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Filcao万年筆のサイコーの筆記感!ーFilcaoの万年筆にJinhao 9056のニブユニットを付けてみたー

Filcao万年筆のサイコーの筆記感!ーFilcaoの万年筆にJinhao 9056のニブユニットを付けてみたー

 

 

 

 

其のFilcaoの万年筆には問題もまた御座ります。

其れはキャップを尻軸に嵌めてもスカスカであり固定出来ぬと云うことです。

 

勿論1910~20年代の古典的萬年筆にはさうしたことが無くむしろキャップを胴軸に挿した状態で使うのが基本だった訳だ。

ところが特に戦後は欧米圏で長い筆記具の軸を嫌う傾向が出て来たやうで、其れでもって万年筆の場合にはキャップを胴軸に被せず胴軸のみで書くと云う筆記スタイルが壱部に確立致しました。

 

ですが其れは筆記の上での合理化の壱環として考えられ得ることです。

要するに現代人の筆記スタイルはより樂をする方向へとまさに大衆的に変化して行ったのだと思う。

 

ですが其の筆記具の長い軸こそが好きであり大衆的感覚が大嫌いな我などは勿論さう云う形での何でも安易な方へと堕する流れには与せぬ訳です。

要するに我はまた貴族的感覚、其れも精神的にそんな貴族精神を生きる者ですので其のやうな下賤な動きにはもはやガマンがならず其れでもってかうして常にプリプリと怒って居ます。

 

ま、さう云う独善的な世界観は今ではまるで流行らぬバンカラスタイルな訳で、其処は皆様にもなかなか御理解頂けることかとさう存ずるのですが其れでもかうして文筆壱つで生きて行くこと、何ぞ世の中のお役になることを書き皆様に喜んで頂くこと、もはや其ればかりを祈念しつつかうして日日筆を取りますことを嗚呼どうかどうか御理解頂きたい。

 

そんな訳にて、其のFilcaoの万年筆は、

 

1.キャップが尻に嵌らない

2.軸色の塗装は赤では無く朱色

3.兎に角巨大なる万年筆

 

だと云うことです。

また、

 

4.フィリグリー部はおそらく鉄又はステンレス素材に銀メッキを施したもの

 

です。

 

 

尚銀メッキと銀張りは違い当然のことながら銀張りの場合はまず剝げにくくなります。

されど此の万年筆の銀鍍金はむしろ良い出来のやうに見受けられる。

 

其れでもって頻繁に使用しもし剝げた場合にはむしろ鍍金の全部を剥がして仕舞うと云う手なども御座りませう。

 

いずれにせよ筆記具で面白いのはかうして色色と手を加え状態を変えても行けると云うことなのです。

またボールペンなどでも芯の方を他社の違う形状のものに改造し入れ替えることなども可能です。

 

つまるところ腕時計などは素人ではメンテナンスや改造はまさか無理と云うものですが筆記具は意外と簡単に自分好みのものへと仕立て直すことが常に可能なのだ。

 

 

5.ニブユニットー首軸+ペン先+ペン芯ーを昨夜のうちにまた交換致しました。ー中國金星のニブユニット→中國ジンハオのニブユニットー

中國金星のニブユニットですと固定が悪いので金属テープなどを巻き胴軸にねじ込む訳だが其れでもどうも固定の仕方が悪い。

 

其れでもってJinhao 9056のニブユニットを付けてみたところ何と其れがピタリと固定出来ました。jinhao 9056: Search Result | eBay

ノーマルの侭で嵌ったと云うことですが、但し胴軸の内部に剝がれた金属テープもまた貼り付いて居ますのでたまたま上手く行ったと云うことに過ぎぬことだらう。

 

ですがペン趣味もまた円熟期を迎えますと何故か其の「たまたま上手く行く」ことが多くなる訳だ。

全く不思議なことなのですが何時の間にか其のpen趣味への愛♡の如きものに導かれ何でか知らぬが元元別別の部品が上手く嵌ったり入れたいと思って居る正規では無いボールペンの芯が何とか軸におさまったりもまたするものです。

 

かう云うのは「壱念」と云うか「念力」と云うか實はそんなものにも近い感じが感覚としてはあくまで致します。

されど物質的にはあくまで物理現象ですので要するにサイズが合えば合い合わなければ合わぬだけのことです。

 

 

で、胴軸にキャップを嵌めるのは簡単で要するにセロテープを弐枚重ねて尻軸の部分に巻くだけのことです。

其れもまあみっともないのではあるが見栄えよりも筆記感を重視する我は其れもまた時折使う手です。

 

要するに此のデカいー長大なーフィリグリー装飾付きの万年筆であることこそがサイコーなのです。

 

其れでは此の自分に取り使える状態となった伊太利亜製のカルトな万年筆の全長を測ってみませう。

197mmありました。

 

此の大きさはまさに並のものではありません。

かうして万年筆も大きい物は数が少ないのだと言える。

 

 

尤も大きな万年筆は戦前の巨大な萬年筆を復刻した巨大なモデルがNAMIKIから幾らでも出て居ります。URUSHI|Maki-e fountain pen|Namiki (pilot-namiki.com)

其のNAMIKIとは並木製作所であり要するにパイロットの戦前での社名です。

 

わたくしもまた其の大型漆モデルの朱軸の物を日頃愛用して居りますのですが其れは以前PILOTで販売されて居たものでより古くある意味では貴重なモデルです。

其の巨大な金ペン先は20号でありおそらくは世界壱大きなペン先であることでせう。

 

当時から高価な万年筆ではあったがわたくしの場合は問屋から直買いするコネを持って居たので当時大抵の万年筆は四割引き程で購入して居りました。

其のPILOTの大型漆の長さを測ると、其の筆記状態で、

218mmです。

 

此れだけデカいと普通の人は持ち切れぬことかと思われますがわたくしに限り筆記に於いては兎に角器用ですので何でも持てるのであるし普通に使えちゃいます。

 

 

EMPEROR|Maki-e fountain pen|Namiki (pilot-namiki.com)

並木の万年筆群は今や世界最高峰の物であるとさえ言い切れることでせう。

 

但し御値段の方もまた世界最高峰の物だと言って良いことだらう。

尤も此れ等の作品はほぼ美術工藝品の域にも達して居る訳だ。

 

また大きさの方もまさに巨大な万年筆群ですので此れを實用に供すると云うよりは観賞用であり愛玩用となるかと思われる。

尚此の種の美術工藝万年筆やまた例えば戦前のダンヒル・ナミキの如き所謂名品としての萬年筆はわたくしの場合持って居りません。

 

其の代わりに實用し得る先の大型漆壱本のみをまさに日日使って居る訳だ。

但し戦前の蒔絵萬年筆はプラチナの物をかって五、六本を集めました。

 

其の五、六本を集めるだけでもまさに大変でした。

何せ壱本壱本が元元高価な物ですので…。

 

 

ですが實は拾年程前までは其れが限定万年筆よりも高いと云うことは無かったのです。

要するに現代の限定万年筆が壱番高価であり要するに其れは其の實力以上に現代の各メーカーが価格を設定するが故にさうならざるを得ない。

 

つまりはさうして儲けて居るのです、何だか知らぬが其の現代的な価値ヒエラルキーの中でさう儲ける値が常に設定されて行くのである。

なんですが實は戦前のボロ萬年筆壱本の方が軸及びペン先共に本質的性質が優れたものとなって居ることがまた多い。

 

ですが其れももはや大昔の物ですので壊れたりもまたしよって絶対に其れが良いともまた言えぬ訳なのである。

なのだが概ね現代の万年筆はダメで戦前の萬年筆の方がむしろ良いとさう見て置くべきでせう。

 

要するに其れは戦後の人間がダメで戦前の人間の方が骨がありこと精神的には良いと云うやうなこととまるで同じやうなことです。

其の限定万年筆にも中には良い物があるが高過ぎたり入手が難しかったりで従って全體的に其れが良いと云う訳ではありません。

 

むしろさうした現代的な価値ヒエラルキーのやうなものを個的に崩す部分から万年筆としての本質を問う旅が始まる訳でよってさうした領域を順を追いやって来たわたくしの万年筆観は今むしろ限りなく自由なものとなって居ます。

かうして趣味の世界だのまた読書だの藝術の領域では明らかに今の我は自由となりつつある。

 

 

YUKARI|Maki-e fountain pen|Namiki (pilot-namiki.com)

尚ユカリコレクションはそんな大型万年筆では無く普通サイズの物でまだしも現實的な現代の蒔絵万年筆で、かって私も総螺鈿軸の物ーパイロット・ブランドーを保管して居ましたのですが重過ぎるのが気になりイーベイにて何処ぞの欧羅巴人に売り払いました。

其の何処ぞの欧羅巴人はどうやら大層喜んで居たやうでした。

 

さうして兎に角其の蒔絵万年筆なるものは万年筆としては最高峰の分野として位置されるものです。

 

さて廿年程前に文具屋の知り合いのNさんに時折喫茶店へ誘われた我は「兎に角蒔絵万年筆を海外へ売ることだけが壱番儲かる」ことを其処にて力説して居たものでした。

ですが今や日本の蒔絵万年筆はかうして幾らでも海外市場へ向けて売られて居ります。namiki in Collectible Fountain Pens: Search Result | eBay

 

DUNHILL-NAMIKI SAKURA ROSE LE MAKI-E MASTERPIECE by KYUSAI YOSHIDA #15/25 | eBay

 

おい然し壱體何だ、此の値段は!

即ち四千五百九拾七万円也。

 

壱體何処の馬鹿がコレを購うと云うのだらう?

さうか、でも世界にはクソみたいな大金持ちが沢山居るからこんなもんは屁でも無いのだな。

 

然し問題は其の四千五百九拾七万円のうちのどの程度が儲けになって居るかと云うことでせう。

おそらくは四千五百万位が儲けとなって居ることだらう。

 

いやだから資本主義は確かにコレクターに取っては常に愉しい。

資本主義だからこそかうして伊太利亜からカルトなペンを取り寄せ其れでもって愉しく遊んだりもまた出来る。

 

だがどう考えても其の四千五百万位の儲けはやり過ぎでせう。

つまるところ資本主義は万事に対しやり過ぎ歯止めが効かぬ訳です。

 

 

VERY RARE 2005 DUNHILL NAMIKI MAKI-E SAKURA ROSE FOUNTAIN PEN NEW BOXED | eBay

こちらが約参千弐百八拾参万円ですね。

コレ然し頭がオカシクありませんですか、どう見ても。

 

ほんたうにこんなものを買わされて居る石油成金だの馬鹿なCEOなどが世界には居るのでせうか?

だがもう怖くて評価の履歴の部分さえ視られません。

ほんたうにこんなものを買う奴がもし居るとしたらもはや其れは恐怖でしか無い。

 

Namiki Emperor Urushi Collection Fountain Pen - Black - Medium Point NEW in box | eBay

こんな普通の物でも弐拾六万もして居るのだ。

 

まあ兎に角壱種恐ろしい世界が其の現代の蒔絵万年筆の世界であることだけは良く分かった。

 

 

wancher in Collectible Fountain Pens: Search Result | eBay

 

尚大分の萬佳さんの方もかうして頑張って蒔絵万年筆を売られて居ます。

つまりは外人から金を毟り取る為にはもはや蒔絵万年筆しか無い、と云うのがどうやら日本の實情のやうです。

 

でもって蒔絵万年筆、其れもベーシックな蒔絵万年筆は實際に物が良いことがほとんどです。

其のわたくしが使うパイロットの大型漆は、

 

1.インク止め式ながら軸からのインクの漏れが無い点

2.弐拾号の巨大なる拾四金ペン先が意外としなやかである点

3.軸の精度や作りがほぼ満点に近い点

 

との点からほぼ世界最強の大型万年筆でせう。

 

 

日本にはかうして物を作る折に発揮される高い技術力や職人技が元元ある。

だから出来上がる物は常に最上級まで上り詰めることが可能である。

 

ところが、庶民に対し日本の給料は上がらず實質的にはむしろ下がって居りまたコロナ禍以降はむしろ格差が加速しつつ開きつつある。

何故かと申せば壱部の業種や企業だけがしこたま儲け逆に廃業や首括りに追い込まれる業種などもまたありつまりは不平等極まり無い社會を形成する他は無い訳だ。

 

だから其れは此の異常なるヒエラルキー価値の形成よりまずは引き起こされて居ることです。

だけれども其の価値ヒエラルキー其れ自體は結局変わることが無い。

 

得たものが多ければより肥え太り得られずば死すと云うのが此の世界を刺し貫く闘争の原理である。

と云うことは結局は此の社會自體が何か狂ったものであると云うことでせう。

 

 

なので其処を見詰めて居ては自身の幸福など得られやう筈が無い。

よってあえて其れー価値ヒエラルキーーを放逐して見詰め直す、其処でむしろ己の価値観に従いあえて此の世にて極樂世界を形成して行くより他は無い。

 

そんな訳でわたくしのペン趣味とは要するに其の己の価値観に従い此の世にて極樂世界を形成して行く試み其のものなのだ。

勿論其のFilcaoの巨大な万年筆もまた極樂世界の形成に是非必要な壱ピースとして機能する物です。

 

尚中國ジンハオのニブユニットには違うペン先をすでに組み込んで居ります。

其れは凡そ百年前のL.E.Watermanの六号金ペン先です。

 

しかも其れは「金直書き」仕様としてあります。

 

「金直書き」仕様…ペンポイントからイリジューム合金を取り去った物

 

即ち金ペン先での直書き仕様です。

またつまりは金合金其れ自體で紙に字を書く仕様だと云うことです。

 

 

尤も其れは非常識なことなので普通万年筆が「分かった」方方はまさか其れは致しません。

ですがわたくしはかうして其れ以上に分かったむしろ万年筆の仙人ですのでかうして童子の如くに兎に角やりたいことをやり、其れでもって此れ迄に何度も此の仕様のペン先を創りましたのですが其の全てに成功しかうして使えるやうになりましたのです。

 

またつまりは其れが万年筆の非真面目をあえてやると云うことです。

 

其の筆記感たるやまさに毛筆の如しです。

但し筆圧をかける書き方ですと金合金の摩耗が早く進行し或は壱年程で寿命が尽きるのやもしれません。

 

ですが我は此の「金直書き」仕様としてのL.E.Watermanの六号金ペン先をすでに弐年程使用して来て居りますがむしろより書き易くなった位でさうして兎に角まともに使えて居る。

 

其れでは早速書いてみませう。

 

 

くわあー、壱體何だい此の毛筆感は!!

 

金の直書きでもってして其れが此の長い軸と相俟ってこんな恐ろしい程の毛筆感が…。

うわあー、ほんたうにスゴい、其れももう何遍書いてもスゴいんですぅ。

 

そんな訳でわたくしはかうして人知れず己が信じた道を行き万年筆道の奥義を極めつつあるのだと申せませう。

 

尚予備にもう壱本買うかもしれぬのでいい気になり其のFilcaoの巨大な万年筆を落としなどしては決してイケません。

其れはアナタには難し過ぎるつまりは手に余るペンだからです。

 

ですがわたくしにはかうして自在に操れるペンとなるのです。

つまりはpenに対する力量を問われるpenなので所詮アナタに其れは無理です。

 

だからタダ黙ってわたくしの御話を聞いて居れば其れだけで良いのです。

またさらに其処から壱歩進んでわたくしの思想の信者になることこそがアナタ方にとってのサイコーの幸せでもまたあることでせう。