1.地中都市の建設こそが急務である
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こちらは科学的に描かれた小惑星衝突の場合の地球の状況及び人類の生存率を描くドキュメンタリー作品とのことですがまさに嘘のやうに怖い内容のものでした。
個人的にはあくまで文明は此の辺りの危険、リスクをも想定し歩んで置かねばならぬものだと考えて居ます。
従って其処では最悪の事態を考えて置かねばならぬと云うことです。
1.最悪の事態を考えて置くことで人類の生存率はおそらく上がること
2.最悪の事態を考えて置くことで現行の言わば下らぬ儲け主義の文明のあり方から精神的に脱却出来ること
3.デカい主義主張の対立ーイデオロギー対立ーより生じる不利益を回避し得る可能性が高まること
要するに人間が死ぬか生きるかの段になれば現行の文明に於ける緒価値はほぼ白紙化されることでせう。
逆に申せば現行の文明は「死の先駆性」=欲望の理性的放棄どころか「生の先駆性」=欲望の虜となって仕舞って居るのです。
其の最悪の事態の想定、現實世界に於いて悪い方向を見詰められると云うことこそが理性の働きです。
よって現行の文明は其の種の理性の働きを発動させられずに居る訳です。
また其れを壱言で申せば「馬鹿文明」だと云うこととならざるを得ない。
なので人類規模の問題、また文明規模での課題と云うのはむしろホモ・サピエンスが眞の意味で利口となれるのかと云う点にこそ掛かって居ります。
其の利口の反対即ち馬鹿の侭ですともう其処に人類は全部滅びませう。
滅んでも良いやうにもまた思いますのですが滅ばぬやうにする為には文明レヴェルでの「死の先駆性」=欲望の理性的放棄を成し遂げて行くより他に方法は無いのです。
そんなことはすでに戦前にかのハイデガーが述べて居たことなのですから其れが何時まで経っても分からぬのでは所詮ホモ・サピエンスは馬鹿だったと云うことにしかなりません。
でもそもそんな馬鹿でもって終わって良いのですか?
そもホモ・サピエンスは🐵よりマヌケなのですか?
所詮ホモ・サピエンスは🐈や🐕と壱緒なのか?
どうもわたくしには其のホモ・サピエンスが利口者であるとはまるで思えずほとんど🐒並にしか見えぬのです。
🐵!
ほい何で御座りませうか、ノブナガ様。
🐵!!
だから何ですか?トウキチロウは此処に居りますが…。
おお🐵よ、今から人類を救う為の働きをせよ。
其れは人類を無明の淵より救い出し知恵を授ける役である。
其の知恵とはもしや🐵知恵で御座りまするか?
さうだ、其の🐵知恵で良い。
其れを早うキシダに伝えるのだ!
またクロダにも早速伝えよ。
其れにあんな失言をしたクロダはもう犯罪者だ。
奴を早う牢にぶち込みキシダに地球を守らんが為の🐵知恵を授けよ。
でも其れはどんな🐵知恵で?
馬鹿者!
だから其れを今からお前が考え此のノブナガの策としてキシダに伝えずしてどうする?
うーん、何だか気が進まないなあ。
すると結局成功すればトウキチロウはより偉くなり失敗すればトウキチロウは失脚することとなる。
あったりマエダのクラッカー。
要するにノブナガ様だけはいつもさうして高みの見物ですか?
あったりマエダのクラッカー。
🐶!
🐶!!
さても其の🐕とはトシイエのことですか?
トシイエはマツと共に北陸旅行中で今此処には居ません。
🐶!!!
ほい、わたくしめが其の🐕です。
ほんたうは🐵ですが🐶もまた同時にやってみます。
おお🐶よ、例えば君は人類絶滅をどう救うのだ?
地下に穴を掘り其処に地中都市を築きます。
偉い!良くぞ正解が分かったな。
其れも其の地中都市を今のうちに築いて置かねばならぬ。
🐵又は🐶よ、参日のうちに其れを築くのじゃ。
幾らノブナガ様でも其れはオカシイです。
何故ならそんな地中都市の建設は最低参年はかかる。
ですが参百日頂ければキシダとクロダを奴隷としてコキ使い必ずややり遂げてみせます!
さうか、やって呉れるか、ではお前を今日から侍大将にでもしてやらう!
うわあー、嬉しいなあ、また出世しちゃったあ…。
だが其れはあくまで其れをやってからの話だよ。
だからやらずには何も貰えはせぬぞ。
其れではコレよりやってみまーす。
其れでは、トウキチロウ、イキまーーす。
あの馬鹿🐵め。
まんまとワシの計略に引っ掛かりおって。
なまじお前がデキる奴だからもうブチ壊れるまで働かせ殺してやらうと云うそんな話だよ。
参百日後…。
デキましたー、こんな地中都市がもう全部デキたのだー。
うわっ。
まさかこんなものがちゃんと出来るとはまるで思ってもみなんだ。
流石に豊臣政権は出来が違うな。
其れでもって奴婢のキシダとクロダはどうなった。
實は牢内で生死の境をさまよって居られます。
じゃあ助けてやれよ。
さうして助ければようやく目覚めて本気で地中都市の建設に邁進するのかもしれないぞ。
だからキシダとクロダが今後やるべきこととは只壱つ。
まさに其れが日本の大都市圏の地下に地中都市をしかと築くことだ。
但し地中都市で生き延びることは實際に可成に難しいことでせう。
ですが其れこそ限定的には其れが可能となることなのやもしれません。
其れに地中都市を築くことは其れこそ火星に人類を移住させることよりは實現の可能性が常に高くあることだ。
そんな風に今の繁栄に胡坐をかくこと無く最悪の事態に備え國策を運営して行くことこそが政府や日銀が果たすべき眞の意味での役割だらう。