目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

改造万年筆『鳥瞰』の作製と軟調金ペン先の扱い方に就いてー+かってワタシが批判した🗾の万年筆観のことー

改造万年筆『鳥瞰』の作製と軟調金ペン先の扱い方に就いてー+かってワタシが批判した🗾の万年筆観のことー

 

 

 

 

尚自分は相變わらず「御勉強」の方も欠かさずして居ります。

現在は主に東京大学の斎藤 幸平先生ーマルクス主義者ーの動画や彼に関する記事などを視たり読んだりして居る。

 

またソレとは別に自分の思考上の成果などもまた有ると言えば有る。

有るのですがまたソレを言うとほぼ「理解不能」なことともまたなるのでせう。

 

ですのでソレはまたの機會にと云うことで兎に角モノのことに就き語らせて頂きたいつまりはソノ物のことだ。

 

そも物はナゼ死んで居るのかまさしくソレが分からない。

多分ソレはニンゲンの認識の形式がそもモノの現象性のあり方とは違うので分からないのだらう。

 

とのカント的な認識論にて壱応は決着を付けソレでもって以降何をして居るかと言えばタダ物と戯れて居るダケの毎日だ。

 

でもって木曜日にカインズにて枕を買って來たがソレは安い合板の端材にてコレではイケない。

だが當面のところはコレを枕の上に乗せソコへ頭をくっつけて寝ることとなる。

 

ワタシは所謂柔らかいものが何故か好きでは無くむしろ板の間に茣蓙などを敷き寝たいタイプなのだ。

 

でもってそんなワタシの個性に合うであらう枕は普通此の世には無い。

故に蕎麦殻枕ーコレは結構固くもなるーの上にさらに何か固いものを乗せ寝ないと安眠出來ず。

 

だが皆様の趣味嗜好はおそらくソレとは違うことであらう。

つまりはやわらかーいものこそが大好きなのだらう。

 

だがワタシは思想でもなんでもむしろとっても堅いのだ。

いや難いのだ。

 

つまりは複雑でもって分かりにくいが實は単純明快さを好むとのそんな弐項對立的なつまりは矛盾領域へあえて切り込むが如き訳の分からない精神性を有する。

いや精神性ばかりか肉體もまた欲するものが變わって居るのでこんな誰もやらない筈の「固い枕の追求」にこそ勤しんで居る。

 

 

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尚昨日はコノオークションで負けた。

實は翡翠原石の枕でイクとの考えが浮かびするとコレなどはもう恰好の素材ではないか。

 

それにつけてもこんな役立たずのミャンマー翡翠の薄板を欲しい奴が他にも居るのかのう。

 

だが参千円以下では買えず結果ソノ翡翠原石の枕は今後の課題として残った。

 

さて昨日は主に🖋の整備及び改造をして居りました。

でもって壱級の改造🖋を壱本製作した。

 

だがソレの画像は無い。

 

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結局軸はコレを使った。

コレの首+ペン先を他に流用して居り軸が余って居た。

 

ところがコレはイイ軸でつまりは白檀製の軸となる。

ソノ白檀の香りがキャップ側の未塗装の部分から香ったりもまたする。

 

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但し漆塗りであり要するに透明な漆がかけてあるが色合いとしては赤系の軸となる。

でもってソレに首を付けたのみの改造となる。

 

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ーソノ「世界樹」万年筆はむしろ漆塗りではない方が香りの方も凄さうでまた値段も安くなりますのでイイのではなからうかー

 

 

果たしてソノ首+ペン先とは何か?

 

エラボー | 製品情報 | PILOT

日本語に適した万年筆エラボー | 特集記事一覧 | PILOT LIBRARY | PILOT

 

ソレがこちらの特殊金ペン先となる。

先日「フォルカン」なる柔軟な特殊ペン先に就き述べて居るがコノ「エラボー」の場合はパイロット社が独自に開発した柔軟な金ペン先となる。

 

ではそもナゼ「柔軟な金ペン先」が必要となるのだらうか?

ナゼナラ「日本語」は基本的に中國の漢字より派生したところでの漢字文化圏の文字となるからだ。

 

ソノ「漢字文化圏の文字」は主に「毛筆」にて伝統的に書かれて來た。

故に「日本語」を本來的に美しく書き記すが為にはまず「毛筆」にて行われるが如き「トメ」、「ハネ」、「ハライ」が確りある書き方こそがそも向いて居る。

 

だが近代化以降ソノ毛筆による日本語の表記はほぼ廃れた。

尤も「書」の分野は藝術の壱角として残ったがソレこそ實用的な文字の表記に毛筆が使われることはごく稀となった。

 

ソレでも我我還暦世代が大學生の頃迄は父や母の世代がソノ毛筆にて年賀状を認めたりしておったものである。

でもって我が父は達筆で知られる人であり毛筆でも万年筆でも實に美しい文字を書いて居た。

 

故に當時の父の年賀状などはおそらくは今でも残されて居るのではないか。

要するに余りにも達筆なので畏れ多くて捨てたりは出來ぬことかと思うのです。

 

でもってソノ「美文字體質」を受け継いだのがまさに我なのだ。

自分は中学生位の頃すでに「美文字」を書いて居た。

 

ソレも専門的に習った訳でも無いのだが兎に角字が綺麗で上手である。ー小学生の頃書道塾だけは行かされたがー

なのでソレはワタシの性質では無く元元は父の性質である。

 

またワタシの父は「學」と云う名であった。

なる程だからワシもまた「學問」が好きなのか。

 

 

 

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さてモノ的に言えば「エラボー」は旧型の方が良い。

現在は参代目となるさうだがつまりは初代物が壱番物が良い。

 

尚ワタシの「エラボー」は廿年程前に海外で求めた「ナミキ・ファルコン」となる。

でもって軸と首が靑い。

 

コノ個體は調子が良くしかしながら軸は良くないので長らく「筆万年筆」化して居たものとなる。

 

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ワタシが「筆万年筆」化する場合に屡使うのがコノ奈良の「あかしや」の竹製の軸となる。

コノ軸は大層良くしかも様様な🖋の首軸とも合うのでまことに重宝して來ても居る。

 

天然竹筆ペン | 奈良筆 あかしや (akashiya-fude.co.jp)

 

尚現在では漆塗りの高級品などが多く作られて居るやうです。

 

だが最終的に「筆記」とは見榮えの方では無くむしろ筆記感こそが大事である。

ですので兎に角コノ奈良の「あかしや」の竹製の軸に「ナミキ・ファルコン」の首+金ペン先が付けられおまけにキャップは伊太利亜のレアーな限定🖋のブルーのセルロイドのキャップを被せて居た。

 

左様にワタシは筆記具の國籍だとかに拘らず何でも合うものをくっつけて仕舞う。

するとソコに何時の間にか「世界で壱本ダケの筆記具」が生まれることとなる。

 

故に實はそんなものを澤山持ちだからあえて高額な現代の限定🖋を買わずともむしろ其れ等にてほぼ「唯我独尊」的なしかも筆記理論と申しますか筆記上の歴史をもしかと踏まえた上での高度な筆記の世界をこそ築き上げているのです。

 

でもソレってもしや「邪道」じゃねえの?

「邪道」ですよ、ソレもハッキリ申せば。

 

だからソノ「邪道」に迄あえて突っ込まないと眞の意味での筆記上の「自由」など得られるべくもない。

はあー、すると眞面目なのにあえてソレをやるんですか。

 

いやだからソコにて「創造性」をば解放し「筆万年筆」の世界を志向してこそむしろ「硬筆筆記」の世界がより幅広くなり進化することともなる。

ですがソレをやった人が今のところ東洋ではアナタ壱人ですがソレでもイイのですか?

 

だからこんな村八分なんでねえの。

だからそんな「村八分」を恐れて居ては「創造性」の発揮も何も無い。

 

ふーん、するとどうもアナタは「硬筆筆記」の世界に「藝術性」を加味し要するに戦前の🗾語の表記の世界に於ける「本格性」の部分を現代に再現しやうとなさったのか。

うーん流石にボクの片割れだけあり物事が良く御分りのやうです。

 

ですがコレをソノ侭に筆記大衆に披瀝すればむしろソレは「カルトな戦前筆記野郎」位にしか見ては貰えずあまっさえ最終的には「頭のオカシイ筆万年筆野郎」位にしか評価して頂けぬものです。

 

 

さて今回、

 

あかしやの筆軸→萬佳の白檀軸

 

へとあえて變更しましたのは「筆万年筆」が多過ぎて何が何やら分からないからなのでもまたある。

なので今回はあえて通常の🖋の形に戻したのでした。

 

でもって改造の出来榮えですがズバリ言って百点です。

 

1.高級感が有り

2.キャップがしかと締まる(完全に🖋化されて居る)

3.しかと🖋として使える(付けペン仕様には非ず)

 

だからついつい手が伸びる筆となった。

でもってどう改造したのか?

 

要するに「ナミキ・ファルコン」の首のネジの樹脂部を削りスポッと萬佳の軸に押し込めるやうにしたダケとなる。

かう云うのを篏合式とも言いまして例えば戦前の萬年筆には首軸が篏合式となるものが結構有る。ーソレもレヴァーフィラーの🖋などに多いー

 

問題は最終的にはより緻密につまりは慎重に樹脂を削り取りガチっと完全に動かぬやうに首を嵌め込むことが可成に難しくつまりは職人仕事となる。

尚自分はむしろ観念ニンゲンであり「工作」も「行動」も基本的に好きでは無い。

 

ですが「好きなもの」に對しては何とか頑張れる。

でもって今回はソノ「職人仕事」が何故か成功した。

 

銘ー『鳥瞰』

まさにソレがコノ改造🖋の名となる。

 

ソノ「鳥」とは「ナミキ・ファルコン」の金ペン先の形が鳥の嘴のやうに見えるからだ。

また「俯瞰」なる言葉が有りソレは高みより世間の有様を睥睨しつつ観る、とのこととならう。

 

だからたった今ワタシがソレをして居るとの意味をも込めてコノ度『鳥瞰』と銘打ってみた迄のことよ。

 

 

ペン先が柔らかいパイロットのエラボーを購入!これがあのナミキファルコン? | 万年筆愛好家 (fpen149.com)

 

さてこちらには海外の愛好家が「ナミキ・ファルコン」にて「カリグラフィー」表記をする模様の動画が弐つ程載せられて居る。

かうした動画は拾年位前だったか、ココ🗾でも大きく話題となり故に「ナミキ・ファルコン(パイロット・エラボーの海外名)」なり「パイロット・エラボー」なりが壱次的に持て囃されたりしたものでした。

 

ですがソレ以前にワタシは「線描筆記」と云う硬筆筆記のあり方が有るとさう諄い程に述べて居たのでした。

言わばソレは「書き心地」云云以前での筆記の原点の部分と申しますかまさに「基本」の部分です。

 

ところが何時の間にかココ🗾の万年筆観は主にソノ「書き心地優先主義」=「書き味中心主義」のやうなものへ変貌を遂げて仕舞っても居た。

また極太字や特殊系での金ペン先が持て囃されソレがナゼかと言えば其れ等の方が主に「書き心地」=「書き味」の方が良くなるからだ。

 

さらにおまけにさうした金ペン先を調整士の方方が弄り回しより「書き心地」=「書き味」の方が良いものへと變えて仕舞う。

ソノ種の壱種「加工的」な🖋観を自分は容認し得ずよって🖋の有名掲示板であった「万年筆談話室」の分室の「図書談話室」の主筆としてわたくしは其れ等の全てに亘る「批判」を展開して居た。

 

なので要するにおそらく世界壱批判度の強い万年筆論を當時は展開して居た筈だ。

まさにそんなことの全てがコノ海外の動画にて証明された訳だ。

 

但しココ迄「運筆圧」をかけ文字を書くと金ペン先が曲がりますのでやり過ぎには是非注意しやう。

ワタシの志向する「線描筆記」とはソノ西洋の「カリグラフィー」よりも線變化のより少ないことだらう「美文字」での表記となる。

 

ですが基本的に「美文字」を書くが為にはソノ「運筆圧」の入力こそが必須の要件となる。

つまりはソノ「運筆圧」の入力により線に變化を付け所謂文字に「陰影」を刻み込む。

 

ソノ文字に刻む「陰影」を西洋の人人は「シェイディング」と言う。

またソレが日本語の表記に於いては「トメ」、「ハネ」、「ハライ」に於ける陰影の表現形式のことともならう。

 

さて當時(15~10年前)🗾の万年筆観では可成に偏った「書き心地優先主義」=「書き味中心主義」での万年筆観が主に影響力の強い万年筆店や万年筆コレクターの趣味趣向に沿い形成されても居た。

また多くは独逸物こそが壱等の万年筆であり伊太利亜物なんぞは屑である、とのそんな壱種の全體主義的な雰囲気さえもが有りましたものです。

 

そんな全體主義が兎に角嫌いな自分はあえて伊太利亜物を良く取り上げ論じて居たがでも伊太利亜物はほんたうにヤバいので壊れたりまた死んだりとまるで生き物のペットのやうに心が落ち着きません。

ですが今思えばさう壱番「ニンゲン的」だったのがまさにソノ伊太利亜物であったやうに思う。

 

あれ話がまた何時の間にか逸れた。

要するに自分の場合は🖋の全てをほぼ俯瞰的に見詰め且つ使いソレをやり抜いた。

 

またおそらくは多くの愛好家にはやれぬことだらうアンティークのL.E.Watermanの世界にもかってドップリと浸った。

アンティークのL.E.Watermanの萬年筆の金ペン先は所謂柔軟な金ペン先が多く要するに「ナミキ・ファルコン」並みの金ペン先がむしろ目白押しなのだ。

 

さらにL.E.Watermanに限らず海外のアンティー萬年筆の愛好家は「カリグラフィー」を好んでする人がまた多かったものだ。

ところが當時(15~10年前)🗾の万年筆観では主に、

 

4.万年筆に筆圧をかけて使うな

5.太字以上でもってぬらぬらとインクが出る万年筆こそがイイ

6.長原ニブはイイ

 

などと言う壱種變向した万年筆観が醸成されて居た。

だからソノ全てを自分の場合は否定的に扱いましたのでした。

 

例えば5.や6.などは壱部の影響力のある愛好家の好みを反映したものであるに過ぎぬ。

また4.はむしろワタシが大ギモンを呈しもうクドい程に批判した部分でもあった。

 

4.万年筆に筆圧をかけて使うな

 

ではソレがナゼなのか?

ナゼナラ戦前にもまた生得的に筆圧が強い人も居た訳です。

 

ところが戦前ではソレが問題とはされずにナゼ現代に於いてのみソレが強調されるのだらう。

 

5.鍛金工程の合理化により現代の万年筆の金ペン先が弱くなったこと

6.金ペン先が弱いので本質的性質が得られずつまりはもの足りなく画壱的な書き心地と化す

7.ソレを誤魔化すが為にあれこれと「書き心地優先主義」=「書き味中心主義」での万年筆観が醸成される

 

とわたくしは壱発でもって全てを見抜く。

ほうー、また見え過ぎでもってして。

 

もおー見え過ぎちゃってーこまるのー。

アナタはでもソノ才能をヤッパシ政治や経済やまた環境問題だとかまさにソッチの方でこそ生かすべきだったのではないですか?

 

いえコノ文明社會はやがて滅ぶのです。

ですので滅ぶ迄を如何に遊ぶか、との壱点のみなのです。

 

さうかあ、では政治や経済やまた環境問題だとかはむしろアナタに取りどうでも良く大事なのはさう🗾の万年筆観を貶し己が筆記世界をこそ貫徹することなんだ。

…流石にまた理解が早い。

 

 

【軟調の万年筆】パイロット(PILOT)エラボー(ELABO)【レビュー】 | しのわんブログ (shinowanblog.com)

 

より正確に表現すれば「軟調」の金ペン先が有るソノ理由とは字幅に變化を持たせより美しく文字を装飾的に書くことこそに有る。

またソノことは洋の東西を問わずにさうなる。

 

故に漢字や日本語もまた字幅に變化を持たせより美しく文字を装飾的に書く、即ち「トメ」、「ハネ」、「ハライ」をしかと行いまさに書道的な表現でもってソレを表記するとのこととなるのです。

だとすればですよ、だとすればつまりは基本的に「美文字を書く腕を持つ人」の為の🖋となることを忘れてはならぬ。

 

なので下手糞は是非使わないで下さい。

いや下手糞でも例えば書道やまた硬筆習字の方をしかと履修した後にトライするのであればほぼ問題は無いが下手糞がソレもイキナリタダ恰好良いからまたタダ動画の書き方を真似たいからと言ってソレに手を出せば筆の方が腐るわ、ソノ🖋の方こそが!!

 

ですからあくまでコノ種の「軟調」の金ペン先が付いた🖋はあくまで筆記上の上級者向きなんだ。

ちなみにワタシはそんな「軟調」の金ペン先のむしろ「手練れ」なのだとさう申せませう。

 

「手練れ」即ち宮本 武蔵であるとかまあそんなレヴェルでの筆記者なのだ。

また筆記上の上級者であれ「軟調」の金ペン先を好まず従って「線描筆記」をしない方方も居られますので要は全てが「選択」の問題となる。

 

但し家の父や母のやうに昭和壱桁世代の方方はかって🖋位は樂に扱えたものなのです。

どだい万年筆どころか彼等は毛筆を使う頻度もまた多かったことでせう。

 

まさにソノ「美文字」を書く最大の要件とは「運筆圧の調節が利く」とのことに尽きて居る。

要するにより器用に筆記するとのことなのだ。

 

ですが現代の小学生がいや小学校の先生迄もがもしかしたら普通の🖋でも使えぬ可能性が今や88パーセント程にも高まって來た。

だからもうみんなで書道教室へでも通うのだ。

 

道教室へ通いイザ毛筆が扱えるやうになればそんな「軟調」の金ペン先なんぞはまさに屁の河童だよ。

さてソノ「軟調」の金ペン先に於いてかってワタシは異様な迄の追求を致して居りますのですがソノ話はまた秋にでも是非させて頂きたく存じます。

 

さて『鳥瞰』のニブサイズはS・Bとなる。

つまりは太字でもってソフトタイプなのだ。

 

するとソレを書くとまた書き心地が良いのである。

全くイヤらしい程に書いて居て気持ちがイイ。

 

まさにソノ意味でもコノ『鳥瞰』はサイコーの改造🖋だ。

また太字の「軟調」ペン先は筆的な筆記感がより強くもなる。

 

だが此の特殊な金ペン先はあくまで14金ペン先となる。

ソレは何故か?

 

ナゼナラ18金ペン先となると基本的にしなりが惡くなるからなのです。

またソレを20、21、22、23、純金などと高品位化して行けばソノ順にむしろしなりが惡化する。

 

いやあまた🗾の愛好家が誰も言わないことをついに言いましたね。

うんもう何時倒れるか分からんのでたった今何でも言っちゃいます。

 

だが待てよ、もしや現行品は大丈夫だったか?

ああー良かった、流石に「パイロット」だわ、ちゃんと今でも14金ペン先だった。

 

では18金ペン先での「軟調」ペン先は出來ないか、またコレ迄にも無いか?

いえペリカン#800のPF刻印の物がまさにソノ18金ペン先での「軟調」ペン先でソノ出來の方も最上等です。

 

ですが普通の🖋メーカーがコレをやるとおそらくはダメでせう。

 

 

兎に角ガシガシに「運筆圧」をかけ「美文字」を書く場合に最も向いて居るのがまさにソノ14金ペン先なのだ。

さて最後にソノ「運筆圧」に就いてですが、「運筆圧」とはそもわたくしの造語でありソレは所謂「筆圧」とは異なるものとなる。

 

例えば「ナミキ・ファルコン」にて「カリグラフィー」表記をする模様の動画にて主に使われて居るのがまさにソノ「運筆圧」であり本質的にソレは所謂「筆圧」とは異なるものとなる。

また「運筆圧」とはまさに能動的に金ペン先に對し与える圧力のことであり所謂生得的な意味での「筆圧」とは別箇のものとなる。

 

さう「運筆圧」をかけたり且つ抜いたりして文字を書くのは「カリグラフィー」や「書道」に特有の文字の表記の仕方となる。

例えば欧米には戦後にもまたそんな「カリグラフィー」的な表記への機會が屡残されて居る。

 

よって海外(米國英國)のショップと懇意になったりするとそちらからほんに美しく装飾文字で書かれた挨拶状などを頂いたりもまたするものです。

自分は弐、参度そんな美しい「カリグラフィー」での挨拶状を頂いて居るが其れ等が今でもまさに自分の寶物です。

 

が、ココ🗾では主に硬筆筆記の世界(硬筆書道をも含む)でソノ「運筆圧」がむしろ惡者にされて來ても居る。

特に戦後はより合理的な文字表現が社會的に求められるやうになり従って「硬筆書道」の先生方なども主に平板で大人しい文字の書き方をこそ指導されて居ることだらう。

 

だがソレは違うぞ。

そんなことをすれば🗾人は皆字が下手になるぞ。

 

だから逆に「運筆圧」をガンガンかけ「美文字」をこそ書いたれ!

ワシは昔書道塾でもってバイトの課長もして居たので此の際言ったるわ。

 

兎に角ガシガシ書いて金ペン先を曲げたれ!!

ぐわあーこんな曲がった18金ペン先ばかりでもって…。

 

だから18金ペン先は選ぶな、コノ14金ペン先でもって今夜から徹底的にしごいてやる。

きゃあー、🖋のセンセー、こんな14金ペン先でもグチャグチャに曲がりましたあー。

 

バカ、ソレは君の「筆圧」が高過ぎそも万年筆に向いて居らぬのだ。

だから君はもう万年筆を諦めボールペンを選ばう。

 

實際ワタシもまたボールペンは好きだからドコ迄も付き合ってあげられるよ。

そんな訳でこのところは毎日暑くて主に部屋に閉じ籠り万年筆の改造や整備に明け暮れて居りましたのです。

 

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個人的にはパイロットのフォルカンよりもエラボーの方がより日本語が美しく書き易いと思うのです。

兎に角コレは軟調金ペン先の快作だと言えることだらう。

 

また今回はコレを使った良い改造🖋が出來ほんに良かったと思って居ります。