目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

地球を壊すな!不倫を止めよ



このやうに女の体は、たとえ信仰による教義に背いたとしてもどこまでも男を追い求めてやまない。

そのやうに女の体は生ものであり、かつ生臭く基本的に信用ならないものだ。


そのやうにまさに生臭き女の性を、まさにギリギリのところで家庭に縛り付けて居たのが封建時代までの美徳であった。


されど今、其の獣欲は解放され、其れでもって生臭共が、其の海臭い者共が一斉に蜂起し此の日本国を不倫大国へと変えて仕舞いつつある。



ならぬ、ならぬ、ならぬ。

不倫の解放などをしてはならぬ。


不倫など決して野放しにしてはならぬ。



縄をもて、縄を。

早う早う捕獲するのだ。


捕獲して、すぐに死罪にせよ。

即刻そのやうにとりはからえ。



嗚呼、宗教があの宗教さえもが其の欲望を抑えることは出来なんだ。

女の腹の中に潜む無限の性欲が今こそ暴れ出したのだ。



生臭い其の海の中の欲望が全てを不倫させる。

不倫による破壊を招く。


いままさに不倫破壊。



嗚呼、其の行為によりまさに其の行ひにより極端な快感が、まさに此の世のものとも思われぬ異常な快感によりスッカリ悪にハマる。

丁度物質文明が悪の消費により異常な快感を貪るが如くに其れは最後まで行く、行くんだよどこまでも其の間男と共に。



即ち人間は肉欲を精神力で抑えることが出来ない。


ここからしても人間はどうしようもなく獣であり理性などはもう何処にもない。

理性のやうに見せかけて居るだけで其の実は理性無し、本能力旺盛、よって不倫も旺盛。



宗教をやって居る女でさえ其の快感には抗し切れない。

ですのでましてや教師が、其処で教え子に対する欲情を抑えられるべくもない。



だが不倫は地獄じゃ。

不倫こそが地獄を招く。

然し其れでも不倫は減るどころかますますお盛んになる。


もはや現代人は不倫が齎す快感に勝てないのだ。

家族や宗教が其れを制止することが出来ない。


家族が解体し、宗教が死にかけて居る今、ただ快感だけが、其の獣の欲としての快感だけが女の腹を支配して居る。

ああ、恐ろしい。


恐ろしや、恐ろしや。

其の欲望だけが独り歩きする時代へと。

母であることや子があることや宗教が規定するところでの欲の抑制が、其の戒めが。

其のやうなひとつの規定が永遠に破壊され、


むしろ其のめくるめく快感のドレイとなり、

むしろ其の一瞬の情欲の爆発のさ中に己の全てを投げ入れ、

さうして獣の雄たけびを、

感極まる毎に吠え続け、


貞操のテの字も知らぬ其の背徳の今を、

今其の瞬間の肉の満足を、

舌なめずりしつつ永久に貪り続けていく。




地球の温暖化もこんな風に欲の成就から進行する。

性欲、物欲、汚れ切った欲のオンパレードから。

近代以降人間はもはや人間ではなくなり、


學者はもっともらしいことを云うが肝心の資本主義を野放しにして居り、

宗教は宗教で何か分からないことばかりを述べ立てるばかりで、

つまりは何の役にも立たない慣習であるに過ぎない。




地球を壊すな!不倫を止めよ。

そうは云え、どちらも止めることなど出来ない。

もはや手遅れである。


人間とは手遅れの生命である。

即ち欲に汚されし獣であり、

理性がありそうで無い獣以下の何かであり、

堕地獄への道をひた走る者である。


そして宗教は其の海を、

海と云う女の冥き欲望を抑えられぬ。


地球が滅んでもなお抑えられない。

宇宙が滅んでもなお。

即ち全てが破壊し尽くされても残るものがある。


其れが欲望であり、生きる為の欲であり、死ぬる為の欲である。


放棄は進めることを認めず、逆に過去へと戻る。

其の過去の一点で、わたくしたちは生を望んだので性にまみえることとなった。


汝は生きたいか、其れとも生きたくはないか?

遥か昔そう問われた時に生きたいと願った。


しかしながら生きることは必然として汚れを生み出す。

汚れとは其の不倫即ち姦淫である。

一度汚れたものはもう元へは戻らない。


ゆえに地球を壊すな!不倫を止めよ。

今一度緩んだ心のタガを締め直そう。


だから環境破壊も不倫も同じ穴の狢である。

すべては心のあり方より生じ心として結実する。

不倫と環境破壊を止めれば人間は救われる。


宇宙など破壊しようのない正しい心が初めて其処に形成されよう。