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文明批判と美と心の探求と

特選夏休みの日本の特撮映画及びTVドラマ特集

#特選夏休みの日本の特撮映画及びTVドラマ特集

 

透明人間 1954

まだ視て居なひのだがコレぞ我にとっての夏休みの課題映画だ。

美女と液体人間 1958

もう視たが兎に角白川 由美が最高に綺麗だ。

 

ガス人間第1号 1960

電送人間 1960

まだ視て居なひのだがコレも夏休みの課題映画だ。

 

怪奇大作戦 全25話 1968

うはあ、此の「怪奇大作戦」こそが最高なのだ。

 

怪奇大作戦

 

特撮ドラマの名作 『怪奇大作戦』

 

怪奇大作戦#放映リスト

 

怪奇大作戦#第24話『狂鬼人間』の欠番について

其の『狂気人間』は、確か二、三年前にはネットにて視ることが可能だった。

 

 

【怪奇大作戦】怪奇大作戦1968年 9月15日 第1話『壁ぬけ男』

 

此処から視て行くと現在第19話までが視られる。

其れ以降は検索すれば何処かで出て来るのやもしれぬ。

 

斎藤チヤ子/なみだのラブレター(京都買います)

個人的には第23話『京都買います』が何とも悲しひ結末のラヴロマンス物でもって好きである。

佛像を愛する女性が最終的には尼となり佛像其のものに変身すると云ふ究極の佛教フェチとしてのSFドラマなのでもある。

 

或はわたくしも其の佛教フェチである可能性が高くあり、しかれどもわたくしの場合にはあくまで佛法理論フェチ、言はば観念的に佛教を追求する者なので其処は少し違ふかと思ふ。

従ってわたくしは佛像にはまさか変身したくは無く、さりとて寺の境内で野垂れ死んでも良ひとは思って居りまさに其の点が一般の方々とは佛教への思ひ入れの度が違ふ部分であり且つフェチ度の高ひ部分であらう。

 

 

京都買いますa

京都買いますb

 

 

探してみたら其の『京都買います』が出ました。

日本の文化を大事にすると云ふ意味にて六十歳以上の方々には特におススメの作品だ。

 

怪奇大作戦(第20回)殺人回路-データ-

1969年、まだ十歳だったわたくしはこの電脳殺人回路の怖さにやられて仕舞ひ以降四十歳位になるまでずっと兎に角電脳は怖ひとさう思って居たものでした。

此れも五年位前にネット上で視ましたが何故か左程怖くは無く絵から出て来る殺人ホログラフィーの外人の御姉さんがなかなかキレヒな人だったのだなあとさう思ひつつも視て居りました。

此れも何処かで視られる可能性はある。

 

 

東海道四谷怪談 1959

地獄 1960

 

さて、新東宝製作の傑作映画が此の二作です。

要するに製作年度が古ひのが良ひ。

 

で、共にかの天知  茂が主演して居ります。

ヒルな役柄が似合ふ彼もまた名古屋人でした。

 

四谷怪談

作家澁澤龍彦は天知のファンで、『地獄』(中川信夫監督)その他の作品における彼の存在感と演技力を高く評価していた。

三島由紀夫も『東海道四谷怪談』における天知の演技を高く評価し、丸山明宏美輪明宏)初主演の舞台『黒蜥蜴』(1968年)の明智小五郎役に抜擢した[2]

もう一人の問題は、相手役の明智小五郎だつた。このダンディ、この理智の人、この永遠恋人を演ずるには、風貌、年恰好、技術で、とてもチンピラ人気役者では追ひつかない。種々勘考の末、天知茂君を得たのは大きな喜びである。映画『四谷怪談』の、近代味を漂はせたみごとな伊右衛門で、夙に私は君のファンになつてゐたのであつた。— 三島由紀夫「『黒蜥蜴』」(東横劇場プログラム)[2]

 

天知  茂より

 

 

天知 茂は当時からわたくしも好きでした。

五十代前半で亡くなりましたが天知 茂も非常に眞面目な人だったさうで良き家庭人だったともされて居ます。

 

現在の玉木 宏や伊藤 英明にしてもさうなのですが、其の眞面目さや潔癖さが感じられるのか今やCMなどにも引っ張りだこですね。

ー肉、特にハラミが一番の好物。地元名古屋の味噌カツ味噌煮込みうどん[50]コメダシロノワールチョコレートショートケーキぜんざいなど甘い物も好き[注 18]。ー玉木  宏より

 

其の味噌カツを壱年位食って居なひので今是非食ひたひ。

 

ー私生活では、2014年に8歳年下の元会社員の女性と結婚した[15]。伊藤は結婚の理由について「尊敬でき、思いやりの心を持つ彼女となら共に生きて行けると決心しました」というコメントを寄せている[16]

自衛官の父親、母親、1歳年下の妹の4人家族で、高校卒業まで岐阜で過ごした。ー伊藤  英明より

 

 

どうもなんだか眞面目っぽひな。

其の「尊敬出来る」などと👩に対して言ふ奴は大抵が根が眞面目で、対して不眞面目な奴は👩に対する尊敬も何も無く浮気ばかりを繰り返したりして居るものです。

 

また野口  五郎なども岐阜の人ですが矢張りと云ふべきか其の眞面目感がいつも漂って居ます。

其れに野口 五郎は長持ちして居ますしね。

 

わたくしはまさにかうして信長の血統は基本的に眞面目だとさう言ひたひ訳で、其処がこれまで持たれて来たイメージとは違ふものであり地方の方々は名古屋文化を誤解して居るとさう述べて居るのである。

 

 

尚『東海道四谷怪談』物は今視るとヴィジュアル的には左程怖くはなひのであるが、其処は人間の持つ恨みつらみの心理の部分が良く表現されて居り其の点では矢張りと云ふべきか怖ひのだと思ふ。

 

地獄』の方は元々好きな分野でもあり普通に楽しめる。ー其の「地獄と極楽」シリーズも以前に書ひた筈だー

 

ちなみに日本共産党の方から十月十二日に赤旗読者優待とのことで「東海道四谷怪談」の貸切観劇の集ひのお知らせが今何故か来て居るのだが優待料金であるにせよ其れがなかなか高ひのである。

だがちょっと観たひなと云ふ思ひもまたある。

 

 

特撮物ならば後はウルトラQ1966などは機会があればまた是非視てみたひ。

総天然色 ウルトラQ

 

当時わたくしはまだ七歳で其れを白黒TVにて視ても余り良く分らず後に再放送の方で屡視て居たものであった。

 

兎に角1950年代後半から1960年代にかけての特撮物の映画又はTVドラマはまさに特撮物の黄金期の作品だったのだと思ふ。

当時はまだ社会と云ふか文明に暗さのやうなものが残って居て其の暗さのやうなものが逆にノーマルなものを何故か感じさせて呉れる。

 

おそらくは文明が何処かでプラス思考即ち前向き思考ばかりになって仕舞ひ本来生命が持つ矛盾や暗さのやうなものを全部排斥したので自然とのバランスを崩したものとも考へられやう。

なのでわたくしはあへてかっての社会にあった暗さ、文明の両面思考のやうなものを大事にしつつ且つ其れを追求して行きたひ。

 

特に八十年代以降日本の文明から其の陰の部分が無くなり陽ばかりになって仕舞ったがおそらくは其れは間違ひだらう。

 

尚今日は時間が無くカンタンにならざるを得ぬのだがズバリお盆に視なければならぬ映画やTVドラマとはまさに此れ等のことなのだ。

 

【特撮雑談】怪奇大作戦について語っていきましょう!

等と云ふ特撮映画ファン向けの解説なども用意されて居るやうだ。

 

では今夜は『京都買います』を見ます。

悲しくも美しひ女性から佛像への愛の物語なのですよ。

 

仮面の忍者 赤影 1968

おお赤影だ!

赤影もまた視たいものだ。

 

何だ視るものばかりでもう何も書けなくなりさうだぞ。

 

ハヒ、では一週間程休みに入りますので何かあった時だけ出て来ますがとりあへずはコレがわたくしの参拾年ぶりの夏休みなのだ!

皆様もこんなものを視て是非心の引き出しを拡げておかれると良ひと思ふ。