目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

内在する理性の推進は精神の崩壊に繋がる

勿論、前近代にも社会に矛盾は生じて居りました。 結局人間が生きると云うことは矛盾そのものでしょうからもはや遥か昔から人間は矛盾だらけです。 ですが其の矛盾のスケールはどうも小さかったもののようです。 今のやうにバカでかい矛盾ではないのでまだし…

善なる悪魔による生の破壊

結局文明に於ける価値基準と云うものは何処に置いたら良いのだろう、と云う事になりますね。 即ち其処には前近代的な、ある種の均衡された価値に寄りかかるべきものなのか、それとも不安定ながら現代的な価値観を推し進めていくべきなのか、と云う選択が生じ…

超ヤバい現代の相対主義

元より現代は相対主義の時代であり絶対の価値基準と云うものに寄りかかからないことを是として居ります。 たとへばかっては構造主義により文化相対主義が展開され文化は何が劣って居り何が優れて居るかと云う事は決めきれないことが明らかにされた。 また理…

バカに付ける薬はカントだ

バカ現代人は毎日こうしてあーしてどうしてと、兎に角欲望の構築に勤しみ過去を顧みることをしない。 即ち民主主義だ、グローバル金融経済だ、淫行だ不倫だともう兎に角節操なく日々をドロドロにしつつ突き進んで居ります。 つひ先日も私と同い年の小室某が…

文明は何を奉じて価値となすべきなのか

TED-サイモン・アンホルト: どの国が世界にとって最も「善良な」国なのか? この善良と云う価値の選択が面白いと云うか目新しいところです。 無論のことキリスト教的な善悪二元論ではないのでしょうが少なくとも面白い訳です。 まあ良く分からない内容ではあ…

合理化社会にとっては精神のお清めこそが大事だ

合理化と云うのは実際何処まで可能なのか、何処まで行って仕舞うものなのかと云う事を屡考えます。 尤も其の前に人類は合理化の奴隷になることにより本当に滅んで仕舞うのだろうかと云う点も考えて置く必要がある。 然し事実として世界ー地球ーは合理化過程…

愛でもって切り開く我我の未来 -Tに捧げる-

この度は浅野ゆう子氏の御結婚お目出度う御座います。 浅野ゆう子が一般男性との結婚発表「人生を歩んでいこうと決めました」 このやうに五十を過ぎての結婚は打算ではない。 何かと云うと、保身である。 でも打算=保身とはならない。 何故なら打算はタダの…

愛を取り戻そうー昭和三十年生まれ以降の人々にー

このやうに愛は打算では計れない何かである。花嫁は結婚式で愛を誓った。がんで亡くなるわずか数時間前に 愛無き人は打算に基づき行動するが其の打算とは一体何なのだろうか。 此の世には元より保存し得る価値など無い。 幻である世に、多くの人が保存を試み…

合理化により壊された五十代

合理化による自己矛盾過程=近代である。 近代に於ける合理化には何より時間軸が欠けて居る。 現在と云う欲望=煩悩にだけ振り回されて来た近代人には過去と未来がまるで見えて居ない。 言うまでもなく過去と未来が見えてこそ人間なのだ。 だから近代以前の…

明けまして何が目出度いか

明けまして目出度い。 本年も甘いものを食べつつ脳みそを働かせ発禁文を次々と生み出していくか、それともまた一筆記具愛好家に戻りモノへのラヴレターを書いていくか、と云う選択に迫られし昨今の我である。 そればかりではなくゴルフの方でつひに真理の打…