目覚めよ!

文明批判と美と心の探求と

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

弱者の思想の大切さ

amazon-キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』 (講談社+α新書) http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99%E3%81%AF%E9%82%AA%E6%95%99%E3%81%A7%E3%81%99%EF%BC%81-%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E8%AA%9E%E8%A8%B3%E3%80%…

近代とは刹那の大花火大会

さて近代とは刹那の大花火大会であると前回述べました。 それにつけても花火というものは綺麗なものですねえ。 色とりどりに大輪の花の如き光の乱舞が見られまことに美しいものです。 無論この花火大会をそのままに鑑賞しつつ一生を終えることさえ出来る。 …

サッパリ訳分からない現代社会

さて現代という時代は一体どこへ向かって進んでいこうとしているのだろうか? 其の行き着く先、其の進み方が良いのか悪いのかサッパリ分からなくなって仕舞うことが多い。 と云うのも価値観の浮動性、相対性のようなものが常に其処に存するので、自分つまり…

自らの思想をもってして何かを行う意志のある人が私は好きである

榎木孝明「不食」で緊急会見!「強いて言えば“榎木教”」「反響に驚いています」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150617-00000139-sph-ent うわおっ、すげえ、全くすげえ役者根性だ。いや、榎本哲学だ。 ちなみにこうした自らの思想をもってして何かを…

自分を捨てたいでも現代では其れが難しい

前回終末論的な世界観のことを引き合いにして何やらふざけた調子で色々と述べて仕舞いましたが、其れは現在のこの世の中のふざけた価値観に合わせてそんな軽口をあえて叩いて居たということにほかならない。 ではもう少し真面目に考えてみることとしてみよう…

今やまさにキリスト教で云う終末論の世界なのか?

先日エホバの証人の信者の方と話す機会があり、其の折に私は宗教には共通した良い部分がありそうしたものにつき意見を発信していきたいと考えて居る旨を伝えさせて頂いた。 が元々キリスト教ーとキリスト教系の新興宗教団体ーのことには疎い私にはキリスト教…

現代人に必要な精神と自由

現代社会では屡大と小、虚と実といった大きな価値の相互変換、入れ替わりのようなことが行われている。 或いは聖と俗、貴と賎といった価値観が屡入れ替わったりもする。 ただし、次なる大の方の価値だけは入れ替わったりすることはない。 即ち科学技術の価値…

現代人が感情に流され易いのは近代が齎す思想の必然的帰結です。

たとえば「93%の日本人は中国が嫌い」などといった意見に根拠があるのだとしても、日本の文化の多くは中国経由で齎されたものである以上そうした一種感情的な傾向には乗らないで自分なりに中国との関係を考え直してみることは是非必要なことだ。 普通大衆は…