目覚めよ!

文明批判と心の探求と

一休禅師の愛



しかしながら、生きるということ自体が実は殺生なのです。


我々は他の生命の命を奪い其れを食すことにより自らの命を保って居る。



人間はそうした悪を行わざるを得ない矛盾的な存在である。


人間というよりも、生命自体がそうした
矛盾的な存在である。




其の矛盾に就いてわたくしはあえて真正面から問い詰めていくのです。



何故なら文明の矛盾とはそうした真正面からの問いを放棄した部分にこそ存するからなのであります。



人間の心の上での真の優しさの部分とは生の矛盾を矛盾として捉える素直な心の中にこそある。



偽善的に振る舞い、
騙し合い、利己的な愛にばかり走る自制無き心の流れに沿うて其れが存して居る訳ではないのだ。