目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

反対の意見こそがむしろ大事なのだ、二元分裂をしかと見詰めよ

東証社長、あすの売買できるよう準備ー午後7時半めどに通知

抽象性に流れ過ぎたマネー資本主義とはズバリ悪行だ。

だからかうして罰が下れば良ひ。

 

神の怒りによる罰乃至佛の諭しがたった今人類の悪の行ひを諫めて居るぞ。

 

 

ーつまり社会が「コミュ力」がある若者を求める結果、野党的な「反対」が嫌いになると。

周囲に優しく気を使うコミュニケーションは否定しないし、それはそれで大事なことだと思います。でも、そうしたコミュニケーションの様式を政党政治やそのアクターである政治家に投影してしまうことには、大きな問題がある。ボクシングなら、しっかり殴るのがいいボクサー、ラグビーなら捨て身でタックルするのがいいラグビー選手ですよね。いい野党議員とは、政府が嫌がることをちゃんと質問して、問題やリスクなど、考えるヒントや材料を国民に提供してくれる人じゃないですか。ところが、「コミュ力」的な基準からすると、そういう野党議員は「安倍首相の足を引っ張っている」となってしまう。だから「野党の低迷」は、野党側の問題というより、有権者側の問題だと思います。ーなぜ若者は「野党嫌い」か? 政治学者・野口雅弘氏が分析より

▽のぐち・まさひろ 1969年東京都生まれ。早大大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。哲学博士(ボン大学)。専門は、政治学・政治思想史。

 

 

さて現在此の世界での問題はまさに複合的に関連し合ひひとつがダメならアチラもダメ、男がダメなら女もまたダメ、子供がダメなら大人もまたダメ、と云ふやうに価値崩壊の悪循環に陥りつつある。

其れに対し何でかうなりますか、と云ふ部分こそがわたくしが日頃から考へ此処にて問題提起して来た部分です。

 

其れでもってひとまず結論として、「抽象的に過ぎる文明の価値観」と云ふことが導き出されて来た。

まさに其の抽象性が世界の具象性、具体性を圧迫しかつ破壊に導くので結局社会は何をやっても良くはなりません、とさう申し上げて来て居ります。

 

其れはもうほとんど哲學者の意見なのですが、とりあへずは人文的知性を総動員して考へてみたところさう結論せざるを得なくなりました。

ですが其れこそ抽象的な話ですので其れでは何が何だか分からなくばかりのことかと存ずる。

 

其れで思考の次元を落として問題をより具体化し考へてみることと致しませう。

 

で、今回考へてみることとは人間の内面の変化の話です。

其れも世代による価値観の違ひをも内包する一種キビシヒ話なのですが其処はひとつ若ひ世代の方々も是非とも炎上や逆上などせずに黙って聞ひて頂きたひ。

 

 

一言で申しますと、今特に日本の若ひ世代の間で価値観の画一化、同一化が着々と進んで居ります。

と云ふよりももはや其れが成し遂げられて仕舞って居る。

 

其れを哲學的に申しますと心理的に合理化され切ったと云ふことではなからうか。

 

で、価値観が合理化され切ると一体何が引き起こされるのか?

要するに他の価値が認められなくなる、或は逆の価値に対する拒否感が生じやがては其れを否定するやうになる。

 

其れでもって今若ひ世代の間で「反対」することへの拒否感が蔓延して居るかのやうだ。

其処では逆に「同調する=繋がる」ことだけが価値として感ぜられて居るのではなからうか。

 

 

ところがですよ、其処でもってよーく考へてみて下され。

概念は元々二元分裂して居る訳です。

 

さうしてむしろ其れが自然なのだ。

確かに宗教などでは其れを一元化する動きもまた生じませうが其れはあくまで理想論であり現實としての此の世界はまさにさうした分裂世界なのだ。

 

たとへば男女、老若などが其の二元分離です。

また貴賤や利口と馬鹿の区別なども皆其の二元分裂です。

 

では其の分裂は概念に限られ肉体は分裂して居なひ、つまりは常に具象的であり得る?

まあ基本的にはさうでせう。

但し厳密には自然界に於ける現象即ち肉体性もまた分離、分裂することでこそ生じて居ります。

 

なのですが彼等には抽象的概念が無ひので考へ又は心が分離されて居る訳では無ひ。

なので結果的に彼等の肉体の具象性は担保されて居る。

 

ところが人間には抽象的概念がある分其れが保障されては居なひ。

其れは抽象的概念の肥大化により肉体性としての分離、分裂をむしろ一元化させる、でも肉体はそも分裂したものなので其の分離関係が意図的に消されて行き其れを観念化ー概念化ーして行かざるを得なくなる。

よって其処に人間の肉体性の概念化が引き起こされ必然として人間の肉体は自然界を離陸して行かざるを得ぬ。

 

 

ちょっと待って下さひ。

もう少し分かり易く具体的に話を是非お願ひ致します。

 

ならば言おう。

そも「コミュ力」的な基準でもって欧米近代=二元的闘争世界を規定すること自体が誤って居る。

 

ードイツの法学者、カール・シュミットは、「AかBかの対立が激しければ激しいほど政治的だ」と言っています。100人中100人がAだと言ったら、それはそのまま実行すればいいわけです。政治的な問題とは、原発をどうするか、米軍基地をどうするか、消費税をどうするかなど、意見が分かれていて、どちらの方向に進むべきか頭を悩ませなければならない問題のことです。どっちに転ぶか分からない問題では、ガチンコの論争になれば負ける可能性があるから、権力を持っている人ほど対決を避けようとする。ーなぜ若者は「野党嫌い」か? 政治学者・野口雅弘氏が分析より

 

欧米近代に於ける政治とは、まさに其の意見の対立、正反対の立場を闘争させどちらを選ぶかと云ふ其の二元的選択の問題なのだ。

即ち其れはAとBの立場のどちらが正しひか、正の価値なのか善知識なのかと云ふ宗教的な価値にて駆動されるものには非ず。

 

つまりはどちらに転んでも構はずむしろさうして二元的価値選択となること自体が近代民主制の基盤をなしておる。

 

でも権力に寄り掛かる奴等は兎に角其の権力の座にしがみつき絶対に正反対の意見の方に其れを奪はれたくは無ひのが常だ。

要するに負けたくは無ひ。

まさに其れが闘争であり戦ひなのだ。

 

近代とはさうした二元的な政治選択により社会を駆動して居るのだとまずもって日本人の場合は特に學んで置く必要があらう。

 

自民党総裁選の最終日に安倍首相秋葉原で演説しました。あの時に最も喝采を浴びたのは「野党は批判ばかりしている。批判からは何も生まれない。私は愚直に政策を前に進めていく」でした。あの「批判は何も生まない」と言った時の「批判」とは、「足を引っ張っている」とか「意地悪している」という意味です。議論して、相手に痛いところを突かれて、そうかと思って考えを変えたり、分かってもらうために丁寧に反論したり、という作業を一切放棄している。政治ではオポジションとの付き合い方が大事なのに、トランプ米大統領もそうですが、自分にとって都合のいいことしか言わないし、見ようとしない。自説を一方的に言い切ることと、相手を嘲笑することしかしない。だから議論が成立しない。ーなぜ若者は「野党嫌い」か? 政治学者・野口雅弘氏が分析より

 

ところが、安倍政権また安倍政権に限らず自民党の政治は基本的に何も言はれたくは無くー批判などして欲しくは無くーまた自分達の考へもまるで変へたくは無ひ。

自民党の政治は根本的にさうして自分の考へだけを政策として實行したひ訳なので實は民主主義では無く或は幕藩体制のやうなものか?

でも幕藩体制は鎖國して居たのでバランス良く其れが出来た訳だ。

 

元々家康公は凄い人文インテリ爺さんで頭の良さだけから言へば信長公や秀吉公を遥かに凌ひで居たのかもしれなかった。

で、今でも鎖國した上で人文インテリ首相が出て幕藩体制をやれば或は日本國の滅亡、日本沈没などはしなひで済むのやもしれぬ。

 

周りからどう言はれやうと日本はもう全部鎖國だ!

鎖國して國を立て直すのだ!

 

 

偉ひ!

偉ひぞ、いま一度徳川政権を是非樹立してみよ。

でも将軍家だけを偉くはせぬやうに。

 

特に尾張藩、ココには是非気を遣ふべきだ。

実際尾張藩の奴等は何を言ひ出すか分からぬぞ。

 

大阪なんぞあんなもの目じゃねへ。

なにはのあきんど共など決して江戸へは通さぬぞ。

 

何?なにはの味方になれ?

 

うーむ、場合によっては仲間になるのかもしれなひよ。

アレ、前回其のお味方の打診の時はおまへらは関が原で大負けしたからそんな者の仲間にはなれんとさう言うて居た筈だったが。

 

尤もアノ大阪の捨て🐵や其の弟子筋のウルサヒ知事が大阪から消へたら考へてやっても良ひ。

兎に角愛知は財力があるぞ。

其れも何せTOYOTAだぞ。

さらに室伏長官だぞ。

 

 

さうして信長が秀吉とくっつくのか?何故だ?

實はどちらも負け🐶同士だ。

謂はばアンチ将軍家でありアンチ巨人軍なのさ。

 

いやー、また嫌らしひことで。

負け🐕同士がくっつき本能寺と関ヶ原の傷の舐め合ひか?

 

しかも其れは致命傷の傷だった筈だらうに。

 

いやさうでは無ひ。

何故なら愛知は結局徳川なんだ。

 

信長でも秀吉でも無くかうして徳川だよ。

 

だから人文インテリとしての血統は当地に今でも脈々と流れて居るのさ。

 

 

何?徳川とは組めぬ。

じゃあさやうなら。

 

かくして豊臣家は滅亡。

でも淀殿と秀頼公が可哀想過ぎる。

其れもドカンドカンと大砲のデカひ弾を撃ち込まれ大坂城はもはやボロボロだ。

 

要するに対決=戦は常にある。

近代社会もまた其の戦からは決して免れては居らぬ。

 

タダ戦の質が変はっただけの話で、要するに我が國は再度グローバルな発展ー進歩ー競争の中に組み込まれて居るのだ。

だが今回問題提起して居るのはさうした問題では無く、ズバリ我が國では民主制がそも確立して居なひと云ふより根本での政治的課題なのだ。

 

何故さうなるのだらう?

 

所詮は自民党による軍國主義がさうして仕舞って居るのであらうや?

 

 

ーまずは野党というより、有権者側が野党に対する見方を少し考え直さなければならない、ということだと思います。安倍首相は次の国会で憲法改正について具体的に議論を進めると言っています。その時に、どういう異なる論拠がぶつかり合っているのか、野党の質問に対し政府側はしっかり答えているのか、地味に論点を詰めていく作業が絶対に必要です。「野党が安倍首相の足を引っ張っている」ではなく、対立している論点や論拠をしっかりと見ることが求められています。ーなぜ若者は「野党嫌い」か? 政治学者・野口雅弘氏が分析より

 

野党ー多くは左の勢力ーは保守政党とは違ふ考へを持ち其れが場合によっては百八十度違ふ考へであることもまた往往にしてあらう。

其の眞逆の考へこそが實は民主主義を健全に機能させる上で不可欠なことなのだ。

 

ところが日本人は元々さうした意見の対立に慣れて居らずむしろ常に同調圧力に晒され今を生きて御座る。

だから社会体制の上で逆のことを言ふ奴等が兎に角怖ひのだし其れ以前に鬱陶しひ。

 

特に日本共産党は怖ひ。

おおまさにアレらアカ共が日本を破壊しやうとして居る。

 

其れはある意味では正しひ認識だ。

だが今回みんなが知ったのは自民党の政治こそがむしろ売国奴でありグローバリズムのさ中に我が國を沈没させやうと画策する極左政治其のものだったと云ふことだった。

 

だから其れでは如何にもマズひ。

第一かの家康公もおそらくは泣ひて御座らう。

 

他でも無ひかのタヌキ家康公が築き上げし江戸➡東京都への流れが、其の一級品であるべき筈の人文知性の流れが嗚呼まさに今破壊されやうとして居るのだぞよ!

 

ああー、怖ひ。

其れに残念だ。

一体何でこんなんなった?

 

🐵秀吉が悪ひのか其れとも黑🐀信長のせひか?

 

こんな苦境は此の際早稲田大學にひと踏ん張りして貰ひ何とかなりませんかね?

 

いやだから、今回引用して居るのも其の早大大學院にて學ばれた先生のお話なのだ。

 

 

安倍首相の政治手法は「分断の政治」といわれます。昨年の秋葉原の演説で口にした「こんな人たち」という表現などまさにそうです。そして、安倍首相の手法のもうひとつが「お友だち政治」。「(コミュニケーション不能な敵を措定することによる)分断か、(話さなくても分かってくれる)お友だちか」というのはどちらも政治の否定です。政治の所在はその中間にあります。野党は、ガチな論争になるので政権側が避けようとする、この危ない「中間」の領域に入っていき、そこでお互いの身を危険にさらすような論争をすることができるかが、これからの勝負だと思います。ーなぜ若者は「野党嫌い」か? 政治学者・野口雅弘氏が分析より

 

安倍内閣は元より保身のカタマリだったのだと言へることだらう。

そも反対意見を聞きたく無ひ、まるでお友達のやうにみんなが一緒に安倍君だけを支持して居て欲しひ。

 

其れもずっとずっと支持して居て欲しひ。

 

何故なら六拾代半ばの安倍君はまだまだ若かった。

麻生爺に比べるとまだまだ全然若かった。

 

でも安倍君はかなりに悪ひ奴だった。

見たところはそんなに悪ひ奴には見へぬのだが實は根性の悪ひ奴でしかも女房の操縦すら出来なんだ。

 

安倍君、早う断頭台のところへと出頭しなされ。

 

 

其処まで言ふ奴は此処日本はおろか世界中にも一人も居なひことでせう。

 

もうやめれ、おまへの話は過激過ぎてかうしてみんなが嫌がっているじゃなひか。

 

さうして嫌がるやつはもう読むな。

 

で、眞面目な話、一体何を述べたひのだ?

 

 

要するに批判すること自体を忌避する傾向が若ひ世代に蔓延して居ることこそが危惧される。

 

尤も其れは日本の体制のあり方と或は深く結び付ひた問題なのやもしれぬ。

 

實は幕藩体制にせよ、近代國家としての明治以降の体制にせよ、また戦後民主主義にせよ其れに反対すること自体がまさに御法度だった訳だ。

 

またさらに大きく捉へると天皇制其れ自体に反対することがまさに御法度なのだ。

 

でも其処を良く考へてみると、何時の時代にも体制への反対派がまた居たものとも考へられやう。

 

 

では何故これほど迄に今の若者達は反対し或は批判することを避けたがるのだらう。

わたくしは其れを現實への合理化なのだとさう判断する。

 

要するに現實主義が昂じて逆の価値観をもはや見詰められなくもなって居やう。

現實主義即ち現世利益化なのであり、現世利益化=精神の合理化なのだと其処でわたくしは捉へる。

 

若者達の精神其れ自体がそんな合理化に晒されて来て居る虞が多分にあらう。

 

其れはまさに怖ろしひことだ。

さうだ、まさに怖ろしひことだ。

 

何が悪ひのですか、ヤッパリ教育が悪かったので?

教育も悪ひが其れ以上に自民党による一党支配政治こそが悪かった。

 

どうすれば其れが治りませうや?

そんなもん治りません。

 

 

でも人間は精神的にリスクを負ひつつもやって行かねばならぬ場合があることかと存ずる。

リスクと云ふか逆の価値と云ふかそんなものを逐一眞面目に見詰めて行く心掛けこそが人文理性の働きなのではなからうか。

 

だから批判や逆の意見を毛嫌ひしたり否定して居てはならぬのだ。

 

でも将軍家は尾張藩の反抗を認めなかったやうですが…。

 

 

だから其れは幕藩体制と云ふ限定的な体制の上での中央集権としての価値観でせう。

其れは其れで良ひ訳だ、何せ鎖国して居るのですから。

 

でも今の此の限度を撤廃せしグローバルな経済体制の上で其れはとても出来まへん。

 

なので野党の話にも是非耳を傾けてみるべきなのだ。

 

たとへば「二番じゃイケナヒんですか?」

 

實際には二番でも四番目でもさう変はりはしなひ。

 

第一勝たうと思ふな、負けるが勝ちだ。

 

 

また物凄く逃げ腰になって来て居ますね、何ぞありましたか?

 

うーむ、さうだなあ。

 

何かかう、人間が信じられぬと云ふか、結局社会の未来には希望が持てぬものだな。

 

まさに其れは人間の業病のやうなものなのやもしれぬ。

 

ところでスポーツ庁長官の室伏 広治はやりますか?

地元中京大學ー真央ちゃんも出た今はレヴェルの高ひ大學ーの准教授でしたが。

 

 

そんなもんやらんでエエよ。

第一今はスポーツどころじゃねへよ。

 

其れどころかまさに食へるか食へねえかだよ。

酷へ話だよ、其れも此の一年で全てが変はったよ。

 

第一スポーツ選手が一人で何十億も又何百億も稼ぐのはありゃ異常だよ。

おおまさに資本主義の狂気だよ。

 

資本主義はヤッパリ狂ってるよ、トランプもバヒデンもみんな同じ穴の狢だよ。

 

共産党員に鞍替へですか?

 

ちょっと待て。

今考慮中のところではある。

 

 

でもなんかかうスッキリしなひ。

モヤモヤとして。

 

モヤモヤ?

ムラムラ?

 

いやムラムラは無しでもってあくまでモヤモヤ。

 

米國の大統領は狢?

さう「狢」だ。

 

最近ひとつだけ疑問なのが何故かう七十代の爺ばかりが政治の世界に躍り出て来るのかと云ふ疑問である。

 

あれ若ひのが出て来たと思ったらかの知事のやうに捨て🐵の手下だったりして決まって意気消沈して仕舞ふ。

 

早うちゃんとした人間でもって早稲田を出てる政治家でも現れぬものか?

 

アナタの頭にはすでに其の最高學府としての「早稲田大學」だけが刷り込まれて仕舞ったやうだな。

 

 

さうなのだ、實は高校時代に世界史ではとても敵わなひ奴が早稲田を受け受かったのだ。

 

其の時の心の傷が我をして早稲田大學へと永遠に導くのだ。