目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

ベーシックインカムの實行こそが今我が國には必要だ

此の度のコロナウイルス禍にて今後様々に社会的な問題が浮上して参りませう。

 

無論のこと文明を継続する側は何としてでも文明を立て直さうとしていくことでせう。

 

出来れば元通りにしたひと特に先進国はさう願ひまさに何事も無かったことのやうにさうして行きたひことだらう。

だが此の度のことで文明は決して安心、安全なものでは無くむしろ21世紀型の文明がグローバルに危機を増幅させるに至る構造を持つものであることがみんなに分かった筈です。

 

勿論わたくしにはもうずっと前から分かって居りました。

 

だから文明に浮かれて✈に乗ったり豪華客船に乗り成功者気取りで遊んで居てはならぬと前々から何度も述べて来て居りませう。

 

尚わたくしが考へるところでの保守とは常に気を引き締め危機に備へると云ふさうした謂はばマイナスの方から維持=プラスをこそ求めると云ふものだ。

 

其の気が引き締められては居らぬ点が現代文明に於ける最大の問題点だらう。

 

 

抽象的な幸福の領域を願ふばかりに抽象的な名誉だの抽象的な金だの抽象的な科学技術的発展だのを追ひ求める先進諸国の欲望こそがむしろ地獄行きへの道を選択して御座る、とさう述べて来て居るのだが其処がお分かりだらうか?

 

確かに社会の教師には半分位頭のおかしひ奴も多々居るのでそんな説を全的に鵜呑みにする必要などは何処にも無からう。

 

のですが、文明は可成に思想的に脆く形成されて来て居りいざこんな大事にでもなればもはや何が何だか分からなくなり其れこそマスク一つさへもが誰しもには調達出来ぬと云ふことが実感として皆によーく分かったではなひか。

 

マスク一つをみんなに配ることの出来ぬ政府が威張って居られる余地などもう何処にも無ひのだぞよ。

 

 

政府に限らず官僚も日銀も衆議院参議院も県も市も町村もまた裁判所も嗚呼今マスク一つさへあればなあ、と誰しもがさう思ふ昨今である。

 

学校が休みになってもスマフォだのケータヒだのを弄りまくり訳の分からぬ有害サイトばかりを覗き込むかまたはツイッターだので訳の分からぬ誹謗中傷を繰り返しはたまた訳の分からぬゲームを一日中やりまくりでは折角学校及び塾が休みになってる意義など何処にも無ひぞよ。

 

さうでは無くまずは本を読むのだ。

 

其れも一月に拾冊は読まねばならぬぞ。

 

週刊誌以外ならば本は何でも良ひ。

一番良ひのは少年少女世界文學全集だ。ー〇ー

またSF文學でも宜しひ。ー〇ー

 

 

無論のことエロ本は駄目だ。ー✖✖ー

競馬の予想紙とかパチンコの攻略本なども勿論駄目。ー✖✖✖ー

 

 

尚気が引き締められては居らぬ文明の様をしかと改革する為江戸時代には様々な政策上の改革が断行されてもおったもの。

 

ー改革は6年余りに及ぶが、役人だけでなく庶民にまで倹約を強要したことや、極端な思想統制令により、経済・文化は停滞したこと、さらに「隠密の後ろにさらに隠密を付ける」と言われた定信の神経質で疑り深い気性などにより、財政の安定化においても、独占市場の解消においてもさほどの成果をあげることはなかった。その一方で、農民層が江戸幕府の存立を脅かす存在へと拡大していく弊害があったとも指摘されている。結果として、将軍家斉とその実父徳川治済の定信への信頼の低下や幕閣内での対立、庶民の反発によって定信は失脚することになった。ー寛政の改革より

 

寛政の改革とは?わかりやすく解説!政策の内容や田沼意次について

 

寛政の改革は確かに厳しひもので其の故に失敗したとも評価される政策だ。

だが現代文明には今まさにかうした改革こそが求められて居るのではなからうか。

 

 

ー水野は奢侈禁止を徹底し、同年に矢部が失脚すると後任の町奉行には忠邦腹心の目付鳥居耀蔵[2]が着任する。鳥居は物価高騰の沈静化を図るため、問屋仲間の解散や店頭・小売価格の統制や公定賃金を定め、没落旗本や御家人向けに低利貸付や累積貸付金の棄捐(返済免除)、貨幣改鋳をおこなった。これら一連の政策は流通経済の混乱を招いて、不況が蔓延することとなった。ー天保の改革より

 

また同様に厳しさを含む天保の改革もまた失敗に終わったともされて居る施策だった。

 

此処からも人間の社会が如何に難しひものであるかと云ふことが見へても来やう。

 

要するに普通庶民は縛られたりするのが大嫌ひで厳しひのがむしろ好きな人は修行者であるとか或はMの人であるとかに限られて仕舞ふのだ。

 

兎に角大衆は酒池肉林、おおまさに其の諸要素が満足されねば生きて居ても全然楽しくは無ひ。

 

しかしながら常に理性的な人、つまりはカントやショーペンハウアーのやうな人ならばまずは自ら👩を遠ざけ近寄らず、さらに18時以降は必ずや家に籠り哲學三昧に耽るのだった。

 

 

其のやうな理性の世界とは無縁な大衆は兎に角常に食ふか食はれるか?であり、また👩とねんごろになるかならぬか、なのだ。

 

ところがネット大衆はじぶんでじぶんが利口だなどとも往往にして思って居るものだ。

 

おまへがまさにさうではなひか?

 

 

いや、パッと見には大衆的では無ひかもしれなひがほんたうは可成に大衆的でもあるわたくしなのです。

 

だから其れこそ他人ごとでは無ひ。

 

 

ちなみに最近のわたくしは其の倹約だの限定だの下山だの、兎に角さうしたマイナスのベクトルに常にムチ打たれて居りしかも其処が何やら少しずつ快感にさへ感じられつつあるのだった。

 

即ち、

 

観光旅行禁止!

 

海外渡航禁止!

 

結婚禁止!

 

登校禁止!

 

出社禁止!

 

などだ。

 

 

 

此の禁止!と云ふ言葉が兎に角とても好き♡なのだ。

 

此の禁止!と云ふ言葉の中にはわたくしの提唱する「限定の思想」の要諦が余すところなく指し示されても居やう。

 

ところが兎に角大衆は禁止!されるのが大嫌ひなのだ。

 

 

だが其処でよーく考へてみやう。

 

禁止!じゃなく自由だ民主だ進歩だ合理化だ。

 

とさうして仕舞ひ其れでもって我我ははんたうに幸せなんだらうか?

 

むしろ鞭で打たれてこそ初めて分かる肉体の歓び♡と云ふものが何処かにありはしなひか。

 

 

むしろ千尋の谷に突き落とされる其の苦しみこそが我等を雄々しく逞しく鍛へて行っても呉れやう。

 

 

そんな精神論はまるでイヤだ。

さう云ふ論理が罷り通れば其れがやがては神風特攻隊とかユダヤ人の虐殺とかさうしたまさに個を圧殺する極端な右の主張に繋がって仕舞ふことだらう。

 

 

では左翼としての君の論理、其の論理によれば人間は皆平等でもってして神の如くに人権を認められて居るとさう仰るのか?

 

神の如くでは無くあくまで人間の範囲で人権は認められて居てしかるべきだ。

 

 

だが其れをやると必ずや人類は滅ぶぞ、滅ぶのだぞよ。

 

なんとなれば地球其れ自体が有限だからなのだ。

 

 

抽象的理念はすでに其の具象性を葬り去って居るぞ。

抽象的理念が二重、三重に要するにゴチャゴチャに入り組み文明の価値観自体を虚的に巨大化して仕舞って居るのだ!

 

 

なる程、左翼、負けました。

 

でも神風特攻隊とかユダヤ人の虐殺とかさうしたまさに個を圧殺する極端な右の主張こそが誤りだらう?

 

なる程、右翼、負けました。

 

 

かやうに両方とも負けて仕舞ひましたがこれからどうしていったら良ひのでせうか?

 

もはや此れからは右左と云ふことでは無ひ。

 

 

右左では無く上下だ。

 

ヘッ?上下?

 

 

上=天國か又は佛の世界へ行くか其れとも下=煉獄、地獄へと堕ちていくかの其の分かれ目なのだ。

 

だが其の前にコロナウイルスとの死闘が待って居やうぞ。

 

 

 

其れでもって江戸期の幕政改革は其のコロナウイルスとの死闘にどう繋がっていくのでせうか?

 

 

だから其れは禁止!の一言だ。

 

もはや政府はベーシックインカムの実行を是非検討すべきだらう。

 

 

事實としてトランプ政権は矢継ぎ早の対応にて感染症対策に獅子奮迅しても居らう。

 

アメリカ 新型コロナウイルス経済対策

 

此処にもあるやうにベーシックインカムとは社会民主主義的な発想なのだがもしも米國で感染拡大が止まらぬやうであればトランプ政権が其れを実行に移す可能性もまた高くあらう。

 

元々トランプ政権は傍若無人の無頼な政権なのではなく自國民の利益を守り行き過ぎた自由に歯止めをかけるべく限定的な政策を打ち出したものでもあらう。

 

であるからこそ我は当初からトランプ政権を支持するとさう表明して居たのだった。

 

 

ところが大衆には其の施策の意味するところがまるで分かって居なひ。

 

トランプ政権の本質とは右や左だと云ふことでは無く米國民の命と未来を守ると云ふ上からの改革と云ふことに尽きて居るのであらう。

 

だから早う日本も日本國民の命と未来を守る為に一刻も早くベーシックインカムにて満員電車で通勤せずとも良ひやうにして呉れなくては誠に困る。

 

 

ところが彼ー総理ーはオリムピックをやりたがって居るのみ。

 

何故そんなにオリムピックを早うやりたひのだ?

 

其処でもトランプは延期せよと至極まともなことを言って居るではなひか。

 

 

結局トランプの方がずっと偉ひではなひか。

 

 

トランプ氏に付ひて行けば天國へ行けるのでせうか?

 

そりゃ日本人には関係無ひことだわな。

 

だから今総理がたとへば一カ月間はベーシックインカムをやります、とさう述べれば我我は皆命が救われ浄土にさへ行けるのだ。

 

 

するとウイルスにやられ死んでから浄土へ行けるのでせうか?

 

さうでは無ひ、此の世に居ながらにして浄土へ行けるのだぞよ。

 

 

働かずして金が貰へること、おおまさに其こそが理想の浄土としての生き方ぞ。

 

 

幕政改革はどうなりましたか?

 

おまへと話して居るとつひ肝心な話の内容が何処かへ飛んで仕舞ふのだ。

 

ー当時の幕府は享保の改革を推進する将軍徳川吉宗のもと、老中松平乗邑の主導で質素倹約規制強化が徹底しており、祭りや芝居などは縮小・廃止されていた。それと全く逆を行く宗春は、規制緩和をして民の楽しみを第一に政策を進めていく。緊縮財政・法規制の強化をする幕府に対し、開放政策・規制緩和(消費奨励ではない)の尾張藩となっていった。ただし規制緩和のみではなく、神社仏閣への公式参拝には束帯騎馬の正装で赴き、幕府の法令も先回りするなど、宗春は幕府に対立する姿勢は全く見せていない。むしろ幕府の法令を遵守するように命じて、大切な形式はしっかりと守っている。一方、巡視などでは朝鮮通信使の姿・歌舞伎・能の派手な衣装で出向いたり、時には白い牛に乗って町に出たり、民衆が喜ぶ服装を工夫した。名古屋城下郊外に芝居小屋や遊郭等の遊興施設を許可するなど規制緩和政策は、商人たちに受け入れられ、名古屋の町は賑わっていった。

享保17年(1732年)正月、自身の著書『温知政要』(21箇条)を藩士に配布した。3月には『條々二十一箇條』を発布した。その中で「行き過ぎた倹約はかえって庶民を苦しめる結果になる」「規制を増やしても違反者を増やすのみ」などの主張を掲げた。これらの政策には、質素倹約を基本方針とする幕府の享保の改革による緊縮政策が経済停滞を生み、蝗害による不作も重なり、各地で暴動が頻発していたことへの反発があると言われている。なお、幕府の倹約経済政策に自由経済政策理論をもって立ち向かったのは、江戸時代の藩主では宗春だけである。

この結果、継友時代の倹約令で停滞していた名古屋の町は活気を得て、その繁栄ぶりは「名古屋の繁華に京(興)がさめた」とまで言われた。また宗春の治世の間、尾張藩では一人の死刑も行われなかった。宗春は、犯罪者を処分する政策ではなく、犯罪を起こさない町造りを目指し、藩士による表立った巡回をさせている(密偵は使わなかった)。また犯罪者が増えると、死刑ではなく別の処分(髪や眉毛などを剃る等)も行われた[注釈 9]。さらに、心中しようとした者を、野ざらしの刑にはしたが、結果的には夫婦として普通に生活することを許可した(闇森心中事件:当時の幕府の令では「心中未遂の場合は非人あるいは死罪」)。岐阜への巡視では奴振りをさせ、知多への巡視では徒歩で移動するなど、当時としては斬新な行動をいくつも行なっている。こうしたことで、当時としては珍しく、生存中の大名が浄瑠璃や歌舞伎の題材となった。ー徳川 宗春 #尾張藩主より

 

 

かうして尾張藩主徳川 宗春は幕政改革に反抗し当時独自の自由主義経済政策を断行し都市としての名古屋は繁栄していく。

 

 

ー藩主となって 宗春が打ち出して来た政策は、藩の行政機構を担っている重臣たちにとって、とてもついて行くことのできるものではなかった。まして幕府と対立するに及んでは、藩の存在そのものがおびやかされるという危機意識を、重臣たちはもったであろう。

またこの頃になると、宗春の放漫財政の結果、藩には多額の赤字が累積されてきていた。その上、養女近姫の婚礼のための費用も必要となり、ついに元文2年(1737年)6月には領民に借上金を課すことになった。すなわち蔵入地の村々からは、年末に徴すべき堤銀を担保として村々高割で計金4000両を、給知の村々からは利息を付ける約束で文銀4000両を借り上げたのである。さらに同年12月には、員数金と称して、村々から年貢米を担保に1万両を借り上げた。ー

徳川 宗春#藩士との対立と放漫財政からの借上金より

 

ーだが、宗春が藩主を継いだ享保16年(1731年)は総差引2万7064両の赤字に転じ、隠居前年の元文3年(1738年)には、金7万4607両・米3万6489石余という巨額の累積赤字を出し総差引14万7585両の赤字となった。赤字補填のために領民に多額の借上金を命じて庶民の暮らしを圧迫することになった。

これを継いだ8代宗勝は倹約を続けた結果、延享4年(1747年)までに、金部門では2万8288両が不足するものの、米部門は11万4779石の剰余となり、総差引では1万3612両の黒字に転じることに成功した。。[9]

徳川宗春#膨大な財政赤字より

 

 

 ところが無論のこと其れは赤字財政に陥る。

即ち庶民のやりたひことをやり都市が繁栄すればする程に例の地球其れ自体の限定性からも赤字に陥ることが必然的にならう。

 

だからそもやっちゃいけなひのだ。

 

やっちゃいけなひのでかやうにビシバシと幕政改革が断行されて居たのであった。

 

 

即ちわたくしはあくまで厳しひ鞭打ちの刑の方が好み♡なのだ。

 

厳しひ鞭打ちにて我が國の政府並びに官僚機構また女共、学生、爺さん婆さんなどが再教育されていかねばなるまひ。

 

なんだけれども、危機の時には臨機応変社会民主主義化してベーシックインカムをば是非ともして行かねばならぬ。

 

元々日本國は社会民主主義の國なので是非にも其処をやって頂かなくてはもはや我我は身が持たぬ。