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ナゼか今「パイロット・エリート」にハマるーそんな70年代の🗾の🖋への「愛」のことー

ナゼか今「パイロット・エリート」にハマるーそんな70年代の🗾の🖋への「愛」のことー

 

 

 

 

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またこんな「詩人の🖋」がヤフオクに出て居る。

此れは純銀製の軸で小振りの所謂「華奢物」の範疇での御品となる。

 

「華奢物」とは作りが精緻であり所謂「モノが良い」筆記具のことを言う。

現代の筆記大衆は知らないのかもしれないが筆記具の価値とは平板なヒエラルキー形成のものとはならずむしろどちらかと申せば〇か✖かとのことと往往にしてなる。

 

またソノ〇か✖かとのことは、

 

1.個性的な評価

2.世間的な評価

 

との要件の複合にて自然に決まることなのだともまた言い得る。

 

エッ?

世間の評価などはまさにクソなのじゃないの?

 

いいえさうでは無い。

筆記具趣味は理性的趣味であり理性的趣味には常に世間の評価もまた重なって來る。

 

むしろソノ点では「石」の方が脱世間的な価値形成であるがでも石の評価もまた實は🖋以上にヒエラルキー形成されて居たりもまたする。

 

「モノが良い」筆記具のことを筆記具マニアは實に良く知って居て所謂上級な趣味に近づく程に筆記大衆がまるで知らんやうなつまりは訳の分からぬ🖊にハマっておるものなのだ。

例えば「マーレン マティス」などがまさにソノ例となる御品となる。

 

華奢物の筆記具は例えば西洋ではdip penでありさらにソレ以前での羽根ペンのことともなる。

また東洋では勿論毛筆のこととなる。

 

毛筆は左様に「上等な筆記具」となることを現代の🗾人はすでに忘れがちである。

と言うか毛筆ソノモノをすでに使わず使うにせよ主に「筆ペン」の方となる。

 

だが究極としての文字表現の段階はまさにソノ毛筆による「書」の世界ソノモノとなる。

また西洋でも究極としての文字表現の段階はdip penによる「カリグラフィー」の世界となる。

 

だが我我筆記人は常にそんな高尚な筆記の世界を歩む者には非ず。

我我現代の筆記大衆はおおまさに現代的に洗脳された上で合理的な文字を合理的に書くことのみが求められて居る。

 

従ってまさか誰かのやうに机上にデカいインク瓶を置きdip penや🖋のペン先をソコへ浸しつつ書くなどと云うのは要するにアナログレコードやクラシックカメラ、またアンティークの懐中時計や戦前のロレックスなどに凝りまくるのと同じで要するに時代錯誤での懐古趣味となるのである。

 

だがソレをワザとさう愛好するのだ。

ところが筆記具愛好家の中でもソレをするのは例えば🗾人ではボク壱人しか居らずよって次第に偏屈の度が高まり要するにみんなにはとても理解出來ぬ筆記上の境地へと何時の間にか至ったのだった。

 

 

そんなアナタのソノ異常な迄の筆記への執着振りをワザと今また書いてるのか。

うん書いて置かないと直に消えちゃう話ですのであえてかうして書いて置くのだよ。

 

では本日はまたどんな筆記具を御使いなのでせう?

うーん、タダの「パイロット・エリート」です。

 

だけれども所謂「ショートタイプ」の銀製軸モデルです。

あれでも珍しいですね、コアなプラチナファンのアナタがそんなパイロットを使われるとは?

 

いえ別にセーラーでもパイロットでも使う時には使う。

 

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こちらがソノ「ショートタイプ」の品であり主に1970年代前半頃に流行って居た物となる。

「ショートタイプ」や「ポケットタイプープラチナの場合ー」の🖋は當時の定番でありドコの家にもまたソレが有ったものだった。

 

實際に自分が🖋を初めて使ったのは1972年頃でソレは応接間の机の上に置いてあった父や母のプラチナ・ポケットである。

ソノ🖋を使った時の感想は「高級な物」とのまさにそんな壱言となる。

 

以來🖋は高級な筆記具なのだとさう信じ込んで疑わぬ。

でも最近は万年筆に限らず鉛筆であれまた筆であれ其れ等は皆文明の利器としての筆記具なので皆贅沢品なのではないかとさう感ぜられるやうにもなりつつある。

 

要するに🏔の中へ独りで籠りますと筆記具なんぞはもうドコにも有りません。

でもって何かを書くにせよ軟らかめの石を固めの石に擦り付け何かコトバを書く位しか方法が無い。

 

ダカラ文字の筆記と云うのはそも理性的営為である。

だがソノ理性的営為には問題が有りソノ「自己矛盾」のやうなものでおそらく文明は滅びませう。

 

なので🏔の中で大石に「文明は滅ぶぞ理性としての自己矛盾で」とか何とか彫り付けてみたいものですが實際に🏔の中へ行けばほぼ理性は吹っ飛びむしろ動物的に感覚ばかりが研ぎ澄まされることとなる。

 

ですのでそんなドーブツであるニンゲンはもはや何も書けやしない。

なのでワタシに限れば🏔の中で何かを書いたりはしないのです。

 

書いたりはしないのですがいつもちゃんと万年筆やノートの類を持参しては居る。

いやでもそんな話では無かった。

 

果たして何の話をして居たのだ?

さうソノパイロットのエリートの書き心地にナゼか今年ハマったことをこそ今御話して居るのでした。

 

 

尚「ショートタイプ」の品であれ弐日前より使い始めたのは「銀製」の軸の物でコレはより人気の高いレアーモデルとなる。

オークションなどには弐、参年に壱本位の割りでしかおそらく出品されず。

 

しかもコノ個體は参拾年程前にとあるカウンセラーの方より譲り受けた物となる。

ソレを何年か使いソノ後首軸の方を交換し保管して置いた品となる。

 

今回また東京の店に限定🖋を売り払うこととなりソノ折りに使いたい古い🖋を今使うことにしたのであった。

コノペンを見るとアノ變な心理學者の異様な風貌を思い返したりもまたする。

 

ソノ人はソノ髪型が何とアノベートーヴェンにソックリだったので忘れやうとしたにせよ強烈な思い出として結果ソレを忘れることなどは出來ぬ。

ソノ人にはモンブランの「レオナルド」と云う今では至極稀少なボールペンを贈って居るので要するにコレはソノ御返しとして得た物だった。

 

でもって画像の方が無いが首とペン先はヤフオクの物と同じタイプとなる。

ではソレでもって書いてみやう。

 

自己矛盾

地球温暖化

環境破壊

文明の自滅

 

うーん、だが書き記す言葉に毒が有る割りに書き心地の方がイイぞ。

ふーむ、確かにコノ18金WGペン先(F)の書き味は素晴らしい。

 

左様にワタシはココ拾年ばかり1960年代後半頃~1970年代前半頃の🗾の🖋を大きく評価して來て居る。

しかしながらコノタイプでの🖋はかって概して低評価だった。

 

ナゼナラ其れ等には所謂「本格性」が無い。

要するに🖋としてはすでに「合理化」され過ぎて居り戦前の萬年筆のやうな面白みや豪快さには欠ける物がほとんどなのだ。

 

ですが現代人としてソレを使ってみる限りは非常に使い易くしかもむしろ21世紀の🖋などよりも書き心地が個性的となる。

ソレとあくまでコノ「ポケットタイプープラチナの場合ー」で万年筆を使い始めた自分にはソノ使用感ソノモノが兎に角懐かしく思える訳だ。

 

ソレとコノ銀製の軸ですが意外と軽めに作られて居る。

特に銀製の軸の場合妙に重いモノはソコに技術が無い故に✖となる。

 

逆に軽めの銀製の軸程ソコに職人技が発揮されて居り○となる。

ちなみに現行の銀製の軸の🖋は概ね重過ぎて✖とならざるを得ぬ。

 

はっきり申せば90年代位からはそんな重い🖋が増えて居る。

つまりは「重い」=「高級」だと勘違いをしたのである。

 

ソレと共に職人技やまともな設計思想が失せて「重い」=「高級」な🖋バカリをよりによりメーカーの技術者共が作りたがるやうになった。

 

 

ならば彼等にあえて問うてみたいのだが果たして「毛筆」は重いのか?

またあえて問うてみたいのだが果たして「羽根ペン」は重いのか?

 

むしろソノ逆に頗る軽い筆記具なんだ。

でもって、「重い」=「高級」=「威厳」と迄考えられるやうになったフシがどうも有る。

 

馬鹿、でもソレは違うだらう?

どだい「重い」=「低級」=「下品」なんだから。

 

 

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まさにコレがパイロットの70年代物としては最高の御品となることだらう。

コレの格子柄のパターンの物を持ちますが流石にソレだけは売れぬのであります。

 

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コレは未使用品とのことで凄く魅力的な壱本です。

またコレは14金ペン先なので18金WGペン先とはまた書き心地の方が違って來ることだらう。ー14金ペン先の方もかっては使って居りましたー

 

無論のことより望ましいのは14金ペン先の方なのだ。

 

エッ?

でも18金ペン先の方がより高級な金ペン先となるのでは?

 

まあ万年筆の素人はさう思うことでせう。

でも實は🖋の金ペン先に於ける理想の金品位こそがまさにソノ14金ペン先となるのです。

 

あれっ?

でもセーラーとかでは21金ペン先がソレこそ定番の品となって居るのでは…。

 

だから「セーラー」はダメなんだ。

また「長原ニブ(長刀研ぎ)」などもあくまで自分の場合は認めて居ない。

 

でもって「長原ニブ(長刀研ぎ)」付きの🖋はすでに全部売って仕舞って居るが現在ソノ価格が高騰して居り其はおおまるで金相場の如くとなっておるではないか!!

もしや其れ等を売るのを早まったのであるか!!

 

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おっ、コレなどは安いぞ。

でもコレにはペン先が無いぞ。

 

でもペン先は多分カンタンに取れますよ。

要するに「ショートタイプ」の品のペン先を引き抜きコレへ付ければ良い。

 

うーん、でも個人的には未使用品の方に限りなく惹かれますが兎に角値段が高過ぎる。

 

 

ところで壱つ重要なことを言い忘れて居ましたがコノ「ショートタイプ」の銀製軸モデルは昨日の朝までほとんど書けなんだのです。

ソレがかうして現在快適に書けて居ります。

 

するとまさか自己調整したのかい?

まーさか、ソレは無い。

 

ではどーしたのだ?

はい、壱番多く使う手でもありますのですが要するに首軸ごとぬるま湯に壱晩浸けて置くのです。

 

するとかって使用した折のインクのカスやらそんなものが溶け出して自然に書けるやうになるものです。

ソノ手でイケるのではないかとさう思いソレをしてみましたところアラアラ不思議、昨日の昼過ぎよりイキナリインクが出るやうになりかうしてちゃんと🖋として使えて居る。

 

ほおー、ソレもまた所謂年季(経験)の成せる技なのですか。

さう要するにソノカンタンなことが筆記大衆に取り知識不足となって居る。

 

だからココ🗾での政治の問題等もソノやうに意外とカンタンなことで直せる筈ですのに結果として何時迄経っても同じ認識なのでつまりは何ら變わりやうが無い。

じゃあ例えばジミントー政治をそんな「ぬるま湯」に壱晩浸けるとすると果たしてどうなりますかね?

 

多分より惡くなりより金権政治となることダケは確かでせう。

 

じゃあ例えば立憲民主党をそんな「ぬるま湯」に壱晩浸けるとすると果たしてどうなりますかね?

さてもどうなりますかね?

 

もう全てがふにゃふにゃとなり政党政治ソノモノがやれなくなるのではないかしら。

さうかあ困ったもんですねえ。

 

さうです、困ったもんソノモノだ。

でもボクはかうして正しい知識を披瀝しつつあくまで物とのより深い関係を日日築きつつある。

 

…どうだエライだらう?

 

さて最後に是非申して置きたいのがズバリ「自然界の不思議」のことです。

自分は今日郵便局へカネを出しに行きついでにスギ薬局へも行きそいでもってポイントの期日が來週となるチラシをゴリ押しして得てサア「露草の群落」を観賞するぞとさう思いつつソコへ行きましたのですが何と晴れているのに露草の🌸はソノ全てが萎んで居ました。

 

左様に自然界はニンゲン界とは違う論理にて営まれるだらう「何か」である。

よってニンゲン界の論理は最終的に自然界へは伝わりません。

 

要するにニンゲンの価値観が通用などは致しません。

だからソレはあくまで「不思議」なものであり要するに「違う」ものなのだ。

 

そんな「違う」ものを理解するには例えば「違う」人が必要となるのではないか。

すると君がソノ「違う」人なのか?

 

いえワタシは単なる🖋の壱愛好家です。

単なる🖋の壱愛好家ではあるが面白いことに「書けない🖋」を直すことなどが上手い。

 

いやほんたうに今回は「終わり」だとさう思って居たのだ。

ついについにドツボにハマったな。

 

我が筆記人生もまさに今日で終わりだ。

でも結果的にまた乗り切れた。

 

明らかにコレはもう壱つの「才能」でせう。

 

尚コノ頃のパイロットの大型金ペン先はとても良いものです。

即ち意外としなやかで且つ日本語の表記には適して居る。

 

今年はプラチナの「アマゾナス」や今回の「パイロット・エリート」などの所謂70年代物を使い始めたのですが其れ等が悉く「當たり」の筆となった。

また實は石の方でも大活躍なんですがとりあえずは石のことを述べるヒマが無いほどに筆記具の方でもかうして日日忙しい訳です。

 

故につくづく自分の人生は「🖊」と「石」の為のものであるのだとさう思う。

だから政治や文明のあり方とはまるで無関係にまさにソレが忙しいのさ。