Wahl-Eversharpのオーヴァーサイズの萬年筆ーかって藤井氏の尽力でもって得た垂涎の萬年筆の数数ー
さて本日は先週にオオサカより求めた變な太軸の萬年筆の洗浄及び整備を行いとりあえず使える筆に致しました。
壱言で言ってソレは實に「マニアック」な萬年筆となる。
かうして兎に角太く短く堅牢な作りの🖊となる。
尚ココでもまた値を上げられ萬単位での買い物となって仕舞った。
ですがソノ落札値の倍から参倍程の価値がある御品である。
吸入方式は所謂「インク止め式」となりますが現在ワタシは🖋を「付けペン」状態で使うことが多くよってソノ吸入方式などはむしろ何でも宜しい。
問題は金ペン先の方ですがオリジナルのペン先はほぼ使い倒されて居て状態としては宜しく無い。
なのでペン先を交換することにしました。
たまたま古い萬年筆の整理をしたら1910年代のL.E.Watermanのアイ・ドロッパーの軸に90年代のOmasの18金ペン先(B)が付けられて居てソレを使うことにした。
オマスの18金ペン先はソノ本質的性質としてはあくまで現代の金ペン先なのではありますが比較的ソノ筆記感は軽めでヴィンテージ🖊の書き心地に近いと言えば近くもなる。
ですのでdeepな筆記趣味の愛好家にも比較的求められて居る現代の金ペン先となる。
でもってソノペン先交換にほぼ百パーセント成功致しました。
ソレも普通は百パーセント成功はしないものなのですがコレは完全に「正しい書き心地」が出てまずは成功です。
次にコノ短尺太軸のエボナイト製萬年筆がとても優秀であることに気付かされた。
また短尺太軸のエボナイト製萬年筆が意外と書き易いことなどもまた分かって來た。
自分は日頃からむしろ長尺萬年筆派なので實は昔多くの短尺太軸の🖋を売り払っても居る。
例えばモンブランの「ヘミングウェイ」限定🖋や「マルセル・プルースト」限定🖋もかって弐本づつ持って居たが今や壱本も手元に無い。
だが今回コノ古い太軸の萬年筆を書いてみて思うことは其れが基本的に書き易いとのことばかりなのだった。
故に「好きなもの」や「信じるもの」のむしろ眞逆の価値の方も是非試してみるべきなのだ。
さう「好きなもの」や「信じるもの」は小さく凝り固まる傾向が強くあるのでむしろソレを粉砕する意味からも「正反對」での価値の方にあえて自ら進んで行くべきなのである。
兎に角コノ関西より來た「變」な萬年筆以上の物はあくまでワタシに取っては他に無いこととなるのである。
ーかうしてワタシの持つ古い🗾の🖋はさう関東や関西から得たものが多いー
高杉晋作の古写真|開運!なんでも鑑定団|テレビ東京 (tv-tokyo.co.jp)
ところで八月十一日に「なんでも鑑定団」の再放送を視て居たら何と東京銀座ユーロボックスの藤井 栄蔵氏が最終被鑑定者として出られて居たのです。
かってソノ藤井 栄蔵氏とは懇意にさせて頂いて居た自分は感激しつつソノ模様をTVにて視て居た。
ソノユーロボックスはおそらく🗾隋壱のヴィンテージ萬年筆ショップであったことであらう。
ですが現在は「細細」としかやって居られないやうです。
まさにソノ点にこそ「時の流れ」を感じる。
ワタシは四半世紀程前に藤井 栄蔵氏に手紙を書き「万年筆への思いの丈」に就き述べたことがあった。ー確か当時は埼玉県に御住まいであったー
でもって2005年頃より2010年頃にかけWahl-Eversharpのオーヴァーサイズの萬年筆をソノ藤井さんと組んで蒐集を行うこととなった。
ソノ「Wahl-Eversharpのオーヴァーサイズの萬年筆」とは所謂「萬年筆黄金時代」の華とも言える御品となる。
だがココ🗾ではかっての同盟國である独逸の🖋への思いの入れ込み方が激しく有り故にか「Wahl-Eversharp」の萬年筆の蒐集者はあくまで少数派となる。
だからヤッパリわたくしはそんな少数派での變態愛好家なのだ。
そんな少数派の變態ではありますが、但し持ってる目ダケは確かです。
つまりはさうして弐千年代に「Wahl-Eversharp」の萬年筆の虜となったわたくしはあくがれの萬年筆「Doric」を得んが為にイーベイだの米國の店だのそんなところばかりを探し続けて居たのである。
ところが當時すでに「Wahl-Eversharp」のOversize「Doric」や「Eqipoise」などを得ることはなかなか難儀であった。
さうソノデカい「Doric」や「Eqipoise」がなかなか出ては來ぬ。
だがデカくないとダメなんだ。
ナゼナラそんなデカい「Doric」や「Eqipoise」でもって「御習字」をすることこそが我が夢なのだから。
ソレも「FLEXIBLE NIB」なる特殊な14金ペン先付きのモデルでだ。
ソレは所謂「柔軟なタイプ」の金ペン先となる。
しかも其れがデカい。ー拾号ニブー
ではソノ「FLEXIBLE NIB」を操り「カリグラフィー」がやれるのかと云うにソレは無理だ。
ナゼナラワタシは「カリグラフィー」なんぞやったことが無い。
だが實は書道の方はナントカやれぬ訳でもない。
なら壱諸ではないか。
さうだ、やったれ、むしろソノ鬼畜米國のデカい萬年筆を使い🗾の文字をおおまるで書道のやうに書いてやるのだ。
だからワタシが🖋の世界でかってやりましたのがまさにソレだった。
なのでソレをやる🗾人はまず他に居ません。
さう誰もやらないことに限りメラメラと闘志が涌き熱心にソレをやるのですがみんなで御遊戯しやうとかさう云うことになると途端に相生山や猿投山へ逃げて行くのです。
うーん、ヤッパリ個性が強いな、またつまりはアクが強い。
まあソノ個性が強いのとアクが強いのダケはほぼ信長公などにもヒケを取らない。
ソレも2005年頃であったか、さう筆記上の夢を胸に抱きつつ関東の愛好家が入り浸るであらう「👿の館」ー當時さう呼ばれても居たー銀座ユーロボックスのHPを覗くと何とソコに「Wahl-Eversharp」のOversize「Doric」が売られて居るではないか!
ソレは八、九萬程もする高価なヴィンテージ萬年筆でした。ー1930年代前半の御品ー
ですがわたくしはソレを買った。
どうのかうのでは無くソレを買わぬと我が萬年筆趣味が完遂されぬので。
やがて買ったOversize「Doric」が家に届く。
でもってすぐに書いてみた。
でもソノ前に軸の美しさにまずは魅了された。
グリーンのセルロイド軸が兎に角美しい。
さうかだから🗾國はアノ亜米利加に負けたのだな、かっての太平洋戦争で。
戦前にこんな立派な萬年筆が作れる國と戦争して勝てる筈が無いではないか…。
きっと軍部が🗾人ソノモノを「洗脳」しそんな無茶な「大東亜での戦争」をやらせて居たのであらう。
でも君はソノ頃に生まれなくて良かったね。
さうですね、確かにソノ頃ですと「大東亜での戦争」を否定するに及ぶまさに「非國民」での「村八分」ニンゲンでせう。
では早速文字を書いてみやう。
おわあ、何てイイ感じなのだ。
ほいほい、ぐるりと。
くわあー「線描筆記」にまさにピッタリなのがコノ金ペン先ソノモノだー。
そんな訳でソノデカい「FLEXIBLE NIB」こそが「理想の金ペン先」であることがすぐに分かりましたのです。
さうソレはあくまで自分に取り「理想の金ペン先」でした。
またソノ思いは今もまるで變わっては居ない。
ところが世間では主に🖋関連の掲示板などで「アレ」が良いまた「コレ」が良いとみんながそれぞれに勝手なことを言って居たのでした。
ワタシは御前等は皆變質者だとさう思いながら独りこっそりとソノOversize「Doric」を日日握り締めそんな硬筆筆記具による「御習字」の世界へと邁進して居りましたものです。
またソノ頃は某有名🖋掲示板の分室の「図書談話室」にて主筆を務めても居ましたので、
1.万年筆の購入費を稼がんが為の仕事
2.「図書談話室」の主筆
3.石拾い
などに忙殺され多分今の倍位は忙しかったことかと思われます。
またソノ「図書談話室」は「文學」などの藝術を語る場でもあり従って今のやうにおバカなことはまさか書けずしかも視て居る人が大學教授やまた高校や中学校の教師などが多くつまりは非常にハイ・レヴェルな場であったとのことなのです。
ですのでソノ頃は毎日がほぼ戦場の有様でしたのです。
ですがそんな日日もすでに昔の話となりました。
昔の話となりましたのですがちゃんとかうしてOversize「Doric」は残って居ます。
ですが半年程前にソノ最初に得たOversize「Doric」のキャップが眞っ弐つに割れた。
でもってまだソレを直して居ない。
まあソノ位のことはヴィンテージ萬年筆に於いてむしろ屡起こり得るものだ。
しかもすでに九拾年程を経過した所謂「アンティーク」に近い御品となりますので其れ等には兎に角色んなことが引き起こされる。
ではキャップ無しで付けペンとしてソレを書いてみやう。
「具象的限定」
「絶對矛盾的自己同壱」
あれ、さうか。
コノペン先はイリジウムが取れて金の直書きへと變更して居たのだったな。
うーん、しかしながらコレは凄い。
いやあ我が萬年筆の中では間違い無く最も書き心地が良い。
うはあー、ほぼ筆に近いわ、コレ。
アノ中國に売ってる筆の硬い穂先の奴とさう變わらぬのでは?
こんなまあとんでもない代物です。
ですので欧米圏の萬年筆コレクターはこぞってコノ「Wahl-Eversharp」の「FLEXIBLE NIB」のソレもデカい物を求めて止まない。
また彼等は🖋の使い方に長じて居てそれこそ「カリグラフィー」での筆記を難なくこなす愛好家がまた多い。
まあですが彼等は「筆」の方は扱えません。
「筆」はそも漢字を書く為の筆記道具でありまた万年筆はそも横文字を書くが為の硬筆筆記の道具なのですから。
だから實は「筆」でもって文字を書くことの方が明らかに筆記技術としては上なのです。
なので必然として書家だとかそんな人人こそがそれこそ人類最高レヴェルでの筆記技術の持ち主となる。
尚自分はソノ後浮気をしてL.E.Watermanの方の蒐集家となりましたのです。
ですがソノL.E.Watermanにはこんなに柔軟でしかもデカい金ペン先の付いた萬年筆がありませんでした。ーコレに近い柔軟性を持つ金ペン先は有るにせよー
兎に角大きくしかも柔軟な金ペン先としては1930年代のOversizeでの「FLEXIBLE NIB」こそが最高の物となるのです。
コノ金ペン先はかって「Wahl-Eversharp」のOversize「Doric」や「Eqipoise」、ソレに「Deco Band」などに付けられて居た。
なので當時藤井さんに對し自分はOversize「Doric」の探索を御願いして居たのです。
Oversize「Doric」は世界的に人気が有りすでに2005年當時には入手が困難となりつつあった。
ソレでもまだ何とかなりましたものです。
藤井さんは何度か米國へと買い付けの旅に出て程度の良いOversize「Doric」を🗾に持ち帰って下さったものでした。
ソノ後赤軸と緑軸ーOversizeの短尺モデルーをユーロボックスより得て居ます。
ですが黑軸を見つけて頂いた頃にはすでに自分の心がL.E.Watermanの方へと傾いて仕舞って居た。
今でもソレを得なかったことが悔やまれます。
だけれどもまたソノコトも必然としての我が萬年筆趣味の流れのことであった。
また2010年頃でしたか、イーベイの方で美しい黄緑の軸のOversize「Doric」を確か参萬円台で得て居ます。
ー最も人気のセルロイドの色合いであり「FLEXIBLE NIB」付きですのでソノ参萬円台での入手はほぼ奇跡的なことでしたー
さてOversize「Doric」の欠点とはまさにソノ美しいセルロイド軸であることです。
ソノセルロイド軸は経年により劣化する可能性が77パーセント程も有る。
4.米國のセルロイド材であれ独逸や伊太利亜のセルロイド材であれエボナイトの軸に比せば耐久性に欠ける
5.よって變色や折損が有りさらに酷いと瓦斯を噴き出し金具等を痛めることとなる
6.ではあれセルロイド軸は美しく肌触りが良い
7.但し🗾製のセルロイド材は最も🗾の気候に合い材としては優秀となる
セルロイド軸は経年により劣化するにせよ何とかソレと付き合うと云う点で逆に面白い素材だと言えることだらう。
さう美しく面白いのですが「破壊」されることもまた有りますので兎に角上級者向けの軸材となる。
1930年代の「Wahl-Eversharp」と1920年代迄の「L.E.Waterman」の違いとはまさにソノ軸の耐久性の違いなのです。
但し「Wahl-Eversharp」にもまたエボナイト製の軸のモデルが當時は混在して居りました。
よってエボナイト製の軸の「Wahl-Eversharp」はより長く持つとのこととなり自分の場合も米國のショップでそんな軸の物を壱本ダケ求めたがソコにももはや良い品は出て居ないやうである。
Vintage Fountain Pens Parker 51 Duofolds Waterman Mont Blanc - Wahl Eversharp (fivestarpens.com)
こちらにソノ「Wahl-Eversharp」の画像が出て居ますが中央の黑軸の右側の方はBCHR(黑エボナイト軸)なのだと思われる。
コノ「Five Star Pens」は米國でもヴィンテージ萬年筆の壱流店でかってー拾年程前ーは素晴らしい程度の「Wahl-Eversharp」や「L.E.Waterman」の萬年筆が売られて居ましたがソレもすでに昔話となりつつあるやうです。
いずれにせよ1920、1930年代の「Wahl-Eversharp」や「L.E.Waterman」、また「Parker」や「Sheaffer」と云ったところがまずは🖋の基本となるものです。
「Montblanc」や「Pelikan」などは吸入方式にピストン・フィラーを用い要するにより合理性を高めただらう🖋群となるがソレでも戦前のモノに限ればまた別の世界の萬年筆だったことでせう。
「Parker」や「Sheaffer」と云ったところでの1920~1930年代の萬年筆は主にセルロイドの軸とはなるが今でも充分に使えたりもまた致します。
ソレはどうも當時の萬年筆が「単純」だったからなのではないかと思われる。
要するに戦前のモノは概ね「単純」でしかも部分的に職人技などが入ったりもまたする。
だから概して長持ちするのです、ソノセルロイド素材の問題とはまた別に。
そんな萬年筆黄金期の「Wahl-Eversharp」や「L.E.Waterman」を愛好する萬年筆収集家はむしろ世界的に見れば多い。
つまりはココ🗾ではソレが余りやられて居ないと云うダケの御話でせう。
さうして兎に角人気が有るので「Wahl-Eversharp」などはブランドが復活しつまりは復刻版としてのモデルを作ったりして居ます。
Wahl Eversharp Doric Oversized Green Kashmir 14K Fountain Pen | eBay
例えばコレがソノOversize「Doric」の復刻モデルです。
ですが🖋としての本質的性質はオリジナル・モデルとはまるで別物となる。
即ち価値としての「過去」はもはや戻らない。
さう「過去」の価値は決して現在に戻せないのである。
事實として現在オリジナルの「Wahl-Eversharp」のOversizeモデルの「FLEXIBLE NIB」付きを得ることは可成に難しくなった。
Wahl Eversharp OS DECOBAND BRAZILIAN GREEN Fountain Pen & Pencil 14K Med Flex | eBay
Wahl Eversharp OS DECOBAND Black & Pearl Fountain Pen & Pencil set 14K Med nib | eBay
ですがもしやと思いイーベイの方を覗くとかうして確かに他のモデルならば出て居りましたのです。
まあ高価ですが實は復刻モデルの方がより高価です。
Wahl Eversharp Decoband Oversized Positano Gold Trim 14K Fountain Pen | eBay
Wahl Eversharp Decoband Oversized Collection Flamanco 14K Fountain Pen | eBay
かう云うのは皆復刻モデルの新品です。
ソノ復刻モデルは、
8.金ペン先に本質的性質が欠け「書き心地」が今ひとつ
9.妙に重い🖋が多くなる
10.但し扱い易くはある
とのこととなり自分に限り興味は御座りません。
2005年頃だったかオノトブランドが復活し銀製軸のモデルを拾萬程払い問屋買いしたところソレがオリジナルとは似ても似つかぬ重い🖊で要するに「イメージ」ダケを復活せしめ且つ復刻して居るのだなとさうつくづく思わされ以降は復刻モデルに手を出して居りません。ーソノオノトは即ヤフオクにて売った覚えがあるー
だからソレは要らんのです。
個人的に万年筆の世界は特に21世紀の万年筆趣味の世界はまさに壱種の「伏魔殿」の如きものにて下手に手を出すと大やけどをするやうな怖ろしい世界のやうに思えてなりません。
また壱本壱本が兎に角妙に高額ですのでソノ同じ高額でしたらむしろオリジナルの戦前物を選んで置く方が何かと価値にはなります。
例えば「Wahl-Eversharp」のOversizeモデルの「FLEXIBLE NIB」ならばソレのみでおそらくは4~5萬の値が付くことでせう。
でもココ🗾の愛好家は「FLEXIBLE NIB」なんて余り知らないぜ。
そりゃ偏向してますもの、ココ🗾の🖋観ソノモノが。
偏向と申すかかうちっこく纏まり何かを信じちゃうとトコトンソレにハマって仕舞う、てな感じですか。
でもまさに君もソレにハマって居るではないか、ソノ「Wahl-Eversharp」のOversizeモデルに。
さうして「L.E.Waterman」のアイ・ドロッパーに。
うんまあ何せ僕はdeep系での🖋の愛好家なので兎に角かってはトコトンやりましたものです。
イザさうやりましたのでかうして何でも言えるのです。
ちなみに廿年前に「Wahl-Eversharp」のOversizeモデルにハマリソレを集めて居た🗾人を自分の他に知りません。
但し🖋の師匠であった神戸のWATABEさんが御専門の「Onoto」ばかりか「L.E.Waterman」のレヴァーフィラーを多く御持ちでソレを🖋の有名掲示板(万年筆談話室)の方にupされて居たことなどを今でも思い返します。
また東京の方での師匠のYAMADAさんがおそらくワタシの影響を受けて戦前の「L.E.Waterman」の蒐集にソノ後励まれて行ったことなども今思えば何か運命的な縁でのものだったのでせう。
とりあえず「Wahl-Eversharp」のOversizeモデルで「FLEXIBLE NIB」付きの萬年筆の良品が壱本有ればもうソレだけで立派な世界的🖋通であり海外のコレクターさん方とも立派に渡り合えることダケは請け合いです。
ではアナタはソノ「Wahl-Eversharp」のOversizeモデルで「FLEXIBLE NIB」付きの萬年筆を果たして何本御持ちなので?
多分拾本位は。
ですが「Wahl-Eversharp」のOversizeモデルにも實は「短尺」ヴァージョンのものが有るのです。
つまりはソレは尻が短い。
ですがまあ筆記全長などは左程變わりはしない。
そんな訳で🗾の古い萬年筆のことを語るかと思いきやむしろ戦前の「Wahl-Eversharp」の御話をさせて頂きました。
ちなみに藤井さんの御店ではかって打診があったソノOversize「Doric」の黑軸の他にも戦前のプラチナの蒔絵萬年筆やOnotoの金装飾のアイ・ドロッパー等壱級品の御品をかって逃して居ります。
ソレも酷いのは戦前のプラチナの蒔絵萬年筆を明日買おうと思いソノ明日またユーロボックスのHPを覗いたらすでに売れて居たとのまさにキビシイ御話です。
尚ワタシはこんなキビシイモノに関する経験を今でも日常的に繰り返して來て居ます。
また面白いことにソレが「石の世界」でも屡起こり得るのです。
つまりは此の世には「得られる物」と「得られぬ物」とが有る。
だから「得られる物」のことを語る他は無い。
そんな「得られる物」でも結局は数が多いのでイチイチソノ全てを語っては居られぬ程である。
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まさにソノプラチナ70周年のレターウッドモデルも結局は自分と縁がありませんのでした。