目覚めよ!

文明批判と心の探求と

2020-07-18から1日間の記事一覧

無頼派が担ひし眞の苦悩ー不健全で不道徳な人間にとっての眞の悩みとは?ー

ー夏目漱石も、その博識にも拘らず、その思惟の根は、わが周囲を肯定し、それを合理化して安定をもとめる以上に深まることが出来なかった。然し、ともかく漱石には、小さな悲しいものながら、脱出の希いはあった。彼の最後の作「明暗」には、悲しい祈りが溢…