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「JinHao X159」に嵌まりまくる今年の我

「JinHao X159」に嵌まりまくる今年の我

 

 

 

 

黒田日銀が「自爆」した…総裁退任の直前でやらかした「ハイリスクな奇策」の中身 このまま無事に退任できるか? (msn.com)

 

其の日銀が良いのか悪いのか今の私には正直分かりませんのですがどちらかと言えば矢張り悪い方なのではないかとさうも思って居ります。

と申しますか資本主義自由経済體制其のものに自分は大きく疑問があるのですがとりあえずは物だけは色色と其処にて買えるんですね。

 

個人的には其の「物」がまた大好きなのでとりあえずは其の観念的な「疑問」には蓋をして置き前へと進みませう。

 

 

早稲田のシンボル『角帽』ピンチ!!! 応援部、クラファンで復活プロジェクト – 早稲田大学 競技スポーツセンター (waseda.jp)

 

さても其の『角帽』がどうしても欲しい!!!

 

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おおっ、おおおおおおおー、かうして決まって値が高え。

しかも早稲田のは皆売れとる。

 

大幅値下!【希少品】同志社 角帽 - メルカリ (mercari.com)

 

でも同志社のは安い、だが同志社の角帽なんぞは要らねえぞ。

 

早稲田大学 角帽 学帽 59cm - メルカリ (mercari.com)

 

コレだ!!だが売れて居た。

實は我が頭はまるでネアンデルタール人の如くに後頭部が突き出て居り従って帽子は60センチ無いと入らないのである。

だが59センチあれば何とか入らぬでも無いことだらう。

 

 

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素晴らしい薔薇の繪だ、是非とも欲しい。

 

此のやうに其の「資本主義自由経済體制」の中では次次に欲しい物が生まれて來る。

従って決まって「欲望」に火が点き實際何時迄経っても満足されぬこととなる。

 

だから其処ではむしろ「欲望」の「限定」ー縮小化ーを行うことこそが理性的な営為となる。

だけれども「欲望」の「限定」化はまた可成に難しい。

 

だが其の弄物が卑しいことだと分かった上で其れをやるのはまさにかの壱休禅師が卑しいことだと分かった上で「👩に触った」ことと同じでつまりはすでに「風狂の境地」に達して居り逆に〇である。

 

 

ちなみにたった今我には狂いまくって居るペンがありまさに其れがJinHaoのX159である。

師走に初めて壱本を求めまずは其れに度肝を抜かれた。

 

JinHaoの159自體はかって参本を求めたまに使って居たが其れは至極重い金属軸のペンで結局今は使って居ない。

 

ところがX159なるニュー159は軸が軽く作りの方がより良く感ぜられる。

 

1.其の軸の精度の良さは拾段階評価で9.5以上ーつまりは9~10ーとなる。

2.理想的な重さー28グラム~29グラムー

3.巨大な8号のペン先の出来が秀逸

4.フィード(ペン芯)の出来もまた秀逸

5.兎に角低価格ー其れも九百円台からあるー

 

よって総合評価で百点中95~100点を与えられる。

またつまりは日本のメーカーの廉価万年筆で此れに太刀打ち出来る品が皆無である。

 

6.現在我が使うX159は弐本。

 

基本的にどちらも秀逸なペンだ。

但し細かな部分での個體差のやうなものはある。

 

JinHao X159 緑軸

 

JinHao X159 緑軸

JinHao X159 緑軸




JinHao X159 靑軸

JinHao X159 靑軸



緑軸…インクフロー(インクの出方)を良くせんが為に最初に可成書き込みを行った。

靑軸…最初からインクフローが良い。

 

でもって共にコンバーターにインクを入れセットしただけではインクは出ないから少しインクにペン先を浸す必要がある。

だが其れでダメだと思ってはならぬ。

 

何故なら経験上むしろインクが最初出にくいペン先の方がインクの出が良い場合が多い。

結果的に靑軸の方は「馴らし書き」をせずに最初から完調である。

 

尚此のX159のペン先は交換する必要を感じさせない。

其れ位に出来の良い鐵合金のペン先なのだ。

 

 

此の大きなペン先は元より柔らかいものでは無いが生硬な硬さを感じさせずしかも安っぽくも無い。

だから何で此のペンがたったの千円で買えるのだらうか、其れもこんな円安なのに。

 

要するに此のX159の最大の売りの部分は其のコスト・パフォーマンスの高さにこそある。

つまりは此のX159を拾本買っても総額壱萬円で済む。

 

さて此のX159は単に「チープ」な品とは違う。

即ち100円ショップで売られて居る日本のメーカー製の108円の万年筆や或は540円の万年筆などとは本質的に異なるのである。

 

何故なら、

 

7.万年筆に求められる部分とはまずは「筆記具としての本格性」であり

8.さらに作りが良く長期に亘り安定的に使える部分

 

なのだ。

 

でもって普通其れが可能となるのが弐千円以上する御品となるのである。

ところが、此のX159こそがまさに其の部分をこそ半値で満足させたのである。

 

 

JinHao X159 Acrylic Fountain Pen Metal Gold Silver Clip Fine 0.5mm Nib Writing | eBay

 

おまけにかやうに色合いやクリップの金色、銀色などが選べる。ーこちらは我が購入する出品者の品だー

例えば弐本目はダークブルーの軸でペン先やクリップは銀色ークロームメッキか?ーの方を選んだ。

 

其れがまた大変シックな色合いで夜だと黑に見える位のものだ。

だが兎に角調子が良いペンなので最近は此の弐本のX159ばかりを使って居りつまりは他の万年筆を使う機會がめっきり減って仕舞った。

 

Jinhao x159 • あらゆる面で優れている? • 万年筆レビュー - YouTube

 

正直其の「あらゆる面で優れて居る」廉価万年筆である。

無論のこと世界壱の廉価万年筆となることかと思う。

 

最近はかうして欧米の愛好家もJinHao 100や此のJinHao X159をべた褒めして居る場合などが多い。

其の理由の壱つに欧米では今万年筆が高級品化して仕舞って居り其れも壱萬、弐萬の世界では無く皆拾萬程の世界のものと化して仕舞って居るのである。

 

要するに万年筆其れ自體が眞の意味での「特権層」=金持ちの為の御品であり趣味と化して仕舞って居るのだ。

だが其れこそ昭和の時代位までは場合により良い万年筆を安く購入することなども可能だった訳だ。

 

またつまりは「万年筆趣味」其れ自體が「特権層」化して仕舞った。

だが例えば左翼アナキストとかで頭は良いが金の無い人もまた居る訳ですのでそんなもんでは其の「悪い社會」とまるで闘えぬではないか。

 

だから其の為につまりは「特権層」をやっつける為の御勉強を重ねんが為にまさに此のJinHao X159が製品化されたのだらう。

いや違うか、要するに中國共産党の其の覇権主義が此のペンを生み出したとも言えるのだらうか?

 

兎に角現時点で日本の万年筆メーカーはもう明らかに敗北しておる。

でもって勿論日本の万年筆メーカーでも同じ位の物は幾らでも作れるが最低で五千円、いや其れもまた苦しく大體壱萬円位の品となって仕舞うことだらう。

 

 

The $10 Jinhao x159 fountain pen - not a Montblanc 149 alternative but a darn good pen - YouTube

 

其の独逸の壱流万年筆であるモンブラン149ですが、

 

価格.com - モンブラン マイスターシュテュック 149 (万年筆) 価格比較 (kakaku.com)

 

かうして其のNo.149の現行品の価格を調べてみたところまさに驚愕の値となっておった。

しっかし幾らなんでも12萬とか10萬とか其れは無いでせう?

 

だったらもう現行品は買わずにヤフオクなどで4、5萬の70年代物を買う方が御品の作りも逆に良いことですしずっと御得です。

要するにモンブランと云う企業其れ自體が所謂金権資本主義と結託して居り要するに地に落ちたと云うことでせう。

 

 

でもってしてNo.149は確かに良いですが現行品に限れば拾萬だ。

でもNo.149を眞似て作られたJinHao X159の方はあくまで千円です。

 

無論のこと本物に比ぶれば当然にチープ感はあります。

但し其のチープ感は所謂「安からう、惡からう」のチープ感では無くまさに「値段以上に出来の良い」チープ感なのです。

 

兎に角今我は此の万年筆にゾッコンで實は参本目もすでに頼んである。

其れはアボガド・グリーン即ち春を先取りするかのやうな御色をした御品である。

 

勿論最終的には壱年をかけ拾本は得たいとさう考えて居る。

尚同じ万年筆を何本も買う奴はバカじゃねえかとさう思われるのやもしれぬがあくまで其れはさうでは無い。

 

實は万年筆には個体差があるので拾本位買えば弐、参本が完全に「当たり」の御品となるのですから。

尚自分はかって高価な万年筆でも大抵は弐、参本ずつ持って居りましたものです。

 

 

兎に角此のJinHao X159には此処のところ完全にしてやられて來て居り逆に本家としてモンブラン149を使う機會が減って居ると云った始末である。

尚中國の万年筆の歴史はまさに「模倣」の歴史でありかっては「パーカー」の製品が眞似られて居たが最近はさうして独逸物まで眞似られて居るんである。

ーJinHao 100などはパーカーのDuofoldを眞似て作られたものですー

 

但し眞似て同じやうに金ペン付きの高級万年筆とするのでは無くあくまで廉価万年筆として居るところにこそ面白さがある訳です。

ちなみに先程此のJinHao X159の日本での売値を調べてみたら何と四千円台の後半から六千円台もの値でもって売られて居た。

 

とするとべらぼうに儲けて居る奴が其の日本の文具業者の中には居ることでせう。

 

かうしてJinHao X159は兎に角樂しい万年筆です。

其れ即ち「安くて良い」物を得ることこそが今の我に取り最も樂しい物との付き合い方なのだからこそ。

 

 

金豪 X159のヴァリエーション及び仕様諸元