目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

聖母像と聖観世音菩薩像を比較しつつ鑑賞する

理想社会に就いて考える

Wikipedia-ユートピア https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%94%E3%82%A2 さて理想郷とは何であろうかと私は屡考えます。 と云うのも、地球の破壊に対しては一種の確信犯であろう現代の文明世界が一面では其の理想郷でないとは…

理想論的な限定的社会

近代以降の文明世界を築き上げて来た知識人の方々にはむしろ一番大きな責任があります。 社会をこんなにして来て仕舞い、かつ地球をこんなにして来て仕舞った責任があります。 然し其の知識人層にしても、これだけ肥大化かつ虚構化した文明世界を俯瞰視する…

たまには動植物ともお友達になりましょう

ズバリ人を大事にしない組織は早晩滅びます。 人を大事にしない社会はそのうちに立ち行かなくなります。 人を大事にしない国家はやがて死に絶えます。 人を大事にしない文明はやがては全的に滅亡します。 今や価値をすべからく数的に還元せしめる合理主義の…

規定無き生命はやがて悪魔ともなろう

現代文明の抱えるリスク 0.無思考、無思想化ー人類の白痴化を齎す 1.自我と欲望に基づく生ー世界ーの推進による諸のリスク 2.自己矛盾性の拡大ーより幸せから遠のくことー 3.価値の非本質化 4.自己破壊への合理的突進 0.唯物論、物質主義に傾きし…

文明の二元論の超克に就いて-Ⅰ

私の場合キリスト教は究極的には一元化をはかるものだと見て居りまして、つまるところ其れは単なる肉体と魂、善と悪の二元的構造の中のものではないと考えて居ます。 然し一応は其れを分けて考えるという意味では確かに二元論的ではあります。 そして西欧近…

赤信号、みんなで渡ると余計に恐い

現代に於ける問題や悩みは基本的に存在して居ない。 として考えておくのがむしろ正しいことかとも思う。 確かに問題は山積みであるし人間の悩み苦しみもむしろ増して来て居るかのようだ。 然し現代は其れ等に対する思考をあえて放棄して来たのである。 従っ…