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文明批判と美と心の探求と

「Montegrappa」の金銀製八角軸の限定万年筆に就き語る 1ー「あくがれ」でありまた「理想」としての八角軸の万年筆ー

「Montegrappa」の金銀製八角軸の限定万年筆に就き語る 1ー「あくがれ」でありまた「理想」としての八角軸の万年筆ー

 

 

 

 

さて使い始めたばかりの「Novelli Augusta」はどうも個體的に調子の良い物のやうで其の使用感が素晴らしい。

🖋は其の「個體的に調子の良い物」を得ることがなかなかに難しい。

 

尤も所謂「手作り万年筆」ではペン先部が「調整」されることでむしろ初めから書き易くしてあったりもする。

無論のことソコには所謂「職人技」が発揮されるのだが個人的にはむしろそんな「人為的な加工」のやうなものをまずは嫌う。

 

要するに自分は万年筆のコレクターとしてもまた其の「気難しさ」が壱級品なのでみんなが良いと思うことがダメなことでまた自分が頑固に自己流にてやることがむしろ良いこととなる。

おまけに彼が高知能者である可能性が高まって來たのでもう何を言うか分からん程だ。

 

そんな危ない筆記詩人はしかしながらあくまで万年筆に「美」をこそ見詰めて御座る。

彼筆記詩人は兎に角何でも感度高く事象を見詰めるので全然「普通」の見方をして居ない。

 

然し筆記詩人はついこないだ弐束参文にてタグ・ホイヤーの限定腕時計を売って仕舞った。

だから正直ヘコんでも居る。

 

なら「角型ー正方形ー」の腕時計でしかも緑色の奴はないものかとアマゾンにて探すもそんなもんが出て來る筈も無い。

ところが、だよ、ところが其れが「TEMU」の方には有るではないか。

 

だから其れを買おうとして居るところだ、値段は大體参千円程。

兎に角腕時計ではロクなことがない。

 

其れは自分と腕時計との相性が惡いのである。

どだい「時間」を勝手に決めて其の通りに動くのはまさに文明による暴挙であらう。

 

「時間」なんぞ本質的には「分解」でありそんな等速直線運動みたいなものではまさか非ず。

「時間」なんぞ「時計」とはまるで関係の無い働きで要するに其はかのアインスタイン博士がかって述べた如くに「相對的」なものだ。

 

だから「ブラックホール」に落ちると落ちたアナタには其れが壱瞬であれ我我地球人には永遠にアナタがソコへ落ちないやうにさえ見ゆる。

腕時計はだから何やらウザい。

 

だが嫌いでは無い。

例えばコレなんぞは素晴らしいな、實のところ欲しいなとは正直思います。

 

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また此の種の腕時計の記事なども見ないではない。

が、あくまで個人的に高級な腕時計には縁が薄い。

 

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さて此れ等は所謂「チプカシ」ですが此の靑文字盤と黑文字盤の同じモデルを弐つ同時に自分は使います。

 

1.安くて確か

2.百米防水付き

3.拾年電池付き

 

とのことで惚れ込んだ「チプカシ」でありすでに共に弐代目です。

何故なら我は腕時計を失くすことがあるのでさうなる。

 

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こちらを買おうかとも思ったがどうも面白くは無い。

 

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嗚呼、コレだ!

とさう思うのですが何せ値段が高い。

 

どだい腕時計は参千円位迄です。

何故なら壱萬も出せば良い🖋が壱本買えるので。

 

 

さて🖋の角軸は「洒落筋」での🖋趣味となる。

そんな🖋の角軸をあえて集めるやうな人はまず世間に居ない。

 

ですが今思えばまさに其のことを自分はして來ても居た。

また現在欲しい万年筆もほぼ其の全てが「角軸」となる。

 

どだい腕時計でもさう正方形や六角形の意匠の物こそが好きなのだ。

またインク瓶にせよ筆筒にせよ何でも其の「角型」こそが好きなのだ。

 

自分のパーソナリティ其のものにもしや其の「カド」が多いのだらうか?

まあさうかもしれぬ。

 

「コノ文明はそもダメ、アカン」などと云う人に穏やかな心の人=〇の人が居る筈が無い。

 

さて本日は昨夜から引き続いて🖋の整備を行って居たところである。

 

4.「角軸」の🖋の間で金ペン先を交換した

5.其れは「ファーバーカステル」と「モンテグラッパ」となる。

6.金ペン先は「Omas」及び「L.E.Watermanの7号ニブ」となる。

 

「Omas」の18金ペン先は現代の物となるが壱般に「上級マニア」の間で好まれるものとなる。

「Omas」の18金ペン先は細長く筆記感が「軽快」であり現代の万年筆の金ペン先とは向いて居る方向性がそも違う。ー其のやうにも感ぜられるー

 

其の「Omas」の18金ペン先を「ファーバーカステル」の方に半年程付けて居たがどうも上手く固定されない。

「モンテグラッパ」の方も「L.E.Watermanの7号ニブ」が今ひとつ合わない。

 

そんな場合にはペン先を交換すると良くなる場合がまたある。

 

また万年筆のペン芯は「エボナイト製」の方がより好ましいので現代の万年筆の場合はペン芯もまた交換する方が良い場合がある。

だがペン芯や金ペン先の變更は難しいので中級以下の愛好家は手を出すべきではないことだらう。

 

自分などもまた完璧に其れがやれる訳では無く但し時の流れと共に曲りなりにも其れがやれるやうになっただけのこと。

 

 

さて金ペン先の交換自體は上手くいった。

だが「モンテグラッパ」の方のペン芯が何と折れて仕舞った。

 

が、折れてもどのみち其の侭では「Omas」の18金ペン先の固定がやれぬのでペン芯は替えて置かねばならん。

とりあえずは何とかサイズが合うペン芯を部品の中より選び出しソコへ「Omas」の18金ペン先を宛がうと上手い具合に固定された。

 

ところがペン芯と18金ペン先の間に隙間が生じて仕舞った。

其のことは「万年筆」としては致命的なことながら「付けペン」として使用出來ぬ訳でもまた無いのである。

 

熱湯に浸けるなどしてペン芯を變形させ「万年筆」化する作業はまたいずれやれば良いことなのだ。

 

ではとりあえず「付けペン」にて書いてみやう。

 

…サリサリ。

うーん、とても良く合って居る。

 

其れがMサイズであり何故かヴィンテージ・テイストの感じられる書き心地に仕上がった。

 

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其の「モンテグラッパ」とはこちらのモデルとなる。

おそらく90年代に入手した物だらう。

 

故にすでに四半世紀程も使い込んで居る筈なのだ。

だが其の「銀製軸」はヘタるどころか益益美しく黑ずんで來て居る。

 

さう「銀製軸」の🖋はさう経年變化にて黑ずむ。

だが其れを磨いたりしてはならない。

 

むしろ其の「黑ずみ」の様が味となるのだ。

勿論磨けば磨いたで新品の如くにピカピカとならう。

 

故に経年變化が樂しめる「銀製軸」の🖋こそが「素晴らしい🖋」と言えるのである。

また其の「銀製軸」の🖋は伊太利亜に多く有り特にかっての「Montegrappa」には多く有った。

 

 

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此のモデルは「レミニッセンス」と呼ばれるモデルで其れを90年代の初頭だったかに初めて入手した時の感動をいまだ忘れられぬ。

此れは小振りの銀製🖋だが八面體であり何より御洒落である。

 

また「グリーク・キー」と云う文様が其の軸には刻み込まれて居る。ギリシア雷文 - Wikipedia

其のギリシア⚡文が中華🍜の中華模様と同じかどうか迄は我も分からねど。

 

「レミニッセンス」のペン先は小振りながらかっての🖋の強い金ペン先の筆記感を残すものとなる。

故に書いてみて現代の万年筆のまったりした感じの書き味では無くシャカシャカッと云う感じにて書くことが常に可能となる。

 

だが「レミニッセンス」は小振りの🖊なのでやがて好みには合わなくなり手放して仕舞う。

 

其処で手に入れたのがプレーンの銀製軸である先のモデルとなる。

さて此の「Montegrappa」の銀製軸をもうどんだけ使って來しことか。

 

されどいまだ現役でありいや其ればかりか現在最も大事な🖋ともなりつつある。

尚當時は確か弐、参萬で入手出來たと思いますが正確には調べてみないと其れも分からず。

 

ところが、である。

ところが此の🖋は「重め」なのだった。

 

さう「Montegrappa」の銀製軸は此のモデルに限らず「重め」なのだ。

だが自分に限り「軽め」の🖋が好きな訳です。

 

ではどうしたか?

首軸其の物を替えたのだった。

 

其れも同じ伊太利亜の「スティピュラ」の🖋の首軸に替えた。

すると其処から全てが良くなった。

 

ではついでに金ペン先も替えて仕舞え。

とのことでヴィンテージの「L.E.Watermanの7号ニブ」を付けて居たが其れが本日の作業にて「Omas」の18金Mペン先へと交換された訳でした。

 

 

尚通常タイプの「Montegrappa」の18金ペン先は「Omas」の18金Mペン先のやうにヴィンテージ・テイストがある訳では無くむしろ思い切りに現代の万年筆らしい書き心地がするものとなる。

無論のこと其れもまた惡くはないのでありますが此のオールド・スタイルでの「八角銀製軸」の場合は書き心地の方も出來得ればヴィンテージ・テイストへと統壱してみたいところである。

 

ではいま壱度其れでもって書いてみやう。

ううむコレは凄いぞ。

 

もうコレは「たまらない」書き心地がして居るぞ。

しかもプラチナでもパイロットでもまたセーラーでも無い書き心地だ。ー當然のことながらー

 

またモンブランでもペリカンでもゾネッケンでも無い書き心地だぞよ。ー當然のことながらー

其れはでも所詮アンタの改造🖋の話ではないか!

 

いいやさうでは無い。

さうでは無く紛れも無くむしろコレこそが「Montegrappa」の書き心地ぞ。ーさう彼はすでに「Montegrappa」との付き合いが長く凡そ参拾年にもなるー

 

當時より「Montegrappa」は自分に取り「あくがれの欧羅巴」其のものであり且つ「藝術の都伊太利亜」其のものなのだった。

そんなアナタが何故伊太利亜を訪れて居ないのか?

 

何故なら自由になる金を全部伊太利亜の🖋に注ぎ込んで居たからなんだ。

ひゃあ、其れは凄い。

 

どだい伊太利亜観光の旅へ出れば其処にて弐、参拾萬はまずかからう。

ならば其れをこそ伊太利亜の万年筆に注ぎ込まずしてどうする?

 

もしやアナタは🗾壱の伊太利亜🖋フリークなので?

まあさうかもしれんのう。

 

だからイタリアンの🖊との付き合い方ならばまずはワシに聞いてちょ。

聞いてちょ?

 

うん、聞いてちょう、とも言いますまさに其れが名古屋弁だわ。

 

7.個人的にさう「万年筆の完成期」にすでに入った

8.なのでか万年筆のことで何をやっても何故か上手く行く

9.「角軸」のことは何せまだ半分位しか書けて居ないので「長期休暇」が終わったら必ずやまた書かせて頂く

 

ではもう壱本の「ファーバーカステル」の方もまた其の折に語るのですね。

いやたった今語って置かう。

 

まずコレは凄いぞ。

さてもどう凄いのでせう?

 

コレこそは「究極の角軸万年筆」だ。

でも毎回そんなのばかりですよ。

 

だから毎回間違い無く「究極の角軸万年筆」なのだ。

 

 

ちなみに昨日「敬老手帳」が名古屋市より届きました。

うわあー、ジジ臭い話で。

 

馬鹿者!

まずは御年寄りを敬いつつ「万年筆道」に邁進せずしてどうする?

 

だから「寄付」こそが万年筆愛好家の壱大事となる。

そんな御年寄りの万年筆愛好家に對しまずは「寄付」をこそ其れも熱心に行うべき。

 

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かうして「Montegrappa」は何かと角軸が好きなやうだ。

角軸と言えばかのOMASなども明らかにまたさうである。

 

さうして意匠に拘り「美的感覚」に優れる面こそが伊太利亜の🖋の眞骨頂での部分となる。

 

 

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が、「Montegrappa」の🖋はそんな角軸ばかりなのでは無くかうして「變」な物などもまた有る。ーしかも「變」なのに頗る高価でありますー

其の種の「Montegrappa」の變な万年筆に自分などはもうどんだけ悩まされて來しことだらう。

 

其れも大抵はセルロイドが腐るので万年筆としては命を終えることとなるがでも銀製や木製軸の場合には腐らぬので結果として生き残ることとなるのである。

其れもまた銀製の八角軸などは🖋としての「ハイ・エンド」な御品となることはまず間違い無からう。

 

尚銀製軸はピカピカにも出來逆に硫黄などを利用し硫化させるー黑化させるーことが常に可能となる。

其れも「湯の花」なるものを使えば銀軸を黑軸にすることなどもまた出來るのだった。ーかって南米製の「L.E.Waterman」のEDをさうして黑化したことがあるー

 

ではとって置きの画像を貼り付けて置きます。

此処での赤い首軸の金銀製軸モデルが「Montegrappa」の「Special Reserve」限定🖋です。

 

美しい金銀製八角軸の限定万年筆