仙境に至らんが為に是非不可欠な標本としての眞っ赤な「辰砂」
ー猛毒であり最強のパワーを放つ石としての「辰砂」の御話ー
坂本龍一さんへの塩対応で大炎上し…小池知事が神宮外苑再開発で“いい子ぶりっこ”の虫のよさ (msn.com)
現存在は「社會の檻」乃至は「社會の罠」のやうなものに實は囲まれて居り最終的には個としての意思決定を「其の時時での社會の常識」に合わせて仕舞う。
まさに其の様をこそ「全體主義」と申すのです。
従って今人類が仕出かして居る大罪のほぼほとんどのものが實はまさに其の「全體主義」がなせる業でのものです。
頭の良い方ならばすでに御気付きかもしれませんが其れは現存在に取っての認識上の自己矛盾の様其のものであり最終的な意味での間違いであり失敗であり要するに✖としての認識上の癖です。
つまりはまた其れは現存在が特有に持ち得る「社會的特性」の部分がむしろ自らの首を絞めて行くことになるのである。
まあこんなことを言って置きながらなんですがまさに其れぞ「ほんたうに怖い」御話です。
また最終的に其の「誤りでの罪」は社會が責任を負うべきものですがそも社會は基本的に其の責任を負うやうには出來てなど居りません。
よって酷い喩えとなるかもしれぬが其の「社會的洗脳」による「破壊」に對する責任はもはや誰も取り得ぬものとなる。
まさにさう云うのをこそ「全體主義」と申すのです。
故に其の「全體主義」に對する警戒感を常に個は持ち合わせて置くべきです。
「全體主義」は別に國や自治體などのデカい組織には限らず概ね人が群がるところには必ずや生ずるものです。
尚自分が元塾の社會の講師として世に述べたいこととは個としての其の「全體主義」への警戒とのことばかりです。
またマス・メディアなども其の「全體主義」からは免れ得ない部分などがまたある。
さらに藝術家にせよ「群れるタイプの藝術家」などはおそらくは危ないことでせう。
尤も自分は「群れないタイプの文人」ですのでたとえなりたくてもまず其の「全體主義」に陥ることなどは無いことだらう。
すると孤独が好きな所謂「孤高」のタイプの方なので?
いえ単に「人嫌いでまるで社會性に欠ける」と云うダケの御話ですのでそんなに格好良く言わないで下され。
…別に格好良くは言って居らず逆に「困った御仁だ」とさう申したばかりでのことだ。
ああさうでしたか、其れはどうもどうもありがたう。
要するに其の「全體主義」による意思決定に對し個人的に批判したにせよまるで埒が明かぬと云うことなのだ。
また其れは例えば環境破壊や其れに基づく生態系の破壊や地球温暖化の大問題などに関してもむしろ其の侭に当て嵌まることだらう社會學や哲學の上からの回答ともなり得ることである。
…するともはや人類はヤバい状況なのですね?
いやさうして事實としてヤバい状況であるからこそむしろ其処からこそ出発し個としての認識を変えて行かうとの御話です。
だからこそまずは誰が惡いと云うこと以前に「自己の認識としての間違い」の部分をこそ見詰め其れをこそ直して行くべきでせう。
ではアナタ御自身の認識は果たして全部が正しいのか?
勿論「全部」が正しいとは思えないがこと其の「全體主義」による意思決定に對してはむしろ負としての領域をこそ歩んで居るのではないだらうか。
つまりは「賛成!」では無く常に「反對!!」派なのですから。
さてむしろ気分を変え自分に取り樂しいことを述べます。
本日はまた御天気が良く光の具合が今年で壱番良かったやうにも思われます。
其処で無論のことつい先程迄「日光浴」及び「鉱物観賞」に励んで居りました。
其れでもって、
1.残りの「外國産標本」の観賞
を主に本日はして居りました。
其の前に實は「光」に関する詩なども書きましたのです。
其の「光」やら「闇」やらを是非詩的に表現出來たらと此処拾年ばかりは常にさう思って居ます。
1.に就いて
さてまずは前回に語った深い藍色を呈する「天藍石」ですが相變わらず其れは極めて美しく且つ不思議な石です。
強い陽の光にも結晶がまるで透けない部分などもまた神秘的であるとさえ言えるのやもしれません。
ところで其の「天藍石」を眺めて居りますと不思議なことに「赤い石」の方もまた観たくなって來る。
其処で選ぶのは「パイロクスマンガン鉱」などでもまた良い訳ですがとりあえずはもっと強い赤の石つまりは最強の赤の石を本日は選んでみましたのです。
まさに其の石こそが辰砂 - Wikipediaであります。
色の歴史|「辰砂」紀元前2000年からの赤 (mimorning.com)
其のやうに「辰砂」は古くから中國や日本で使われて來た経緯を持つ石です。
また此処日本では主に「朱」として神社の鳥居などに塗られて居たりもします。
其れはどうも「魔除け」の意味を持つやうでさう言えば何処となく其の朱色は毒毒しい感じでの色なのでもまたある。
つまりは壱種独特な色合いでの「強烈」な色です。
また指などを誤って包丁やナイフなどで切りますと其処から血が出て來ます。
其の血の色もまた壱種独特な色合いでの「強烈」な色です。
其の「強烈」な色を自分の場合は元元嫌いではありませんでしたが此処拾年程はより好きになって來て居ますのです。
ヤフオク! - ついに入荷 【超高品質】辰砂・188g(中国産鉱物... (yahoo.co.jp)
此の種の中國産の辰砂は世界でも壱級の標本となるのだと思われます。
自分の辰砂もまた其の白の母岩に血赤色に結晶する此のやうな標本ですがもう15年程前に求めた物で当時は確か数千円単位での物だったやうにも思いますが正確には其れも思い出せない。
でもって此の辰砂こそが「赤い石」の標本としては非常にインパクトのあるつまりは忘れられぬ石となり得る物です。
勿論南アフリカ産のロードクロサイトの良品などはもっと良いかと思いますが其れ等は兎に角べらぼうに高価ですので自分に取っては其れは集め切れませんでした。
實際に中國産の辰砂の眞紅の結晶を眺めるにつけ其処に強いパワーのやうなものがいつも感じられて居ます。
かつて賢者の石と呼ばれた辰砂(シンシャ)とは?毒性があるって本当? | カラッツ Gem Magazine (karatz.jp)
ところが其の辰砂の標本は、
3.黑く変色するので日光に当ててはならず
4.結晶自體に強い毒性があるー其れも最強の毒となり得るとのことー
との非常に取り扱いの難しい鉱物なのですが其れも自分の場合は普通に標本の箱に入れてあるばかりです。
また3.のことをつい忘れがちで本日なども陽の光に当てつつ其れを観たりもして居りましたが其れもあくまで本來ならばしてはならないことです。
尚他にも毒性のある鉱物は種種あるやうです。
例えば紅鉛鉱 - Wikipediaなどにも其の毒性があったものと思う。
紅鉛鉱(Crocoite) | kanjiouyama Museum | MUUSEO 406747
ですが自然界が用意する毒は人間界が用意する毒ー例えば放射能汚染やプラスティックによる海洋汚染やまた工場や🚙の排ガス等による大気汚染ーとはまた少し違い地球其れ自體を破壊するやうなものには非ず。
綺麗な鉱物には毒がある。最も危険な10の岩石と鉱物 | コズミックホリステック医療・教育企画 (amebaownd.com)
とは言え矢張り「辰砂」は最強の毒でもあるさうです。
しかしながらあくまで観て居る分には地中から出たとはまさか思えぬ位に鮮やかで且つ現實離れした美しい石なのです。
其れにあくまで自分の場合最も気を付けて居るのは所謂「アスベスト」系の石の扱い方です。
特に以前自分が凝りました石に緑色の💎としての透緑閃石がある。
此れなどは毒性は無いと思われるが標本を出し入れしたりする加減で次第にボロボロと崩れたりもするのです。
すると其れがほぼ「アスベスト」みたいな物で可成にヤバい石と化す訳だ。鉱物図鑑・緑閃石(透緑閃石) (imagestyle.biz)
こちらが其の💎質の標本でまた最後の方に緑閃石に就いて危険があるとの記述などがある。
よってかっては澤山持って居た透緑閃石の標本は今庭に埋められたりもして居ますが其れでも少しは残って居りまた其れが崩れかけたりも致しますのです。
要するにアノ園芸などもまたさうですが「自然系」の趣味は結構奥が深いと申すかいや其れよりも何よりも結構ヤバいんです。
だけれども其れもまた人為的な環境汚染や自然破壊の方がよりヤバいのだとはまた申せませう。
問題は其の透緑閃石の標本のヤバさがなかなか情報として出ては來ずよってつい五年程前迄は其のことを全く知らなかったと云うことでありしかも鉱物展だのヤフオクなどではむしろ普通に売買されて居る訳です。
そんな訳で此の文明の中で「物の美」を探求しつつ生きる場合には色色と「知識」が要るのだと云うことを御話させて頂きました。
だけれども其の猛毒結晶の「辰砂」だけに少少保管などに気を付けるべきなのやもしれないが自分は其れが気に入って居ることもありむしろ壱番良く観る標本でありまた其れでも別に「毒」にやられたりはまさかして居りません。
尚「辰砂」の標本は主に西日本から出るやうでさうした物もまた鉱物展やショップ、其れにヤフオクなどで日常的に売られて居りますが其れ等はみすぼらしい物が多くよって自分の場合は其れを持っては居りません。
兎に角其のやうに此の世界には「美しいが毒のある物」がむしろ溢れて居るのであります。
對して「美しいが毒のある者」ともなれば其れはズバリ👩なのでせうか?
まあ余り其の👩にはすでに余り興味が無く例えば地元岐阜の出の男優である伊藤英明 - Wikipedia氏に實は今凝って居りますのですが…。
Ito Hideaki - DramaWiki (drama-wiki.com)
どうですか、兎に角とっても格好良いでせう?
兎に角「辰砂」とは強い何らかのパワーのやうなものがある特別な石です。
また古代中國では「辰砂」が所謂「不老不死の霊薬」として丸薬にされ用いられて居た訳だった。
ですが其れは逆に人を殺す石だった訳です。
但し其の種の「非合理性」の部分を笑って済ますことなどは實は出來ない。
「辰砂」と云う特殊な石が持つ其の「強い何らかのパワー」とは其の「毒を以て薬となす」やうな意味での「何か」なのかもしれません。
其の「何か」の部分は「合理性」の名の下に置き去りにされる「何か」でもまたあることでせう。
でも自分はむしろ其の「何か」こそがむしろ壱番大事なものなのではないかとさう考えます。
さうか、では早速今夜其の「辰砂」を抱いて寝てみよ。
でも其れはイヤです。
何故イヤなのだ?
だって「辰砂」の猛毒でもってして明日の朝死んで居てもまさかお前は助けて呉れぬではないか。
でも死んだ者をそもどうやって助けるのだ?
嗚呼さうか、其れはまた御尤もな御話で…。
兎に角仙境に至らんが為に「辰砂」は是非不可欠な標本なのです。