」と「山ノ尾産の柘榴石」+「逸見石」の御話ー

そんな綺麗な石はいっつも綺麗だわー「中宇利石」と「山ノ尾産の柘榴石」+「逸見石」の御話ー

 

 

 

 

ー今回の作文の前半部はほぼ哲學的考察ですので石だけを視たい方などは是非後半部より御覧下されー

 

NHK大河ドラマはあまりにも史実を無視している…家康の正室・築山殿が武田家と内通していた本当の理由 (msn.com)

 

まさに仰る通りなのだと思う。

『どうする家康』の場合はどうも初めから「感情論」の方に傾き過ぎたファンタジー・ドラマと云う感じが個人的にはして居る。

 

其れでもってNHKオンデマンドの方でかっての『徳川 家康』の方を全話視聴してみたところ無論のこと完全にでは無いが其処では史實に基づいた解釈がなされて居り何より大人っぽい大河ドラマに感ぜられた。

其処からしても脚本を書くと云うことは其れも🗾社會にある程度は影響力のある大河ドラマの脚本を書くのであれば左様な「無理筋」を通すべきでは無く要するに是非眞面目に書いて頂きたいものだ。

 

但し個人的にはアノまるで戦國ゲームのキャラの如き信長公にはとりあえず興味があり其れでもって彼が「本能寺の變」でどう死ぬのかと云う点に就きいたく興味がある。

 

尚其のファンタジー思想は例えば「共産主義」思想であれ「アナキズム」思想であれまた其れに似たやうなものでつまりは「理想論」である。

なんだけれども現行文明はむしろ今其のファンタジー思想を持ち出さぬとヤバいところ迄すでに至って居りよって其の意味でのファンタジー思想信奉は許されやうが其れもあくまで「大河ドラマ」でもって其れをやらんでも良いやうにも思う。

 

いっそのことNHKは社會ー政治ー思想専門の番組を創り其れをまずはBSの方でやり次第にEテレや総合TVの方へ移行して行っては如何か?

 

どだいNHKには社會的責任が重くあり其れは何でかと申せば「視聴料」をまるで税金の如くに🗾國民より毟り取るからだ。

だから其の視聴料は払うがプチインテリさんやインテリさんの方方向きのインテリ番組などもまた同時に作って貰わねばもう其れを払いたくはなくなりますよ。

 

 

其れとは別の話ですがアノ爆笑問題がやってる何とか云う民放のアホ番組に何と本日「斎藤幸平 - Wikipedia」先生が出られて居た。

ですが斎藤先生は壱流のマルクス主義學者の筈です。

 

なんでもうそんな番組に出て欲しくはありません、其れもあくまで個人的には。

 

 

尤もファンタジー思想は其のファンタジーで終わってはイケません。

ですが政治思想史の上で其の「理想論」がそんな理想の侭に實現することなどは無いのです。

 

其れは此の世其のもの、また社會の成り立ち其のものが「矛盾的」にこそ推進されるものであるからなのだ。

つまりはどんな立派な保守思想もまた逆に革新思想であれ其れも本質的には「矛盾的」にこそ推進されて行かざるを得ぬ。

 

また其れが現存在其れ自體の「矛盾的」實存の様を端的に言い表すことなのでもまたある。

故に其れが「良いもの」だとはさう信じ込まぬ方が良くーあくまで本質的にはーさらに「👪主義」や「感情的な愛の次元」のところで所謂御涙頂戴的にやって居てはイカンのです。

 

其れもまあ其の「愛」との壱種臭い言葉に拘るのであればまさに其れを「アガペー」の段階に迄昇華致しませんと其の低次元での愛はすべからず矛盾化致します。

其のやうに此の世での価値の本質的性質を見定めることで下らんものは下らんとさう言えるやうになることこそがまさに自律的御勉強にて「理性を磨く」こととなる。

 

まあでも難しい話はコレ位にします。

 

 

「趣味が全然ない人」「ある人」"健康"驚きの差 趣味の有無で「ここまで」差がつく!研究データ (msn.com)

 

其の趣味は壱面では世界の諸諸の事象との恋愛関係を結ぶことでせう。

其れもあくまで婚姻関係では無く恋愛関係でせう。

 

自分はかうして多趣味な人間でありむしろ其の趣味の愉しみによりかうして癒されつつ生きて参った。

其の「生きる」のは學問でも思考でも無くあくまで物欲や食欲の方でです。

 

學問や思考は所謂頭脳に對する栄養補給のやうなものだが他方で體つまり最終的には感覚の面はむしろ其の物欲や食欲の方でこそ満たされるのだ。

ところが學問や思考ばかりでは體がオカシクなりますし物欲や食欲の方ばかりで生きますとむしろ次第に獣化して仕舞い易い。

 

だから現存在は常に其の危うい精神と肉體の上でのバランスを取ることを余儀なくされて居る。

まさに其れは丁度綱渡りのやうなものです。

 

 

人間ー人類ーとは元元其のやうに生命に取っての危ない橋を渡るであらう新生物でありとどのつまりはニュータイプのことだ。

彼はまた彼女はまさに其のやうにニュータイプですのでやること為すことが常に危険である。

 

其のやうな認識こそが所謂「インテリ層」の側に振った認識だらう。

ですが庶民ー大衆ーはまたイチイチそんな面倒臭い哲學的思考の世界に生きて居る訳には非ず。

 

つまりはまずは自分の快適な暮らしと妻と子や孫の快適な暮らし位のこと位しか考えられぬ。

でも自分は其れが惡いとは述べて居ない。

 

むしろ其の大衆的な「鈍感さ」こそが現在と云う今を成立させるに足る最大の要件である。

また其れをかのショーペンハウアー的に述べればまさに「盲目的なる生への意志」です。

 

ところが眞理レヴェルではあくまで人間其のものもまた其の人間が構築する社會的価値なるものも「自己矛盾」領域へと捉えられて行かざるを得ない。

なのであくまで「盲目的なる生への意志」を滅して行かんとすることこそが其のしつこい意志に對する「デタッチメント」となる。

 

問題は其の「デタッチメント」の精神的階梯に於いて初めて「罪無き趣味の履行」が成立するとのことでせう。

逆に申せば「盲目的なる生への意志」の段階か又は感情論レヴェルでの趣味の履行に於いては本質的に精神と肉體のバランスなどはまるで取れて居ないとの事實であらう。

 

そんな難しい話を本日はあえて致しました。

 

 

さて以下では鉱物観賞に勤しみます。

 

其の鉱物は所謂藝術作品とは異なり所詮は単なる物です。

藝術作品は人間が創るものですが物は神様が御創りになられたものであり其の人間の営為とは基本的に没交渉なものである。

 

石とは其のやうに「静けさ」に満ちたものだ。

 

つまるところ人間の営為は基本的に「煩い」が石は其の営為を超越し至って静かである。

 

そんな「静けさ」に満ちた石の世界は逆にわたくしに取り常に「浪漫」を感じさせて呉れる。

 

其の石の世界でわたくしはもう弐拾年程も泳ぎ続けて來た。

所詮其の石はモノですので集めませんとまるで寄っては來ない。

 

そんなモノは生きて居ないので「感情」もまた「精神」も何もありません。

まさにそんな静謐な部分こそがわたくしをして石に惹き付けられる最大の理由となって居る。

 

ですが普通人間は「煩い」方をむしろ好むものだ。

でも自分には其れが兎に角ウルサイ。

 

だから其のウルサイのが兎に角嫌いなんだ。

逆に煩く無いモノが自分の好みなのだ。

 

嗚呼、ウルサイ。

もうウルサクてウルサクてたまらんわい。

 

 

ではまるで御釈迦様のやうに瞑想が好きなそんな詩人さんなのですか?

…其れとはまた全然違うわい。

 

瞑想だとか宗教的教義だとかそんな話とはまるで違うんだわい。

只詩人には此の世其のものがウルサイダケなんだわ。

 

ほう、其れはまた結構な御趣味のことで…。

いや其れが結構過ぎて他に100万人位居ても其れが決して伝わらぬのだ。

 

するとアナタはそんなカルト感覚の所持者なのですね?

…仰る通りです。

 

でもおそらくは単なる自閉症でせう。

なる程、要するにそんな鬱系の人間なのですね?

 

はい、實はさうなんです。

でも鬱系の人間はよりによりまた藝術が分かる。

 

しかも明らかに其れが分かる。

 

さらに何がほんたうに美しいものであることかと云う事なども知る。

何ですが其の石はまた其れとは違う只の物質の話である。

 

物質には左様に苦しむことが無い。

物質は物理法則に従うダケのことで感情もまた生老病死も何も無い。

 

其の「無い無い尽くし」での展開がこんな人間に對し疲れ切った心をむしろ癒して呉れる。

 

でもアンタさうして机上の世界を行ったり來たりして居るだけのことですのに何でまたそんなに疲れるんですか?

其れは君などとは違い持ってる感度が別物なんだ!

 

君の場合は下品な感度で僕の感度は常に御上品な感度なんだ。

 

 

さうして自分の片割れを常にイジメて樂しいとでも仰りますので?

はい、とても樂しいのです。

 

樂しいな、樂しいな、…何でだらうな樂しいな。

ヤッパリ君は大惡人だ!!

 

ついに正體を見破られたか。

其の偽善の仮面がたった今剝がされたやうだ。

 

どうでも良いがつまらん會話は止めて石の御話を是非致しませう。

はい、さうでした、では早速にさう致します。

 

 

さて詩人様に取り其の石の「静けさ」こそが大事だと云う御話をつい先程して頂きました。

即ちものを言わぬ石はむしろ人間とは遠く隔たる物質界の純粋なる物理的現象である。

 

詩人様に限りむしろ其れに強く惹き付けられて仕舞う。

いや別に詩人に限らず石に強く惹き付けられて仕舞う人間など何処にでも居ます。

 

でも人間はそんなカルト人間ばかりでは無いことでせう。

だがさうですかねえ、石の趣味がそんなにカルトな趣味なのかなあ。

 

どうも自分には例えば👪主義であるとか、ソチラの方こそがカルトな趣味のやうに思えてならんのですが。

嗚呼其れはアナタの頭の中がすでに逆転して居るからのことですよ。

 

エッ?

何ですか、其の逆転とは?

 

貴方は人と反對のことばかりを其れも偉さうにこれみよがしに述べる「天邪鬼野郎」ではないか。

ほい、此の際其れダケは認めます。

 

でも好き好んでさうなったのでは無くつまりは「眞理探究」の果てにさうなったものだ。

「眞理探究」とは仰いますがアナタに取っての眞理が普遍的眞理だとはまさか言われますまい。

 

いやでも別に其れは「普遍的眞理」などと云う言葉になど拘らんでもエエのではないか。

何故なら「普遍的眞理」とは所詮は「特殊的眞理」である。

 

 

其れはさうとまた話が難しくなって居る。

アア、さうか普通に喋ると常に話が難しい訳だ。

 

さうです、だから其の「哲學的思考」を此の際切り捨てて是非下世話な御話を御願い致します。

ほい、では石の話をさせて頂きます。

 

だから君は石が出て來る迄に兎に角前置きが長過ぎるのだ。

なのでもうみんながイヤになり逃げて行くんだらう。

 

 

さて其の石ですが本日はまず靑い石に就き語って置きます。

 

其の靑い石とは「中宇利石 - Wikipedia」だ。

 

愛知県新城市中宇利鉱山の中宇利石 (mineralhunters.jp)

 

其の「中宇利石」は地元三河産の有名な鉱石ですが實は自分の場合此れ迄に語ったことが無い石なのです。

其れでもって何故語ることが無かったかと言えば其れは語るに足るやうな標本を壱つも持って居なかったからだ。

 

逆に何故今になり急に其れを語るのかと申せば其の「中宇利石」の良標本と言って良い物を此の程得たからだ。

 

自分の場合は2003年頃より拾年程に亘り三河や岐阜の鉱物産地へと入り浸り鉱物採集を繰り返したものでした。

従いましてほとんどの鉱物産地を訪れて居るが其の「中宇利鉱山」だけは何故か訪れたことが無かった。

 

尤も知り合いの💎の行商人が其処を訪れ後に拾って來た石を見たことなどもあったがまた其れも大したものでは無くよって其れ以來行く気にもならなんだのです。

 

 

其れと「中宇利鉱山」は坑道内で落盤事故があり採集者が死んだとの噂を確かネット上で聴き込んだ覚えなどもまたあります。

故に其の採集の上での危険さなどもまたあり結局のところは行きそびれて仕舞った産地でした。

 

ですが今回初めてヤフオクにて三河の出品者の方より其れの比較的良い標本を得た。

まさに其れがこんなに美しい靑い結晶の物だった。

 

 

中宇利石 美結晶!1

中宇利石 美結晶!2

中宇利石 美結晶!3

 

其れは陽に翳すとまさに映える靑い結晶だ。

 

但し「中宇利石」の結晶は皮膜状か又は針状で其れも細かいものですので同じ三河産の石でも田口鉱山産の赤いパイロクスマンガン鉱や棚山産のオパールのやうな魅力には欠けるものとして自分は考えて居た。

 

ところが今回此の標本を得て其の考えが変わりました。

何故なら其れは地味ではあれ物凄く美しい石なのだった。

 

但し母岩の蛇紋岩は脆く標本に触るだけで部分的に石が崩れます。

其れでも今回得た標本は比較的大きいものであり多少母岩の部分が崩れても標本自體としての變化はほぼ無いのですが。

 

尚此の標本は安く得られました。

また元元そんなに高価な石でも無い訳です。

 

 

ヤフオク! - 中宇利石 結晶質 中宇利鉱山産 国産鉱物 (yahoo.co.jp)

 

ところがつい壱ヵ月程前にこんなに良い標本などもまた落札されて居た!

其の頃は確かPCの調子が惡くヤフオクの方は視て居なかった訳です。

 

然し今回得た標本はまさに自分に取りインパクトのある石其のものでした。

兎に角其の靑の濃い部分が針状の結晶となって居て陽に翳せば其れがより美しく映えるのです。

 

靑い石やまた靑い🌸は自分に取り兎に角好みでのものです。

緑の石などもまた好きなのですが靑い石の場合はむしろ其れ以前に好きだと云う感じでせう。

 

 

 

次に語るのは其の靑の補色としての赤い💎です。

まさに其れが山ノ尾産の柘榴石のことだ。

 

其の関東産の💎で🗾壱なのは山の尾の柘榴石です。

此処🗾でもむしろ本当の💎と呼べるものが、

 

1.山ノ尾産の柘榴石ー茨城産ー

2.寶坂産の貴蛋白石ー福島産ー

 

でせう。宝坂 屋敷鉱山 (ja7fyg.sakura.ne.jp)

 

3.パイロクスマンガン鉱ー奥三河産ー

4.逸見石ー岡山産ー

5.棚山産の貴蛋白石ー奥三河産ー

6.赤瀬産の色オパール

 

などもまた鉱物標本としては壱級品です。

 

 

ヤフオク! - 鉄礬柘榴石 茨城県山ノ尾 (yahoo.co.jp)

 

まずは其れの良品を目に焼き付けて置かう。

こんなに透明度が高く大きさがありしかも結晶形が整った御品はまさしく数万単位でのものとなる。

 

ですが🗾壱の💎ですのでたとえ原石でもまあ参萬程は当然にすることでせう。

また此の画像は是非取って置いた方が良いのかもしれません。

 

尚私は此のやうな標本を得られては居ません。

其れも其れこそ山ノ尾産の柘榴石は確か壱つ切り其れも余り赤くは無いモノを持つばかりでした。

 

要するに3.5.6の辺りを兎に角頑張って居りとどのつまりは柘榴石までとても手が回らん訳です。

 

ですが今回ちっこい山ノ尾産の柘榴石を集めた瓶を得ました。

尤も石はちっこいので迫力には欠けるが何せ数が多いので陽に翳せば相当に綺麗です。

 

 

山の尾 鉄礬石榴石-1

山の尾 鉄礬石榴石-2

 

回想録:山ノ尾の柘榴石 ガーネット : サルナシの掘り掘り日記 ~越後黄金山の砂金を訪ねて~ (livedoor.jp)

山ノ尾・柘榴石 - 天海 amami (hatenablog.com)

山の尾の鉱物(茨城県真壁町) (ja7fyg.sakura.ne.jp)

 

此の辺りを視るにどうも其の山ノ尾の産地でもまた乱獲と云うか産地の荒廃と云うか其れがまさに進みついには採集禁止となったやうだ。

また其のことは三河や岐阜の産地でも全く同じことです。

 

其れも自分が採集を始めた2000年代ー今から拾年程前迄ーが日本の鉱物産地に取り鉱物採集としての最後の時代だったことでせう。

ですが其れに間に合い拾年程に亘り採集が出來ほんに我は幸せ♡だった。

 

いずれにせよかってはさうして日本の各地で💎鉱物が採れたのですが其れも今や過去の物語としてかうして語り継がれることとなりました。

 

 

ヤフオク! - 国産鉱物 逸見石 母岩付き結晶 岡山県高梁市備中... (yahoo.co.jp)

 

其の靑い逸見石もまた良い物は相当に良いことでせう。

尤もこちらもなかなか手が回らずででも比較的良い御品を壱品だけ持って居ります。

 

さても本日はさうして鉱物はあくまで「静けさ」に満たされて居りますがむしろ人間の欲望の方が「煩く」して石が枯渇して行ったとの御話をさせて頂きました。

其れでも自分の場合などもまた明らかに其の石に對する欲望がとてもウルサイ訳だ。

 

特に自分の場合は現金採集の方でもまた常にさうしてヤフオクの方をお騒がせして來ましたのです。

 

困った奴だ…。

…確かに困った奴だ。

 

そんな困った奴ですが綺麗なもんはいっつも綺麗だわ。

綺麗なもんがいっつも綺麗な石程凄いもんもまた無いんです。