どんな「祭り」よりも萬年筆ー萬年筆の本質的性質と線描筆記に就いてー
批判的なメディアが「橋下徹のカネに関する不正」を調査し尽くした結果、分かった事実 (msn.com)
自分は今まさに「革命派」となりましたのですがソノオオサカの橋本氏の「改革」のやり方ではダメだと思う。
尤かのトーキョーはあくまで何時迄経っても「幕藩體制」でありソレはかの家康公が始めた優れた統治のあり方ですが残念ながらソレは「鎖國」が前提の政治のやり方ですのでもはや時代遅れもエエトコです。
そもトーキョーは何時迄そんな封建制をやり続けるのか?
河村市長がかって提唱された「ナゴヤ革命」は過激なこと此の上無い體制變革でありつまりは「クセが強くまたアクの強い」🗾の統治論となる。
まあワタシもまさにソレですので理解がし易く且つ同調し易い。
つまりはそんなクセ者がナゴヤ人ですのでソノナゴヤ人ダケは警戒して置く方がエエ。
でもミカワ人は大體がソノ徳川の家康公ですのでまあ扱い易くはならう。
ナゴヤ人には何せアノ信長公の血が色濃く流れて居りよって扱いにくいこと此の上無い。
だからソノ信長公が目の前に居たら誰しももう勝てないですよ。
家康公や秀吉公も結局はそんなノブナガ公の家來だったのです。
またナゴヤ人は突然酷く怒り出すからとても怖いのだ。
ボクなどもまた大體週に壱度位の割りにてそんな爆発をして居ります。
さて本日はまたモノを語って置き早早に退散致します。
ナゼかと申せば遊びたいからです。
ですがワタシの遊びとは實は「御勉強」のことです。
さう「世界史」を御勉強しむしろ現在の世界の動向をこそ探らねばなるまい。
例えばアノ「秦の始皇帝」のことやまた「アレクサンドロス大王」のことなどおおまさに此の世には深く掘り下げて御勉強に値する歴史的事實が目白押しだ。
だから社會の先生はより壱層ソノ世界史に對する理解を深めるべく兎に角部屋に籠り御勉強をする。
當然にエアコンが全開なので消費電力がまたウナギ昇りとなるが御勉強をしない人生には意味が無いのでさうやる他は無い。
ソノ折にまずは役立つのが銘木ボールペンでありまた万年筆です。
でもって今日使うのがファーバーカステルの六角軸でありまた昨日は昨年東京のジジイから譲り受けた「理想の萬年筆」=SUN-STARを使った。
ソノファーバーカステルには1930~40年代位のL.E.Watermanの7号ペン先が付けて有りつまりは「書き心地」の方がまるで變えられて居る。
さう現代の万年筆に古い金ペン先を付けることも可能でありまた逆に戦前の萬年筆に現代の金ペン先を組み込むことなどもまた可能である。
ですが基本的には、
現代の金ペン先<古い金ペン先
となり要するに万年筆の金ペン先が現代物では弱って仕舞いつまりはソノ實力が著しく落ちて居る。
なのでファーバーカステルにそんな古い金ペン先を付けるのもつまりは筆記性能の向上を図りまさにさうして居るのである。
また現代物の万年筆の金ペン先は基本的に「鈍ら」な物が多く所謂眞剣に於ける「切れ」のやうなものに欠ける。
逆に申せばホンモノの金ペン先程地金自體が強く鍛えられて居るが故に少少力を入れ書いた位では曲がりません。
つまりはさう復元力が有り變形させるにせよちゃんと元に戻る金ペン先こそがホンモノの🖋のペン先となる。
ひゃあー、じゃあ「政治」と同じで「万年筆」の方もつまりは革命せんとイカンので?
うん、まさにソノ通りですがナマクラ文明にはソノことが分からず要するに紛い物みたいな「政治」や「万年筆」に我我ビンボー大衆は大金を払いつつこんな水吞み百姓化されて行くのであります。
でもって例えば「拾萬」ですと言われ高価な万年筆を買うとソノ内容は實質壱萬、弐萬位だったりもまたする。
するとアナタのファーバーカステルやSUN-STARには金ペン先にキレが有る?
有ります、ソレも強くソレが有る。
SUN-STARはでも戦前の品では無く1950年代後半~1960年代前半製のものでせう。ーかってココでもソノやうに推理してみたー
ソレでもまた全然違う金ペン先となる。
よってコノデカい金ペン先をどう書いたにせよ基本的に形状が復元する。
ソノ復元力こそが🖋の金ペン先のイノチのやうなものなのでもまたある。
ところが大體1970年以降はソノ力が弱くなり特に21世紀となりソノことが顕著に現われることとなる。
1.万年筆の本質的性質=本質的価値はむしろ退化して來て居る
2.故にこと「本格性」を求めるならば「古い萬年筆」の方がモノが良くなる
3.但し「装飾性」や「利便性」などを現代人としてソコに求める場合にはむしろ「現代の万年筆」の方が合う
4.つまりは鈍ら刀でもイイニセの筆記武士ー使い手ーであるかソレとも頑固壱徹の「現代の筆記武士ー使い手ー」であるかどうかで選ぶ万年筆の時代が變わって來る。
だがワシは正直こんなアスペルガーニンゲンにて基本的に不器用で且つ融通が利かぬ。
つまりは何でもホンモノ=本質的価値をアアドコ迄も追及して止まぬおおまるで盲目の天才ピアニストのやうなニンゲンぞ。
だからモノを見ている方向性がまた違うのだ。
が、ワタシは単なる懐古主義者、復古主義者とはまた違いつまりは物事の両面に亘り厳しく吟味を重ねるだらう所謂「完全主義者」なのだ。
アア怖ろしい。
するとアナタはアノノブナガ公のやうな🖋の使い手なのか?
いやノブナガ公はまさか万年筆なんて知らんだらう。
たとえば家康公が鉛筆を使って居たと云う記録は有るが。
さても万年筆ってそも何時頃出來たのでせうか?
ーその後の1883年に、アメリカ合衆国の保険外交員ルイス・エドソン・ウォーターマンが、調書にインクの染みを作ってしまい、契約を取り逃がしたことをきっかけとして、毛細管現象を応用したペン芯を発明したことが万年筆の基礎となった[注 1]。ー万年筆 #万年筆の歴史- Wikipediaより
現代の實用的な万年筆に限れば左様に明治16年以降のことでありつまりは思い切りに「近代的」な筆記具なのだ。
ソレ以前は様様な試みがあったにせよ實用化されるに及ばずよって主に「Dip pen」=「付けペン」の状態で其れ等が使われて居た。
またソレ以前には所謂「羽根ペン」が使われて居たのでずっとさうして「付けペン」の状態でもってペンによる筆記は行われて居たのだった。
5.「付けペン」は兎に角面倒臭い
6.筆記具に於ける「革命」こそが万年筆を生んだ
7.🗾はむしろ万年筆に於ける先進國となるー明治維新の御陰でー
すると🖋は筆記上の「革命」の所産だったのですか?
さう万年筆の全てが「革命」の所産です。
ではそんな「革命」をやったのが革命の嫌いな米國人のL.E.Watermanだったのですね?
じゃあアナタが例えばNYなどへ行き習 近平氏の顔がプリントされたTシャツなどを着て居るとまさに袋叩きに遭いさうですね。
はいですからNYへ行く場合にはトランプ氏の懐中時計などを持って行くべきでせう。
トランプ氏の懐中時計?
ソレがまさにコレです。
こんなんまでもがアノTEMUでは売られて居るのか!
まあ今や中國には何でも売られて居ますよ、多分。
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ところでたまたま今東京のあめふらしさんがまた相當にエグい御品を出されて居るところです。ーソノ「SUN-STAR」萬年筆を売られた方ー
こちらはおそらく「VANCO」の萬年筆でせうが形はプラチナの「PURE SILVER」の物とソックリでありしかも何と金張りとのことです。
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コレは値段の設定がそもおかしいですがプラチナの「PURE SILVER」のレアーなパターンでの軸の物でせう。ー極上の程度でもって大體4~6萬円位、普通の程度なら2~3萬円程がコレの妥當な相場となるー
Yahoo!オークション - 【DK 0623.3-2】1円~ PLATINUM プラチナム 万年...
こちらが通常のプラチナの「PURE SILVER」モデルですが何とペン先先端のイリジウム合金が半分取れて居ます。=書けないこととなる
但し部品取りなどには勿論使えます。
コノプラチナの「PURE SILVER」モデルのことを個人的に「詩人の為の銀のペン」だとさう考えることにして居る。
8.誰もが持つ🖊では無い
9.純銀製の美しい装飾軸
10.個人的には弐本を持つ
ですがあくまで小振りの🖋故に大型の🖋が好きなワタシは余り使って居ない。
されどこと「美しさ」と云う面ではほぼ最高峰の物となるのではないか。
尚コノ🖊に関してはまたいずれより詳しく述べてみたい。
Yahoo!オークション - プラチナ 万年筆 楼閣山水 平蒔絵 Lever Filler ...
さてこちらでもまた得難い戦前のプラチナ萬年筆が出品されて居る。
オークションでも今年はほとんど🖋の方は視て居ないのですがかうして何故かたまたま今面白い御品が多く出されて居るやうです。
11.金ペン先が強いものを選ぶ
12.吸入方式はむしろ何でも良いー個人的にはインク止め式の物を最も好むー
13.装飾の有無もまたどちらでも良い
最終的に「万年筆をやり切る」程迄行きますと基本的にペン先の性質ダケが気になります。
また軸がエボナイトやセルロイドやさらに銘木などの良い素材であれば嬉しいですがソレが壱番では無く兎に角「書き心地」こそが大事となりますので金ペン先の「本質的性質」こそが問題となる。
でもって概ね古い🖋はむしろソノ「本質的性質」に優れるモノが多くなる。
だからなるべく古い🖋の方が良いが古い🖋は至って蒐集の方が難しくなる。
要するに程度の良い物はまたべらぼうに値段が高くもなる。
逆にジャンク品に手を出すと最惡「書けなかったり」もする。
ですので入手し難いがまた新品でもって手に入るのが兜木金ペン先が付く以下の屋久杉モデルでせう。
こちらは現代の万年筆では無くおそらく90年代の物でせう。ー自分もまたコレのベスト型のタイプを持つー
Yahoo!オークション - 近鉄 モリソン 屋久杉 高級万年筆 兜木銀次郎・...
こんな非常に贅澤な🖋でありいまだ使えません。
尚コレはかって4、5萬で手に入り今程入手し難くは無かった。
「GINJIRO」金ペン先は所謂「柔軟」なタイプであり「線描筆記」に向いて居ります。
ソノ「線描筆記」とは我が國で云う「御習字」のことであり欧米諸國では「カリグラフィー」と呼ばれる文字の表記の仕方となる。
確かに「硬筆筆記」では「御習字」や「カリグラフィー」の要素は薄れつまりはより近代的な記号的表記となり易くはなるのですが要するに「美的文字表記」のことをかって洋の東西に限らず「御習字」と呼んで居たのであります。
要するに所謂タイプライターの文字や御役所へ出すボールペン書きの書類などとは正反對での方向性を向く「美的装飾文字」なる世界でのものとなる。
尚わたくしはソノ「カリグラフィー」のことは良く分かりませんが若かりし頃はとある書道塾に勤めて居たこともまたありましたのです。
ゆえに所謂「書」の世界に於ける文字表現の豊かさに関し其れなりに知っては居るのである。
「文字を美しく書く」
まずはソノことが其れこそ明治時代、大正時代、また昭和初期位迄は大事なことだったのです。
ですのでさうした戦前の教育の世界では今のやうに🗾語をテキトーに書くのでは無くまずは風呂に入り體を清めまたきちんと正座をして文机に向き直りさらに使う萬年筆は戦前のプラチナやL.E.WatermanまたはONOTOなどの由緒正しい筆でなくてはならない。
センセー、でも文机と云うのがそも無いのですがー、ボクの部屋には!
ならばちゃぶ台で宜しい。
そんなちゃぶ台も無い。
馬鹿者!
それではアノ星 飛雄馬の父ちゃんが怒りにまかせて「ちゃぶ台返し」も出來ぬではないか!
いやしくも大🗾帝國の臣民たる者ならば是非「ちゃぶ台」の壱つ位は常備して置け!!
全く今の若い奴等はまさにふしだらな奴等ばかりで困るわい。
センセー、するとほんたうの筆記とはアノ太平洋戦争のやうなものなのですね。
即ちアノ「特攻」作戦のやうなものだったのですね。
また良くぞソレが分かりましたね。
「筆記」とはソレ即ち文の「特攻」のことです。
さう「特攻」して初めて眞に美しい文字が書けやうぞ。
うーん、何時の間にか🖋論が硬筆筆記論に變わって仕舞った。
尚いま壱度言いますが硬筆筆記とカリグラフィーはまた違います。
ですがかってはソレが渾然壱體となり筆記具の中に溶け込んで居たのであります。
また明治期の🗾の文豪なども当初は筆と墨にて原稿を書いて居た。
ですがソレが洋風化されやがて🖋を使い始めるに及ぶ。
「線描筆記」とはソノ筆文字と所謂「硬筆筆記」との間を埋める文字の書き方のこととなる。
左様に筆記に於いて眞に価値の有ることとは「書き心地」でもインクの「色合い」でも無く文字の「書き方」の方なのだ。
故にほんたうに意識の高い筆記者は落ちて居る木の枝を使い文字を書いたりもまた出來る訳です。
ソノやうな「文字」の表記に對する尊敬の念のやうなものが失われてすでに久しい。
だがソレはさうでは無いだろ?
だから「文字」を書くことが「特攻」でなくてどうするの?
「特攻」!!
もしやセンセーはソノ線描特攻筆記の達人なのですか?
さうです、まさにソノ線描特攻筆記の達人なのです。
ほれ、こんなー。