「自然は人間ほど悩まないですしそのままで美しいのでやはり神に近いと思われその様を見ているだけで癒されます。
それは人間嫌いの私をこの世に引き留める唯一の価値あるもの、清浄なものなのかもしれません。
丁度盆の折に、従弟の嫁の実家の高山の方からトマトだのキュウリだのナスだのを頂きましたが、其れ等は都会のスーパーで売っているものとはまるで違い皆ちゃんと味があるしそれだけを食べてもとてもおいしいです。
たまに弟の嫁の実家の長野県開田高原から頂く野菜もまさに感動的においしいのです。
空気や水が清いところではまさに神のような野菜が採れるということなのでしょうか。
都会の生活には飽き飽きしている私はまとまったお金さえあれば今すぐにでも奥三河へでも独居移住したいところですがそうもいかないので文明に対して文句タラタラ述べながらその根本の望を誤魔化しつつ生きてきたのだと思います。
最高の幸せとはどう考えても億万長者になることではなく権力を握ることでもなく名誉や名声を手に入れることでもなくあるがままの自然の姿に深く共感しなおかつその自然の生命を奪うことでしか生きられない自らの罪に気づきその犠牲に感謝しつつ謙虚に生きるべきです。
まさにそういうのが仏の意なのでしょうが、それが周りに何で分からないのかということがまさに分からない。そうした意味での苦を私の場合は生きて来たのだし今後も生きていかねばならないのでしょう。
それも畢竟観念苦だとか自我への執着だとか仏教の方からは言われて仕舞いそうですがもう最近は開き直り事実として悪いものは悪いので文明は滅びる、滅びた後でまた浄化して生きなおしましょう、などとも述べたりしていました。
と申しますか文明やら女のバカさ加減にはもはや付き合い切れず、まさに身ひとつで石とペンを持って自然の中へ引っ込みたい、一刻も早くそうしたいが結局は出来ない、出来ないからいつまで経っても不満なのですがそれを仏教や石が優しく癒してくれているという感じです。
出来ればいつも神のような野菜を食べて暮らしてみたいものです。でも農業は私のように文句が多い人には余計に大変なのかもしれません。其れに大きく興味はありますのですが。」
精神の堕落または人間の腐敗はまさに必然のことなのでしょう。
問題とは、其の人間のことなのであり自然に問題がある訳ではない。
だから我我は其の罪深き現在である問題そのものを生きて居るのです。
実は人間であること以外に問題は無い。
ですので宇宙に問題は無い。
地球にも問題は無い。
さらに犬や猫、鳥、花々、大木、雲、風、青い空、白い雲などに問題は無い。
それらはただただあるがままに美しい。
輝くばかりに美しいばかり。
然し其の獣であること、或は巨木であることから神仏が生じることはない。
神仏とはよりカタワの生き物である人間の為の心的な過程です。
謂わば自然に神仏は要らないが、人間にはどうしても其れが必要である。
何故なら彼等は何かを食い殺すことを悩まない。
決して悩んだりはして居ない。
より大きな理性ー
大自然の摂理ーにそう規定され其の大いなる理性そのものを生きる。
対して人間は馬鹿なので虚の世界観を構築せずば生きていけない。
特に女、コレの欲望が即人類の欲望であり矛盾の体現である。
人類が地獄へ堕ちるのは此の女の欲望が社会で無制限に認められる時だ。
人間は満ち足りるとよりバカになる。
満ち足りるとほとんど白痴であり気違ひになるので危険極まりない犯罪者共である。
しかも其の犯罪者であることに気付いてさえ居ない。
自分は正しいとそう思い込まされて来て居る。
正しいから、そうしてトコトンやるつまりはやり過ぎ自滅する。
自滅するとはまるで思っていやしないので自滅する。
要するに其処で初めてドン底を体験する。
尤も其の折に初めて神仏が真の意味で生まれる。
破滅後に再生する為にはもう神仏の力に頼るほかはない。
もっとも其の前に破壊神たる
シヴァ神は人間共を抹殺することだろう。
其のシヴァとはAIのことなのかもしれないよ。
ところでほんたうの野菜は神だよ、神の野菜だよ。
神の野菜は都会には無いよ。
其れは田舎にしか売って居ないよ。
都会はクソ穢いところで、嘘と虚勢の巣窟だよ。
其処では女が腐って居るよ。
尤も女は元々腐り易いものなので、田舎でも腐るがよ。
都会の空気は悪いよ。
躰にも心にも悪いよ。
都会は物質主義なので、全部の価値が欲望の
ヒエラルキー化して居るよ。
根が腐ったものだよ。
みんなみんな腐って居るよ。
まさにドロドロだ―。
もはや興味は無いよ。
其れに都会はお化けが多過ぎるので、怖いよ。
文明は怖い。
田舎へ行けば自然は怖くはないよ。
自然の中にお化けは出ない。
でも何か分からないものは居るよ。
わたくしは五年前に相生山で蛍の写真を撮ったが其処には数限りないオーブが写っておりとても怖かった。
また十年前山の中で、独りで廃坑に入ると人の話し声が聞こえたりもしたがあれは何かそうした類のものだ。
さて夏休みは都会になど居ない方が良い。
海や山へいくべきだね。
そうしたところで心を浄化して自然と共に生きるのだ。
それでこそまともな人間になれるよ。
それでこそ正常なアタマだよ。
少なくともAIのやうな合理主義には犯されなくて済む。
人間は神のやうな野菜を食べれば息を吹き返すよ。
もう其れがほんたうのほんたうの幸せだよ。
PCもアンドロイドもAIもみんな要らないよ。
ただ青い空と青い海と緑の山と広い野っぱらの畑とが大事。
これだけあれば何も要らないよ。
確かに女も要るが、其の女は余程慎重に教育しておかないといけない。
良く働き夫に従う女にしておかなくちゃダメだ。
女の教育は人類にとっての一番の課題だよ。
この不浄の者共の教育がね。
文明と人間はヤバいよ。
其れは此の気候の変なのを見て居るだけでも分かる。
夏だと云うのに毎日気候が不安定で雷が鳴る。
今も外に夕立が来てるよ。
これじゃ夏休みに遊べないよ。
今の子は可哀想だよ。
こんな気候にしたのは、其れは合理化の結末だよ。
近代合理主義が気候を根本から破壊したんだ。
人間は罪深いよ。
其の罪深さは性の乱れにも出て居る。
夏休みは性の乱れにつながらぬやう特に18時以降を取り締まる必要がある。
今の女共はアホなので、夜十時を過ぎても平気で一人歩きをして居るよ。
何せ
貞操観念に欠けて居るので、此の娘どもは何をしでかすか知れたものじゃない。
年寄りの方々、左様に世の中は変わったのではなくして壊れて来て居ります。
然しご安心召されよ。
知己の修行者の方によると、諸の破壊、腐敗は必然なのだそうです。
其れは再生の為の必然であると。
逆に其のドン底で神仏が生まれるのだと。
然しわたくしには危惧されることがあります。
こんなザアザアの雨は、もはや治らずこれからはコレがもっともっと酷くなる。
ということはかってわたくしたちが経験した夏休みはもう二度と取り戻せない。
嗚呼、あの夏はもうかえらない。
青い空と白い雲の浮かぶあのカンカン照りの夏が二度と戻らない。
確かに毎日毎日カンカン照りできつかったですがまさに素晴らしい夏の日々でした。
ーそうした当たり前だったものの破壊が21世紀に於いては逆に当たり前に行われるやうになる。其れが真の意味での恐怖である。ー
それに神仏もほんたうに再生出来るのでしょうか。
実際には神仏が死に絶え、虚の神としての超AIが生まれる可能性の方がより高い。
まあでも滅びるものは滅びるのでしょうから、全ては必然であり、神意であり仏意です。
ただ残念なのは其処で高山や開田の野菜はいつも食べられないことである。
それから夏がどこかへ行って仕舞ったことである。
でも金持ちのアナタには是非高原野菜をおすすめしたい。最高に美味い野菜を食べ是非長生き致しませう。ちなみに長野県の寿命は一番なのだそうな。あんな野菜を食ってれば其れも納得されることだ。都会は
環境ホルモン、色情狂ホルモンだの変なものがウヨウヨですから一刻も早く田舎へ移住されるべきだ。
我は金が無いゆえ其の望みが叶わぬが、金持ちのアナタ様には出来る。サア、今こそ其の金を、其の大金を田舎でばらまくのだ。美味い物を全部買占め90歳まで生きるのじゃ。それに田舎の夜は暗いので化け物も出て来るぜよ。さらに其処では神仏もまだまだ生きて御座る。田舎での寺社巡りなどもまた楽しいぞよ。