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文明批判と美と心の探求と

知の巨人立花 隆がかって思い描いた人類の未来とは?-壱 人類の未来への鍵は個に於ける認識の転換にこそむしろ掛かって居る-

 

さて其れでは其の知の巨人としての立花 隆先生がかって考えられた人類の未来のことに就きそろそろ此処でもってじっくりと考えてみませう。

 

 

 

『サピエンスの未来 伝説の東大講義』(立花 隆):講談社現代新書|講談社BOOK倶楽部 (kodansha.co.jp)

すみませんがまだ読んでは居りません、ですが是非読みたい本です。

 

立花隆「地球は人類にふさわしくないものに変わりつつある」 49年前の「デビュー作」にあった予言 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

 

尚現存在に取り壱番大事なこととはズバリ思考であり認識です。

其れも何処を向き思考乃至は認識を積み重ねて居るのかと云う点が最も大事な点です。

 

逆に申せば例えば科学的ー科学技術的ーに世界を「進歩」に取っての資源として捉え其れを収奪か又は搾取することにより人間にとっての諸価値を高めて行くと云う考え方などはむしろ非理性的な考え方です。

わたくし自身の論点とは其のやうな非理性的な考え方に何故此の科学文明が陥って仕舞ったのかと云うことを哲學的な観点より明らかにすることにこそあった。

 

其れを壱言で申しますと理性がカタワ化する即ち偽の理性へと変質して仕舞う其の「原始退行化」の流れを理論的に明らかにしてみた訳です。

全体論としての理性ー人文理性ー⇔分析理性ー科学及び科学技術ー

 

其処で即ち右の部分ばかりをやりますと理性としてのバランスが崩れ結局は、

全体論としての理性ー人文理性ー<分析理性ー科学及び科学技術ー

 

となって仕舞います。

すると人間が本来持ち合わせて居る筈の感度の部分ー直観的能力や直感力ーも鈍って来て所謂「洗脳」状態へと至らざるを得ない。

 

其れを譬え話でもって説明致しますと、

 

森=木木ー植物型生命ーや動物ー動物型生命ーや土壌や岩石等の集積物であり且つ其れの相互作用系

と云うのが其の分析理性による自然理解ですが、

 

例えば詩人や共感覚者ー藝術的感性ーによる自然への見方は其れとはまるで違うまさに「自然の豊かさ」や完璧性を直に其処に感じ取るものだ。

要するにさうした部分視なのでは無くむしろ全體的に其の価値を感じ取り其れを評価してさえ居るのです。

 

 

ですので、あくまでわたくしの見方に限れば、

其の分析理性ー科学及び科学技術ーが膨張した分さうした本来人間が持ち合わせて居る全体論的認識が制限を受け、

 

其れでもって自然破壊が長きに亘り引き起こされ地球が壊されて行ったと云うそんな理解での仕方です。

 

理性⇔本能

 

此の部分もまた屡述べて来たことですが其の理性其のもののバランスが崩れることにより上記の関係性もまた異常となって来ます。

 

理性→本能

 

大まかに申しますと其処に理性の原始退行が引き起こされることにより理性が屡本能化したりもまたする。

具體的に申せば科学者が成果を盗作したり捏造したりすることがまた頻繁に起こっても来る。

 

實際に今さうしたことは頻繁に起きて居ることでせう。

 

では何故本能ではイケナイんですかとさうした疑問が生ずるかとは思うが其のことは是非中学や高校レヴェルでの倫理社會などから是非學んでみて下され。

まさに其れは近代社會に於ける根本での大原則です。

 

近代社會と云うもの其れ自體が其の理性により組み上げられた社會としての要件を満たすものなのだ。

ですので理性的に生きられなくなったが最後人類は近代的世界を生きる者ではよもや無くなりむしろケモノの如くに欲望モロダシの態にて生きて行く他は無くなる訳だ。

 

そんな訳で現在其の近代社會に行き詰まりの態が見られるのは其の理性としてのバランスがそも狂って仕舞って居るからなのだ。

 

であるからわたくしは是非其の過ちの部分を治すつまりは人間の認識の方から其れをそも変えて行きませうとさう決意し此の御話を書き続けて来たのです。

なんですがわたくしの言ってることはまた確かに高尚な理論でもまたあるので其れがまた壱般の人人にはほとんど理解して貰えない訳だ。

 

でもってイキナリまた其の立花 隆先生の御話の方がスッ飛んで仕舞いました。

 

 

ー農耕という技術は遷移を人為的に妨害して、ある種の植物だけを常に繁栄させておこうとするものである。もし人間が畑の耕作や除草をやめれば、ただちに遷移は進行をはじめる。

この遷移の系列が、人類の時代をもって終わるということは、生物学的な常識から考えられない。30億年の地球史のなかで、それぞれの時代においてわがもの顔に地球を支配していた三葉虫や恐竜などがそうであったように、われわれ人類も自己の活動それ自体によって環境を自らの存在にふさわしくないものに変えつつある。

もし人間が、自ら変えてしまった環境に生物学的に適応できなくなれば地球の支配権を次の生物に譲らなければならないのはあきらかである。

この遷移の系列が、人類の時代をもって終わるということは、生物学的な常識から考えられない。30億年の地球史のなかで、それぞれの時代においてわがもの顔に地球を支配していた三葉虫や恐竜などがそうであったように、われわれ人類も自己の活動それ自体によって環境を自らの存在にふさわしくないものに変えつつある。

もし人間が、自ら変えてしまった環境に生物学的に適応できなくなれば地球の支配権を次の生物に譲らなければならないのはあきらかである。

 

遷移には革命がつきものである。優占種はその時代の環境に最も適合しているからこそ、優占種でありうるのであって、環境が変化すれば、凋落せざるをえない。たとえ、社会主義の次の段階が共産主義であるという予測が正しいとしても、その移行を担う主役は、社会主義社会の中でいま醸成されつつあるまだ知られていない種であって、現在の体制を担っている優占種ではないだろう。

 


たとえば、進化史という遷移系列の未来を考えてみよう。現在の環境変化の進行から、優占種の交代が行われるとき、次なる優占種はいかなるものであるかについては、ほぼ科学的な予測ができる。次代の優占種は必ず先代の優占種の内部あるいはその近縁のものから生まれてくる。

 

 

気候一つとっても、環境はローカルによって個別性を持っている。また、同じ気候区にあっても、砂丘の上に展開される遷移系列と、内陸部で展開される遷移系列とではおのずから異なってくるのは当然である。

社会的な遷移についても同じことがいえるだろう。マルクス嫡子ちゃくしたるべきヨーロッパ社会主義はついに誕生せず、ヨーロッパ社会はすでに別の遷移系列をたどりはじめている。それを正確に跡づけて未来を予測している人は誰もいないが、ヨーロッパ社会の次代の相貌は、この社会が現在内包しているものを分析することによってのみ知られるのであって、マルクスに帰ることによってではないのは明らかである。ー

「数年以内に君たちは人生最大の失敗をする」立花隆が“6時間の最終講義”で東大生に語っていたこと | 文春オンライン (bunshun.jp)より

 

 

まずは其の社會のあり方に就いてですが、其の社會の抱える矛盾の淵源も結局は個としての人間の認識上の癖ーケモノ性ーの部分へと還元される筈だと個人的にはさう考えて来て居ます。

社會⇔個

 

と云うことですが其処に先の如き理性的にバランスを欠いた傾れ込みが常に起こるので其の社會主義にせよさらに理想としての共産主義社會にせよ其れがあくまで理性的には理想として成り立つにせよ現實的にはむしろなり得ないと云う御話とならざるを得ない。

要するにわたくしの論理としましては現存在は近代以降もまるで理性的になど生きられては居ないと云うこととならざるを得ない。

 

では其の理性的に生きる事、理性的に社會を組み上げることとは具體的にどんなことですかとさう問われるならば其れは是非御自分の心にでも聞いてみて下され、などと云うまるで禅問答の如き結論となって仕舞います。

要するにまずは認識其れ自體を社會的洗脳の側から自分側へと持って来なければ何も話が始まらぬと云った感じでせうか。

 

尚其の體制に関しては現行の資本主義を採るよりはマルクス主義に限らず其れこそ倫理的な資本主義や限定された資本主義へと変わらざるを得ぬ部分へとすでに近代社會は追い込まれて居ると見るべきです。

ですがさうまでなってもいまだに其の価値ヒエラルキー主體での搾取社會からは抜け出せぬ文明ですので結局は何も変われずに其れこそ今後頻発して来るであらう気候変動による大災害やまた此処日本に於いては特に大地震の脅威こそが最も大きな社會的リスクとして考えられるものです。

 

其れから其の「優占種」の交替と云うことですが、個人的にはあくまで近代とは理性と云うよりも観念としての抽象領域が只ひたすらに膨張=暴走した自然に対する破壊過程だとさう感じて居りよって「優占種」の交替が起きる前に全地球的に生態系が破壊され生命全滅の危機が生ずる筈だとさうも考えて居ます。

 

大體其れが2100年辺りから引き起こされて来る可能性もまた高くある。

ですので其れはまさにすでに「かうしてもう長きに亘りやらかして仕舞った」ことですので過去の文明の行為を今幾ら悔やんでももはやどうにもならぬ現實としての様です。

 

問題はむしろ大衆が其れとは程遠い認識をして居ることでせう。

ですが其れもまた其れは其れで良いのだらう。

 

人間に就きこんなに苦しむのは詩人や純文學作家や画家や音樂家、また宗教家や哲學者などで沢山であり其処であえて人類の明日に対し絶望して居ない方が樂と云うものです。

但し其の樂なのは事の本質をあえて見ない形での樂だと云うことと常にならざるを得ない。

 

 

 

ー『世界の観照、世界の解釈がまず正しくなされないことには、 世界の変革は不可能です。 

それなしの変革は、盲目的になり、エントロピー増大の方向に向かうだけです。 

それは進化ではなく、退化です。』ー◆人間はどこへ行くのか、その1 | 遺言 (taorikeiko.com)「サピエンスの未来」~伝説の東大講義~より

 

尚此の部分だけをこちらより引用させて頂きました。

 

まさにわたくしが述べ続けて来たこととは其のことです。

現存在の抱える問題とはまさに其の認識上の誤謬の部分にこそあります。

 

また其れは此れ迄に繰り返し述べて来た如くに我我個が其れ其れに精神的に自立しまさに自律的な価値を生きられるかどうかにこそ掛かって居ます。

故に我我現存在に対し本質的に提示される問題とは其れこそ其の世の中の様が悪いことには無く其の悪い世の中の価値観にあえて同調し歩んで仕舞う其の理性を欠いた様=人間理性としてのおバカさ加減にこそ生じて来て居るのだ。

 

尚個人的には人間の社會がさうして価値を変えつつ成り立たせて行くことを「進歩」と呼び所謂自然界での「進化」とは区別して居ります。

「進化」は「破壊」を生ずることは無いが「進歩」はむしろ「破壊」をこそ其処に呼び込む訳だ。

 

其れもまた其れこそ少しく悲観的につまりは大袈裟に考えますと2100年頃迄に此の現代文明が地球を破壊し尽くして居る確率が八拾パーセント程もまたあることでせう。

対して其の逆に樂観視するのだとしても五割程の確率にて其の壊滅的な破壊が齎される筈だ。

 

ですのでどうのかうのでは無く現存在は今やまさに其の宇宙の大破壊者となるかどうかの瀬戸際にこそ立って居るのだ。

 

ああー、あああああー、怖い!!!

またさうして頭の方がおかしゅうなって御座るのか?

 

そんなんじゃないわい。

其れこそもうそれどころでは無い。

 

 

ですが其れはまた認識の上での転換により自らの心理の上での幸福の達成に繋がる機會なのでもまたあり得ることだ。

要するに其れは其れとしてまた惑わされずに自己としての内面的完成に対し努力を重ねることもまた可能である。

 

ですが其れにもまた限界乃至は限度がまた常にある。

其れが其の盲目的変革に過ぎぬ限りは此の社會的な迷走の挙句での様様な不利益がまさに物理的に我我個としての生存条件を狭め続けて行くことだらう。

 

ですので問題は要するに「今個として何処を向き何を見詰め且つ信じて居るか」と云うことにこそ掛かって居る。

言うまでも無くさうしてスマフォやゲームに洗脳されて居るやうでは其れはまともな認識だとはよもや申せません。

 

またすぐにさうして👩に飛び付くことや其れから酒を飲む事などももう止めた方が良い。

また動画などは眞面目なNHKEテレやBBCが制作したものを是非視ませう。

 

 

さて其のエントロピー増大と云うことは無秩序化と云うことです。

無秩序化とはアナキストのことでは無くアナキストとはむしろ秩序的な統治上のスケールダウンのことである。

 

其の無秩序化とはまさにケモノのことでせう。

其のケモノ共がさうして寄ってたかって貴方方の其の大切な實存的価値を奪って行くのです。ーさうして根こそぎに搾取且つ収奪致しますー

 

ああー、あああああー、怖い!!!

分かりましたからもう其の劇画モードだけは止めて下され。

 

 

さて「進歩」とはむしろ其の「退歩」を往々にして誘発するものだ。

よってもはや余分な進歩は要らず後はもう地球環境を救うことにだけ是非科学技術を是非使って行くべきだ!

 

でも火星へ逃げれば良い話ですよ。

君は何処の小学生か?

 

へっ?

君は壱體何処の小学校でもって學問を學ぶ小学生なのか?

 

ゴヤ市立弥富小学校の6年生ですが…。

バカ、其れは此のワシの母校だ!!

 

其れもより正確には我は中根小学校の第壱回卒業生なのだが5年生まではしかと其の弥富小学校に通ったのだ!

社會の先生、では人類はもうお先が眞っ暗なのですか?

 

其れも眞っ暗暗の暗だ…。

 

ですが此処まで見通しが暗いと逆にかう何だか笑って仕舞いますね、わっはっはっはっはっはー。

社會の先生、では人類はどうしたら助かりますか?

 

ああ、其れはもはや助かりませんのでアナタだけが救われれば其れで良いのです。

それでーいいのだーそれでーいいのだー、ぼんぼんばかぼんばかぼんぼん。

 

でんさーいいいっかだー、ばーかぼんぼん。アイドル・フォー 天才バカボン 歌詞&動画視聴 - 歌ネット (uta-net.com)