目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

超越論的な神仏の存在の認識

神は存在するのでしょうか?神が存在するという証拠はあるのでしょうか? 「神の存在証明」・・・のまとめ 「カントによれば、道徳法則に従うことが善である。道徳法則に従った行為をなしうる有徳な人間は最上の善をもつ。しかし、有徳であるだけでは善は完…

宗教は人間を自己規定する

わたくしの云う自己規定とは人間存在が自らの欲望を抑えると云う其の理性的行為に必然性を与えるという意味での規定なのです。 今現代人は諸の欲の追求、成就に対し抑制即ち歯止めが効かなくなりつつある。 そして善悪の基準を自分で創り上げつつあります。 …

心のともしびⅠ

言うまでもなく自然とデカダンスな方向を向き易い放蕩詩人や無頼の作家の類には宗教の教えこそが必要です。 第一世の中を斜に眺めていつも文句ばかり垂れているやうなそんな嫌らしい猫共には宗教のレヴェルでのまさに清廉潔白な、所謂無菌状態での精神の処女…

今後百年程の間に気候の変動により近代文明は滅びる

難しい話ではなく、今後百年程の間に気候の変動により近代文明は滅びる。 詩人にはそのやうに直感されて居るのであるから、事実其れは其の通りのことなのであろう。 尚元来文明とは余剰物である。 謂わばどうでも良いようなものなのであるからして、そんなも…

悲観と楽観

たとへば「楽観主義者は悲観的で、悲観主義者は楽観的だ」とブログで述べて居られる医師の方が居られますが其れは其の通りのことなのではないだろうか。 ちなみに此の楽観だの悲観だのいう区別の仕方は何より曲者なのでして、其処には常に表面的な意味での楽…

身心問題につき考えしこと

心の哲学 心身問題 所謂心と体の問題とは良く云われるのだが其の心と体と云う名辞に寄りかかると此の問題は余計に理解すること能わずでかえって思考がゴチャゴチャになって仕舞うのである。 上でのやうに先哲の方々も様々な御意見を述べられて居るのですがズ…

文明は今もまさにチュウチュウと搾取を重ねて来て居る

古来より社会つまり文明にとり最も大きな問題が搾取の問題である。 されど此の搾取過程は人類が余剰としての生産物即ち諸の蓄えを持つことが出来るようになった農耕文明以降の社会構造の根本を支え得るものでもあった。 だから貧富の差と云うか兎に角食うや…