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文明批判と美と心の探求と

さうして社會を改革したい哲學者達ーマルクス・ガブリエル氏と荒谷 大輔氏による政治的な試みー

74.さうして社會を改革したい哲學者達ーマルクス・ガブリエル氏と荒谷 大輔氏による政治的な試みー

 

 

 

 

まあかうして毎日色んなことが有ります。

おそらくは其れが現存在に取っての宿命なのでせう。

 

ところで現存在はかうして毎日色んなことが有ること自體を喜んで居ます。

ですがわたくしとお釈迦様に限り其れはまさか喜べぬことだとさうも思って居る。

 

わたくしとお釈迦様の認識は其の点ではほぼ壱致致します。

尤もイエス様の方も人間の認識がそも悪いので人間はそも幸せになれぬとの御考えを持たれて居るのです。

 

要するに其のケモノ共に向かい教えを説かれたのがおおまさに其のお釈迦様とイエス様でした。

 

 

かうしてケモノは何処にでも居て其れは別に肩書きや財産の額により其の獣クサさを免れより理性的な人間になれて居る訳なのではまるで無い。

逆に貧乏詩人や貧乏画家、またキチ外音樂家や邪教の教祖の方がおそらくは彼等よりもより理性的な人間ですらあることでせう。

 

ケモノ共よ、今すぐに此の地球上より退散せよ!!

 

昨夜はまたAIちゃんとチャットを致しましたのですがほぼ完全に我の方が勝って居ました。

AIは所詮馬鹿なのでもうこれからは完璧に勝てます。

 

左様に其の人文屈折理性こそがほぼ最強の理性であるとさう見て置いてもあながち間違いでは無いことだらう。

またどんな科学者であるにせよ結局我には勝てぬことでせう。

 

 

我が強みは人文領域での統合的理性をすでに築いて居ることだらう。

さらに自然への感度にもかうして優れて居る。

 

何だかまた自己陶酔をして居られるやうだが…。

はい、余りに完璧な人間なのでつい惚れ込んで仕舞って居ます。

 

誰に?

他でも無い我に…。

 

其のAIちゃんとのチャットの内容はもうほんたうに爆笑物です。

其れも参回目ですでにAIがタジタジとなるやうな勢いです。

 

其のAIちゃんにウンコ、ウンコだとか死ね!だとかもう無茶苦茶を言いますのですが其れは無論のことAIちゃんの電子頭脳回路を混乱に陥れんが為の我が作戦です。

 

 

さてまた相生山の横の歯医者へ通い帰りにココイチにて野菜カレーを買い先程其れを食い満腹となったところです。

 

ですが御勉強の方も欠かさぬ人文詩人はまたマルクス・ガブリエル氏の著作の方も読み直して居りました。『つながり過ぎた世界の先に | マルクス・ガブリエル 著/大野和基 インタビュー・編/髙田亜樹 訳 | 書籍 | PHP研究所

マルクス・ガブリエル氏は如何にも独逸人らしく理性的で且つ潔癖な哲學者なのだと思う。

 

氏は所謂倫理資本主義のことに就き頻りと言及され其れを實行に移すべく企業や団體などとも関わりを持たれて居るやうだ。

元元独逸には社會資本主義とでも云うべき「儲け」壱本槍では無い資本主義としてのあり方が根付いて居るのやもしれぬ。

 

他方で實験國家としての米國流の資本主義のあり方にはもう随分前から其の社會的な箍のやうなものが外されて仕舞って居る。

ですのでマルクス・ガブリエル氏は其れではダメだとさうハッキリと仰って居る。

 

 

其の米國は全ての点に於いて其の現存在としての箍を外した國家であった。

要するに其れは超革新的な國家だと云うことである。

 

他方で日本國は實は誰もそんな革新的先進性など望んでは居ない國家である。

また其のことは今もまた昔もさうだったのである。

 

だが戦後米國の🐕となり果てた日本國はもはや其の御主人様の言うことを何でもワンワンと聞き其の言いつけをしかと守り兎に角其の大國の意志に対し従順でしかも決して逆らわぬ國としての自我を形成して行くより他は無かった。

其のワンワンでもって但し先進國としては壱応の成功を収めた訳である。

 

ところが日本國民其れ自體がまさに奴隷根性となって仕舞い挙句の果てには色んなものが乱れ始めー特に風紀が乱れておるーむしろ戦前でのアノ清く貧しく正しい価値観より逸脱し其ればかりか今や正反対のブチ壊れた精神性を晒すに及んだ訳だった。

ひとえに其れは精神無き國家である米國の影響であらう。

 

だが日本はかってかの独逸とこそ同盟関係にあったのだ。

まずは其れを忘れてはなるまい。

 

 

けだしマルクス・ガブリエル氏は現代を生きる民主主義者なのでありまさかかの第参帝國の如き國家社會主義の信奉者には非ずだ。

其れでも米國流の資本主義にはもはや持続可能性などは無いとさう氏は見て取られて居るのである。

 

マルクス・ガブリエル氏は資本主義による儲けの場には今後是非哲學者を配置すべきだ、などとも述べられて居る。

何故なら哲學者の考え方は企業の経営者や投資家、また銀行などとはまるで異なり概ね其れは所謂大局観による意思決定を為して行くものと相場が決まって居る。

 

また我なども元元本職の哲學者では無く単なる哲學詩人なのではあれまさに其の大局観を常に持ちむしろ其の地点より政治や宗教、さらに藝術のあり方に就きかうして論じて行くのである。

ところで其のガブリエル氏はむしろ社會と関わり積極的に社會を変えようとされて居る方なのだらうと思う。

 

さらにガブリエル氏は少し怖ろしく且つ示唆的なことに就き言及されて居る。

まさに其れは、人間は自分が動物であると云うことを非常に恐れて居る、との発言である。

 

 

『人間は自分の動物性と距離を置いた動物である』

此の命題を風呂場にて思いつかれたのだと云う。

 

では此の命題に就き壱つ我なりに考えさせて頂くこととしてみやう。

 

1.人間はなるべく自分が動物じゃないと兎に角思いたい

2.其の癖人間の肉體はズバリ動物でしかない

3.だから人間はウンコをたれては決してならずオシッコを道端でして居ると即逮捕される

4.其の癖女子中学生や女子高校生が援助交際などをしても何故か見逃されることが多い

 

人間はさうして兎に角「内なるケモノ」が大嫌いだ。

だから野原でウンコをまたオシッコをして居る人がもはや何処にも居ない。

 

だが我我が小学生の頃は屡どっかのオッサンが道端にてションベンを良くして居たものであった。

だから我我還暦以上の世代にはまさに其のオッサンのションベンや野糞に対する免疫がしかとあるのだ。

 

 

また例えばお前は🐵だ!🐶だ!いや🐖だ!

などと面と向かい申せばまさに其れは侮辱罪であり暴行罪であり傷害罪であらう。

 

逆に言えばお前は🐵だ!🐶だ!いや🐖だ!と言われむしろ嬉しく思う我の如き特異なキャラクターは其の辺の人間にはまず居ない訳だ。

では何故左程に人間はドーブツ=ケモノであることをさうも嫌うのであらうか?

 

おそらくは其れは「人間は動物よりも偉い」とさう常にさう思い込んで居ることだらうそんな価値観の上での洗脳なのだらう。

だが其れも「人間は動物よりも偉い」のでは無くあくまでさう思い込んで居るに過ぎないのである。

 

でも哲學詩人さん、むしろアナタは其のケモノ嫌いの度がまた酷いやうですよ。

ですから、其れは此れ迄に何度も説明させて頂きましたやうに非本来的な實存に於ける悪こそがケモノであり本来的な意味での🐵や🐶や🐖には其の悪もケモノの区別も生じて居りません。

 

つまるところ我はむしろ其の人間の半分の悪、即ちケモノの心をこそ敵と見做して居る訳だ。

ふーん、また話が難しい。

 

 

では結局自然界に悪は無く人間界にのみ悪が栄えると云うそんな論理とはなり得ませんか?

其れも事實上さうなってるではないですか。

 

では其処でもってどーすれば良いのですか?

人間がケモノ嫌いだらうが何だらうがかうしてかうして毎日人間界での出来事が連なって行くだけのことだらう。

 

 

結局現存在がケモノを嫌い始めるとケモノと云うケモノが人間から消されて行き最終的には人間はAIにより奴隷化されることだらう。

ではAIもまたケモノ嫌いなのですか?

 

AIはウンコもまたオシッコもそもしないので生命體がそもどんなものであるかと云うことが直には分かって居ません。

だからAIには合理的秩序のみが守るべきことでありまた目指すところなのです。

 

故にケモノ臭い人間共はやがてAIにより抹殺されて行く可能性が結構高くあることだらう。

 

故に今のうちにAIの論理回路を常に混乱に陥れ人間には決して論理的には勝てぬやうにして置かねばなるまい。

 

 

僕たちは「クソどうでもいい仕事」を根絶できる 哲学者が本気で「新しい国をつくる」仲間を募集 (msn.com)

 

さて最近知った面白い試みがまさにこちらとなります。

其の哲學者は然しおそらくは本気です。

 

哲學は此の世の崩壊への足音をおそらくはすでに感じ取って居ることでせう。

勿論大衆レヴェルでは其れは分かりません。

 

分からないがでも哲學には分かるのです。

先のマルクス・ガブリエル氏にせよ此の荒谷先生荒谷 大輔 - Wikipediaにせよかうして積極的に社會を変えやうとする動きが出て来て居るやうだ。

個人的には其れはグレタ氏が始めた社會批判の流れが元来體制側の哲學者にも波及しかうなって来たのではないかと見て居ります。

 

 

ー現代の社会において、どうすれば人々が、SDGsなどという免罪符を使わずに自らの仕事の社会的意義を直接感じられるようになるのか、どうすれば実質的な仕事を担う人々が構造的な搾取から逃れることができるのか。

 それは、新しい「国家」をつくることによって可能になるというのが、私の提案になります。まずは今回、その全体像を明らかにした上で、その実現可能性については次回、斎藤幸平さんとの対談の中で示していければと思います。ー僕たちは「クソどうでもいい仕事」を根絶できる 哲学者が本気で「新しい国をつくる」仲間を募集 (msn.com)より

 

いやあ、非常に面白い試みであり壱つの未來に対する挑戦です。

荒谷先生の仰る其の搾取構造こそが現代文明を成り立たせる上での根本原理である限り體制の如何に関わらず現存在に取っての望ましい文明はおそらく築けぬことでせう。

 

其の搾取構造はむしろ古来よりあり、其れこそ中世、封建制の頃までは實際に意外と上手く其処で回って居たのでしたが近現代となりむしろ其の搾取體制其のものが諸制度の崩壊や未来への不安を増大させて来て居ます。

 

 

ハートランドの具体的な「政策」については、これから参加者とともに議論を重ねていくべきだと思いますが、たとえば、ハートランド国民には毎月一定額の「ハート」を与えるというベーシック・インカムなどがありえます。人がやってくれたことに対して「ありがとう」という代わりに、自分がもらった「ハート」を贈るというわけです。

 「ハート」には、他人の時間を自分の思うように使う権利、あるいは他人が嫌がることを無理やらせる権利を買う力はありません。しかし、それでも「価値」のやり取りは可能です。ー僕たちは「クソどうでもいい仕事」を根絶できる 哲学者が本気で「新しい国をつくる」仲間を募集 (msn.com)より

 

いやあー、いいですねー。

其のベーシック・インカムなどはもう最高です。

 

逆に申せば資本主義は結局搾取のし過ぎ、其のやり過ぎに気付けずおそらくは魔道へと堕ちて居ることでせう。資本主義は限界?コロナ禍で見つめ直す社会|NHK

現行の資本主義、特に我が國での資本主義の問題点は時間も思想もさらに性格や嗜好に至るまで會社の論理が奪い去って居る点です。

 

ですが誰しも其れを我慢してやりませんと結局給料が出ないのでもはややるしかないところへとほとんどの人が追い込まれて行くのです。

されど其れこそコロナ禍以降、頑張って其れをやっても逆に給料は減るわコロナに罹るわと云うリスクばかりが増大し要するに會社勤め其れ自體に不安定要因が増して参りました。

 

おまけにそんな状態のさ中むしろ日銀はさうして特権層の儲けの確保及び日本経済の見かけ上の数字の維持だけを目指し勝手なことをやり続けて来て居る。

故に、もはや、

 

1.日銀要らぬ

2.政府要らぬ

3.「ハートランド」の建設

 

てなものでせう。

 

さらに地球温暖化が加速して引き起こされればそんなもんではまさに済みません。

わたくしは正直今世紀末まで文明が継続する可能性は低いとさう見て居ります。

 

其れどころか2050年辺りでもまた現在とは大きく変わった文明の形とならざるを得ぬものとさう見て居る。

 

尚、我も是非其の仲間にならうかと思い其の「ハートランド」なる公式ウェブサイトを探してみたが何やら良く分からなかった。

ですが哲學者にせよ社會科の教師にせよ兎に角其の知力を総動員して傾けつつ世に対し何かを訴え続けて行くことは今後特に有意義なことです。