「資本の論理」から逃れ出来れば価値観を移住者の如くに転換してみたい
なじみの本屋 最後見送る 直木賞・大島真寿美さんら：地域ニュース : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)
去る壱月廿九日の七五書店は丁度こんな感じでした。
大島 真寿美氏と吉川 トリコ氏がかうしてレジの前に陣取りサインをして居た模様です。
如何にも悲しい様だ。
かうして訳の分からん客の群れとTV局の訳の分からん取材にて結構賑やかで僕などは其処に居られない程鬱陶しかったです。
七五書店は結局文人やインテリ層向けの謂わばカルト書店だったのだとさう思う。
ちなみに自分は詩集や歌集に余り興味が無く興味があるのはズバリ哲學書や社會科学関連の本でした。
要するに社會科詩人ですので物語としての文學なんぞには余り興味は無く興味があるのはズバリ「文明の滅亡」のことのみなのだ。
つまりはすでに人類はヤバいです。
自分は昔中学校で担任の京大出の社會科教師からしこたま「人類はヤバいぞ」とさう教えられましたのですが矢張り其れはほんたうのことでした。
七五書店は文學系ばかりに限らず其の社會科学関連での書籍が充實して居たので其れを思うと至極残念です。
ですがすでに其の種の本は多く持って居るのでまた其れを読み返せば良いと云う話だけでのことでせう。
兎に角さうして人類は至極ヤバいのですが社會はかうして毎日続いて行くのが不思議です、其れも何事も無いかのやうに普段通りに時が過ぎて行きます。
気が付くと其の七五書店だけが無くなって居ました。
さて本日石川橋のUFJ銀行へ行った帰りに七五書店の様子を窺って來たがすでに本屋は死んで居ました。
こんな風に「文明」もまたいつか突然に死ぬのでせうか？
さて明日はまた節分會にて笠寺観音へと出向き節分の豆を是非買って來たい。
何故なら無性に其の豆が食いたいのです。
節分とは？2023年は2月3日｜豆まきや恵方巻の意味と由来 | SKYWARD+ スカイワードプラス (jal.co.jp)
尚節分の豆は「靑のり付き」のものが壱番美味い。
笠寺観音で売って居る豆が實は其の「靑のり付き」です。
特に今は物凄く高くなってる可能性がある。
左様に社會がそもバカだから食料価格が國の都合だの富裕層の都合により軒並み値上がりし貧乏人のエンゲル係数を何処までも上げ挙句には餓死させて仕舞う。
でもって人権だ何だとリベラル野郎共がバカみたいに叫ぶ割には皆が不当な権利の圧迫を受けつまりは何時迄経っても此の社會は良くならない。
嗚呼、さう言えば「革命」の関連での本なども何冊か七五書店には置いてあった。
だが「革命」の関連での本などはまず売れないことでせう。
其処で幾ら名古屋人の頭がオカシイにせよマジでもって革命を望んで居るきちがいは僕以外には居ないことでせう。
でもアンタ確か保守派だったのでは？
いや地球を守る為にはやっぱし「革命」でせう。
つまり僕の言ってることとは「體制」には拘らず國と云うか地域を守るのが眞の意味での保守派だと云うことだ。
逆に「體制」が國と云うか地域を壊しにかかって居るのが日本國が置かれた現状でせう。
ＮＨＫ出版新書 690 ゼロからの『資本論』 | NHK出版 (nhk-book.co.jp)
先週丁度こんな本が七五書店にもあったので欲しかったのですがより『同調圧力』の方に惹き付けられ其れを買った。
ですが「資本主義」が世界または地球を壊しつつあることはまず間違い無いことでせう。
ところが「物コレクター」としての自分はあくまで「資本主義」を全否定することが出来ない。
なんですが消費や流通の仕組みと資本家ばかりが肥え太る汚れた資本の論理とはまた別物の話の筈。
と云うことは共産主義社會であれ「コレクション」が出来ない訳では無いんだ。
問題は資本家ばかり、又は壱部の金持ちばかりがさらに資産を増やして行くと云う其の如何にも理不尽な経済體制にこそあるんだらう。
兎に角もう最近の其の「資本の論理」の暴走は滅茶苦茶でせう。
其の極惡資本主義をもう壱刻も早くやめませんと結局みんなが地獄へ堕ちちゃう。
其れに地球が壊れちゃう。
さても困ったな。
壱體どうしたら良いのだ？
おや、珍しく答えが出ませんか？
いいやもう答えは出てる。
どだい七五書店が死んだのはな、其れは「資本家の横暴＝強欲」によるものだぞよ。
あれでも大衆が犯人だったのでは？
いや大衆では無くあくまで資本家による搾取こそが問題だったのだ。
しかもこやつらは此の母なる地球をも搾取し尽くして來て居る。
おおなんと言うことだ！
此の母なる地球をおまえたち資本家がつまりは金持ちが汚しに汚し死に至らしめやうとさえしておる！！
お前らなんぞはもう断頭だ、ギロチンの刑に必ずやかけてやるから其の首を洗い其の日を待っておけ！！！
今壱度言う。
名古屋市瑞穂区弥富通りの七五書店を死に至らしめたのは結局お前等資本家の群れなのだ！
イキナリ何でまたそんなに興奮して居るのですか？
いやね其の社會に對する怒りがピークを迎えつい感情的に制御出来なくなりましたのです。
兎に角壱刻も早う其の『ゼロからの「資本論」』を読みたい。
左様に「體制」や「國」からの論理が我我個の権利関係を酷く圧迫するに今至って居る。
要するに大の論理が小の権利を圧迫するつまりは搾取する。
其の搾取の酷さ故に逆に「體制」や「國」さえもが立ち行かなくなる。
地球環境問題とは其の種の搾取での最大のものである。
また其の資本主義社會に限らず保守派は存立し得る。
眞の意味での保守主義とは「個」や「地球」を死に至らしめない體制のあり方のことだ。
最近其の「資本の論理」に疑問を抱き會社を辞め田舎に移住し暮らす人人に関する番組などを屡視て居る。
彼等は「金銭的な豊かさ」を捨て去り「心の豊かさ」と「資本が提供せぬところでの物としての豊かさ」を求め其の困難な作業に挑戦して居る。
正直其の様を視て居るだけで頭が下がる思いがする。
NHKオンデマンド いいいじゅー！！ (nhk-ondemand.jp)
だがそんな「移住」は誰にでも出来ることでは無く、また「思想的転換」も誰にでも出来ることでは無い。
自分はそんな「移住」を實行する力には常に欠けるが「思想」を語るだけの素養だけは多分持って居る。
なので其れを語ることにより或は自分に取っての精神的な意味での「移住」を完遂することが出来るのやもしれぬ。
だけれども「移住」を實行する力には常に憧れて居る。
しかしそんな「移住」が屡語られる世の中と何時の間にかなったのである。
まさに其の事が今の社會の出来の悪さを端的に示す事象でなくて壱體何であらう？
