連休スペシャル大万年筆博覧会 弐ー究極の廉価🖋「Majohn P139」に就いてー
尚Jinhao 1935は若干「大味」なアクリル軸の🖋となる。
どだい中華の廉価🖋は皆若干大味である。
しかしながら、千円、弐千円の値段の単位でコレダケ本格性の有る大きな万年筆が作れるのは現在中國のみとなる。
要するに例えば資本主義の先進國でコレを創るとなれば最低五千円~壱萬円程もの値が付いて仕舞うことだらう。
だが中國に限ればソレを御安く創れる。
とのことはおそらくソノ資本主義ソノモノの枠組みが違うのでさうなる訳だ。ー共産主義的中華資本主義ー
でもって我我🗾人はソノ共産主義が大嫌いなのでそんな中華万年筆をもつい否定して仕舞いがちであるがむしろソレではイカン。
ナゼナラこんな給料の額や年金の額が低い國のクセに相も變わらず高価な物バカリを造り例えば🚙なんぞは我我が廿代の頃の方が安く凡そ今の半額程でした。
だから製品の値段がさう倍額にもなるのに給料の額はむしろジリジリと下がるので日本人の購買力は當時のむしろ参分の壱~四分の壱程にも下がって居る。
またそんなカンタンなことを御用學者共が問題とは捉えず主にコイズミやアベの腰巾着に甘んじて居たが故にかの國の経済はブチ壊れた訳です。
ー確かに万年筆の方の値段もまた倍額~ソレ以上になった。ワタシはいまだに昭和の頃の物の値段で万年筆や🚙やらを買おうとするので異常に高いソノ値段に對し常に辟易することとなる。ー
となればまさに政治闘争しか無い世界でありますがでもかの國ではまだまだジミントー政権が続くのでせうし要するに變化がキライでつまりは「革命」がやれん國なんだ。
また山口県の方ではいまだジミントー勢力が強く要するにアノ長州藩による藩閥政治を望む声にすら満ちて御座る。
ですが「革命」とは既成の価値體系を打ち倒しソコに新たな秩序を組み上げることとなる。
故に特に現代ではソノことが誤りだとは言えずまたソコから顔を背けるべきでは無い。
ナゼナラさう中華製品を買うにせよ別にかの國が革命される訳ではないのですから。
ですのでまずはより豊かな人生を送るが為に中華万年筆の数数を是非買おうではないか。
でもそんなもんは所詮「アカ」の品だよ。
いやワシなんぞは正確には「クロ」だぞソノ黑。ーそんなアナキストだ!ー
だから思想と🖋の良し惡しとはむしろ何ら関係が無い。
もしやアナタのやうな御人が御用學者にでもなればかの國もまた變わるのか?
だって儂は學者じゃなくタダの自称文人で要するにこんな教師崩れでの文句垂れなのだ。
故にコノ際言いますがコノ侭では🗾のみんなは🖋を買えなくなるよ。
だがイザeBayやTEMUの方を覗くと中華🖋や印度🖋などが壱杯売られて居る。
だからソレに即飛び付く。
タダソレダケのことですよ。
さて昨日は主にJinhao X159の軸の着せ替えや馴らし書きの方をして居りました。
またソノ折にJinhao 9019の方と書き比べたりもまたして居た。
結論から申せば軸がより太くしかも大容量のコンヴァーターシステムを持つJinhao 9019の方が書き心地が良くなる。
が、ソレはMペン先と云うこともまた有るのやもしれない。ーJinhao X159は通常Fサイズとなるー
ソノ八号のスチールペン先としては同じなのですがMペン先の方が書き心地が良くなる傾向がある。
さらにJinhao 9019の方がよりサイズの大きい万年筆となる。
さうサイズが大きいとゆったりと構えることが出來より本格性のある筆記を行うことが可能となる。
さてソノJinhao X159は千円以下でも買えさらにJinhao 9019でも弐千円もかからない。
ソノ値段が安くしかもちゃんと使える🖋である部分こそが素晴らしいのだと言える。
また弐、参本を買い調子の良い個體を大事に使うことなどもやれるのです。
つまりは予算が五千円でも参~五本程其れ等を買い込むことが可能となる。
さてたった今ワタシはそんな最も調子の良い黑軸のJinhao 9019を左手に持つ。
ではソレを右手に持ち替え早速書いてみます。
…超滑らかだ。
つまりはコレが我が究極の中華筆なのだ。
たとえばインクフローが完璧です。
さらにソノ重量やバランスなどがまさに適切です。
もうコレダケは人になど触らせたくは無い。
じゃあ隠して置かうまた誰かに盗られぬやうに。
うーん、ドコだ?
果たしてドコに隠したのか?
うん、ダカラ今回は決して君(Sirius β氏)に分からないところへと黑軸を隠した。
實はワシ(Sirius α氏)のパンツの中に保管してある。
ぐえっ、まさかソコ迄やるのか?
君にはソコ迄ソノ黑軸のJinhao 9019が大事なのかい?
いえ別に大事でも無いのですがまあとりあえずは重要度が拾段階評価で八程にもなりませう。
眞面目な話、コノ黑軸のJinhao 9019を🗾のメーカーの営業さん達に書かせてあげたい位です。
おそらくコノ千七百円位のJinhao 9019を書いてみて🗾のメーカーの営業さん方は兎に角びっくらこくことでありませう。
では次にワタシが半月程前に得た「究極の廉価万年筆」の話をさせて頂く。
1.あくまで「廉価🖋」なのに「高級」だったこと
2.重量が有るが適切な重さ
3.全體的にチープ感が無いでは無いが完成度の高さがむしろソレを感じさせない
4.ピストンフィラーによる快適な筆記感ーインクフローが抜群に良いー
5.ある意味では使うのが勿體無い程に美しく完成された現代の廉価万年筆
ズバリコレへの評価が拾段階評価で「拾」です。
ついにやりましたー今度の期末テストで百点を取ったぞ!
てなものでせうか。
まあより細かく点を付ければ95点位であらうか。ーペン先の刻印の意匠が如何にも變なのであえて五点を引くー
でもってコノ「Majohn P139」ですが可成に大きな🖋となる。
筆記全長…167mm
筆記重量…35.5g
重心位置…7對3(高重心)
となる。
と申しますのもベースとなったモンブランのヘミングウェイ限定万年筆は確かこんなに長さは無かった覚えが有る。
でもって基本的にはP139もまた短躯モデルとはなるが筆記状態では意外と軸が長くなる。
とのまさにワタシの好みにピッタリの軸なのでした。
ですがコレは基本的に太い軸ですので必要以上にソレを長くしますとむしろバランスの方に惡影響が出かねない。
ソレでもってギリギリに167mm迄伸ばしてあるのでせう。
尚普通🖋の軸で「長い」のは170mm以上の場合かと個人的には思うのです。
尤も現代の🖋の軸はかっての古典の萬年筆に比べ概して短めで大體160mm程度の物が多くなるやうだ。
ソノ短めの軸と云うことがそも自分には合いませんのです。
ですが何とか許容範囲となるのが165mm近辺となる。
故に167mmの数値もまた○での軸となる。
ちなみに先に述べたJinhao 9019の諸元での数値は、
筆記全長…169mm
筆記重量…31.5g
重心位置…6對4(通常の重心位置)
となる。
つまりはJinhao 9019の方が微妙に軸が長くまた微妙に軽く重心位置が僅かに低重心化される。
でもってではどちらがより自分には書き易いのか?
ズバリ申せばソノ黑軸のJinhao 9019の方がより書き易い。
ですがより本格性が感ぜられる筆なのはどちらなのか?
ソレはもう「Majohn P139」の方がより本格的な万年筆となる。
また實は「書き易さ」ばかりでは無く「書き心地」の方もまた「Jinhao 9019」の方が優れて居ます。
但しソレもまた「筆記の本格性」の上では明らかに「Majohn P139」の方が優勢となる。
つまりは「Majohn P139」とは信じられぬ程の完成度と本格性を備えるまさに「高級」感のある廉価万年筆でした。
實はコノ「高級」感をこそ中華廉価万年筆としては初めて感じたのでした。
ですが先にも述べたやうに欧米の壱流の🖋のやうに根本的に高価な素材を使って居る訳では無い。
なので無論のことソレ(本物)と比べて仕舞えば基本的には「チープ」な筈です。
しかしながら實際にはチープどころか、弐度程使いましたら余りに良い筆ですので勿體無くて使えなくなりましたものです。
いえ結局は使う倒す積もりではあるが今はソノ時では無いと直感するのであえてさう箱の中に保管してあるのです。
でもって「Jinhao 9019」の方は適当に机上に転がして置いても良いがコノ🖊はちゃんと分厚いペン袋に仕舞って置かないとペンに對し失礼に當たります。
また「Jinhao X159」などは人にあげても良いしたとえドコかで落としたとしても大きくはヘコまないがイザコノペンを落としたらまさにガックリだらう。
6.完成度が高い
7.美しい
8.工作の精度が高く出て居る
兎に角そんな感じである。
ですが、
10.だがソノ姿ダケは似て居る
11.金ペンへの交換の必要を感じさせぬ程の立派な八号スチールニブ付き
兎に角そんな感じである。
但しコノモデルは六号ペン先付きの方が五千円以下にて入手可能となる。
がソレが八号ペン先付きとなると壱挙に七千円以上の価格と化す。
また所謂「円安」の傾向より価格が壱萬円に近づけば「円高」に比し損をコク。
無論のこと五萬、拾萬の🖊ともなれば「円高」に比べ著しく損をコクのでアホらしくて海外からはもう物を買えなくもならう。
でもってちゃんと円高になりかけた頃に確か買っておった筈なのではありますが。
かうして兎に角「円高」が生理的にイヤなのは壱部の金持ちや大企業なのではないのか。
つまり我我ビンボー庶民にとってはむしろ「円高」こそが神様なのです。
そんな訳でコレダケ細かくモノを観てしかも文句垂れのワタシがコノ🖊をココ迄評価するのですからソレがイイ物であること位はすぐにも分からう筈です。
ですが「Jinhao 9019」などもまた相當に出來の良い廉価万年筆であることを忘れてはならない。
要するにソノ値段の方が大きく違って來るので或は眞の意味でコスト・パフォーマンスに優れるのはむしろ「Jinhao X159」や「Jinhao 9019」の方であるのやもしれない。
尚「Majohn P139」の八号ペン先はペン先の入れ方の違いなどもまたあることかとは思うが「Jinhao 9019」よりも壱回り程大きく感ぜられる。
ソノ巨大なるペン先はまさに「GT筆記」に向き要するに壱度に大量の文字を書いたりもする文筆家や學者などに向くだらうものとなる。
またそんな「GT筆記」を行う限りは所謂「高重心」であることもまた問題とはならずむしろソノことがソノ筆記スタイルには合っても居る。
さらに「Majohn P139」の仕上げの面ですがまさに丁寧且つ入念でありソコからもコノ🖋の高級感が漂って來たりもまた致します。
ソノやうな意味で明らかに「Majohn P139」は「高級な廉価万年筆」とさう言い得るのではないだらうか。
ですのでコレはナメてかかれるやうな中華万年筆ではまさか御座りません。
むしろアノ「モンブランのヘミングウェイ限定万年筆」とは別物の「高級な廉価万年筆」としてソレを購入する心構えのやうなものを持った上でコノペンと付き合って行くべきだらう。
そんな訳で今年はむしろ中華物の数数にまさに驚かされるバカリでの壱年と成り申した。
ソノ中華物は腕時計でもまた万年筆でも基本的に廉価ですがむしろ廉価であれ充分に使える、いやむしろ下手な高い物よりも所謂コスパの面が良いと云うことを兎に角個人的には申し上げて置きたいバカリです。
さらにソノ意味でも共産主義的な資本主義としての経済體制は🗾人が思う程に全てが惡い訳では無いと云うことをむしろ其処より是非學び取るべきではないだらうか。
さて「Majohn P139」のピストンフィラーに関しては何せ重い真鍮製ですので今のところ良いのか惡いのかはまるで分かりません。
ですがソノ重みが意外とコノ🖋を高級に思わせる部分があることもまた確かなことでせう。
いずれにせよ壱萬円以下の万年筆にこんなに感動と申すか感激致しましたのはまさに人生初のことでした。
つまりは老後をコレと共に過ごせとの天の啓示のやうなものにもソレが思えてなりません。
また中華🖋はすでに他にも色色と出て居ります。
ですが大抵の場合はソレも五千円以下となるので我我リタイア組に取っても何とかやれる蒐集の領域となる訳です。
さう兎に角何かと忙しいので個人的にはヨボヨボの年寄りになって居るヒマがむしろドコにも無い。
だから自分の場合には多分認知症とかボケとかさう云う風にはなりやうが無い。
兎に角さう必死コキつつ何でもやって居ります。
いえ必死コイて遊んで居ると言った方が良いのやもしれませんのですがさう毎日万年筆でもって遊ぶと脳が活性化され偏差値がやがて八拾位におそらく上がるんです。