目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

女にモテる男は度量と包容力を共に持つ

以前に元密徒だと仰る行者さんとメールのやり取りをさせて頂いた折に、少しばかり人間の欲望につき議論させて頂いたことがあった。 其の折に行者さんは人間の欲望で断ちがたいのは性欲である、其れこそが欲望の基礎、基本であるとの仰せだった。 対してわた…

人間の未来はむしろバラ色だ

こうして日々資本主義社会を楽しく生きて居られる我我ですがおそらくは此の状態はあと五十年程しかもたないことでしょう。 尚其れは真理領域でのお話しなのではなく事実としてそうならざるを得ないことなので其の様に申して居るばかりでのことです。 ですが…

どうか皆様時間を大切に

私にとりこれまでどうにもこうにも分からなかったのが、認識論に於ける「現在」の捉え方の問題だったのだが其れがようやく分かった。 現在と云うのは時間に含まれる概念のことだが実は其れが二種類ある。 性質が異なる現在が存在して居ると云うことだ。 一言…

価値ヒエラルキー化の地獄

近代に入っての合理主義、合理思想の一体何がいけないのかと言えば其れが昂ずればまさに道徳律と倫理観を崩壊させると云う点にこそ問題がある。 そして先哲としての知性は其の点につきハッキリ気付いて居たと申されるべきなのでしょう。 合理的な価値ヒエラ…

力の論理の低エネルギー化

近代以降の価値ヒエラルキー構築主義は其れ即ち力の論理により成し遂げられつつあるものだ。 力とは現実的な支配力のことである。 要するに絵空事ではない力のことである。 謂わば詩の力ではなく、まさに拝金力であり女たらしでありパワーゲームのことだ。 …

文明の考えは全て間違っていてボクの考えとは正反対のことばかりです

命を大切にしましょう、命は大事だ、と戦後文明国の教育ではそう教え込むことになって居ります。 然し、其れは本当に命の意味なり意義なりを踏まえた上で教師がそう教え込んで居る訳ではない。 謂わばしきたりの上でそうなって居るのでそうして居るだけのこ…

凡でもって常では何故いけないんでしょうか?

以前に「存在と苦悩」と云うショーペンハウアーの思想を纏めた本をヤフオクで落として居たが是をまだ全然読んで居ない。 「存在」だの「苦悩」だの、そんな重い言葉を普通現代人は嫌うからこんな本は多分誰にも見向きもされぬことだろう。 でも私に限ればむ…

うなぎの絶滅位食い止められないで一体何の為の科学か

実はわたくしはうなぎが好きです。 実はわたくしは可成に俗物で食欲性欲も人並みにありそうかと言って此処で披歴して居るやうな精神力つまりは至って高尚な部分もあるにはあるが勿論そればかりを追い求め生きている訳ではない。 尚、わたくしはうなぎの皮は…

自然を排除しつつ人工空間のみを歩む人間に未来はない

さて本日はまさに久し振りに家の近所の書店で本を買って参りました。 其の本屋は思想や文學の比較的レヴェルの高いものも扱う本屋であり謂わば昔風で知的な良い本屋です。 ところが最近は入ってもお客さんが居らず其れで三十分程様々な本を立ち読みして必ず…