今甦る萬佳の「黄金の筆」ー此の程ED化したドリームペンが殊の外良くなった御話ー
Yahoo!オークション - 万年筆【JINHAO/金豪】9013 DADAO 中軸 オータ...
Yahoo!オークション - 万年筆【JINHAO/金豪】Dadao 9019 極太軸 クリ...
このほどJINHAOのDadao万年筆に大、中、小のサイズが有ることが分かった。
だがワタシが使うのは大サイズの9019モデルのみとなる。
コノ種の中華🖋の作りは今概して良く面白いことに主に欧米圏の愛好家が高く評価したりもして居る。
欧米圏の愛好家はすでに高額化した資本主義万年筆に辟易して居ることだらうから千円、弐千円、参千円で買えしかもモノが良い中華廉価万年筆の世界が新鮮なものに見えて仕方が無いのであらう。
なのだがココ🗾の愛好家はおそらく「気付きの惡い」部分がありよってソレに気付く人の数も少ないことだらう。ーさう欧米流の価値観に「洗脳」された部分がどうしても有るー
でも自分の場合は「何でも同時にイク」タイプなので別に中華🖋をバカにして遠ざけたりはしない。
でも中華🖋は結果金ペン先に交換しないとやがて飽きる。
つまりはさうした壱手間をかけないとずっと使えるだらう趣味性の高さが出ては來ぬ。
なので要するに少しは🖋が弄れる中級者以上の愛好家にむしろ中華🖋は向いて居らう。
例えば大サイズの9019モデルにデカい古くて柔軟な金ペン先を付けても良いのだがソノことはいまだ實現せず。
万年筆を弄るにも時と云うものが有り要するにまだソノ時にはなって居ないやうだ。
逆に今弄り且つ注目するのが萬佳（WANCHER）からかって求めた🖋となる。
１．個人的に萬佳さんから受けた影響は大きい
２．かって伊太利亜ヴィスコンティ社の限定万年筆に出合ったのはひとえに萬佳の御陰
３．代表の岡垣氏とはかってメールにて🖋談義をしたことがあったー拾五年程前かー
４．兎に角何かと刺激を受けることの多い會社であり組織
尚萬佳さんはイーベイ（世界オークション）の方でもまた沢山の🖋を売られて居る。
５．「變」なブランドや知らないブランドの🖊を売ったりもして居られる
６．何と古い🗾製の🖋を再生し売って居られる
７．兎に角中華万年筆を良く売って居られる
８．ヤフオクですと例えば萬佳の🖋のアウトレット物が半額以下で入手出來る
とのことで非常に面白い組織である。
つまりは代表の岡垣氏自身が面白い人であり言わば少年のココロをいまだ失わないやうな人なのではなからうか。
また要するにわたくしの中華万年筆趣味の部分もソノ萬佳による影響が大きい。
萬佳さんは大分県にありつまりは中國には近いと云うことなどもまたあるのではないか。
ですがナゴヤ位から東はほとんどソノ遠い中國とは関係が無いので主に中華万年筆なんぞはバカにして居らう。
でもワタシに限れば中学生の頃よりむしろ中華モノが好きだ。
中華モノや印度モノなどの所謂新興文明國の物の価値は當初の當てにならず胡散臭いモノから確實で安く且つ面白いモノへと大きく様變わりして居る。
つまりは變化を嫌う🗾人がいまだソレに気付けないダケなのではないか。
中華モノや印度モノまた伯剌西爾モノなどの所謂新興文明國の物の価値はハッキリ言えば體制の如何に関わらず所謂欧米圏が築き上げて來しヒエラルキー価値とはまた違う尺度を持つやうに個人的には感じられてならぬ。
要するにソノ根本のところー宗教などの文化面からしてもーがまずは違う。
ソノ違いが表面化し大事件となったのがかの「9.11テロ」となる。
アレは勿論イスラーム過激派の仕業であったがつまりは違う文明観であり文明圏がソコにぶつかり合ったとのこととなる。
また現状で左翼系國家が所謂「御騒がせ國家」としてあれこれとやり結果「第参次世界大戦」の引き金が何時引かれてもおかしくは無い有様ともなって居るがソレもまたソノ「文明観であり文明圏としての違い」こそが齎す状況とならう。
なので要するにソノ全てを包括的に認めて行かねば最終的には國家間での「殺し合い」とならざるを得ない。
故に「理解出來ぬ価値」に對してこそ寛容となり逆にソレを包容（抱擁）する位でなければならぬのだ。ーまさにソレがクリストによる「愛」の教えだー
だからわたくしには中華モノや印度モノまた伯剌西爾モノをむしろ愛してやまぬところが有る。
だが今回はソノ「愛」に就き語るのでは無く主に萬佳さんのパワーにビックリした（してやられた）ことに就き語ってみる。
Yahoo!オークション - 1名様【WANCHER/ワンチャー】 ベークライト ブ...
尚昨夜こちらの出品物にまずは驚かされた。
応札しやうともしたが他事をしている間にコノオークションは終了して居た。
問題はコノ🖋が「ベークライト」軸であることなのだ。
ソノ「ベークライト」軸なのかもしれない古い萬年筆を確か壱本だけ持って居た筈なのですがソレも確たることには非ず。
だが以前に東京の筆記具屋がソノ「ベークライト」軸ー美しいオレンジ色の軸ーの万年筆を確かに売って居たが結果ソレを買いそびれて居る。
故にある意味ではまさにソノ「ベークライト」軸の🖋こそが夢の如き御品となる。
まあ然し別にソレが無ければもう死ぬと話でも無いので無いなら無いで別に何も變わりはせぬ。
だが要するにこんな「夢物語」に持ち込むのが上手い万年筆プロデューサーさんだと思うのである、ソノ萬佳さんこそが。
七宝万年筆・ベークライト・ファイア Fountain Pen | ワンチャーペン Wancher (wancherpen.com)
おおまさにコレだ、コノオレンジ色の「ベークライト」軸の🖋こそが欲しいと言えば欲しい。
でも何度も言いますが別にコレが無くても困りはしない。
だから要するにまさにコレが「夢」を見させて呉れる品である、とのことなのだ。
個人的に「商売」にはまさにソノ部分こそが必要だらうと思うのです。
ソレとコノ🖊はべらぼうに高価なのではそも無い。
しかも昨夜のオークションの黑い「ベークライト」軸の方は相當に安く落ちて居る。
現在資本主義社會そのものが狂い始めて居り特に欧米圏での壱流の万年筆がかっての倍～参倍もの価格設定となりつつある。
またココ🗾ダケが政府及び官僚の無能により國民へとカネが回らぬ社會と何時の間にかされて仕舞いつまりはみんなカネが無いのである。
おまけに🗾の万年筆メーカーもまた何を思ってか實は欧米圏並みに🖋の値段を上げて仕舞う。
だったらもう万年筆は壱本も買えなくなるよ、そんなヤフオク以外では。
全く奴等が何を考えて居るのやらまるで分からん…。
Yahoo!オークション - 万年筆【MAJOHN/末匠】待望の新作 ミニ万年筆 ”...
また萬佳さんはかうした變わった中華🖋を屡出して居られる。
また變わった独逸物の🖊やボールペンを屡出しても居られる。
いやあ然しコノ「ミニ🖋」などは如何にも面白い。
ちなみに我はかってステッキ型の古い萬年筆を持って居たがソレは刈谷の有名コレクターさん（OKAMOTO氏）に差し上げました。
WANCHER x 呉竹 長閑万年筆 | Wancherpen Japan
な、な、なんと、コレは「筆万年筆」だ。
つまりはワタシが独自にやってることを萬佳さんもまたやられて居たとのこととなる。
さて「筆万年筆」は基本的に軸が長くて軽い。
故に所謂「筆記バランス」も何も無くなる。
尚所謂「筆記バランス」とは筆記具の重量配分により書き易さが異なるので余り極端な重量配分の筆記具は避けたいが為に論じられる所謂筆記上の實用性の御話となる。
特に書きにくいのが極端なリア・ヘヴィー（高重心型）の🖊でソレは確かに書きにくいのだとは言える。
だけれども重要なこととはソレが重量物に對しての「バランス」だと云うことなのだ。
つまるところは重さが拾グラムの軸で長さが廿センチ程有るとしてみやう。
つまりは細い竹の軸などが丁度そんなものであらうがそんな竹の軸に限り「バランス」が惡いとはまさか言われたりはしない。
ナゼナラ全體的に軽い軸なので「バランス」が惡いも何も無くただ軽いダケなのだから。
また同様に西洋でかって主流の筆記具であった「羽根ペン」ー勿論ワタシも持って居ますーなどもまた幾ら羽根の部分が長くてもなにぶん超軽いのであるから「バランス」が惡いとはまさか言われたりはしない。
ですのでまずはソコんトコをこそ筆記具メーカーの方方はよーく考えてみて頂きたい。
なので、必然として軽い軸を使う「筆万年筆」に於いても所謂「筆記バランス」は決して惡くはならない。
但し戦後の🗾人は主に長い軸の筆記具を扱う筆記上の技術をスッカリ失ったので要するにソレが扱い切れずどうのかうのと文句を言う虞だけは高く有らう。
よって「筆万年筆」の方が變なのでは無く戦後の🗾人、むしろ御前等の筆記技術の方こそが酷く幼稚になった＝「下手糞」になったのである。
でもってそんな未熟な筆記技術でもってあえて上級者向けの「筆万年筆」を使えばそりゃあまるで書けやーせんわあ。
それと今ワタシに取り大きく気になることが有りソレは🗾製の🖋の価格の高騰である。
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例えばこんな台湾（台湾製の方が中國製よりも値段が高い）やまた中國の🖋は概してソノ値段が安い。
ところがコノ商品のやうに洗練されて居て如何にもソノ作りは良さそうだ。
じゃあこんな感じの🖊は此処🗾にも有るだらうとさう思われることだらうがココ迄意識が高い🖊となると實はなかなか無く有ったと思ったらなんと軽井沢産でもって頗る高価であった。
万年筆アサマ拭き漆「トチ杢」 - スティロアート軽井沢 Stylo Art～手作り万年筆と木の筆記具 ～ (stylo-art.com)
どうだ、こんな🖊はどう考えても金持ち御用達の仕様であらう。
いやソノ金持ちが惡いと云うのはズバリ左翼の論理にてだからなのか兎に角左翼にはビンボー人が多いことと相場は決まっておる。
でもってこんな高価格帯での筆記具をあえて選ばずとも何とかなると云うことのみを今回わたくしは述べて置きたい。
ソレも最終的には自分の手でもって何とかなるものだ。
要するに🖋を弄れば宜しい。
するとソコに使って居ない萬佳の黄金🖋が有った。
参年程前にコレを得た時は「秀吉🖊」をついに得たとさう思いし凄い🖋だ。
ところがコノ萬佳のドリームペンはキャップが尻に嵌らない設計となる。
だから尻側に金属テープを巻いて何とかキャップを嵌め固定する。
ソレでもってペン先はヴィスコンティの18金Mが有るのでスチールニブを引き抜きソレを差し込む。
無論のことソノ場合にペン芯との噛み合わせの具合を見て隙間が開くやうならばペン芯を上側に曲げて置かねばならない。
しかしながらコノ作業こそが壱種難しく結果ペン芯を折ることになる可能性が55パーセント程も有る。
尚エボナイトペン芯は曲げるのが難しくよって現代の🖋に使われるプラ製のペン芯の方がずっとソレをやり易くなる。
でもって今回はソレをしたのに尚も金ペン先とペン芯の間に隙間が出來て仕舞った。
でもってさうした🖊はまずはインクが出にくくなる。
９．兎に角スッとは書けない
１０．だがインクが出始めるとドコ迄も書いてイケる
１１．かうした性質の個體は意外と面白い
との訳であえてソノ侭にして今コレを使う。
うーん、イイ書き心地だ。
ソレとコノ🖋は大型であり所謂「本格性」の部分が高く有る。
筆記全長…179mm
筆記重量…37ｇ
重心位置…六對四＝普通の重心位置
軸は存外に太目でモンブランのNo.149とほとんど同じ位。
但し何せ長い🖋なので見た目はむしろ筆的な感じのする🖋となる。
でもってコノ筆は是非「GT筆記」用に使いたい。
「GT筆記」とは連続して長く多くの文字を書く場合の万年筆の扱い方となる。
さう言わば「ロング・ツーリング」的な筆記を可能とする筆となる。
尤もモンブランのNo.149もまさしくソノ「GT筆記」用の🖋の代表格となるものながらこちらは🗾の🖋をソノ侭に大型化し「GT筆記」に向いた筆に結果的になって居る感じのするものとなる。
いずれにしても素晴らしい、まさに癖になるやうな書き心地のする大型万年筆である。
ではココで終わりでせうか？
ソコはまあクセのある奴のことなのでまさかさうでは無いだらう。
では質問を致します。
コノ🖊を他の面で大きく弄りましたが果たしてソレはナニか？
分かった、君のやることはほぼ壱つしか無い。
ズバリソレは「アイドロッパー化」＝「ED化」だらう！
ピンポーン、どうも御目出度うズバリ「當たり」です。
つまりはソノドコ迄も書いてイケるやうな書き心地の部分こそがソノ「ED化」により齎される性質だったのだ。
そんな訳で黄金の筆はコノ度蘇った。
しかも何せ長いペンなので我が運筆とは相性が宜しい。
「黄金の筆」の軸材はもしやエボナイトですか？
さうでは無く他の合成樹脂(POM樹脂)となる。
合成樹脂は普通インクに強くしかも尻は尾と壱體型なのでインクが漏れる虞なども無い。
でもってソノ黄金の軸景色はアアまるでアノ秀吉公が造った「黄金の茶室」の如きものではないか！！
ああー、イイなあそんな「黄金の茶室」の🖋なんて。
…さうでせう、羨ましいでせう？
確か萬佳さんでもって今でも売って居るのでは？
ほいコレだ。
会津漆・メタリック梨子地 Fountain Pen | ワンチャーペン Wancher (wancherpen.com)
尤もワタシはコレをヤフオクの方で得たので結果としてソノ値段は半額以下なのですけれども。
ですが使ってる分にはあくまで拾萬円位の高級🖋を持って居る感じが致しますのです。
