其の希望と云うのは、元々人間には過分な精神の領域のことであり、ひとつ間違うととんでもないカン違いをして仕舞いかねない言葉である。
然し、あえてわたくしは此の希望に懸けたい。
破壊されるに至った日本の精神の復活を目指しあえて女政治家である小池 百合子氏に頑張って頂きたい。
ちなみにこれまでわたくしは小池 百合子氏が嫌いで、特に尊敬する石原 慎太郎氏と犬猿の仲であることもあり、右派だとは云え日本の将来に対し様々な良い事を述べて居られる石原氏を擁護する意味からも、こんな女が偉そうに都知事などしやがって、コイツもそのうちに失脚しないかな、特に最近は女のトップが皆ダメになりつつあるので流れとしてはまさに好都合だ。
この訳の分からぬ元キャスターだか何だかが、しかも大學は中退で卒業して居らぬやうな女が、兎に角何かと目立ち目障りな女が、早く早く失敗して呉れないものか。
運命よ、早く此の生意気な女を此の世から抹消して頂きたい。
等とも実は考えて居たのである。
しかしながら、よくよく見れば此の女の眼差しは結構美しい。
いや、なかなか清い目をして居るではないか。
其れにそんなに威張って居る感じはしない。
少なくともそういうのが伝わって来ない。
そうこうするうちでの、希望の党の結成である。
希望、何、希望?
其の希望とは何か。
希望など、元より希望など現代社会に望むべくもない。
特に日本国での、此のAV大国の日本国で、貞操観念がブチ壊された日本国で、いやそれだけではなく50代位からは結婚もしないやうな異常な奴がウジャウジャ居る此の一種破壊されし国で、絶望と悔恨の情のみが渦巻く此の情けなき国で、其処にあえて希望を掲げ未来へ歩き出そうとして居る、其の小池氏の美しき日本の心、日本人として当然にあるべき国への敬意と郷土への愛、そして目上の人を尊敬する心、伝統的なものを重んじ自由過ぎることのない社会を目指す、即ち古き良き日本の秩序を取り戻すことだ。
「しがらみがないからリセットできる。しがらみのない政治、大胆な改革を築く」
「改革する精神のベースにあるのは伝統や文化、日本のこころを守る保守の精神だ。寛容な改革の精神に燃えた新しい政党だ」
「今この時期に日本をリセットしなければ、国際間競争、日本の安全保障などを十分守り切れない。そんな危機感を共有する仲間が集まった」
「不安を抱くからこそ、希望の党をつくり、しがらみのない政治をつくることで、国民に希望を届けていきたい」
まあそういうことであろう。是非やってみて頂きたい。
然し多分出来ないかもしれない。
或は小池氏はこれで終わりになるのやもしれぬ。
「希望の社会として女性活躍。言葉だけの女性活躍ではない、このことを進めていく。
希望の経済を実現する。
原発ゼロを目指すということと、ゼロ・エミッション(排出ゼロ)社会を目指す。
フードロス(食品ロス)対策を行う。」
おいおい、待て。
女性活躍社会は日本を破壊するのだから金輪際そんな思想に、女性を重視する近代全体主義思想に染まって居てはならない。
そして其の希望の経済とは何ぞや?
云うまでも無く金まみれでの経済の世界にもはや希望などは無い。
経済大国であること、世界の一等国であることを放棄し低成長化、高度に精神化したところでの仏教大国としての新たな道を歩み始めなければならない。かのブータンのやうに。
第一ゼロ・エミッションと云いながら皆エアコンの温度設定を25度位に低くしたがる。
しかも部屋の中に二本も三本も蛍光灯をつけたがる。
わたくしなんぞは八畳の自分の部屋にずっと一本の蛍光灯しかつけて居らぬと云うのに。
要するに何が大事なのかと云う事が大衆レヴェルではまるで理解されて居ない。
真理が理解出来ぬ衆生に法を説く意味からも日本は仏教大国としての新たな道を歩み始めなければならない。
第一経済を良くすると言いながらゼロ・エミッションになど出来る筈がない。
人間は環境を破壊し自らの欲望を可能な限り追求することに於いて初めて満足することが出来る。
其れを精神的革命にて抑えていく方向に転換せしめることこそが宗教の目的である。
其れに原発ゼロを目指せば環境の破壊は促進され人類の滅亡は早まる。
でも食品ロス対策は大事なことだ。
そう云えばどこかの団体が、廃棄される食品を集めて其れを金の無い人に配ると云う試みをしていたがあれなどはまさに素晴らしい試みだ。
其れに我も是非其の廃棄される食品を恵んで頂きたいと思う。何せ其のうちに無収入の一宗教家にー自称の宗教家ーになって仕舞うかもしれないので。
小池氏の頭の中には今わたくしが考えて居ることなど到底伝わらぬことであろう。
実はわたくしはこう言いたい。
「貞操観念を復活させよ」と。
さすれば日本国での諸が必ずや好転することだろう。
然しAIが行った予想では日本にラヴホテルが増えると女性が元気になると云うものがあったのだそうな。
うわー、何と汚らわしいことか。
だからまずは女共の教育、コレがまず喫緊の課題である。
しかしながら何故女は、このやうに本質として悪を抱え込んで居るのだろうか。
古代より女が絡む神話にはロクなものがない。
「パンドラの箱」。人間に火を使うことをもたらしたプロメーテウスを懲らしめるために、ゼウスはあえて彼の弟であるエピメーテウスの元へパンドーラーという女性に壺を持たせ贈った。その時、「この壺だけは決して開けるな」と言い含めていた。エピメーテウスはパンドーラーに惚れ、結婚した。パンドーラーもエピメーテウスと満足した生活を送っていたが、ふとしたときに「この壺は何かしら」と気になり、壺を開けてしまった。そこからは、恨み、ねたみ、病気、猜疑心、不安、憎しみ、悪徳など負の感情が溢れ出て、世界中に広まってしまった。パンドーラーは慌ててその箱を閉めるが、既に一つを除いて全て飛び去った後であった。最後に残ったものは希望とも絶望とも、未来を全て分かってしまう災い(予兆)ともいわれる。それによって人類は希望だけは失わずにすんだと言われる。こうして、以後人類は様々な災厄に見舞われながらも希望だけは失わず(あるいは絶望することなく)生きていくことになった。Wikipediaより
ここからしても女に関する象徴にはまず欲望が挙げられる。
女は何故欲望が強いのか?
欲望こそが生きる糧だからなのだろう。
物質的欲望が、其の現実的な展開こそが生を維持する為の強固な基盤なのだから。
対して潔癖なことばかり述べて居る空想好きの男はすぐに死んで仕舞ったりもする。
左様に生きることとは欲望である。
女は此の欲望に関しておそらくは正直だ。
だから資本主義とはまさに女共の為の社会体制だったのである。
かように人類が失わずに済んだものとは希望だけだったとされて居る。
然し希望と云う言葉程絶望的な響きを持つ言葉もない。
何故なら人類はもう何千年も其の希望を保つことで地獄としての現在を生き抜いて来たのである。
古代ローマが滅んでも、中世の暗黒時代にも、また度重なる近代戦争にも耐え抜き文明を存続させて来られたのは其の希望の保持によっていたことだろう。
然し希望の党が日本にとっての希望の星となるとはなかなか思えない。
だが小池 百合子氏は希望を持てる社会の復活を目指して居られる。
そうか、ではやれるものならやってみよ。
もし出来たのならわたくしはもう女をバカにはしない。
しかも女の操ー死語となった昔の美徳のことーだけは是非復活させて頂きたいものだが其れだけは無理と云うものじゃろう。