其の地獄など、古来よりどれだけ此の世にあったことだか知れない。
地獄など、実はありふれても居やう。
こと内面での地獄に限れば其れはあくまでありふれて居る。
たとへば貧乏地獄、離婚地獄、SEX地獄、さらにアホ地獄=白痴地獄、逆に利口地獄、サラ金地獄、極道地獄、ギャンブル地獄、アル中地獄、哲學地獄、AI地獄、再生医療地獄、リニヤ地獄、ヤク中地獄、障碍地獄、病気地獄、大食ひ地獄、運動フェチ地獄、などなど。
さうしてどんな地獄もまさに苦の中の苦じゃ。
うーわーあ、苦しひ。
お願ひだどうか助けてお呉れー。
もう今此の瞬間こそがもたない。
其のやうな苦に喘ぐ人に是非救ひの手を差し伸べやう。
アナタは今さうしてエアコンの効いた涼しいお部屋の中で今日はアノ馬鹿は何を書いたのかな?などと思ひつつ此の下らないブログを読んでいやう筈だ。
だが地獄はすぐ来るぞ。
地獄はもうすぐ其処まで来て居るぞ。
あーあー、全部が地獄だ。
特にエロ動画化されし日本国の夏休みは地獄の有様だ。
従ってまず町内会に青少年健全育成指導部と云うものを是非作らねばなるまい。
其の指導部の役割とはふしだらな娘共の補導、コレに尽きて居る。
特に公園の便所などは重点的に取り締まる必要がある。
さらに意外に盲点なのがエレベーターの中である。
また図書館の棚の奥、かうした人目につきにくい場所を重点的に見回って頂きたい。
さらに家庭教師、コレがまた意外と盲点で実に危険な存在だ。
家庭教師もののエロ動画は実はありふれた分野なのであり、其処からしても家庭教師ほどまずいものはないと心得ておくべきだ。
事実わたくしは高校の頃に教育大生の女の家庭教師が付いて居たが此の女がとんでもないエロ話をして居たことが実はあった。
全くとんでもないやうな話であるが其の家庭教師は普通に小学校の先生になっていったのじゃった。
よって先生がエロくないと云うのは完全な嘘だ。
ハッキリ言って教育関係者ほどアブノーマルにエロい。
日頃抑えられて居る分の欲情が夏休みなどヒマな時に爆発することが多い。
ゆえに兎に角気を付けやう。
性的逸脱には特に気を付けぬと必ずや人類は大焦熱地獄へと堕ちやう。
またスーパーの奥の方で監視カメラの死角になった部分なども大層危険であるからして重点的に見廻るべし。
確かに山の中は物の怪の類には襲われ易い。
だが山の中で男に襲われることは極めて少ない。
なんとなれば山へ行く男性は真面目な人が多い。
まるでかの浩宮皇太子のやうに山が好きな真面目な方々が多い。
ちなみにわたくしは浩宮皇太子とは同学年である。
ただし夏から冬にかけては一歳年上となる。
が、冬から夏にかけては同い年じゃ。
其のやうに次なる天皇様と同じやうに真面目で同じやうに悩める未来を歩んでいくこととなる。
ちなみに山へ行き一度だけヤクザと遭遇しナイフをちらつかされたことがあった。
もう二十年程前のことじゃった。
隣同士に停めた車の中でこちらを睨んでナイフを見せやがったのでこちらも応戦してさらにデカいサバイバルナイフを突きつけてやったら何故か逃げていったのだった。
左様な武勇伝が実はわたくしには多くあり意外と危険で反知性的なのでインテリ候だとは思って居ない方がよろしい。
が、物凄く知的な部分も実はあるゆえ自分でも其処をどう判断したら良いのやら分からず兎に角理解に苦しむこと頻りである。
其の頃はヤクザが食い詰めて居たらしく何故か山の中にも出没して居たのであった。
ちなみにデカいサバイバルナイフを所持すること自体が犯罪なので車のトランクなどには入れておかぬやうに。
車のトランクなどは警察官が良く調べるところなので死体などと同じやうにナイフを金輪際入れて置いてはならぬ。
ところが分からないのが何故かサバイバルナイフを山で使うのは可とされて居りならば其の山へ持って行く道中だけが犯罪者となる訳であり何でそんな変なことになるのか、全く法律と云うものは杓子定規の矛盾律ばかりでバカらしいと思う事が屡だ。
兎に角山の男は真面目だが、其処に強い情欲がないとは言えないゆえに夏休みの間は特に気を付けてくれぐれもはしたないなりなどしないやう是非御願いしたいところだ。
はしたないなりとは足をあらわにしたもの、または胸元を大きく曝け出したもの、さらにTシャツなどをノーブラで着込み乳首の形が顕わに見えて居るものなどは全部其の指導部の没収の対象となる。
さらにミニスカート、ビキニの水着なども没収の対象である。
スクール水着は、逆にマニアックな性的興奮を呼び起こすものであるゆえ矢張り没収の対象である。
さて地獄とは、何であらうか。
どうも先に述べたが如き人間の生活に於ける心理劇や個としての運命のやうなものは真の意味での地獄ではないのではないか。
どうも地獄とは社会的なものなのではないだらうか。
何故なら社会的な地獄は社会全部を地獄へと引き摺り込むからなのだ。
たとへば地球の温暖化、コレはもうほんたうの意味での地獄を今後の我々に与えるものである。
しかも其れは個としての運命的な地獄の様があろうがなかろうが等しくふりかかって来る地獄なのだ。
だから個として地獄の様を今苦しんで居る人は其処へもってさらに社会的に齎される大地獄に引き摺り込まれことが必定。
対して今は幸せなアナタ、そんな幸運なアナタでさえ社会的に齎されるであらう大地獄にやがては引き摺り込まれやう。
そして社会的な地獄とは其れ即ち文明地獄のことである。
文明地獄とは、近代以降に発生した新しい地獄の型で、其を分析してみるに大欲望地獄と大利己主義地獄とに分かれて居り、さらに其れを具に見ていくと、科学地獄と金地獄及び利己主義地獄と女地獄とに分かれる。
科学地獄にはマッドなサイエンティスト共が堕ちるものと相場が決まって居る。
金地獄には経済学者が堕ちるものと相場が決まって居る。
利己主義地獄にはスマフォ人間やゲーム人間が堕ちる。
またモンスター人間が皆同様に此処へ堕ちる。
女地獄とは女のバカ地獄のことで基本的に女は皆この地獄に確りと堕ちて御座る。
此の中で一番ヤバい地獄はズバリ科学地獄である。
第一これまで科学は何をやって来て居るのか。
はい、まず人間を病から解放しました。
それから都市を築き技術文明を興しました。
また、月へも何度も行きましたし原子炉や原水爆なども造りました。
次に長生きを目指して来て居ります。
お前、此の、バカ科学めが。
おまへはまず何故決まってそんなに長生きばかりしたがるのだ。
しかも決まって金持ちにばかりなりたがる。
だが金持ちになればなるほど心が荒んで利己的にならざるを得ない。
そして月、またわざわざ月まで行き何をするつもりであるか。
月で小便でもして其れで戻って来たのであるか。
そして原水爆、左様なものがあるなら早う自決せよ、自然科学者共は。
まずロケットで宇宙へいく。
其の中には一万人の自然科学者が乗って御座る。
そしてドッカーン。
目出度い、君等こそは英雄だー。
即ち自決することにより科学の魔手から地球を救いし英雄の方々だ。
さらに長生き?
一体何処にさらなる長生きの必要があると云うのか。
全くバカ女共は飽きもせずにポコポコと子を産みやがりそれでもって爺婆が死ななくなった分余計に地球の負担が増えまさに生態系の循環は風前の灯だ。
此のクソ野郎どもの為に即ちバイキン人類の為にメダカ様ウナギ様マムシ様などが今絶滅寸前であり、其れに加え実に実にふしだらな娘共が増え夏休みが終わった時点で人口が増える可能性が高く存して居る。
此のやうな地獄の様を、このやうな大焦熱地獄の様を、また利己主義地獄ならびに拝金地獄の様を生み出しし合理主義文明の罪状などもはや明らかだ。
其れも宇宙一の犯罪だ。
其れも明らかにヤクザだ。
早う、早う、地獄へ堕ちよ、此の合理主義めが、自爆せよー、自決せよー、皆此の宇宙の藻屑と化して仕舞へ。
地獄変
芥川龍之介
https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/60_15129.htmlおーおーおーう、かように地獄は何処にでもある。
地獄とは此の今のことだ。
たった今こそが地獄だ。
ああー、地獄の夏よ。
地獄だらけの夏よ。
今クーラーが効かないと地獄だ。
当然に学校も地獄だ。
今体育館で終業式などやると熱中症にて子供が千人は死ぬ。
もはや直に近代人権思想は破綻しやうぞ。
何故ならもはや人間が外で仕事や行事を出来なくなるからだ。
無論のこと夏の祭りなどもはや中止だ。
さらに工事の人、家の建築や改装をする人が皆死んで仕舞ふので文明を維持出来ない。
営業マンも車の中だけでしか仕事が出来ない。
勿論ゴルフももはや出来ない。
流石に39度もあるとゴルフは出来ない。
されど我は先日練習して来た
気温は38度位あったが何故か死ななかった。
うわー、コレぞ地獄じゃ。
地獄じゃ地獄じゃ地獄じゃ。
今受けて居る我我の責め苦には実はちゃんとした理由がある。
即ち其れこそが合理主義文明としての末路である。
ああああああー、嬉しい。
何故嬉しい?
暑くて気がふれたのではないのか?
違う。
夏が嬉しい。
吾輩はあくまで夏が大好きだ。
どだい夏はこんなに眩しいぞ。
青い空に白い雲。
其れもモクモクとした入道雲が。
そしてお花畑で見つけたのだ。
あんな沖縄の花のやうな赤い変な花がおおなんて、なんて美しいことか。
嗚呼毒々しいばかりの赤い花だ。
かの地獄の如くに赤い花だ。
でも青い空や畑の緑の中で其れは絵画の如くに綺麗だった。
ところで気温ひとつで現代文明は滅亡する可能性が高くなりつつある。
気温が40度を超えるとさらに死者が増える。
事実いまや40度近い。
だがこんなものはまだ序の口だ。
わたくしが此の恐怖のブログを始めたのは、真理と云うよりもあくまで真実を記録する為である。
事実としての地獄を永遠に記録する為にさうしてみた。
そして事実世界は地獄の様相を呈して来つつある。
故に地獄とはまさにほんたうのことだ。
地獄とは文明の現在でありかつ未来である。
さうフィクショナルなものではない地獄の様が人類の行く末に待ち受けて居る。